肺 癌 ( 腺 が ん )      闘 病 記 録      最新  過去  最初
日 時
2013/8/8
(木)
抗がん剤UFT服用中断

 今日は通院日。採血と胸部X線撮影を終えて診察。X線撮影画像には異常は認められないとのこと。主治医に抗がん剤のユーエフティE配合顆粒T200服用を中断したいと提案した。主治医によると中断することで体調が良くなったとの報告もあるとのこと、また2ヶ月程度の服用では殆ど効果はないとのこと、前回のシスプラティン+ナベルビンほど強力な抗がん剤ではないことなどの説明があった。
 とにかく最近は午前0時前後就寝、午前8時前起床、朝は体調は非常に良いが夜になるにつれあちこちが痛んだり、のぼせたりと体調がおかしくなる。経験はないが更年期障害のような症状だと思う。胸の痛み、胸骨とか肋骨がときたま痛む。低い声で歌うときや胸筋までもしっかりと使った発声をすると痛むことなどを医師に伝えた。恐らく手術の後遺症と思われるとのこと。徐々に軽減してくるのだろう。確かに2011年の右肺葉下切除手術の痛みは今は殆ど起こらない。確かに気候変化が激しいときに主に左側の胸骨、肋骨、肩甲骨などが瞬間的に痛むことが多いようだ。
 主治医の許可を得て本日から抗がん剤のユーエフティE配合顆粒T200の服用を中断することにした。薬代だって馬鹿にならない。1か月分で約15000円程度自己負担しなければならないのだ。痛み止めのロキソニン錠なども服用を止めることにした。ただし保険のために2週間分は処方していただく。睡眠導入剤のレンドルミンの服用についても主治医と相談した依存症の心配があるが良い睡眠をとる方が重要だろうということでレンドルミンは次の通院日まで分処方していただいた。後、逆流性食道炎用のタケブロン錠も商法していただいた。
 今日はCT撮影も行った。今のところ異常は見つからなかった。とにかくまた肺癌が顕著になれば肺葉摘出はもう無理なのだ。早期発見で区域切除か部分切除で対処せざるを得ないのだ。私もCT画像をながめたが異常は見つからなかった。黒っぽい肺気腫が目立つ。また真っ白な点沢山写っているがこれは血管とのこと。
 最近の胸の痛み、乳がんも心配して主治医に相談する。触診、CT画像でも特に異常はないとのこと。やはり手術後遺症による骨の痛みか・・・。
 採血結果。最近は特に異常値は認められない。私自身の健康チェックのために行っているような感じだ。

採血結果
4/24 4/25 4/26 4/30 5/2 5/7 5/16 5/30 6/13 7/11 8/8 基準値 意 味
総蛋白 5.3 L 5.7 L 6.0 L 6.1 L 5.9 L 6.6 6.5 6.1 L 6.4 6.5 6.7 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.0 L 3.0 L 3.1 L 3.2 L 3.1 L 3.7 L 3.9 3.7 L 4.0 L 4.1 4.1 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 74 H 37 H 24 13 11 12 14 13 15 15 16 10-33
ALT(GPT) 117 H 72 H 50 H 22 17 13 15 14 14 11 13 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 186 187 186 187 166 172 153 141 178 166 164 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 214 197 191 194 194 222 247 224 243 231 241 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 195 180 194 190 207 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 64 63 67 70 78 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 128 79 118 100 86 30-149
LDL-コレステロール 105 98 104 94 105 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 17 13 13 13 16 15 16 19 17 18 19 8-20
クロール 105 101 104 105 105 106 109 H 111 H 110 H 111 H 110 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 5.6 H 6.9 H 4.7 H 1.5 H 0.6 H 0.2 0.1 0.2 0.1 0.1 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 9.01 H 8.57 7.29 6.35 7.21 7.27 6.43 5.63 6.48 5.90 6.55 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 367 L 386 L 387 L 384 L 387 L 420 399 L 388 L 409 L 404 L 425 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 10.9 L 11.5 L 11.6 L 11.4 L 11.6 L 12.6 L 12.0 L 11.7 L 12.3 L 12.0 L 12.9 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 33.8 L 35.4 L 35.1 L 35.1 L 35.3 L 38.2 L 36.4 L 35.1 L 37.0 L 37.1 L 39.0 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 15.8 14.9 15.5 21.2 21.2 27.4 18.0 15.0 13.9 12.9 12.9 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 6.7 7.8 6.3 6.3 5.1 7.6 6.4 7.6 6.1 6.9 2.0-11.0
リンパ球% 15.9 L 18.8 L 25.8 35.2 41.9 34.1 33.6 33.8 33.2 34.0 19.0-49.0
好中球% 76.8 H 71.9 64.6 53.2 48.0 54.7 56.9 55.7 58.0 54.6 37.0-72.0
好中球数 6.58 5.24 4.10 3.84 3.49 3.52 3.20 3.61 3.42 3.58 3/15:分葉核球数
CEA 1.6 1.2 1.1 5.0 過去1.2-1.8
CA19-9 10.8 11.7 29.3(2013/2/28)  37U/ml以下
KL-6 296 279 442(2013/2/28) 500U/ml以下

 検査結果を見る限り、血液も徐々によくなっているようだ。総コレステロールは高いが善玉、悪玉コレステロールや中性脂肪もまぁまぁの値。最近の生活習慣や食生活がこの結果をもたらしているのだろうと思う。
 
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2013/7/23
(火)
依存症?

 多分抗がん剤のユーエフティE配合顆粒T200を副作用と思うが、体調が良くない日々が続いている。朝目覚めたときは体調は素晴らしく良いのだが、夜になるにつれ体のあちこちが痛む。就寝時には耳鳴りもひどくなり左足先の痺れも感じる。先日手術した左側の方が多いのだが、胸骨、肋骨、肩甲骨などがズリズリとかチクリとか瞬間的に軽く痛む。症状が更にひどくなるのが怖いので手術日以降、就寝前には睡眠導入剤のレンドルミンを服用し続けている。4月22日からだからもう3ヶ月も服用し続けている。依存症になるのが怖いのでレンドルミンを服用せずにベッドに入ることもあるが寝付けない。結局レンドルミンを服用して再度就寝する。服用すると大体10分以内に入眠できているようだ。最近は午前0時前に就寝、平均7時間の睡眠時間だ。睡眠中に修復ホルモンがたっぷり分泌され目覚めたとき体調の回復振りを実感している。
 依存症が怖いのでそろそろレンドルミン服用を中止したいが、眠れないとか寝不足になったり生活リズムが大きく乱れてしまうのが怖くてなかかな中止できないでいる。
 主治医も積極的には抗がん剤のユーエフティE配合顆粒T200を服用し続けるのを奨めてはいないことだし、次回通院時には服用中止を主治医に話そうと思う。多分副作用による痛みなどが減り、考え方によれば免疫力が高まる可能性だってあると思う。
 2011年の手術から1年後、素晴らしい回復振りで手術前以上に元気にまた健康的になったと思ったがまたもや原発性肺腺がんと診断され2013年に今度は左側を手術した。病理病期は2Bと判定された。5年生存率は50%弱だ。2011年の経験から肺癌はまだまだ恐ろしい病気だと思い知らされた。後何年生き延びられるか分からないが、より充実した残りの日々を過ごしたいと思っている。徐々に自分にも終わりがあることを受け入れつつあることを自覚している。
 
