肺 癌 ( 腺 が ん )      闘 病 記 録      過去  最初
日 時
2014/03/11
(火)
病理病期

 朝食から全粥食に変わった。副菜は多分消化の良いものが多そうだ。病院食の中でも全粥が一番食べやすく美味しい。病院の米飯は私には固すぎて美味しくないのだ。夕方からは全粥が米飯に変わった。
 医師が説明に来られた。看護婦を通じて今回の病理病期を教えていただきたかった。がん細胞の分析は前回の胃カメラ検査時採取したサンプルで判明しているとのこと。確か高分化型・・・・、とか話されていた。以前の肺癌からの転移とはまず考えられないらしい。医師によると摘出した病巣(5*6cm程度)を現在検査中とのこと。凍らせて、薄く切り、病巣の侵襲の深さを調べるらしい。4層ある胃壁で内側2層以内に収まっていれば病気1,2の早期胃癌、治まっていなければ一気に3,4に広がるそうだ。次回外来時に結果を教えて下さるそうだ。
 3/12退院が決定した。退院後の食生活について説明を受ける。退院後1週間は固い食物は避ける、飲酒禁止。生野菜よりも温野菜を。お刺身はOK・・・・。
全粥食
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2014/03/10
(月)
5分粥

 朝食から5分粥となった。副菜も徐々に固形物が多くなってきているように思う。
 入院以来、大量の点滴、絶食、流動食、3分粥等、急激な食事内容の変化のためか、私自身の排泄機能が混乱しているように感じる。点滴が終了し3日経過したが、未だに尿意を催す回数が多い。1日10回以上はあると思う。水分摂取量も日頃よりも少ないと思うが、小便の総量はかなり多いように感じる。大便の排泄機能の混乱は劇的だ。流動食が開始された最初の排便は下痢気味でやや黒かった。流動食を食べ続けた翌日も下痢気味ではあったが、徐々に固化していった。また色も黄色っぽく変化していった。点滴から開放されると便の硬さはほぼ正常まで戻り、排便回数、排便量もまともに戻ったが。5分粥に戻ったときは便秘状態のままだ。今のところ、特にお腹が張るとか下腹部の不快感というのは発生していない。消化器を通過する内容の急激な変化に私自身の排泄機能が追従しきれていないような気がする。
5分粥食
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2014/03/09
(日)
花粉症?

 隣のベッドの患者がやたらと咳き込む。とても気になる。カーテンでは仕切られてはいるものの病原菌が侵入してきているのではと心配になる。どうも隣の患者はマスクも装着していないようだ。孫や見舞い客も比較的多い。結構こういった見舞い客が病室に病原菌や花粉をまきちらしているかもしれない。隣の患者は部屋で平気で携帯電話で大声で話す。周囲への気配りがかなり欠けているように感じる。怖いので昨日からナースステーションに常備されているマスクを装着することにした。
 ここ数日咳の回数が比較的多くなったので風邪か、肺癌か、花粉症かと色々心配していた。今のところ花粉症の疑いが強いと自己診断している。
 今日の朝食は3分粥だった。重湯よりも断然食べやすい。副菜も殆ど噛む必要のなさそうなものばかりだ。
 まだ喉の調子はかなり悪い。入浴中、歌の練習をしているが今はかなり声域が狭くなっている。長時間内視鏡が挿入され、結構喉にダメージを与えたのだと思う。過去の内視鏡検査の経験からしてもしばらくは声がだしづらい。いずれ回復するとは思うが、今回は長時間痛めつけられたので時間がかかると思う。最近は私の実用的な声域は約2オクターブ強、下のミから上のファ程度だが、現在は下のソから上のド程度までで1オクターブ半程度しかでない。ドより高い声を出そうとすると変声期の子供のようにかすれてしまう。
 
