晴美の独り言

索引

番  号 日  付 内    容  
2550 15/08/03
(月)
参議院選挙制度改革私案

 参議院選挙の合区問題が話題になっていた。 合区の対象県では「地元の民意が反映されなくなる」という不満の声も報道されていた。 この不満に対しては少し違和感を覚える。 そもそも参議院の存在意義は何なのだ? 予算の衆議院、決算の参議院などいろいろな両議院の役割論もある。 色々な意見はあるだろうが、参議院は衆議院と比べ「良識の府」と言われるようにより高い見地から国政を論じる場となって欲しいと思う。 少なくとも地方の利益代表ではなくて国益を最優先して論じていただく場となって欲しいと思う。 できれば政党色も排除していただきたく思う。
 選挙制度の改革は定員調整や選挙区調整など小手先の改革ばかりだったと思う。 日本の国会議員定員数は多すぎると思う。 アメリカの上院は各州毎に2名の議員を選出することになっているらしい。 上院選挙では国民一人当たりの1票の格差なんて問題は起こらない。  考え方にもよる。 アメリカ合衆国の場合、各州はそれぞれ独立した国家のようなもので人口などに係わらず各州が対等な立場で上院で国政を論じるという考え方なのだろう。 国政選挙に関してはアメリカ上院のように各州対等に議員を選出するという考え方と日本のように1票の格差が少なくなり各国民が平等な権利を有するという考え方がると思う。 
 で、超ぶっ飛びかもしれない、私の参議院選挙制度改革試案。 直近の集計された国勢調査データを基にして参議院の議員定数や、各選挙区の定員数を予め定められた計算式で決めるというものだ。 国家的見地で論じるとはいえ、全議員が全国区で選挙運動を行うとのは非現実に思える。 選挙区は当面府県単位でよいと思う。 議員定数は直近の国勢調査時点の日本の人口、あるいは選挙権者人口などで例えば人口50万人に一人の議員というように自動的に決める。 定員数が決まれば各都道府県の人口比に合わせてその選挙区で選出する議員数を自動的に決める。 人口が少なく議員数0となったり、人口比で算出する場合の切り上げなどの問題は予め自動的に調節できるように定めておく。 このような自動的に決まる方式は衆議院選挙では適用は難しいと思う。 参議院だからこそ可能な制度だと思う。 
 
ユタ州 キャニオンランズ国立公園
2002/6/9撮影
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2549 15/07/21
(月)
戦艦陸奥

 先日TBS系だったと思うが報道番組で戦艦陸奥の謎の爆発沈没のことが報道されていた。 戦艦陸奥は昭和18年6月8日広島県柱島沖で原因不明の爆発事故を起こし沈没したとされている。 TBSの報道姿勢は、当時の軍部が陸奥が沈没したことを徹底的に秘密にして国民に真実を伏せていたことをより強調していたような印象を受けた。 何故、この時期にこのような特集を組むのか? 疑問に思った。 沈没した6月8日や終戦記念日の特集の一環としてならば理解できるが、何故この時期に報道されたのか理解に苦しむ。 TBS系やテレ朝系はどちらかというと現政権に反発姿勢が強い印象を常日頃受けている。 現在審理されている安保法制に反対するための世論喚起のためにこのような特集が組まれたのではないかと邪推している。 戦争の悲惨さ、時の政権の情報統制など、現在審議されている安保法制に対して情緒的に国民にマイナス・イメージを植え付けようとしているように思える。 もし、そうならば極めて稚拙な報道姿勢だと思う。 テレ朝系は一時よりは少しはマシになったような気がするが、TBS系は益々自社のイデオロギー優先でポピュリズムに走り、現政権に対して何が何でも反対という姿勢が目立つようになってきたと思う。 
 それにしても安保法制問題、野党や報道機関も情けなさ過ぎる。 とにかく法案提出者の説明を理解しようとする態度が感じられない。 まず提出案に対しして反対であり、いくら提出者が説明しても理解しようとしない。 また説明したくても、憲法論議や徴兵制や戦争できる国などと論点を外し神学論争へ持ち込もうとしている。 野党が国家の安全保障問題ではなくて政局に持ち込もうとする姿勢は国民にはかなり厳しい目で見られていることを自覚していただきたい。 また報道機関は安保法制の本質論についてもっと分かりやすく報道していただきたいと思う。 
 
ハワイ州 オアフ島 戦艦ミズーリ
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2548 15/07/19
(日)
指数関数

 指数関数は多分高校生のときに初めて習ったような記憶がある。 下記のように表現され底のaは有理数、無理数、複素数も可能である。 高校生のときは確か複素数まで勉強したような気がする。 xの値を少し変化させただけでf(x)の値は大きく変化する。 aが1より大きい実数の場合、xの増加と共に加速度的に大きくなり、1よりも小さいときは急激に減少する。
 
f(x)=a
 
 a=10の場合が一般によく用いられている。 10の冪乗というヤツだ。 私が存在しているこの空間について大きさという観点から考察してみた。 指数関数を用いると素粒子論から宇宙論まで実に簡単に表現できる。物の大きさを指数関数を用いて表現すると、
大きさ
10-27m  素粒子論で考察する最小の大きさで、無視できる大きさらしい。 恐らく人間の想像力の限界付近の値なのだろう
10-18m  レプトンなどの素粒子の大きさ
10-15m  原子核の大きさ
1.4*10-10m  酸素原子の大きさ
10-6m  細菌の大きさ
5*10-5m  人間の細胞の大きさ
0.8*10-4m  髪の毛の太さ
1m  基準値
1.3*107m  地球の直径
1.5*1011m  地球と太陽との距離(1天文単位、au)
4.5*1012m  太陽と海王星の距離
9.5*1015m  一番近い恒星までの距離(プロキシマ・ケンタウリ)
9.5*1020m  銀河系の大きさ
2.4*1022m  アンドロメダ銀河までの距離
1.1*1024m  銀河系が属するおとめ座超銀河団の直径
1027m  観測可能な宇宙の直径(930億光年)
 