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2013/7/11
(木)
通院

 4週間ぶりに診察を受けた。診察前に採血およびX線胸部撮影。主治医の話によると採血結果やX線画像を見るかぎり異常は見当たらないとのこと。私もX線画像を見るが、残りの肺葉に何か影が写っていないかとても気になる。白い濃い粒のような影、少し心配になるが血管ということだった。そろそろCTで精密に検査していただきたいと思う。今までの経験ではX線で影が写っていたときにはがん細胞はかなり大きくなっており、肺葉手術せざるを得ないことになりかねない。小さければ部分切除とか区域切除となりQOL(Quality of Life:生活の質)をそんなに下げなくて良い。実際問題、次もまた肺葉切除となれば生きていけなくなるかもしれない。1回当たり6ミリシーベルトのCT検査での被爆量による心配よりも残りの肺葉にまた癌細胞が出現するのがはるかに怖いのだ。
 抗がん剤のユーエフティE配合顆粒T200を服用開始以来どうも体調不良が続いていることを訴えた。あちこちがときたまズキッとかズリズリとか痛むこと、左足先がときたま痺れること、階段上りなど負荷がかかったときすぐに息切れしてしまうこと・・・。主治医の話によると医学的にはユーエフティE配合顆粒T200を服用しつづける必然性はないとのこと。わずかな効果を期待して体調不良を我慢し続けるか、服用をやめてより充実した生活を送るか、難しい判断をしなければならない。
 とにかく薬を処方していただき後4週間は服用しつづけることにした。


採血結果
4/23
手術直後
4/24 4/25 4/26 4/30 5/2 5/7 5/16 5/30 6/13 7/11 基準値 意 味
総蛋白 5.4 L 5.3 L 5.7 L 6.0 L 6.1 L 5.9 L 6.6 6.5 6.1 L 6.4 6.5 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.0 L 3.0 L 3.0 L 3.1 L 3.2 L 3.1 L 3.7 L 3.9 3.7 L 4.0 L 4.1 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 182 H 74 H 37 H 24 13 11 12 14 13 15 15 10-33
ALT(GPT) 131 H 117 H 72 H 50 H 22 17 13 15 14 14 11 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 323 H 186 187 186 187 166 172 153 141 178 166 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 214 214 197 191 194 194 222 247 224 243 231 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 195 180 194 190 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 64 63 67 70 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 128 79 118 100 30-149
LDL-コレステロール 105 98 104 94 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 14 17 13 13 13 16 15 16 19 17 18 8-20
クロール 110 H 105 101 104 105 105 106 109 H 111 H 110 H 111 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.2 5.6 H 6.9 H 4.7 H 1.5 H 0.6 H 0.2 0.1 0.2 0.1 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 10.89 H 9.01 H 8.57 7.29 6.35 7.21 7.27 6.43 5.63 6.48 5.90 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 395 L 367 L 386 L 387 L 384 L 387 L 420 399 L 388 L 409 L 404 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 11.9 L 10.9 L 11.5 L 11.6 L 11.4 L 11.6 L 12.6 L 12.0 L 11.7 L 12.3 L 12.0 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 35.9 L 33.8 L 35.4 L 35.1 L 35.1 L 35.3 L 38.2 L 36.4 L 35.1 L 37.0 L 37.1 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 15.0 15.8 14.9 15.5 21.2 21.2 27.4 18.0 15.0 13.9 12.9 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 3.9 6.7 7.8 6.3 6.3 5.1 7.6 6.4 7.6 6.1 2.0-11.0
リンパ球% 12.9 L 15.9 L 18.8 L 25.8 35.2 41.9 34.1 33.6 33.8 33.2 19.0-49.0
好中球% 82.8 H 76.8 H 71.9 64.6 53.2 48.0 54.7 56.9 55.7 58.0 37.0-72.0
好中球数 9.02 6.58 5.24 4.10 3.84 3.49 3.52 3.20 3.61 3.42 3/15:分葉核球数
CEA 1.6 1.2 5.0 過去1.2-1.8
CA19-9 10.8 29.3(2013/2/28)  37U/ml以下
KL-6 296 442(2013/2/28) 500U/ml以下

 
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2013/6/23
(日)
術後2ヶ月

 術後2ヶ月が経過した。昨日は新宿文化センター大ホールで三ツ橋敬子さん指揮、東京交響楽団の伴奏でベルディのレクイエムを合唱団員として歌った。術後1ヶ月で合唱練習に再び参加。肺葉切除2ヶ月でオーケストラと一緒に歌えるように回復できるとは思っていなかった。我ながら語り草になりそうな感じがする。入院中にある程度譜面を眺めていたので本番時は殆ど暗譜で歌えた。練習中は無理しないように適当に歌っていたが、本番ではプロの方も合唱の応援に加わり、ついつい全力を出し切って歌ってしまった。フォルティッモで長く歌い続けると胸部に軽く痛みを感じた。本番では測定できなかったが、練習中は測定しながら歌っていた。長く歌い続けていると酸素飽和度は90%前後、心拍数100bpm程度になる。バリトン・ソロ部分を歌おうとすると心拍数は140bpm前後まで上がり驚いた。肺活量が小さくなりロング・トーンが出せなくなっている。他の方が24拍歌えるのに私は16拍くらいで息が上がってしまう。合唱の場合、息が続かなくなっても適当に誤魔化せるが独唱だと誤魔化しづらい。この練習再開以降もう独唱はしないことにした。うまく歌えなくて恥ずかしい。息が続かないことより心拍数が上がり冷静にリズムが計れないからだ。多分抗がん剤は交感神経を活性化させる副作用があるのだろうと思った。
 術後1ヶ月弱経過した頃からユーエフティE配合顆粒T200を1日に2袋服用開始したが、徐々に体力が低下してきているように感じる。服用開始直前と比べると酸素飽和度、心拍数共に高い値を示すようになり運動能力の低下を実感する。また胸部圧迫痛や体のあちこちに短時間だが痛みを感じることが多い。副作用だと信じたいが、もしや「転移」という不安がよぎる。就寝時に痺れや痛みを感じる回数が多いような気がする。依存性が少し気になるがいまだに怖いので睡眠導入剤のレンドルミンを服用しつづけている。
 朝目覚めたときは痛みや痺れも殆ど無く爽快で「生きていてよかた〜」と安堵する。
 ちなみに6月13日の「足先の痺れ」は整形外科で診察していただいたところ外反母趾と診断された。我慢できない程度の症状になれば再受診ということになった。とはいえ、いまだに軽く左足先の痺れは感じている。転移して神経を冒しているのではという不安が若干残る。
 
絶滅危惧種のキキョウ(新宿御苑)
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2013/6/13
(木)
足先の痺れ