3分粥食
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2014/03/08
(土)
点滴からの解放

 早朝、最後の点滴が終了し点滴針が抜かれた。針が抜けると解放された気分になる。お風呂にも入れる。顔も洗える。
 朝食。3分粥と期待していたが前夜と同じ流動食だった。重湯、具の無い味噌汁、りんごジュース、牛乳。重湯には少々の塩が添付されているが、それでも激不味だ。我慢して9割がたを流し込む。具の無い味噌汁、恐らく北朝鮮の強制収容所の味噌汁よりはマシだろうとは思うが、味気ない。
 今朝から投薬開始。ムコスタ錠とパリェット錠だ。
 昼食。3分粥と期待したが、昼食も流動食だった。重湯を飲むのはまるでバリウムを飲み込むような感じだ。
 夕食も流動食だった。今回は少しはマシだった。重湯に何やら味付けがされている。単に飲み込むだけなので食事時間はとても短い。5分程度だ。すぐに歯を磨き予約していた入浴。入浴中に催してきた。とにかく汁物ばかりなので下痢気味の感じだ。おまけに多分消化器系がすぐに反応するようだ。流動食2回目位から食後30分程度で催してくる。ほぼ下痢に近い。入浴中に催してきたからたまらない。大急ぎで身体を拭き、パジャマを着る。汗ばんでいるのでとても着にくい。トイレ空室がありますようにと祈る気持ちでトイレに駆け込む。移動中に少し漏らしたような気がした。トイレに入る。確認する。パンツが少し汚れていた。クッソ〜、流動食め〜。ベッドに戻り替えのパンツを持って再び浴室に向かう。
 夕食後の歯磨きのときだった。超久しぶりに舌も歯ブラシで擦った。うがいをした。うがい水を吐き出すと細い筋状の血痕らしきものが混じっている。しばらくうがいを繰り返す。なるべく水を喉の奥に達するようにうがいする。のどの上部辺りのつっかえ感もあり、咳を出す。多分痰ではないと思う。何度か喉上部から口元までのものを吐き出す。何回か筋状の血痕が見られた。少し不安だ。多分、先日の長時間にわたる内視鏡挿入で喉を傷つけたか、舌を歯ブラシでこすったための出血と想像しているが、先日の検査で指摘された右肺上葉の異常陰影はClass2で癌とは診断されなかったものの、細胞診でがん細胞をうまく採取できなかったためClass2と判定されたのかもしれない。それが悪化して症状として現れたのかもしれないという不安がよぎる。3月下旬に肺のCT撮影が予定されているが、今度はPET診断も提案してみようと思う。
流動食
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2014/03/07
(金)
検査
 
 午前中に胃カメラで手術痕の検査。胃カメラを飲み込んでいる時間は5分前後だった。順調に回復しているとのこと。
 担当医が手術後の採血結果を知らせに来た。赤血球数、ヘモグロビンの値がかなり低い。手術中の出血と大量の点滴が原因らしい。
 夕食から食事再開。流動食だ。とても不味い。食べたくない・・・・。
 今回DVDを100枚近く持ってきたが、殆ど観る事ができない。小さな画面のDVDプレイヤーで眼前20〜30cmの距離で見るのだが、しばらく見ていると頭が痛くなってくる。いままでの入院経験でも同じだったが、特に抗生物質を大量に投与されているとき頭が痛くなる場合が多いようだ。

採血結果
4/26 4/30 5/2 5/7 5/16 5/30 6/13 7/11 8/8 9/5 10/23 1/6 3/4 3/5 3/6 基準値 意 味
総蛋白 6.0 L 6.1 L 5.9 L 6.6 6.5 6.1 L 6.4 6.5 6.7 6.6 6.8 6.8 6.4 5.7 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.1 L 3.2 L 3.1 L 3.7 L 3.9 3.7 L 4.0 L 4.1 4.1 4.0 4.2 4.1 3.9 3.3 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 24 13 11 12 14 13 15 15 16 18 16 17 16 13 10-33
ALT(GPT) 50 H 22 17 13 15 14 14 11 13 16 17 17 18 12 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 186 187 166 172 153 141 178 166 164 169 151 176 147 139 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 191 194 194 222 247 224 243 231 241 260 333 299 240 195 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 195 180 194 190 207 203 199 219 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 64 63 67 70 78 70 71 68 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 128 79 118 100 86 115 106 138 30-149
LDL-コレステロール 105 98 104 94 105 108 105 126 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 13 13 16 15 16 19 17 18 19 19 16 17 18 14 8-20
クロール 104 105 105 106 109 H 111 H 110 H 111 H 110 H 110 H 107 109 H 108 102 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 4.7 H 1.5 H 0.6 H 0.2 0.1 0.2 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.4 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 7.29 6.35 7.21 7.27 6.43 5.63 6.48 5.90 6.55 7.10 6.82 7.43 6.48 8.55 8.72 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 387 L 384 L 387 L 420 399 L 388 L 409 L 404 L 425 428 436 438 423 343 L 399 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 11.6 L 11.4 L 11.6 L 12.6 L 12.0 L 11.7 L 12.3 L 12.0 L 12.9 L 13.0 L 13.5 L 13.4 L 13.0 L 10.3 L 12.1 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 35.1 L 35.1 L 35.3 L 38.2 L 36.4 L 35.1 L 37.0 L 37.1 L 39.0 L 39.3 L 40.3 40.4 38.7 L 31.6 L 37.1 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 15.5 21.2 21.2 27.4 18.0 15.0 13.9 12.9 12.9 14.8 17.6 18.2 16.7 14.3 16.1 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 7.8 6.3 6.3 5.1 7.6 6.4 7.6 6.1 6.9 6.8 6.0 5.9 6.6 5.2 2.0-11.0
リンパ球% 18.8 L 25.8 35.2 41.9 34.1 33.6 33.8 33.2 34.0 34.9 42.2 32.7 37.5 20.4 19.0-49.0
好中球% 71.9 64.6 53.2 48.0 54.7 56.9 55.7 58.0 54.6 54.7 48.3 59.8 37.0-72.0
好中球数 5.24 4.10 3.84 3.49 3.52 3.20 3.61 3.42 3.58 3.88 3.29 4.44 3/15:分葉核球数
CEA 1.6 1.2 1.1 1.0 1.4 5.0 過去1.2-1.8
CA19-9 10.8 11.7 18.0 13.5 29.3(2013/2/28)  37U/ml以下
KL-6 296 279 302 410 442(2013/2/28) 500U/ml以下
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2014/03/06
(木)
睡眠