 こうして見ると指数が27前後が我々人間が想像できる限界のような気がする。 それにしても不思議な感じがする。 我々にとって認識し易い1mという単位を基準にして指数が-27〜27までの広がりであり何故1mが中央に位置するのか? こうして見ると我々の存在している空間は殆ど「無」に近くスカスカであることが分かる。
 指数関数は便利だ。 観測可能な宇宙の容積はたかだか4.2*1081m3、この空間を酸素原子で満たすと酸素原子の総数は1.6*10111個、計算間違いがあるかもしれない。 こう考えると10100なんて数値は記述するのは簡単だが想像すらできない。
 
テキサス州 ジョンソン・スペースセンター
サターン5型ロケット
2004/5/27撮影
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2547 15/07/15
(水)
人事異動

 7月に入り当ホームページの金融庁幹部職員職歴等情報へのアクセス数が急増した。 思えば7月は中央省庁の幹部職員の大規模な人事異動が行われる時期。 誰が参照されているのか分からないが、とにかく多い。 このホームページは日本の保険業界の不健全さを暴くための一環として監督官庁たる金融庁幹部職員の行動を監視する目的もあり、個人ごとに情報を集め整理している。 現役官僚は原則としてアップロードしていない。 退職した職員については極力アップロードしているつもりだ。 官僚時代の職務と退職後の職歴等を比較して天下り等、甘い汁を吸っていないか監視する目的だ。
 この人事異動を眺めていると色々想像できて楽しい。 逃げ足の早いヤツもいる。  危なくなったら他省庁へ出向という手もあるようだ。 貧乏くじを引かされた恐らくお人好しの官僚もいる。 とにかく職位が上になれば融通が利く。 自分に対する危険察知情報は人より早く察知できるし対策も可能だ。 これまで何度も述べてきたが、私はこういった巨大利権が絡む職員で「逃げ得」するヤツが許せない。 かつての厚生年金事業団の箱物建築に係わった幹部とか、最近では新国立競技場の方向性を決めた幹部等、彼らはずる賢いので、そう簡単には不正と思われるよう便益を享受していたような証拠は残さない。 金銭的に証拠を掴まれるなんて愚の骨頂に思える。 学識経験者とか称される人物も研究費助成とか寄付なんてすぐにばれそうだ。 研究室の学生などを通じて間接的に便宜を受けたり、ほとぼりが冷めた頃に便益を受けるなどいくらでも法に触れない方法がありそうだ。
 人事異動を見て、「東大法学部卒、定年退職」と発令された職員も少しはいる。 彼の人柄を想像するのも面白い。 多分超生真面目なのか、変人だったのだろう。 でもこういった人達が真面目に働いてくれているからこそ何とか日本もまともな国のひとつと認められているのだろうと思う。 
 
カナダ・ドライブ アルバータ州
バンフ国立公園

2008/7/15撮影
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2546 15/07/12
(日)
振り込め詐欺

 金融庁のホームページのトップページの一番目立つ場所に「ご注意下さい!」として、
 
振り込め詐欺等の撲滅に向けた注意喚起活動について
「振り込め詐欺救済法」に基づく被害者への返金制度を装った詐欺行為について
詐欺的な投資勧誘等にご注意ください!
 
表示されている。 平成26年の振り込め詐欺被害額の総額は366億円、振り込め詐欺以外の特殊詐欺約186億円を合わせて約566億円となっている(警察庁)。 大変な額だが、保険業界の詐欺まがいの商法による被害額と比べれば大したことはないと思う。 保険は基本的には万が一に備えての互助的な仕組みなのであろうが、最近は保険会社の利益追求の姿が目立ちすぎる。 保険契約者は基本的には万が一のときに備えて給付金が貰えるものと期待してできれば少ない掛け金で、いざというときにはできる限り沢山給付金が欲しいと思うのはごく自然。 また保険会社はできるだけ掛け金を多く掻き集め、保険事故発生時なるべく少ない給付金で済ませたく思うのも自然。 万が一の保険事故発生時、給付条件を定めているのが保険約款。 殆どの契約者は約款を十分には読まず内容を理解していないと思う。  多くのの契約者は毎月保険料が自動引き落としされ、支払い保険料総額が家や自動車のように高額であることを認識していないと思う。 こんなに高額商品であるが故に契約条件を定めた保険約款は記述量が多く一般には難解であることは仕方がないと思う。 契約者は万が一に備えて保険契約しているのであるから、支払事由となる保険事故が起こった場合には、「保険契約していてよかった・・」と思ったり、事故が起こらなければ「事故が起こり保険金が支給されるよりも、事故が起こらなかった方がマシ・・・」という気持ちになり給付されなかったり給付額が少なくてもそれなりに納得し保険契約について真剣に考えようとはしない。
 保険会社は、このような消費者心理を十分に把握し、詐欺まがいの商法を展開していると思う。 アフラック社新Everの募集資材はまさに霊感商法を思い起こさせるほどの悪質な詐欺まがいの商法だと思う。 曖昧な約款記述で消費者や契約者を勘違いさせ、いざ保険金支払い事由発生時には契約者が期待していたほどの給付金は支払わない。 この2年アフラック社と紛争している曖昧約款による誤認誘導問題は、どう考えても契約者の主張が正しいと思うが、生保業界としては断じて約款解釈問題には持ち込みたくないという姿勢が見え隠れする。 また不当裁定事案25-123の概要公開について、金融庁への提出資料や審議会での発言、生保協会のホームページで「裁定済みの全裁定事案は公開している」と公言しているにも係わらず、不当裁定事案25-123の公開要求に対して「法律で公開は義務付けられていないので公開しない」とまるで暴力団以上に無茶苦茶な論法を振りかざし、業界擁護を図る。 これは保険業界のみならず政官産学を含む極めて広範囲で日本の金融界全体の問題であろうと調査するにつれその思いが強くなってきた。 
 金融庁は1000兆円〜2000兆円と推算される日本の金融業界を監督する立場。 しかしながらこの巨額資金の前では金融庁といえどもそう簡単ではなさそうだ。 冒頭の振り込め詐欺被害額500億円程度は保険業界の詐欺まがいの不当利益に比べれば極めて少ない。 殆ど詐欺に近いアフラック社やその他の保険会社には触れず「振り込め詐欺にご注意」とは何か白々しさを感じる。
 