 この1ヶ月、左足先のしびれが気になっていた。前回の通院時、主治医に訴えたが、しばらく様子をみておこうということになった。後日、左右の足を見比べてみた。左足の親指の付け根辺りが、右よりも少し張り出している感じだ。健康診断を兼ねて近くの診療所に行き、左足の痺れを訴え、どの科の医師に診てもらえばよいのかを尋ねたが、明確な答えは得られなかった。もしや骨に転移して神経を圧迫した結果痺れているのではという不安に駆られていた。
 今日2週間ぶりに通院。主治医に左右の足を見せた。まず骨への転移ではありえないとのこと。整形外科で診てもらうようにとのアドバイズ。問診の前に採血、胸部X線撮影。胸部画像に異常は無し。採血結果も異常なし。前回よりも数値的にはややよくなっているような気もする。腫瘍マーカーも基準値内。これまで2週間毎の診察だったが、これからは1ヶ月毎になった。少し不安だ。採血は厭だが、採血結果を見るのは楽しみだ。
 UFTの副作用について主治医に訴える。徐々に運動能力が低下してきていることを実感。最近は一般通行人と同じ速度で歩くのは少しつらく感じるようになっている。UFT服用前は一般通行人よりも速く歩き続けることができたのに、今はついて歩けなくなったのが少し情けない。JR池袋駅のホームへの階段を上りきったときにパルスオキシメーターで測定。一般人よりもゆっくりと上っていったが、ホーム到着時は酸素飽和度92%、心拍数120bpmだった。主治医によると副作用がきつすぎるときには自己判断で服用を中止しても良いとのこと。と言われても判断が難しい。
 次の通院は7月18日。やはり採血、胸部X線撮影。CT撮影をリクエストしたが、主治医によると特に心配しなくて良いらしい。

採血結果
04/02 4/23
手術直後
4/24 4/25 4/26 4/30 5/2 5/7 5/16 5/30 6/13 基準値 意 味
総蛋白 6.9 5.4 L 5.3 L 5.7 L 6.0 L 6.1 L 5.9 L 6.6 6.5 6.1 L 6.4 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.8 L 3.0 L 3.0 L 3.0 L 3.1 L 3.2 L 3.1 L 3.7 L 3.9 3.7 L 4.0 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 21 182 H 74 H 37 H 24 13 11 12 14 13 15 10-33
ALT(GPT) 25 131 H 117 H 72 H 50 H 22 17 13 15 14 14 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 182 323 H 186 187 186 187 166 172 153 141 178 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 271 214 214 197 191 194 194 222 247 224 243 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 195 180 194 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 64 63 67 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 128 79 118 30-149
LDL-コレステロール 105 98 104 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 17 14 17 13 13 13 16 15 16 19 17 8-20
クロール 106 110 H 105 101 104 105 105 106 109 H 111 H 110 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.2 0.2 5.6 H 6.9 H 4.7 H 1.5 H 0.6 H 0.2 0.1 0.2 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 6.72 10.89 H 9.01 H 8.57 7.29 6.35 7.21 7.27 6.43 5.63 6.48 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 443 395 L 367 L 386 L 387 L 384 L 387 L 420 399 L 388 L 409 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 13.3 11.9 L 10.9 L 11.5 L 11.6 L 11.4 L 11.6 L 12.6 L 12.0 L 11.7 L 12.3 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 40.4 35.9 L 33.8 L 35.4 L 35.1 L 35.1 L 35.3 L 38.2 L 36.4 L 35.1 L 37.0 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 21.0 15.0 15.8 14.9 15.5 21.2 21.2 27.4 18.0 15.0 13.9 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 4.0 3.9 6.7 7.8 6.3 6.3 5.1 7.6 6.4 7.6 2.0-11.0
リンパ球% 36.9 12.9 L 15.9 L 18.8 L 25.8 35.2 41.9 34.1 33.6 33.8 19.0-49.0
好中球% 57.2 82.8 H 76.8 H 71.9 64.6 53.2 48.0 54.7 56.9 55.7 37.0-72.0
好中球数 2.48 9.02 6.58 5.24 4.10 3.84 3.49 3.52 3.20 3.61 3/15:分葉核球数
CEA 1.6 1.2 5.0 過去1.2-1.8
CA19-9 10.8 29.3(2013/2/28)  37U/ml以下
KL-6 296 442(2013/2/28) 500U/ml以下

 
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2013/5/30
(木)
UFTの副作用?

 今日通院した。診察の前に採血と胸部X線撮影。採血は厭だが採血結果を見るのは楽しみだ。最近の食生活や運動量などのためかメタボからは縁遠くなってきているような気がする。(コレステロールや中性脂肪)。最近は毎日10種類近くの野菜や果物を多分厚労省が奨める程度の分量を摂取していると思う。また毎日平均8000歩前後歩いている。
 脱毛と食欲不振などの一般に言われるような抗がん剤の副作用は今のところ現れていない。前回の点滴による強力な抗がん剤でもそのような副作用は現れなかった。骨髄抑制は顕著に現れた。今回もやや骨髄抑制の影響が出ているような気がする。1日2回のユーエフティE配合顆粒T200を服用を2週間続けているが採血結果を見ると少し影響が出ているようだ。白血球数、赤血球数の減少などだ。これら血液成分がどれほど劣化するか少し心配だ。白血球数が3.0以下になると抵抗力が弱くなり多くの人が集まる場所には行きづらくなる。数値には顕著に現れないが血液成分の劣化により運動能力が落ちてくるのも怖い。前回のシスプラチン+ナベルミンのときは最悪30m歩くと立っていられないほど心拍数が上がった。UFTは前回ほど副作用は強力ではないと主治医は話されるが、とにかく今後約2年にわたりUFTを服用しつづけなければならないのだ。今後2週間に一度診察を受け続け、採血結果をモニターしながらUFTの服用量を調節することもありうるとの主治医の話。ちなみに前回の抗がん剤治療、治療後3ヶ月程度で驚くほど運動能力が向上した。胸部X線画像を見ながら主治医の解説。右肺、私の場合、残った肺葉が普通以上に早く大きくなっているとのこと。多分腹式呼吸がしっかりできているためだろうとのこと。残った肺葉には今のところ異常は認められないとのこと。
 今年2月末の採血結果を見直してみた。2月末だと左肺葉下の癌病巣は恐らく3,4cmはあったと思われるが、腫瘍マーカーのCEAなどは基準値内を示していた。どうやら、こういった腫瘍マーカーには余り反応しない私の体質のようだ。

採血結果
04/02 4/23
手術直後
4/24 4/25 4/26 4/30 5/2 5/7 5/16 5/30 基準値 意 味
総蛋白 6.9 5.4 L 5.3 L 5.7 L 6.0 L 6.1 L 5.9 L 6.6 6.5 6.1 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.8 L 3.0 L 3.0 L 3.0 L 3.1 L 3.2 L 3.1 L 3.7 L 3.9 3.7 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 21 182 H 74 H 37 H 24 13 11 12 14 13 10-33
ALT(GPT) 25 131 H 117 H 72 H 50 H 22 17 13 15 14 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 182 323 H 186 187 186 187 166 172 153 141 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 271 214 214 197 191 194 194 222 247 224 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 195 180 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 64 63 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 128 79 30-149
LDL-コレステロール 105 98 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 17 14 17 13 13 13 16 15 16 19 8-20
クロール 106 110 H 105 101 104 105 105 106 109 H 111 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.2 0.2 5.6 H 6.9 H 4.7 H 1.5 H 0.6 H 0.2 0.1 0.2 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 6.72 10.89 H 9.01 H 8.57 7.29 6.35 7.21 7.27 6.43 5.63 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 443 395 L 367 L 386 L 387 L 384 L 387 L 420 399 L 388 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 13.3 11.9 L 10.9 L 11.5 L 11.6 L 11.4 L 11.6 L 12.6 L 12.0 L 11.7 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 40.4 35.9 L 33.8 L 35.4 L 35.1 L 35.1 L 35.3 L 38.2 L 36.4 L 35.1 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 21.0 15.0 15.8 14.9 15.5 21.2 21.2 27.4 18.0 15.0 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 4.0 3.9 6.7 7.8 6.3 6.3 5.1 7.6 6.4 2.0-11.0
リンパ球% 36.9 12.9 L 15.9 L 18.8 L 25.8 35.2 41.9 34.1 33.6 19.0-49.0
好中球% 57.2 82.8 H 76.8 H 71.9 64.6 53.2 48.0 54.7 56.9 37.0-72.0
好中球数 2.48 9.02 6.58 5.24 4.10 3.84 3.49 3.52 3.20 3/15:分葉核球数
CEA 1.6 5.0 過去1.2-1.8
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2013/5/22
(水)
術後1ヶ月