 前日の手術時に大量の睡眠薬が投入されたためか、とにかくこの日はよく寝た。トイレタイム以外殆ど寝ていた。DVDも見ない。CDも聴かない。ベッドで横になっているとすぐに寝てしまうのだ。栄養補給のための点滴以外に抗生物質、胃薬も点滴針から注入される。
 担当医が説明に来られた。出血量が多くて手術時間が長くなったとのこと。私が手術中に目覚めたのは知っているが、大量に睡眠薬を投与すると私自身が異常行動を起こすこともあり、睡眠薬投与は抑制的だったこと。の病変部大きさは2*3cm、剥離部の大きさは5*6cmとのこと。お酒を飲まない私の場合は、睡眠薬がよく効くらしいが、私の場合は効かなかったようだ。このような事情で手術中、私が覚醒している時間がある程度あったとのこと。ホント、もし最初から最後まで眠り続けていたら、最初の喉への麻酔以外は全く苦痛はない手術だ。
摘出された病変部。5*6cm
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2014/03/05
(水)
手術日当日

 朝から絶食。手術は午後3時過ぎ。内視鏡センターに呼ばれた。看護師が付き添ってセンターに向かう。いつもの検査室とは異なり内視鏡治療室という部屋に呼ばれる。中で喉の麻酔。5分間口に含んでいるのがつらい。
 手術台に移動。左側を下にして横向きに寝る。点滴管から睡眠薬らしきものが注入される。「もうすぐ内視鏡が挿入されるのだろうな・・・」と思っている間に眠ってしまったようだ。途中目が覚めた。朦朧としていたが、何か難航しているようだ。目覚めていると内視鏡が動かされたときなど不快感が走る。右腕を腰の辺りに移動するとすぐに誰かが右腕を前方に押し落とす。ときどき睡眠薬らしきものが投入され意識がなくなる。何回かこれを繰り返して手術終了。誰かに起こされたようだ。手術時間3時間強。出血が多くて手間取ったらしいが無事成功とのこと。
 ストレッチャーに移され病室に移動。ストレッチャーで移動しているときが一番患者らしい気分になる。
 2時間はベッドで安静にしておかなければならない。大量に点滴が行われているので尿意を我慢できない。看護師が尿瓶をベッド脇に用意していたが、使わざるを得なかった。2時間後、看護師付き添いのもと、トイレに行く。以降は付き添いはない。
 とにかく大量に点滴されているので頻繁に尿意を催す。恐らく90分に一度の割合でトイレに駆け込んでいたと思う。
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2014/03/04
(火)
入院(胃癌手術)