ルイジアナ州 ヘイル・ボッグス・メモリアル橋
2004/6/16撮影
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2545 15/07/07
(火)
世界遺産

 明治日本の産業革命遺産(8県23施設)が世界遺産に韓国からの嫌がらせにあいながらも何とか登録された。 地元をはじめ政府、報道機関も大喜びのようだが、私は特に嬉しくも思わない。 これまで数々の世界遺産等を見物、訪問してきた。 世界遺産は自然遺産と文化遺産に大別される。 雄大な自然遺産は大好きだが、文化遺産は私自身の教養の無さもあってか余り関心が持てない。 読めもしない古文書等を見ても「見たことがある」という経験の記憶しか残らない。  姫路城、奈良、京都等のある程度内容的に豊富な遺産は10〜20年に1回程度は見物したくなるが、小さな古ぼけた建物等の文化遺産は見学したいという気持ちにもなれない。
 明治日本の産業革命遺産については地元などは大喜びのように報道されているようだが、本当にそうなのか疑問だ。 当初は観光客が押し寄せてきて地元は潤うかもしれないが、時間と共に観光客は減少してくる。 私のようなへそ曲がりの見物客は、見物客の多い施設には行きたくない。 自然遺産の場合、広いので極端な混雑は感じないが、それでもアメリカのヨセミテ国立公園の夏は余り訪問したくない。 ヨセミテバレーなど観光客がごったがえし、大自然を満喫するというのは難しくなりつつある。
 世界遺産に登録されると、地元および国は、遺産の保護など環境整備も義務付けられる。 登録された時点では観光客でごった返していても、時間経過と共に減少し、遺産の維持負担に四苦八苦せざるを得なくなると言う懸念がある。 地元では負担しきれず国が税金で負担せざるを得なくなってしまう。 
 個人的には無名でも自分で感動できる地域や施設を見つけ出し、実際にホンモノと遭遇し大きな感動を得たい。
 
カリフォルニア州 ヨセミテ国立公園
Big Oak Flat Rd (CA120)
2008/7/20撮影
国立公園内だがシーズン中はこのような大渋滞。
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2544 15/07/05
(日)
金融モニタリングレポート

 毎年金融庁が7月に公表する金融モニタリングレポートを概観した。 2015年7月版2014年7月版を読み比べながら保険会社に関する記述を中心に眺めた。 構成はほぼ同じ100ページ強の内容だ。 前年の内容をベースにして適当に修正を加えて新しい報告書としているような印象を受けた。 保険会社に関する記述を中心に眺めたのだが、保険会社に関する記述は少ない。 銀行、信託、保険、貸金業等、それぞれの分野の記述量はもしかして金融庁組織内の担当各部署の勢力関係と相関があるのかと勝手な想像が膨らんでしまう。 金融庁による保険業界への対応は2014年7月の金融庁人事異動後、それまでに比べ大きく変化してきているように感じる。 昨年秋からずっと継続し続けた「検査中の保険会社」半年以上も同じ内容のままで、実際に厳しく検査している保険会社がどこなのか意図的に不明にしているような感じがしないでもない。 金融庁へは生命保険協会をはじめ生保業界の横暴ぶりを訴え続けているが、今のところ殆ど無視されているような感じだ。 アフラック社の曖昧な約款をベースにした不適切な募集資材で消費者を誤認誘導し、霊感商法まがいの悪徳商法で保険契約を行い、不当に利益を上げていること、これが保険業界でもっとも大きな問題であり、かつタブー視されているような感じがする。 ともかく日銀を除いて保険業界は日本国債の最大の保有者なのだ。 巨額運用資金を前にして日本をリードしているであろうと自負している人々が利権獲得や何らかの便益を求めて暗躍していることであろうと想像される。
 2015年版金融モニタリングレポートの生保業界の記述で「乗り合い代理店問題」、の量が比較的多い。 乗り合い代理店問題は基本的には契約者と保険会社の紛争を乗り合い代理店に帰させるためのシステムであろうと私は想像している。 乗り合い代理店問題に紙面を大きく割いているのは曖昧約款等の保険会社が抱える根本的な問題を隠すための保険会社、金融庁の企みではないかと思っている。 こういった契約者を軽視した悪巧みは殆ど公開されていない金融ADR連絡協議会で密室的に決められているのではないかとの疑惑が起こる。 金融ADR連絡協議会は金融業会代表と金融庁職員が参加する非公開の協議会だ。 こんな不透明で疑惑を招きかねない協議会に我々の税金が少なからず投入されていることに腹が立つ。
 