 左肺葉下切除手術から丁度1ヶ月経過した。現在自宅療養中だ。前回の右肺葉下切除手術のときよりも術後の経過はより良好と思っている。体力はまだ術前とは比べ物にならないほど低下しているが、前回の手術後の経過とほぼ同じ感じで治癒していると思う。術後4週間位から急に咳や痰が減った。咳き込むことは殆どなくなった。喉がひっかかり咳をするという回数も1日当たり数回程度だ。ティッシュ・ペーパーも殆ど使用しなくなった。ただ就寝時仰向けになるとやや胸に圧迫感をときどき感じたり、左乳首下辺りが痛むことがある。圧迫感気にすると眠れなくなるので最近は毎日処方していただいている睡眠導入剤を服用している。前回と殆ど同じ時期だ。前回は術後45日頃体力低下を実感と記していたが、多分今回も同じようなものだろう。昨日知人と会った。JR池袋駅北口の緩やかな上り坂、他の通行人と同じ速度で歩くのは少しきつかった。平地でも知人と会話しながら歩くと全体の流れに沿って歩くのはやや苦しいという感じだ。
 前回と異なり今回は副作用の少ないUFT服用を行っているが、それでも多分白血球減少による抵抗力低下とか骨髄抑制の影響で運動能力に影響を与えると思うが、どの程度のものか今は全く分からない。今年の秋頃には高尾山ハイキング(標高差200m程度)、来年には尾瀬ハイキング(標高差400m程度)できる程度にまで回復できたらと願っている。
 
近くの川で見かけました
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2013/5/18
(土)
肺年齢

 ネットで肺年齢オンライン計算機というのを見つけた。前回の手術前に測定した結果(1秒量、努力肺活量など)を入力すると計算される。

1秒量 1秒率 努力肺活量
2011/8 右肺葉下切除手術直前 2.75 67.6 4.07
2013/4 左肺葉下切除手術直前 2.38 65.0 3.66

 2011年の手術直後は多分肺活量は3リットル以下になっていたと思うが、1年半で0.6リットル程度膨らんだと思う。2011年と比べ2013年の1秒率は低くなっている。かなり回復していたつもりだが、1秒率はかえって下がっている。多分左肺葉下の患部が大きかったためではないかと素人判断している。今度主治医に質問してみようと思う。どちらのデータも正常な人よりも悪い。軽度のCOPDだ。長年の喫煙習慣がたたったのだろうと思っている。
 声楽のトレーニングで結構複式呼吸は上手で横隔膜を勢いよく動かすのは上手な方だと思っていたが、1秒率を見ると思ったほど勢いよく息を吐き出せていないようだ。よくよく考えてみると声楽では限られた息をいかに長く有効に吐き出すかの訓練が多く、勢いよく一気に吐き出すようなことは余りしない。
 データを入力して計算させると肺年齢は実年齢よりも30才も上だった。ひぇ〜!、驚いた。血管年齢は先日の測定では実年齢よりも20才以上も若いと測定されたのに・・・、もう私の肺はボロボロだ・・・。でもリハビリがんばるぞ〜!
 
散歩中に見かけた花。最近は天気が良ければ6000〜15000歩歩いています。
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2013/5/16
(木)
UFT服用開始

 今日は退院後初めての通院日。先採血、胸部X線撮影。午前11時からの診察予定だったがおよそ1時間以上遅れる。診察室に入る。主治医が採血結果やX線写真を読影しながら非常に順調な回復振りとのこと。
「先生、残りの肺葉にそれらしき影は写っていませんか?」と恐る恐る尋ねる。
「これでは全く見当たりません」
確かに残りの肺葉は素人ながらに陰影は全く見えない。
 前回の手術後の補助化学療法でナベルビン+シスプラチンの組み合わせで4クール実施したにもかから今回の左肺葉下の肺腺癌を退治することができなかったことと、抗がん剤による白血球数低下による抵抗力低下、骨髄抑制に起因する血液劣化による運動能力低下を考えると今回も別の抗がん剤で治療するのは憂鬱な感じがしたが、主治医から提案されたUHT服用による治療を行うことにした。UFTE配合顆粒T200を朝晩1包づつ服用する。副作用は全快と比べかなり低いとの主治医の説明。今回は通院d治療なので白血球数低下による抵抗力低下が怖い。効くかどうか分からないが何もしないで将来悔やむよりもとにかく挑戦した方が良いと思う。UFTは今後約2年間服用することになるらしい。14日分で薬の自己負担額は約8000円、今後3ヶ月に一度CT、MRIを交互に撮影したり通院頻度を考えると恐らく毎月の治療費の自己負担分は3万円前後だろうと予想している。

採血結果
04/02 4/23
手術直後
4/24 4/25 4/26 4/30 5/2 5/7 5/16 基準値 意 味
総蛋白 6.9 5.4 L 5.3 L 5.7 L 6.0 L 6.1 L 5.9 L 6.6 6.5 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.8 L 3.0 L 3.0 L 3.0 L 3.1 L 3.2 L 3.1 L 3.7 L 3.9 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 21 182 H 74 H 37 H 24 13 11 12 14 10-33
ALT(GPT) 25 131 H 117 H 72 H 50 H 22 17 13 15 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 182 323 H 186 187 186 187 166 172 153 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 271 214 214 197 191 194 194 222 247 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 195 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 64 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 128 30-149
LDL-コレステロール 105 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 17 14 17 13 13 13 16 15 16 8-20
クロール 106 110 H 105 101 104 105 105 106 109 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.2 0.2 5.6 H 6.9 H 4.7 H 1.5 H 0.6 H 0.2 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 6.72 10.89 H 9.01 H 8.57 7.29 6.35 7.21 7.27 6.43 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 443 395 L 367 L 386 L 387 L 384 L 387 L 420 399 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 13.3 11.9 L 10.9 L 11.5 L 11.6 L 11.4 L 11.6 L 12.6 L 12.0 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 40.4 35.9 L 33.8 L 35.4 L 35.1 L 35.1 L 35.3 L 38.2 L 36.4 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 21.0 15.0 15.8 14.9 15.5 21.2 21.2 27.4 18.0 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 4.0 3.9 6.7 7.8 6.3 6.3 5.1 7.6 2.0-11.0
リンパ球% 36.9 12.9 L 15.9 L 18.8 L 25.8 35.2 41.9 34.1 19.0-49.0
好中球% 57.2 82.8 H 76.8 H 71.9 64.6 53.2 48.0 54.7 37.0-72.0
好中球数 2.48 9.02 6.58 5.24 4.10 3.84 3.49 3.52 3/15:分葉核球数
CEA 1.6 5.0 過去1.2-1.8

CEAで少し気になった。値は基準値よりもはるかに低いが、前回手術直後は1.2、今回のがん細胞が顕在化してくる直前にやや値が上昇し1.8を示していた。今回の手術後も1.6と以前の手術後よりもやや高い数値なのが気になる。
 主治医の説明によるともう抵抗力は十分強くなっているとのこと。人前に出ても大丈夫。今日から合唱練習再開。