 胃癌手術のため入院。自分勝手に多分1週間前後の入院期間だろうと想像し、必要なものをキャリングケースに詰め込む。パジャマ、下着、タオル類、下足、洗面用具、うがい用コップ、割り箸、使い捨てスプーン、DVDプレイヤー、パソコン、DVD(今回は約50枚、CD含む)、練習中の楽譜(ハイドンのオラトリオ「四季」)、充電器・・・。
 10:00までに入院手続きしなければならないため、病院に向かうのは通勤時間帯に少しかかる。大きなキャリングケースを持って通勤電車に乗るのは少し気が引ける。
 病室に案内される。6人部屋の真ん中のベッドだ。真ん中は端と比べやや幅が狭い。午後、心電図検査、採血、X線写真撮影。
 医師が説明に来られた。内視鏡的粘膜下剥離術(ESD)という手術だそうだ。内視鏡挿入前に眠らせていただけるらしく、胃カメラ検査よりも楽そうだ。所要時間は2時間程度らしい。胃壁は内側から粘膜層、粘膜下層、筋層、奨膜の4層からなるらしい。がん細胞が筋層まで達していなければ早期がん、達していれば進行胃癌らしい。私の場合は粘膜層辺りらしく、この層にヒアルロン酸を注射し、がん細胞を膨らませ、焼き切るらしい。
 昨年10月に内視鏡設備は大幅に改善され、多分最新設備下での手術になると思う。最近の内視鏡は解像度もかなり高いらしい。
 明日午前中から点滴による栄養補給となる。予定では手術日を含め3日間は点滴だけでの栄養補給となる。
 医師の説明によると胃から肺への転移はあり得るが、肺からの転移はまずありえないとのこと。
 
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2014/02/06
(木)
検査結果

右肺上葉の陰影
 先日気管支鏡による細胞採取を行い細胞診断の結果が出た。気管支洗浄、気管支擦過共に判定はClass2で「異常ではあるが悪性ではないと判定する」という結果だった。Classは1〜5まであり。1が異常所見無し。5が「悪性と診断」だ。取りあえずは安心したが、不安は残る。2011年、2013年の前2回の検査とは異なり、今回は陰影のCT画像で見る異常陰影の大きさが2cm弱と小さく、正しく異常陰影の部分の細胞を採取できていない可能性も高い。主治医と相談の結果、3月27日に胸部CT画像撮影、4月10日対応を検討ということになった。さらに拡大していないことを祈る。

胃癌
 先日の検査結果で内視鏡による手術可能と判定された。3月4日入院。3月5日手術。入院期間は1、2週間程度とのこと。入院期間は長くても1週間と思っていたが、予想外に長い。まずい病院食を食べたくない。とはいえ、手術後は食事は無理で点滴で栄養補給することになるのではなかろうか。点滴針が長時間刺されているのも憂鬱だ。
 内視鏡による手術、私自身を眠らせて行うらしい。したがって手術中の不快感は無いそうだ。

 それにしても胃癌の発見は幸運だったと思う。昨年12月肺癌の主治医に体の不調を訴え、色々な検査をお願いした。ここ数年胃カメラの検査も行っていなかったし、バリウム透視撮影も行っていない。時たま現れる胃の不快感、逆流性食道炎の影響だろうとは思っていたが、とにかく内視鏡で検査してもらうよう依頼した。幸運にも初期段階で発見された。ラッキー。

癌の格付け
 多くの人は胃癌であると宣告されると大変なショックを受けるようだが、私は殆どショックを受けなかった。癌友でもある友人とときたま癌の格付けを行うことがある。友人は2012年に乳がんの手術を受けた。ステージ1だったらしい。友人も全く心配していない。友人とは癌の種類を相撲の番付に例えることが多い。とりあえず、乳癌や前立腺がんは序の口、胃癌で幕下、肺癌だと関脇程度かと思っている。横綱、大関クラスは膵臓癌とか脳にできた悪性腫瘍ではなかろうかと勝手に思い込んでいる。
 今や肺癌クラスまでは早期発見で治る病気だ。後5〜10年も経てばすべての癌はそんなに恐ろしい病気ではなくなっているだろうと思う。20〜40年後には臓器再生も可能になるだろうと思う。
 私の場合、ちょっと癌が発現するのが早すぎた。現代科学の恩恵を十分に享受できないかもしれない。ちょっとタイミングが悪い。私の人生すべてが同じようなものだったかもしれない。ホームベース滑り込み直前でアウトになったケースが多かったような気もする。
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2014/01/28
(火)
検査入院