アラスカ州デナリ国立公園
2008/7/01撮影
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2543 15/07/03
(金)
マグニチュード

 地震発生時よくマグニチュード**という発表をよく聞く。 地震のエネルギーを示している。 地震のエネルギーをE、マグニチュードをMとすると

          E(M)=101.5M

で表される。 Mが1増えると101.5=32 となる。 阪神大震災のマグニチュードは確か6.9位、東日本大震災のときは9.0位だったと記憶している。 東日本大震災のエネルギー量は阪神大震災の1000倍以上となる。
ネットでマグニチュードについて少し調べた。 面白い表現なので紹介する。

 マグニチュード  TNT換算エネルギー量  備 考
4.8億トン 東日本大震災レベル
10 150億トン 地球上で起こりうる最大の地震
11 4800億トン 小惑星衝突
12 15兆トン 地球が真っ二つに割れる

 昔、ヘンな新興宗教らしき団体が「もうすぐマグニチュード12の地震が発生する」と終末思想を訴えていたのを思い出した。 「晴美の独り言」で「マグニチュード12なんて、アホかいな・・・」と揶揄したと思うが、いつごろ執筆したのか思い出せない。 
 
沖縄県 沖縄本島 万座毛
2005年撮影
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2542 15/07/01
(水)
国立競技場改築問題

 国立競技場改築問題がよくテレビの情報バラエティ番組等で報道される。 デザイン・コンペで1位となったイギリス建築家デザインの斬新な新国立競技場のデザイン、当初建築費は1800億円強と見積もられていたらしいが、最近はコスト削減のためにデザイン変更を行っても3000億円近い建築費になるそうだ。 このままいけば、経験上多分3000億円以上になるのではないかと心配している。 日本人一人当たりおよそ3000円も負担しなければならない計算になる。 そもそも何故改築しなければならないのかよく理解できない。 3000円も負担して改築し、世界に自慢したいとは全く思わない。
 ビッグ・プロジェクトにはよくありがちな話なのだが、こういうプロジェクトに係わるのは企画段階が一番美味しい。 巨大システム構築等、実現するためにはそれぞれの段階で専門家が活躍する。 後になればなるほど、前段階での考慮不足など尻拭いさせられるケースが多い。 私も情報処理技術者として入社早々はシステム構築ヒエラルキーの最下層でしっかりと下積みを経験して上流工程のシステム企画の仕事もさせていただけるようになった。 企画段階の仕事は面白くかつ美味しい。 実現可能性をある程度見極め、企画書を作成する。 後工程の自由度を増すためとか称してある程度抽象的な表現を行う。 この抽象的な表現がミソで、後で問題が発覚したとき逃げの手に使える。 また企画段階では経営トップからの評価も高い。 下積みを経験したからこそ、上流工程に携わった人間に対する恨みつらみというか、ずる賢さに腹が立つ。 国立競技場改築問題も同様だ。 デザイン決定し「Go]を与えた当時の検討メンバーの責任を強く追及すべきと思う。 彼らは恐らく何らかの莫大な便益を受けていると思われる。 かつての厚生年金事業団が宿泊施設など巨費を注ぎ込んで箱物を建設してきて、最終的には二束三文で売り払うハメになってしまった。 箱物建設に「Go]を出した当事者は、巧妙に建設業者などから便益を受けていたのは間違いないと思う。 彼らは後に問題が発生しても殆ど糾弾されていない。 いわゆる「逃げ得」というヤツだ。 保険業界や郵政問題で疑惑が常に付きまとう元金融庁長官の高木祥吉氏も多分逃げ得なのだろう。 社会はこういった上流工程でつまみ食い的な仕事をする人物をもう少し厳しく監視しておかなければならないと思う。 
 
池袋 東京藝術劇場
年に何度かこういったホールでオーケストラ伴奏で歌わせてもらっています。
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2541 15/06/29
(月)
国会議員の勘違い