現在服用中の薬
就寝前
UFT T200 腫瘍細胞が増殖するのを阻害
ロキソニン錠 60mg 鎮痛、解熱
ムコスタ錠 100mg 胃粘膜の保護
ムコソルバン錠 15mg 痰や鼻汁を出しやすくする。
タケプロンOD錠15 胃酸の逆流による食道の症状改善
ツムラ人参栄養液酢顆粒 108 体力低下、食欲不振などの改善
レンドルミンD錠 0.25mg
 
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2013/5/14
(火)
診療明細書

 日頃診療明細書なんて殆ど見ない。病院で自動支払機で自己負担分の治療費を支払うとき、明細書発行が必要かどうかを問われるが、いつも不要のボタンを押している。医療費控除を受けるために領収書だけを必要と応答している。 今回の手術入院では窓口で支払いを行ったためか領収書と共に診療明細書も入手した。自宅でじっくりと明細書を見るととても興味深い。今回の入院で行われた有料の処置、投薬された薬・・・、実に細かく記されている。
 手術の状況は全く分からないが、明細書を見るとある程度様子が分かってくる。そのときに使った薬や器具までも記されている。胸腔鏡手術下肺悪性腫瘍手術、超音波凝固切開装置等加算、****カテーテル・・・、閉鎖循環式全身麻酔330分、硬膜外麻酔併施、キシロカイン、セボフレン吸入麻酔液、アナペイン・・・・、等実に多くの薬品類を体内にぶちこまれている。今はネットで薬品類の効能がすぐに分かる。手術に当たっては実にいろいろな考慮が払われていることがわかる。この手術¥1123860、麻酔料289080・・・・、今回の手術入院は14泊15日で¥2090130、日本の素晴らしい健康保険制度のおかげで、自己負担分は¥118480。
 
散歩中に見かけました。
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2013/5/13
(月)
新緑の季節

 今年2月末に今の住居に引っ越した。まだ自宅周辺の地理とか状況がよくわからない。リハビリのひとつの手段として最近はできるかぎり散歩するように努力している。2度の肺癌手術を受け、自分自身の死生観というか人生観も何となく変わりつつあるように思える。誰にでもいずれ迎えざるを得ない自分自身、自我の消失・・・、今までは考えたくもテーマであったが、考えざるを得ない状況、年齢になってしまったと思う。それゆえ、今自分が生きていることが更に素晴らしく、また自分自身もこの自然の一員なのだという実感がわいて来る。
 昔は動植物には余り興味がなかったが、最近はいろいろな動植物を自分自身と同化させながら愛おしく思えるようになった。自分自身でも驚くほど小さな可憐に咲いている野草に対しても注目できるようになった。5月は新緑が芽吹き、色々な花が開花する。1年を通じて動植物界では一番新鮮で活き活きとした時期ではないかと思う。散歩には絶好の季節だろう。
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2013/5/12
(日)
近況

 手術から20日経過した。不思議なことに前回よりも回復が早いような気がする。とはいえ未だに左前胸(丁度左乳首の左斜め下辺りを中心に半径2〜3cmの範囲でときたま電気が走ったようにズキズキと不快感が起こる。咳も1時間に1回程度の頻度でそのたびに痰を吐き出すが、殆ど無色透明だ。就寝時仰向けになっていると姿勢によっては胸中央部辺りに圧迫感を感じる。
 症状的には前回とほぼ同じような経過をたどっているような気がする。胸の痛みや圧迫感、咳の頻度、前回の記録を調べてみると後1ヶ月程度は続きそうだ。最近は晴れていれば毎日4〜7000歩歩いているが、これもほぼ前回と同じだ。歩いているときの酸素飽和度の推移とか傾向も前回とほぼ同じ。前回は術後2ヶ月近くで抗がん剤治療が始まったので呼吸機能や運動能力の回復はどうなるかはわからない。記憶によると術後1年、抗がん剤治療終了後3,4ヶ月で呼吸機能、運動能力もかなり改善できたと思う。
 前回の経験から、後1週間程度はできるかぎり人と接触するのは避けておこうと思う。
 現在は多分、朝の通勤客と同じ速度で連続して歩く自信は無い。また知人と会話しながらやや遅い目に歩いても息切れがしそうだ。また大きな較差点では信号が青で点滅し始めると横断歩道を渡るのを断念せざるうお得ない。赤に変わるまでに走って渡りきる自信がないからだ。これも前回で経験済みなのでそんなに心配していない。後半年もすればハードなスポーツは多分無理だろうが日常生活には支障の無い程度には回復できるつもりでいる。今年の秋頃には高尾山程度のハイキングができる程度に、1年後には尾瀬ハイキングができる程度に回復したい。
コデマリが咲き誇っていた。
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2013/5/7
(火)
退院

 昨晩は午後9時前に就寝。90分*4回の睡眠で午前4時以降熟睡できなくなった。1時間ばかり音楽を聴きながら、以降は半覚醒状態で午前6時過ぎまでベッドで過ごす。窓側の患者また窓を一部開けている。今朝は風が強く私の区画にはかなり風が流れ込んでくる。ベッドに寝ていれば首筋が寒く、椅子に座っていれば足元が冷えてくる。昨日から看護師にこのことを訴えているが、窓側の患者には分かりやすく注意して話しているようには思えない。あまりにも婉曲的だ。ご老人の頭が固くなった患者には理解されていないと思う。まっ、これが原因で私が感染症にかかり発熱したりしたら病院として大問題だろうと思う。是非とも入院患者向けのマナー集のようなものを作っていただきたいと思う。
 採血、朝食の後、X線撮影。歯科も急遽受診。歯科は単に前回までの検査内容の報告だけだった。それでも130円の診察料を請求された。
 この日は看護局主催の催しが開催されていて参加した。血管年齢は実年齢よりも20才以上も若く大変弾力性に富んでいるとのことだった。また唾液アミラーゼを採取してのストレス度チェックも受けたが非常に高かった。恐らく、この検査を受ける前に主治医から先の手術の病理検査結果を聞いていたからかもしれない。
 病理検査では120*59*23mmの悪性腫瘍で前回の検査時の検体と類似しており原発性の可能性が高いと判断された。病理病期はステージ2Bとされた。次に肺にがん細胞が認められたならば手術不能の可能性が高い。がん細胞が小さければ部分切除が可能とのこと。私の場合、急激にがん細胞が大きくなっているようで今後は注意深くチェックしなければならない。主治医と相談で今後はCT、MRI交互に1.5ヶ月毎に検査することになった。CTの場合、放射線被爆が気になるが、そんなこといっておれない。
 前回の手術後の抗がん剤治療は今回発生したことから余り効果はなかったと思われるため今後は術後補助化学療法は行わない方針。ただし投薬今のところUFTは服用するかもしれない。退院時UFTのパンフレットを渡された。
 前回の術後の回復も素晴らしかったと思うが、今回は更に凄かったと思う。血液検査結果の数値を見る限りは入院直前と殆ど変わらない。多分抵抗力もかなりあるのだろうと思うが前回の経験もあり、後2週間程度はできるかぎり人ごみは避けようと思う。今回の回復の素晴らしさは術後極力医療関係者以外とは接触しないように気をつけていたことも一因だと思う。
 呼吸機能の回復というか強化はまだかなり先だと思う。現在の状況は恐らく知人と会話しながら歩くと息切れがする、2,3m程度の上り坂で息切れするという程度だ。今後エベレスト登山などのように高地トレーニングにより高度順化する感じで息切れ間が減ってくるのだと思う。