 1月24日検査入院。先日の胸部CT検査で右肺上葉に増大傾向の陰影が指摘されたので1泊2日の気管支鏡検査を受けるために入院した。今回で3回目の気管支鏡検査だ。入院手続きを済ませ外科病棟の大部屋のベッドでしばらく待機。看護師が早速血圧を測定にやってきた。確か150-90程度だったと思う。日頃よりも上下共に40程度高い。3回目といえどもやはり緊張しているのだろう。交感神経が活発になり気持ちが昂ぶっているのだろう。しばらく自分のベッドで音楽を聴きながら待機。検査室から呼ばれた。検査室に看護師と共に向かう。
 まずは喉の麻酔。その前に血圧測定。170-100程度まで上昇していた。我ながら小心者と思う。殆どの患者は検査前はかなり血圧が上昇するそうだ。肩に筋肉注射。喉にドロッとした麻酔薬が注がれる。5分間飲み込まず待つ。この5分間が辛い。「まだか、まだか?」と思いつつ我慢しているとすごく5分間が長く感じる。今回は1拍1秒の割合で自分で指でリズムを取り数える。こうすると意外と時間が長いとは思わなかった。自分では後30秒の我慢と思っていたが30秒前に看護師が喉の麻酔薬を吐き出しても良いとの許可が出た。次いで医師による喉奥への麻酔薬スプレー。2011年1回目のときは、これが辛かった。要領がよく分からずむせ返ることが多かったと記憶している。3回目ともなるとかなり楽にできるようになった。医師の指示通り大きく呼吸すると殆どむせ返らず短時間で麻酔完了。
 検査室に入る。手術台のようなベッドに横たわる。目隠しがされる。といっても眼前にタオルのようなものを掛けられるだけ。隙間から少しは様子が見える。
 いよいよ検査開始。マウスピースを銜えいよいよ気管支鏡が挿入される。太さは1cm弱だろうか。1度だけ「オェッ」となるが、そこを通過するともう大丈夫。1月15日の胃内視鏡検査のときよりは楽な感じだ。細い管のようなものが目的の右肺上葉奥に到達したようだ。奥にあるためか細胞組織採取に苦労されているようだ。何度も気管支鏡をひねったりされてトライされているようだ。今回は2013年2回目の気管支鏡検査よりも時間も短く肺の奥をグリグリされる感じも殆どなかった。検査時間は30分前後だろうと思う。検査終了。気管支鏡が抜かれホッとする。色々と話しかけられるが麻酔がまだ効いているので応えようとしてもうまくろれつが回らない。
 ストレッチャー・ベッドに移動。周囲の人たちが移動を手助けしてくれる。ストレッチャーベッドで外科病棟の自分のベッドに移動。ベッドで移動しているときが一番患者らしく思える。エレベータに乗るときも最優先だ。病室のベッドに戻る。看護師らに手伝ってもらいながらベッドに移動。2時間の安静が必要だ。
 2時間経過。トイレに行きたい。最初は看護師付き添いでなければいけない。看護師を呼ぶ。
 主治医が経過説明に来られた。うまく採取できたらしい。結果は2月6日の診察時に判明する。
 夕食後、消化器内科の医師が先日の胃内視鏡検査の結果の報告に来られた。ナースセンターに行き画像を診ながら報告を受けた。癌細胞だった。大きさは2cm程度。まだ初期段階らしい。内視鏡による癌細胞除去が可能かもしれないとのこと。より詳細に調べるため、再度内視鏡検査およびバリウムを使った胃透視検査を受けることになった。1泊2日の入院予定が延びてしまった。病院生活は厭だが、実のところ気管支鏡検査後は感染症対策など用心が必要だ。2013年のときは2,3日は血痰も出た。気持ちが悪い。安全のために病院生活もいいかなと思った。胃内視鏡検査と胃透視検査は同じ日にはできない。休日もはさむため4泊5日の入院生活となった。