 自民党若手議員の勉強会でのマスコミに対する不穏当な発言が話題になっている。 報道されている内容からすると、発言者の国会議員としての資質を疑わざるを得ない。 一般社会人としても通用しない幼稚さだと思う。 本音はある程度理解できるところもあるが、報道されているような発言内容は会社員が居酒屋で愚痴をこぼすような内容であり、公の場では決して述べてはならないことである。 会社員は居酒屋で上司批判等の愚痴も、居酒屋では社章を隠し、周囲に聞こえないように本当に信頼できる人物にのみ本音を語るものだ。 
 何人かの国会議員の方々とお話したことがある。 彼らは国益最優先よりも先ずは選挙に勝つことが最優先という感じが多い。 最近は保険業界の問題点について訴えることが多いが、彼らは余りにも勉強不足か、意図的に勉強不足を装っているとしか考えられない。 業界から何らかの便益を享受しているような議員に相談すると、かえって逆効果にもなりかねない。 算定の方法にもよるであろうが、少なくとも1000兆円以上の運用資産をかかえる金融界の影響力はメチャクチャ強いのだ。 
 国会議事堂周辺の散歩、国会議事堂見学、議員会館訪問などの経験があるだろうか? こういった経験をすると国会議員がまるで殿上人になったかのような勘違いに陥るのも少しは理解できる。 先生、先生と周囲におだて上げられ、国会議員はまるで韓国時代劇の祭り上げられた権限の小さな王様のような扱いをされている印象を強く持つ。 彼らと話すと偉そうにしてはいるが、本音は透けて見え教養の無さが目立つ。 これまでの議員や官僚たちが作り上げてきた風土というか議員を勘違いさせる環境とか雰囲気が国会や霞ヶ関周辺には充満している。 国会議員も選挙至上主義だが、もっとずる賢いのはキャリア官僚だと思う。 権力の中枢部では議員にまとわり付き、議員をうまくおだて上げ操縦しているようにも思える。 今まで官僚に対して批判的だった議員も大臣になると途端に担当省庁の擁護者になる光景を我々は何度も目撃してきた。 
 人間の能力、すべての人達は総合的な能力は殆ど同じだと思っている。国会議員であろうとノーベル賞受賞者学者であろうと世界的芸術家であろうと農業従事者であろうとワーキング・プアであろうと総合的な人間としての能力はほぼ同じと思っている。ただ、どの分野に能力をどの程度分散させているかの違いだけであると思っている。 人間は生まれたときから皆平等なのだ。
 
サウスダゴダ州 バッドランズ国立公園
2002/5/31撮影
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2540 15/06/28
(日)
コーポレートガバナンス・コード
 
 金融庁の「コーポレートガバナンス・コードの基本的な考え方」を読んだ。 上場企業の取締役経験はないので、十分には理解できないことや、精読もしていないのでかなり理解不足や誤って理解している点も多くあるかと思う。 全体で5章で構成された28ページの資料だ。 4章以外は取締役経験はなくても経営学を少しでも学んだことのある人には当たり前のことをかっこつけて述べているにすぎないという印象をもった。 本公開資料に限らずやたらとカタカナの言葉が表れる資料は余り信用できない。 自らではなく外国の考え方を導入しているため適当な日本語が見つからないとか色々事情はあるとは思うが、意味不明瞭なカタカナ言葉が多用されているのは、読む者を惑わせる狙いもあるのではと邪推してしまう。 保険分野の曖昧約款問題に関する金融庁を含む政官産学の不透明な関係や1000兆円を超える運用資産を抱える金融界に対する私のような貧乏人のひがみもあってか、金融界を牛耳っている人々は余り信用できない。
 第4章は「独立社外取締役」がメインの章だ。 取締役会等の責務と標題が付けられてはいるが、メインは「上場企業の社外取締役の数をもっと増やすべき」との主張のように感じられた。 もっともらしい理由を付してはいるが、本音は官僚や学者等の再就職先等を拡げる目的との印象を受けた。
 スチュワード・シップコードも含め素朴な疑問が沸き起こる。 何故金融庁が企業会計等の金融界に影響する内容の他に企業活動について「企業は・・・べき」とのべき論を展開するのか理解できない。 金融庁が主管する有識者会議等を調べてきたが、学者とか官僚たちは現場を余りにも知らなさ過ぎる、或いは知っていても知らないフリをし過ぎている。 真に国民本位で考えているとはとてもは思えない。
 まぁ、金融界に君臨するというか暗躍している人達は極めてずる賢いが、高邁な人徳はまず感じられない。 
 
韓国 ソウル
2011/06/06撮影
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2539 15/06/27
(土)
大風水

 韓国時代劇「大風水」全35話を見終えた。 それなりに面白かった。 時代は1300年代。 ストーリー展開は他韓国ドラマと同様に「そんなアホな・・・」というありえへん展開なのだが、見る者にとっては、そんなの関係ない。とにかくワクワクし次が見たくなるようなストーリーであればよいのだ。 ありえへん描写、面白いので少し紹介したくなった。 こんなありえへん描写でも面白いので全く気にならない。
1. 1300年代の建物内部の床、つやつやした合板のフローリング、木の床は十分ありえるだろうが、見るからに現代風合板だった。
2. どしゃぶりの屋外なのに、日影が明瞭に写しこまれている。
3. 盗み聞きしている間者の影が隔てている障子にくっきりと写っている。 しかも影が動き時間も長い。 いくらなんでも盗み聞きされている者は気づくと思う。
4. ある人物を尾行し監視している者たち。 見通しがよく往来の他の人物もいないような海岸でそんなに接近して長時間尾行していたらいくらなんでも感づかれてしまうだろう。
 韓国時代劇は陰謀、朝廷の腐敗、裏切り、密告等現代の半島国家としての韓国人気質に通じるものがあると思う。またストーリー展開も超ご都合主義であるのも現代に通じているように思える。 とはいえ、面白ければよいのだ。 最近の日本の大河ドラマのように、制作者側の自己満足に過ぎないような日本ドラマよりはましだ。
 
コロラド州 ロッキーマウンテン国立公園
2002/6/18撮影
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2538 15/06/23
(火)
公職選挙法私案