採血結果
02/28 04/02 4/23
手術直後
4/24 4/25 4/26 4/30 5/2 5/7 基準値 意 味
総蛋白 6.7 6.9 5.4 L 5.3 L 5.7 L 6.0 L 6.1 L 5.9 L 6.6 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.8 L 3.8 L 3.0 L 3.0 L 3.0 L 3.1 L 3.2 L 3.1 L 3.7 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 18 21 182 H 74 H 37 H 24 13 11 12 10-33
ALT(GPT) 17 25 131 H 117 H 72 H 50 H 22 17 13 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 209 182 323 H 186 187 186 187 166 172 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 263 271 214 214 197 191 194 194 222 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
尿素窒素 20 17 14 17 13 13 13 16 15 8-20
クロール 105 106 110 H 105 101 104 105 105 106 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.1 0.2 0.2 5.6 H 6.9 H 4.7 H 1.5 H 0.6 H 0.2 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 8.34 6.72 10.89 H 9.01 H 8.57 7.29 6.35 7.21 7.27 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 409 443 395 L 367 L 386 L 387 L 384 L 387 L 420 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 12.4 13.3 11.9 L 10.9 L 11.5 L 11.6 L 11.4 L 11.6 L 12.6 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 37.6 40.4 35.9 L 33.8 L 35.4 L 35.1 L 35.1 L 35.3 L 38.2 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 20.6 21.0 15.0 15.8 14.9 15.5 21.2 21.2 27.4 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 5.3 4.0 3.9 6.7 7.8 6.3 6.3 5.1 2.0-11.0
リンパ球% 34.7 36.9 12.9 L 15.9 L 18.8 L 25.8 35.2 41.9 19.0-49.0
好中球% 57.7 57.2 82.8 H 76.8 H 71.9 64.6 53.2 48.0 37.0-72.0
好中球数 2.89 2.48 9.02 6.58 5.24 4.10 3.84 3.49 3/15:分葉核球数
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2013/5/6
(月)
罰が当たったのかも?

 午前4時半頃目が覚め1時間近くCDを聞きながら半覚醒状態、多分約30分の睡眠後午前6時過ぎ目覚める。久しぶりに夢を見ている途中で目覚めた。多分レム睡眠、ノンレム睡眠のどちらかの中途半端な時に室内が急に明るくなったので目覚めたのであろう。
 私の母方の家系は多分長寿の家系だろうと思う。母方の祖父や祖母は共に100歳前後まで元気に生活していた。母親も100歳近くまで生きていた。父は70歳台で喉頭がんか食道がんで亡くなったが、これは父が過度に酒を飲みすぎていた、いわゆるアル中だったからかもしれないと思っている。私は末っ子だが、兄も姉も今なお健在だ。今回の入院での私の回復力、素晴らしかったと思う。筋力は全然ダメだが、体は抜群に逞しいのだと思う。ミトコンドリアが大活躍しているのか、長寿遺伝子が活性化しているのかどうかは知らないが、とにかく強靭な身体なのだ。兄弟や親を思うと私が今4この年齢で癌に冒されるのは早すぎる、異常と思えるのだ。前回の摘出された癌病巣の大きさから自分流に推測すると恐らく15〜20年前に癌細胞の増大化を押さえ込むことができなくなったのだろうと思っている。15〜20年前といえば、家庭問題、職場問題など我が人生でもっとも精神的負担が多く、夜の睡眠時間は3、4時間という暮らしが数年続いた。家庭崩壊、退職を経て生き方を大きく変えた。新宿2丁目でニューハーフのお店を始めた。このとき女性ホルモン等で肉体的に女性化を図った。女性ホルモンは血栓症の危険性が若干あるとは知っていた。最近になって分かったことだが、女性ホルモンは癌の増殖を抑える能力を阻害するらしい。ま、強烈なストレスもそうだが、自然に逆らうような女性ホルモンで遊んだことも私の癌の原因のひとつだろうと思っている。天罰が下されたのだろうと思っている。あるいはこれから100歳以上まで人生を楽しむための警告が発せられたのかもしれないと思っている。
 今日も病院敷地内を7週散歩した。およそ5000歩だ。会話をしなければ平坦路では一般人よりもやや遅めで普通に歩けるのだが、上り坂になると途端に酸素飽和度が下がってしまう。敷地内には約20mで2m程度の緩やかな上り坂があるが、ここを上りきってしばらくすると酸素飽和度は90%程度にまで落ち込んでしまう。しばらく平坦路を歩き続けると94%、85bpm程度に回復する。抗がん剤治療時もこの敷地内をよく歩いたが、このときは一部歌いながら歩けたが、今回は無理なようだ。前回の手術時は病棟内では元気そのもののようにみえても一般社会に戻ると自分自身の体力低下に愕然とした記憶がある。術後45日後でもかなり新宿御苑散歩時にはかなりきつかったという我が闘病記を読み直すと、退院後の私の生活ぶりがある程度予想できそうだ。前回は抗がん剤治療があったので、比較できないかもしれないが、前回の場合、術後9ヶ月で高尾山ハイキング(標高差200〜300m)、1年で尾瀬ハイキング(標高差400m)が行えている。今回の入院前は通勤客と同じあるいはより速く持続的にあるくことができるようになっていた。体力回復には1年前後かかりそうだ。
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2013/5/5
(日)
抜糸

 担当医が3連休だったため、前回よりも抜糸が遅れた。今日やっと抜糸していただけた。多分、ドレーン・チューブの2本は抜かれた。抜くとき痛み度3程度で今回の入院では一番痛かった。といっても瞬間でそんなに痛いものではない。やっとお風呂で湯船につかることができる。
 今の私の回復状態だと黴菌に対する抵抗力は入院直前と比べて50%以上はあるとのこと。
 美人担当医にお願いしてCT画像などを撮影させていただいた。手術直後のX線写真を見ると左横隔膜が上昇しているのがよくわかる。
 美人担当医の許可がおりたので病院敷地内を散歩した。1周約700歩。普段どおり4拍子で呼吸しながら歩いた。2拍子で無理に酸素飽和度を上げようとはせずごく普通の速さで普通の歩き方をして3周した。ときどきモニターする。94%、89bpm前後だ。階段上りのトレーニングは当面は中止することにした。敷地内を安定的かつ低負荷の散歩の方が効果的と過去の新宿御苑散歩でリハビリした経験からだ。
 声楽の方も今のところ厳しそうだ。息が続かない。ロングトーンになるとたちまち酸素飽和度が低下してくる。左肺の拡張と呼吸機能の改善を待たなければならないと思う。また、エレベーター内で歌うこともあるがどうも声量が落ちているような気がする。
 ネブライザー終了。このネブライザーも結構嫌だった。助かった〜。
 およそ2週間ぶりの湯船に浸かるお風呂。湯船には菖蒲の葉が浮かんでいた。今日は端午の節句の日だ。
お世話になった社会保険中央総合病院
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2013/5/4
(土)
ゴールデン・ウィーク