 病院生活は退屈だ。病院食も不味くて余り食べる気にはなれない。以前は内容的にとても健康的と積極的に食べていたが、さすがにこの入院9回目、入院生活恐らく150日以上も経験すると今回の検査入院では積極的には食べる気にはならなかった。持参したDVDやCD20枚前後。1泊2日の入院ではとても全部は観ることができない枚数だったが、4泊5日だと殆ど観ることができた。ファイナライズされていないDVDがあったので連続ドラマの途中までしか観ることができなかったのが残念だ。
 1月27日胃内視鏡検査。気管支鏡検査と同様な麻酔処置を経て検査室に入る。内視鏡が挿入される。気管支鏡も含めカメラを飲み込むのは今回で多分7回目。今回の挿入時は結構苦しかった。何度も「オェッ〜、オエッ〜」を繰り返す。施術者の技量にもよるのだろうか。胃カメラのときは体を横向きにして検査を受ける。挿入時苦しいときに誰かが背中を擦ってくれるのがありがたい。何とか内視鏡が胃に到達。もう苦しくない。30分前後の検査だったろうと思う。自力でベッドから立ち上がる。今回は付き添いも無く一人で病室に戻る。
 1月28日、胃透視検査。この検査を受けるのは初めてだ。受けるまで健康診断時のバリウム検査をイメージしていた。バリウムを飲み込むときだけ苦痛を伴う簡単な検査と思っていた。想像していたのとは異なっていた。検査台は健康診断時のバリウム検査と同じ機器だろうと思うが、バリウムを飲み込むことはない。鼻からチューブを挿入するとのこと。胃の動きを抑制するために肩に筋肉注射される。術者は「少し痛いですよ」と話されるが、一瞬チクッとするだけで殆ど痛みは感じない。麻酔無しで直径3,4ミリの透明チューブが挿入される。鼻の奥から喉の方にチューブが回りこむとき少し痛みと不快感が走る。喉のたぶん一番狭い辺りを通過するとき「オェツ」となる。チューブの先端が胃に到達。チューブを通して洗浄のための水の注入や吸引、胃を膨らますための空気の注入やバリウムの注入や排出を行うらしい。
 検査が始まった。殆ど仰向けの姿勢で少し体を左右に捻って検査する。仰向けということは患部は多分胃の背中側なのだろうと勝手に想像する。何度も何度も撮影が繰り返される。「まだかよ〜」と内心思いつつ我慢を続ける。胃壁へ侵襲の程度を調べる重要な検査なのだろう。表面だけに分布しているならば内視鏡で処置可能らしい。重要な検査なのだ。恐らく1時間程度チューブが挿入された状態が続いた検査だったと思う。
 主治医によると内視鏡による手術は内視鏡検査よりは辛いとのこと。全身麻酔は行わないとのこと。つらそうだ・・・。でも今の私にとって内視鏡による処置は大変ありがたいのだ。胃がんそのものはまだ初期段階ということなので殆ど恐怖は感じていない。問題は右肺上葉の陰影が癌の場合だ。今のところ陰影の大きさは2cm程度だが、過去の経験から急速に大きくなる傾向が私の場合強そうだ。今ならば患部の部分切除や区域切除が可能らしいが、余り大きくなると肺葉切除となる。私の場合、残っているのは今回の右上葉、中葉、左上葉だけだ。更に右上葉切除は無理とのこと。恐らく胃癌手術と肺癌手術を同時に行うのは無理だろうと思う。どちらも開胸、開腹手術となるとある程度の間をおかなければならないだろう。そうなると手遅れになる可能性も高くなってしまう。胃内視鏡による治療だと恐らく1週間程度の回復期間で肺癌手術は可能だろうと思う。
 午後退院手続き。自己負担額7万円弱。高! 土、日帰宅していたほうが良かったかもしれない・・・。
 