 公職選挙法が改正され来年から選挙権が与えられる年齢が18歳に引き下げられるそうだ。 重税感に悩まされ続けている私にとってはこの改正案には反対だ。 自分の若い頃を思い返せば、国家、自治体を含め社会が抱えている諸問題に関しても殆ど無知であり、関心も無く政治には全く興味がなかった。 政治に少しは関心を持つように変わってきたのは結婚、子供に恵まれたとき、会社で過労働を余儀なくさせられたとき、社会の矛盾が見え出したとき、自営して消費税や源泉徴収した税金を一括納付したときなど、自分の社会的使命や、重税感を実感した頃から徐々に世の中や政治に関心が向くようになった。
 すべての若い人が政治に無関心とは思わないが、彼らは余りにも世の中の仕組みについて知らなさ過ぎる。 まだ経験不足で純粋な心を持っていたとしてもずる賢い年配の為政者等にすぐ騙しこまれてしまう。 ポピュリズムによる弊害を更に加速しかねない。 
 為政者やマスコミは選挙ではやたらと投票率の向上を訴えるが、投票率の向上なんてさほど重要と思わない。 政治に無関心な投票権者が、雰囲気で政治に参加されるのは迷惑にも感じる。 政治に関心を持ち真剣に世の中をより良きものにしたいと考えている有権者の意志こそ尊重すべきと思う。
 全く空想的な私案と思うが、各人に与えられる1票に重み付けを行うのが良いと考えている。 納税額、扶養家族の状態、社会的属性などを考慮して重み付けするのだ。 その重みの割合は時の指導者が示す社会を実現させるためにある程度変更できるようにするのだ。 現実にはこのような重み付け投票は無理だが、マイナンバー制度が普及すれば、簡単にできると思う。 民主主義について一歩進んだ論議が高まるのを期待している。
 
新宿御苑 アジサイ
2012/6/10撮影
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2537 15/06/21
(日)
学識経験者

 最近、日本の金融システムの根本的な問題点を国民視点に立って調査中だ。 金融関係の審議会での学識経験者の発言や態度を思うと、少し考え物だと思う。 殆どの学識経験者は肩書きは立派なのだが、庶民感覚が全く感じられない。 彼らが表立って見せている態度はあくまでも学問的興味からの観点や、自分の研究分野の売り込みという雰囲気が強く感じられる。 
 学者とか尊敬の念を持って呼ばれる人達の役割は基本的には社会や自然の基本原理の追求であり、我々現実問題に直面している一般庶民が考える基盤を提供してくれているものと考えている。 基本原理であるから現状では実現不可能なことも多々ある。 現実問題に直面し、社会を導く指導者たちは現実的な方法で問題に対処しなければならない。 理想論を唯一の問題解決策とすれば問題解決はおぼつかないケースも多々生じる。 
 安保法制に絡み憲法学者が「集団的自衛権の行使は違憲」と唱えたとの報道姿勢や野党の対応にも問題あると思う。 安保法制のような国家の基本問題を何となく政局化している感じがする。 保険問題と同様安全保障の問題は一般庶民には現実に保険事故とか国家が脅かされそうになる現実問題に直面しないと深く考えられない傾向が強い。特に日本人は自ら考えることが苦手な人種のようにも思う。 イデオロギー重視の報道機関や政局重視の野党はポピュリズムを利用して本来の安全保障問題よりも自らの立場を強固にしている感じがしないでもない。
 安保法制に反対の立場をとる学識経験者にノーベル賞受賞学者も含め多くの自然科学系学識経験者も名前を連ねている。 これも怪しい。 著名な学者立ちは思考方法もそれなりに優れているとは思うが、研究分野の異なる領域に署名までして踏み込むのは何か怪しさを感じる。 うまくおだて上げられて名前だけ使わせたようなケースも多いのではないか。 我々は一般に学者に対しては尊敬の念を持って接するが、優れた業績を残すのは自分の専門分野だけであり、専門分野以外ではまるで幼児のような学者も多い。 学識経験者も私のような一般庶民も自分の能力が発揮できる分野が異なるだけで合計した能力はほぼ同じと思っている。 
 
フロリダ州 海軍航空博物館 
川崎N1K2−J 紫電改
2004/6/13撮影
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2536 15/06/15
(月)
金融庁に行ってきた