 前日は午後10時前に就寝したと思うが、やはり90分毎に目覚めトイレに行く。午前4時前後に目覚めたが約1時間眠れず。多分午前5時過ぎにまた眠ったと思うが、窓側の患者が午前6時前にブラインドを開け、まぶしくて以降眠れなくなってしまった。せめて、午前6時以降に開けて欲しい。もう少し相部屋だということを意識して欲しい。
 ゴールデン・ウィーク中に入院していると特に暇だ。休みの日は医師も少なく、勿論リハビリや採血なども行われない。看護師の定期的な検温や血圧測定などだけで1日を過ごさなければならない。入院患者数も少なく相部屋の他の患者と医師や看護師との会話の量も少なく面白さふぁ減ってしまう。相部屋の場合、他の患者と医師や看護師、面会客との会話などよく聞こえてくる。しっかりと聞こうとは思わないが、この会話内容が結構面白いのだ。相部屋での会話は結構気を使わなければならないのだ。
 とても退屈だ。入院前にこのことはある程度予想していたが、かといって手術時期を遅らせるわけにはいかない。
階段上りトレーニング
97%,91bpm 午前:40段上下*7回(約2分の休憩を挟んで繰り返し)
午後:40段上下*8回
最低88%/72bpm 最低に達すると急激に約10秒前後で98%前後まで上昇する。
肺でガス交換された血液が指先に達するまで約20〜30秒かかっているようで酸素飽和度/心拍数の計測値を解析するのが難しい。
99%,68bpm 40段 89%,90bpm
上り始め 終了
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2013/5/3
(金)
重宝した前回の記録

相変わらず90分単位の断続睡眠が続く。22:00〜5:00までの就寝時間で個人的には理想的な睡眠時間帯だ。病院内は暇なのでもっと寝ていたいが、退院後はこの睡眠時間帯を持続できる自信はない。恐らくもっと後ろにずれてくると思う。
 外科病棟の男子相部屋には高齢者の癌患者などが多い。術後補助化学療法の第1クルー(私の場合、4クルーあった)の患者がいた。私はすべて入院治療だったが、この患者は通院治療にするらしい。医師が白血球数の低下による抵抗力の低下などを説明する声が聞こえてくる。多くの患者は抗がん剤治療による抜け毛や食不振などの不快感を心配されているようだが、この白血球数数低下による抵抗力低下が一番恐ろしいと思う。私の経験からすると今後クルーが進むにつれ骨髄抑制の影響で体力、抵抗力も徐々に落ちてくると思われる。それで通院治療だなんて、私には恐ろしくて考えられない。
 相変わらず迷惑な患者も多い。ある患者は目覚まし時計のベルが朝早くから鳴りっぱなしだ。多分、不在だったのだろうが、こちらは目覚めたくもないのにもう眠れなくなってしまう。他の患者も迷惑に感じていただろう。言葉遣いは丁寧だが、マナーとか品格に問題ありそうな患者も多い。恐らくそこそこに組織の中で出世したであろうような人は、周囲への気配りに欠けている人が多いように思える。自分本位、バランス感覚など問題が多い。組織内の人間関係においては強くても、全員が対等な一般社会での人間関係は下手なのであろう。男女関係も下手そうなのが多い。看護師と丁寧で優しく会話しているが看護師の気持ちを考えているとは思えない。看護師はホステスではないのだ。同じ会話を楽しむならばもっとスマートに皮肉を込めずスマートに話せよと思ってしまう。どんなに言葉が丁寧でもその行動パターンや会話内容でその人の性格がかなりよく分かるものだ。
 階段上りの自主トレーニングを本格化した。この闘病記を記録していて良かったと思う。前回右肺葉下削除手術時とかなり類似している。病棟内を歩いている限り殆ど問題ないのだが、負荷が多くなると途端に酸素飽和度が低下してしまう。前回よりも呼吸能力は低下していると思うが、今のところそんなに大差はないようだ。退院後、本当に呼吸能力は向上するのかと心配だったが、前回も退院後1ヶ月程度は普通には歩けなかったようだ。退院後約1年で尾瀬ハイキングできる程度に、朝の通勤時、地下道などを若い通勤客と同等あるいはそれ以上の速度で歩くことができるまで回復できた。日常生活に支障が出ない程度までに復活するには半年程度かかるだろうと思っている。
 
階段上りトレーニング
99%,94bpm 午前:40段上下*5回
午後:40段上下*5回
99%、65bpm以下になるまでの回復時間:1.5〜2分
99%,63bpm 40段 91%,86bpm
上り始め 終了
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2013/5/2
(木)
階段のぼり

22時前に就寝したが1時間前後の睡眠で目覚めその後、90分、180分の睡眠で午前4時前にしばらくおきたまま。5時半頃から約1時間睡眠看護師に起こされる。検温、血圧、採血。相変わらず、血管がでにくく苦労しているようだ。
 朝食後、歯磨き、洗顔、リハビリ、胸部X線撮影、ネブライザーと次々にこなす。それでも時間をもてあます。
 リハビリ、トレッドミル時速3km/hで10分歩行。指導してくださる理学療法士と会話すると酸素飽和度が低下してくる。またスーッ、スーッ、ハーッ、ハーッの4拍子で呼吸するよりもスーッ、ハーッと歩数ごとに2拍子で呼吸する方が酸素飽和度は高く保たれるようだ。沢山吸い込んでも肺胞が少なくなっているので80%程度の吸気、呼気を繰り返した方が効率が良いのかもしれない。
 午後、自主的に病院地下と1階の階段を歩行。やく30段前後あるが、上り約40段で酸素飽和度が低下し始める。地下の放射線科の椅子に座り酸素飽和度が99%に回復するまで待ち、階段のぼりを再開する。1往復半を6回繰り返した。歩行開始時概ね62bpm、99%、心拍数は徐々に上がり90bpm前後まで上がる。1往復半後、椅子に座り回復、このとき酸素飽和度は一時的に92%まで下がった。62bpm、99%に回復するまでの時間は2分前後。

採血結果
02/28 04/02 4/23
手術直後
4/24 4/25 4/26 4/30 5/2 基準値 意 味
総蛋白 6.7 6.9 5.4 L 5.3 L 5.7 L 6.0 L 6.1 L 5.9 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.8 L 3.8 L 3.0 L 3.0 L 3.0 L 3.1 L 3.2 L 3.1 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 18 21 182 H 74 H 37 H 24 13 11 10-33
ALT(GPT) 17 25 131 H 117 H 72 H 50 H 22 17 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 209 182 323 H 186 187 186 187 166 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 263 271 214 214 197 191 194 194 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
尿素窒素 20 17 14 17 13 13 13 16 8-20
クロール 105 106 110 H 105 101 104 105 105 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.1 0.2 0.2 5.6 H 6.9 H 4.7 H 1.5 H 0.6 H 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 8.34 6.72 10.89 H 9.01 H 8.57 7.29 6.35 7.21 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 409 443 395 L 367 L 386 L 387 L 384 L 387 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 12.4 13.3 11.9 L 10.9 L 11.5 L 11.6 L 11.4 L 11.6 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 37.6 40.4 35.9 L 33.8 L 35.4 L 35.1 L 35.1 L 35.3 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 20.6 21.0 15.0 15.8 14.9 15.5 21.2 21.2 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 5.3 4.0 3.9 6.7 7.8 6.3 6.3 2.0-11.0
リンパ球% 34.7 36.9 12.9 L 15.9 L 18.8 L 25.8 35.2 19.0-49.0
好中球% 57.7 57.2 82.8 H 76.8 H 71.9 64.6 53.2 37.0-72.0
好中球数 2.89 2.48 9.02 6.58 5.24 4.10 3.84 3/15:分葉核球数
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2013/5/1
(水)
退院時期の打診