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2014/01/15
(水)
右肺上葉に影

 先日の検査結果の報告を受けた。右肺上葉に影が前回よりも増加傾向にあることが指摘された。確かに前回2013年8月撮影時よりも大きくなっているように感じる。大きさは2cm程度で右肺の背中側に存在している。
 過去を振り返れば、
  
   2011年8月   右肺下葉切除手術
2012年3月 抗がん剤治療が終
2012年6月 韓国旅行
2012年8月 左肺下葉に陰影。2cm弱。経過観察
2012年9月 スポーツジム通い始め。5月頃からぐんぐん体調回復するのを実感。食生活改善の結果かもしれないが8月頃から「おなら」多発。
2013年2月 左肺下葉の陰影が拡大。
2013年3月 肺がんと確定
2013年4月 左肺下葉切除手術

 前回と比べると今は丁度2012年8月と同じような状況と思う。確かに最近は「おなら」が多い。まだがんとは確定していないが恐らくがんだろうと思う。
 「せんせ〜い、もし癌としたら手術できるのかしら・・・・」
 「無理ですね」
 大変ショックな言葉だ。見放されたに等しいような感じだ。前回の経験から私の場合抗がん剤治療は殆ど効果がない。
 「とすると、重粒子線とか陽子腺による先進医療となるのですか?」
 「そうだね・・・」
 「その治療を受けるには結構待たされるのではありませんか?」
 「それほどでもないよ・・・、関東にはxx病院、xx大学・・・・に施設がある」
 「でも今なら区域切除とか部分切除が可能なのではないですか?」
 「うん、それは難しい手術になるが可能です」
私の場合、肺と胸膜の間に癒着があるため難しいらしい。中学生の頃からの喫煙習慣、不規則な生活、乱れた食生活・・・・、天罰が下った感じだ。
 今月24日に気管支鏡検査を受け組織検査するため1泊2日の入院決定。1月25日はコンサートでドボルザーク「スタバト・マーテル」とブラームス「運命の歌」をオーケストラ伴奏で歌う予定だったが、出演キャンセルせざるを得なくなった。検査日程を遅らせれば出演可能なのだが、自分の命の方が大事だ。
 3月頃までに手術していただけるならば、多分部分切除か区域切除可能だろうと勝手に思い込んでいる。これまでの回復ぶりなどを考慮すると右肺上葉切除でも大丈夫ではないかと思う。当初は肺胞がかなり少なくなり酸素ボンベ必須の生活を強いられるかもしれないが、いずれボンベなしで生活できるまで回復するのではと楽観的に考えている。それにしてもちょっとヤバイ・・・・。まっ、それにしても肺がんは恐ろしい病気だ。今の私5年生存率50%以下・・・・、トホホ・・・。
 今日は胃カメラでの検査も行った。胃カメラは3回目の経験だ。気管支鏡と比べれば胃カメラの方が楽だ。もうかなり慣れてきた。殆ど苦痛は感じない。胃壁の組織を採取された。ちょっとヤバイかもしれない。3週間後に結果が判明するそうだ。
 胃カメラ検査後、主治医のもとに行き、これまでの検査結果などを聞いた。胃への転移の心配を訴えたが、主治医はまず考えられないとのこと。まだ悪性とは決まったわけではないし、肺がんと比べれば胃がんなんて大したことはないと思う。悪性腫瘍としてもまだ初期段階らしい。最近の胃の不調、もしかしてこれが原因だったのかもしれない。運動負荷がかかったとき鳩尾辺りが引っ張られるような鈍い痛み、これは多分胃には由来しないと思う。心肺能力の低下が原因だろうと思う。検査結果によると心臓系は全く問題なし、また脳MRIの結果でも異常は認められずとなっている。
 速報的ではあるが、胃内視鏡検査の報告書には「慢性胃炎、逆流性食道炎」との文字も記載されていた。ときどき起こる、「ゲップ」ではないと思うのだが「オェッ、オェッ」という何か喉を鳴らしたくなる不快感、鳩尾辺りの食道が下に引っ張られるような鈍痛、ベッドで横になったときに感じる腹部の軽い鈍痛。某保険会社と係争中でストレスのたまる文書解析や作成作業による精神的負荷による体調不良かもしれない。ここ1ヶ月近く意識すれば感ずる程度の腹部周辺の不快感が続いている。