 第49回金融トラブル連絡調整協議会(金トラ協)を傍聴してきた。 予め傍聴申込みを行い、後日案内状が金融庁から送られてきた。 東京に住んでいると便利だ。 気楽に霞ヶ関まで出かけることができる。 丸の内線霞ヶ関駅で下車。 地上に出ると日本の権力の中枢部だ。 外務省、財務省などの建物を見ながら金融庁が入居する合同庁舎に入る。 警備もものものしい。 以前訪問した議員会館並みだ。 案内状を受付に提示し、エレベータに乗り込む。 会議室に入った。 テレビでよく報道されているような大きな会議室だ。 40人弱の委員席と50人程度の傍聴席及び事務局職員席。 一番注目している生保協会代表の酒巻委員の表情が一番よく観察できる席で傍聴した。 
 傍聴人も含め全員に資料が配られる。 今回は特にページ数が多いそうだ。 200ページ以上だ。 合計で多分2万枚以上のコピー。 こんなのに税金がつぎ込まれていると思うと少し複雑な気持ちだ。 公平性など色々問題はあろうが、民間だともっと経費節減策を講じるだろうと思う。 
 金トラ協については過去の議事録等をかなり精査してからの傍聴だ。 「百聞は一見にしかず」を体感した。 居眠りしている学識経験者、よく練られた原稿を棒読みし後で突っ込まれないように防御線を張る業界代表委員、無味乾燥でまるで音声合成ソフトのように心のこもっていない発言をする金融庁委員、消費者目線で私にはとても嬉しい質問をしてくれる消費者団体代表委員等、議事録では伝わりにくい雰囲気が伝わってくる。 見た感じ、業界vs消費者団体の協議会という感じだった。 消費者団体代表委員の発言は、かなり遠慮がちに聞こえる。突っ込みも足らない。 まだまだ業界にうまく丸め込まれているという感じだ。 露骨には表現されないが、私の感じるところ、行政/学者/業界 vs 消費者団体という構図だ。 昔よりはマシだが、まだまだ消費者団体の発言力は弱い。
 協議会は約2時間で終了。 40人弱の参加委員のうち発言した委員は10人前後。 信用できそうな消費者団体の委員の方々とお話をさせていただく。 予め用意していた資料を手渡す。 本気で資料を読まれ調査し、次回協議会で発言してくれるかどうか不安だ。 この手渡し資料の扱い方で消費者団体委員が信用できるかどうか判定材料になる。 
 人件費等、この協議会に注ぎ込まれる税金も庶民にとってはかなりのものだろうと思う。 さすが中央省庁だ。 銀行、信託、証券、保険など2000兆円前後の資金を有する団体を監督し強大な権限を有する官庁の役人だ。 金銭感覚は庶民とはとてもかけ離れているのではなかろうか。 委員席に座っている金融庁幹部職員とは異なり傍聴席周辺で待機している若手金融庁職員はとても感じがよく爽やかな感じだった。 金融系幹部職員の何人かは面識があるが、皆若い頃はとても好感が持てるのに昇進するにつれ好感度が急降下してくる。 悲しいかな、彼らも先が見えてくると自分自身の人生について色々考えるのだろう。
 
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2535
15/06/14
(日)
保険業界異変?

 20118月と20134月に医科診療報酬点数表に記載されているK514-2胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(以下K514-2といいます。)の手術を受け、後日契約している新Ever医療保険の手術給付金の支払い請求を診断書を添えて行った。 同じK514-2と診断書に記載されているのに給付金の査定は2011年と2013年の手術では異なっていた。 アフラックに何故同じK514-2なのに査定が異なるのか理由説明を求めたが、納得できる説明をして貰えなかった。 自分で新Everの約款を精読した。 曖昧な記述の約款条文を発見した。この条文についてアフラック社に何度も問い合わせたが埒が明かなかった。 契約者からの苦情に対してアフラック社は不誠実な対応を示すばかり。 金融庁にこの不適切な苦情対応などについて報告、相談を行った。 金融庁が利用を薦める金融ADR制度を利用して生保協会の裁定審査会に申立てた。 結果、申立内容を無視した不当裁定が下された。 裁定審査会の中立・公正・透明性なんてまったく嘘と悟った。 実態は裁定審査会を含む生保協会は業界擁護団体であることを思い知らされた。 この生保業界の横暴を見逃してきた監督官庁について調べてみた。 審議会などの議事録も精読した。 政官学産の怪しい関係が浮かび上がりそうだ。 まだ十分には調査していないがその気になればかなり立証できるのではと思っている。
 とは言え、最近の政官学産も少し変わってきたような気がする。 金融庁検査では昨年秋から保険業界に関しては検査手法が大きく変わったようにWeb上では思える。 昨年秋、金融庁が検査中の金融機関として従来に比べ多くの保険会社の情報を求めるWebが公開された。勿論疑惑のアフラック社も含まれている。 保険業界以外の金融機関は以前と同じような数と掲載期間のようなのだが、保険会社については全く変わっていないのだ。 以前は公開されている保険会社の数も少なく、掲載されている期間も短かった。 金融庁の幹部人事異動は7月〜8月に行われる。 保険関連の新幹部がどのような考えで職務遂行しているかは分からない。 アフラック社新Everの曖昧な約款記述をベースとした不適切な募集資材を用いて
消費者を誤認誘導し、アフラック社は組織的、計画的に不当利益推定1000億円を上げたという金融庁への通報に対して、もしかするとしっかりと対応してくれているのではないかとの淡い期待も持っている。 多くの保険会社が長期間検査対象として金融庁Webに公開されているが、金融庁が狙いを定めている保険会社を目だたないようにするとか、色々な意図が想像される。 公表されてから乗り合い代理店問題も一時マスコミを賑わしたりもしたが、これも目くらましではないかと思っている。 最近有力乗り合い代理店の広告活動も少し下火になってきたような気がする。 面白いのは保険会社の新聞広告に変化が見えてきたことだ。 従来は自社商品の優良性ばかりを訴える内容が多かったが、最近の新聞広告では支給金が支払われないケースや癌と診断されても癌扱いされない場合があるなど制限事項を明記している広告が増えてきたことだ。 私にはこのようなネガティブ情報を明記している広告の方が信用できる。 アフラック社は私が苦情を伝えた後は少なくとも私が購読している新聞には広告掲載していないようだ。 テレビによるイメージ先行のCMを頻繁に流し消費者の勘違いを利用して契約を伸ばそうとしているように見える。
 
アラスカ Nabesna氷河
2003年7月撮影
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2534 15/06/13
(土)
武神