90分、180分、90分の断続睡眠を繰り返しながら午前5時前に目覚めた。更に90分眠りたいと思ったが眠れず。午前6時の看護師の声で覚醒する。
9:20リハビリ。ベッドの上での呼吸訓練。トレッドミルで時速3km/hで6分。酸素飽和度は92%まで落ちたが、座って休憩いていると20〜30秒程度で98%に回復。特に問題ななさそう。とにかく左肩の動きが悪いようだ。退院後は特に左肩左肩甲骨の動きを良くするストレッチを継続しなければならないと思う。肩や肩甲骨の動きは呼吸機能に大きく影響するそうだ。
 昼前、歯科に呼ばれた。歯のクリーニングだ。社会保険中央総合病院では手術前後に口腔内のクリーニングを行うことになったらしい。このクリーニングは歯科外来扱いとなり現在入院中のとは別会計になっている。2600円の個人負担だった。
 夕方、美人担当医から退院時期の打診があった。非常に好調な回復振りで一応連休明けの5月7日位を考えていると答えた。5月7日退院だと入院期間は16日間となり一部の保険(入院期間20日以上)という制約に触れる可能性がある。れの制約が連続20日間なのかある一定期間内の延べ入院日数なのかは事前に調べてるのを忘れたことを少し後悔している。連続20日ならば5月11日以降の退院でなければならない。今の回復振りから5月11日まで入院期間を延ばすのはかなり難しそうだし、恥ずかしい気もする。昔契約した保険なので額も少なく、保険金が下りなくても「まっ、いいか・・・」という気持ちだ。
 痰の量は日々少なくなっているようだ。病室では4〜6咳/日、トイレで手洗いをしているとほぼ条件反射的に咳がしたくなる。出る痰の量も少なくなったようだ。色も殆ど無色透明。退院時までにはもう痰は出ないようになりたい。
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2013/4/30
(火)
リハビリ開始

 5:00起床
 午前7時看護師が採血などに来た。体温36.3℃。血圧はやや高め。最高血圧が120前後、最低が80前後だったと思う。
 午前の回診。昨晩仰向けに寝ていると左肩甲骨辺りが痛み度1程度で横になって眠ったこと。朝になれば痛みはなくなっていたことなどを報告。ときたま左胸の左側がグズグズッといかにも」局地的に雷が広がったような痛み度0.3、どちらかといえば不快感のような症状が続いたことを報告。雰囲気的には「そうですか〜、まっ、しばらく様子を見ておきましょう」といった程度の医師の反応。
 今日から酸素チューブなしになった。午前リハビリ開始。左肩周辺の可動範囲がかなり狭いとの指摘。手術後で仕方がないのかもしれないが、呼吸機能にとっては不利。ベッドに横になった状態で負荷をかけながらの呼吸訓練。低下した酸素飽和度の回復時間が重要らしい。93%→98%まで1分弱だったろうと思う。6分間歩行訓練。いつもよりも歩幅を広く速く歩くようにした。後半自主的に更に負荷を上げるように歩いた。歩行後の酸素飽和度は93%、90bpm以上だったと思う。椅子に座り休憩。心拍数は落ちてくるが、酸素飽和度は低下する。でも90%以下にはならなかった。ある程度心拍数が落ちると酸素飽和度が上がってくる。約1時間のリハビリ。続いて胸部X線撮影、ネブライザー。

採血結果
08/29 02/28 04/02 4/23
手術直後
4/24 4/25 4/26 4/30 基準値 意 味
総蛋白 6.9 6.7 6.9 5.4 L 5.3 L 5.7 L 6.0 L 6.1 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 4.1 3.8 L 3.8 L 3.0 L 3.0 L 3.0 L 3.1 L 3.2 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 20 18 21 182 H 74 H 37 H 24 13 10-33
ALT(GPT) 18 17 25 131 H 117 H 72 H 50 H 22 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 195 209 182 323 H 186 187 186 187 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 269 263 271 214 214 197 191 194 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
尿素窒素 15 20 17 14 17 13 13 28 8-20
クロール 110 H 105 106 110 H 105 101 104 105 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.1 0.1 0.2 0.2 5.6 H 6.9 H 4.7 H 1.5 H 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 6.78 8.34 6.72 10.89 H 9.01 H 8.57 7.29 6.35 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 441 409 443 395 L 367 L 386 L 387 L 384 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 13.2 L 12.4 13.3 11.9 L 10.9 L 11.5 L 11.6 L 11.4 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 39.9 L 37.6 40.4 35.9 L 33.8 L 35.4 L 35.1 L 35.1 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 17.2 20.6 21.0 15.0 15.8 14.9 15.5 21.2 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 4.4 5.3 4.0 3.9 6.7 7.8 6.3 2.0-11.0
リンパ球% 48.2 34.7 36.9 12.9 L 15.9 L 18.8 L 25.8 19.0-49.0
好中球% 44.2 57.7 57.2 82.8 H 76.8 H 71.9 64.6 37.0-72.0
好中球数 3.00 2.89 2.48 9.02 6.58 5.24 4.10 3/15:分葉核球数

この段階で注目すべきはCRP。かなり順調に回復しつつあるらしい。前回と比べても素人目にも良さそうだ。
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2013/4/29
(月)
相部屋
 
 昨晩は22時には就寝しようとしたが、寝つきが悪く23時頃就寝。45〜180分の断続睡眠を繰り返し午前6時半起床。
 午前左側の切開部付近の腫上がりを看護師に報告。左右を見比べながら「う〜ん、左側ちょっと膨らんでいる感じね〜。空気が漏れているのかしら・・、先生に報告しておくね」とさほど重要視されていない感じ。「空気漏れ」なんて大変じゃんと思いつつ再手術など過剰な妄想が起こる。
 美人担当医が午前の回診に来られる。切開部付近の腫上がりを報告。切開部付近には水などいろいろなものが集まり、この腫上がりは1ヶ月程度でなくなるとのこと。
 ネブライザーの効果かどうかは知らないが、咳と痰が多い。320枚入りのティッシュペーパーを1日で使い切ってしまうほどの回数だ。痰の色は殆ど無色化淡いクリーム色。100回の咳で1回程度直径1mm程度の血液が混じることもある。
 私の病室は6人部屋だ。集中治療室のときは個室だったけれども寂しい。ある程度回復してくると個室は私には寂しすぎる。同じ部屋の患者にお見舞い客が来られた場合はやや騒々しくなる。他のベッドの会話内容がまる聞こえだ。暇なので面白そうな会話に対しては聞き耳を立ててしまう。保険金の話、医療費控除、強烈な闘病生活などの話が聞こえてくる。隣のベッドの患者はすい臓がんらしい。見舞い客との会話が聞こえてきた。13時間以上にも及ぶ大手術だったらしい。こんなに長時間全身麻酔をかけた状態にはできないらしい。一旦麻酔を止めある程度回復した状態で再度麻酔をかけられるらしい。麻酔が切れ開腹した状態で処置が進められると強烈な痛みらしい。うんうん、十分理解できる・・・、まるで地獄だ。患者はこのとき「も死なせてくれ〜」と懇願したらしい。この患者はもう2ヶ月前後入院しており、後2,3週間で退院らしい。ま、相部屋での見舞い客との会話内容は他の患者にまる聞こえだということは認識しておかなければならない。私の場合、見舞い客が来られた場合、喫茶室でお話するようにしている。
肺周辺の造影剤CT血管画像。太い大動脈上部の白い塊はコレステロールとのこと。そんなに心配する程度ではないらしい。脳への動脈とも離れており脳梗塞の心配は無さそうとのこと。
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