 韓国時代劇「武神」(全56話)を観終えた。 かなり無理なストーリ展開も感じられたがそれなりに面白かった。 いつものことながら長編ドラマは最初の頃、物語解しづらい。 登場人物や、背景などが分かりにくいのだ。 今回は最初の1話を2回見て少し理解を深めてから次の話を見るようにした。 これが功を奏して早くから物語に引き込まれたのかもしれない。 健康上の問題もあり2〜4話/日程度のペースで観た。 
 物語は主人公との複雑な恋愛関係や友情関係、32年にも及ぶ高麗と蒙古との戦を通じての誇り高い武人を描いた作品だ。 時代背景は日本では鎌倉時代に相当する。 偶然にも高麗は鎌倉時代の武士による政権と同様に物語りでも武人政治が行われている。 国王高宗は現在の象徴天皇のような存在で実権は殆どない。 多分幕府に相当する都房(トバン)と呼ばれる組織に実質支配されている世界だ。
 いつものことながら、今日の韓国、朝鮮の民族的DNAが物語の時代にもかなり強烈に組み込まれたのではないかと思わせるような作品だった。具体的には圧倒的に強い蒙古に対し高麗の対応振り。 武人による蒙古との戦は高麗軍は勇猛果敢で蒙古軍は野蛮扱いされている。 蒙古に滅ぼされるのを防ぐために、軍事力で圧倒する蒙古は無理難題の要求を突きつけてくる。 戦を継続すべきとの武臣たちの主張に対して、高麗の文臣たちは戦を避け外交努力をする。 実質敗北であり、無理難題を承服せざるを得ないことを理解していながら、和睦として戦を避け、実質的に蒙古の属国となってしまう。 高麗は約束の実行をを遅らせたり実行しない。言い逃れや、今日と同じように無茶苦茶な論理展開を図り、国が滅亡させられるのを防ぐ。 この有言不実行に対し蒙古が怒り再度戦を仕掛けてくる。 この繰り返しで延々32年も蒙古と戦い続け国を疲弊させてしまう。 物語からは公的な場でも平気で嘘を語り有言不実行や非論理的な思考方法が描き出され、今日の日韓関係を思い起こさせる。 
 冷静に考えればそんなことあり得ないというような展開が随所に見られるのだが、それなりに面白い。 まぁ、それにしても親や子供など親族や友人達も平気で殺害するなど日本人ではとても考えられない倫理観なき恐ろしい世界だった。 また高麗の武人らの誇り高さは現在の北朝鮮にも通じるところがあるとの印象を持った。
 
カナダ 冬のIceField Parkway
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2533 15/06/12
(金)
安保法制論議で思うこと

 国政の場で憲法学者全員がが「集団的自衛権行使は違憲」と述べたことで、混乱しているようだ。 野党は憲法学者のこの意見を金科玉条のごとく、政府が提案した安保法制について反対を強めている。 学者が述べるように、安保法制関連ではまずは、憲法改正から手を付けるのが本筋だとは思うが、現実を省みれば憲法改正のハードルは極めて高いと言わざるを得ない。 かといって急激に変化する国際情勢、中国の軍事的台頭による脅威、国際テロ、国際的な地域紛争、海賊対策、日本のシーレーン確保など緊急に整備しなければならない課題も多い。 早急に安保法制を整備していただきたく思う。
 学者の発言が政治に影響するケースは多いと思うが、現実世界では学者の意見が必ずしも現実問題に対する正しい考えと思わない。 本来学者は原理原則を突き詰め、我々が問題解決に当たるときの考え方のベースのひとつであるべきと思う。 実現性の危うい理想論よりも現実に即した実現可能な問題解決を望む国民は多いと思う。 
 反対派は戦前の日本の軍国主義のイメージを強調したがる傾向が強いようだ。 この論法も衆愚政治に近いと思う。 現代国際社会では国家間の武力を用いた全面戦争なんてまずあり得ない。 戦前の帝国主義、列強の進出など、今は露骨な覇権主義を見せているのは中国、ロシアくらいだ。 あまり露骨だとかつての天安門事件のように国際社会は厳しい制裁を加える。 
 戦争のイメージも様変わりしてきたと思う。 戦争の原因は基本的には国益追求の結果の対立が多いと思う。 戦前は国益追求のための紛争で武力行使が全面に押し出されてきたと思うが、現代は違うと思う。国益追求は変わらないが方法が変わってきたと思う。 経済戦争だ。 昔のハードな戦争ではなくソフトな戦争だ。 見かけ上は友好を装うが、現実はサイバー攻撃やTPPなど熾烈な国益を賭けた交渉が行われているようだ。 かつての列強諸国は、現代世界では基軸通貨国に該当するのではないかと思う。 中国は「元」を基軸通貨に加えて貰おうと色々挑戦してくる。 かつて日本が列強の仲間入りを目指してきたのと似ているような気がする。 AIIBも私は懐疑的に思っている。 議決権の問題など余りにも不透明だ。 中国の国益追求機関と化すのではないかと危惧している。 欧州有力国もAIIBに参加しているが、これも各国の国益追及が最優先されている結果だろうと思う。 
 安全保障問題に関しては野党もまずは「反対」ではなく、しっかりと政府の説明を理解し、ポピュリズムに走らず全うな審議を行って欲しいと思う。 こと安全保障問題に関しては政府側はある意図を隠して法案成立を目指すというようなことは、国内経済問題などに比し少ないのではないかと思う。 今、これまでの金融とりわけ保険関連の法案成立過程等を調査しているが、巧みに国益よりも特定業界等に有利な方向に誘導されてると感じることが多い。
 
アメリカ ルイジアナ州 ポントチャートレイン橋 長さ38.422Kmの当時では世界最長の橋 2004/5/26撮影
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