採血結果
4/25 4/26 4/30 5/2 5/7 5/16 5/30 6/13 7/11 8/8 9/5 10/23 1/8 基準値 意 味
総蛋白 5.7 L 6.0 L 6.1 L 5.9 L 6.6 6.5 6.1 L 6.4 6.5 6.7 6.6 6.8 6.8 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.0 L 3.1 L 3.2 L 3.1 L 3.7 L 3.9 3.7 L 4.0 L 4.1 4.1 4.0 4.2 4.1 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 37 H 24 13 11 12 14 13 15 15 16 18 16 17 10-33
ALT(GPT) 72 H 50 H 22 17 13 15 14 14 11 13 16 17 17 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 187 186 187 166 172 153 141 178 166 164 169 151 176 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 197 191 194 194 222 247 224 243 231 241 260 333 299 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 195 180 194 190 207 203 199 219 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 64 63 67 70 78 70 71 68 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 128 79 118 100 86 115 106 138 30-149
LDL-コレステロール 105 98 104 94 105 108 105 126 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 13 13 13 16 15 16 19 17 18 19 19 16 17 8-20
クロール 101 104 105 105 106 109 H 111 H 110 H 111 H 110 H 110 H 107 109 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 6.9 H 4.7 H 1.5 H 0.6 H 0.2 0.1 0.2 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 8.57 7.29 6.35 7.21 7.27 6.43 5.63 6.48 5.90 6.55 7.10 6.82 7.43 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 386 L 387 L 384 L 387 L 420 399 L 388 L 409 L 404 L 425 428 436 438 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 11.5 L 11.6 L 11.4 L 11.6 L 12.6 L 12.0 L 11.7 L 12.3 L 12.0 L 12.9 L 13.0 L 13.5 L 13.4 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 35.4 L 35.1 L 35.1 L 35.3 L 38.2 L 36.4 L 35.1 L 37.0 L 37.1 L 39.0 L 39.3 L 40.3 40.4 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 14.9 15.5 21.2 21.2 27.4 18.0 15.0 13.9 12.9 12.9 14.8 17.6 18.2 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 6.7 7.8 6.3 6.3 5.1 7.6 6.4 7.6 6.1 6.9 6.8 6.0 5.9 2.0-11.0
リンパ球% 15.9 L 18.8 L 25.8 35.2 41.9 34.1 33.6 33.8 33.2 34.0 34.9 42.2 32.7 19.0-49.0
好中球% 76.8 H 71.9 64.6 53.2 48.0 54.7 56.9 55.7 58.0 54.6 54.7 48.3 59.8 37.0-72.0
好中球数 6.58 5.24 4.10 3.84 3.49 3.52 3.20 3.61 3.42 3.58 3.88 3.29 4.44 3/15:分葉核球数
CEA 1.6 1.2 1.1 1.0 1.4 5.0 過去1.2-1.8
CA19-9 10.8 11.7 18.0 13.5 29.3(2013/2/28)  37U/ml以下
KL-6 296 279 302 410 442(2013/2/28) 500U/ml以下

 最近寒いのであまり散歩しない。運動不足気味と感じていた。このためか中性脂肪、コレステロール、善玉/悪玉コレステロールの数値が前回よりも悪くなっているようだ。血液の質はやや改善されているようだ。これが最近の運動能力回復の原因かもしれない。
 KL-6は間質性肺炎の状況を探るための指標らしい。前回の手術前も上昇している。ちょっとやばそうだ。多分右肺上葉の陰影、がん細胞の増殖なのだろうな・・・。また手術かよ・・・・・。手術自体は全く恐れてはいないが、まずい病院食をしばらく食べなければならなくなることがつらい。
 
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2014/01/06
(月)
肺活量

 昨年12月18日、定期的な検診を行った。診察室に入ると主治医が私の胸部しX線写真を見ていた。「どうですか?先生」、「う〜ん、この辺りに少し異常が見られるようだ」と私の右鎖骨辺りを指差しながら、前回のX線画像と比較され始めた。「変わりないようですね・・・」驚いたと同時に安心した。このとき採血はされなかったので特にこのWebでは述べなかった。主治医に胸の圧迫感などの体調不良を訴えた。「そろそろ先生CTとかの検査していただける時期ではないでしょうか?」、今の私とにかく早期発見がとても重要なのだ。X線画像で発見できる程度まで大きくなった癌病巣だと次は恐らく手術不可能だろう。主治医は私のリクエストに応えてくださり色々な検査の予定を組んで下さった。

 2014年1月 6日:採血、胸部CT、心電図、肺機能検査、腹部超音波検査
 2014年1月 8日:心・血管系超音波検査
 2014年1月10日:頭部MRI、運動負荷心電図検査
 2014年1月15日:胃カメラ、診察

 今日は肺機能検査で肺活量も測定した。3400ccもあった。かなり大きくなったようだ。残りの肺葉が大きくならなければ恐らく2000cc前後だったろうと思う。胸部X線画像を見る限り、2011年の手術で切除した右肺葉下部分の空洞は残りの肺葉が膨らみ殆ど手術以前の大きさまでに膨らんでいるようだった。
 肺活量が大きくなってきたとはいえ、呼吸機能がそれに比例して改善されているわけではない。ガス交換機能を司る肺胞の数は増えないためだ。でも徐々には呼吸機能は改善されているように思う。2011年の手術以降ととても似ている。2011年と同じ経過を辿るとすれば、これからぐんぐん呼吸機能などが改善され、自信も付いてくる頃だ。同時にまた原発性かもしれない癌病巣が検診で発見される程度にまで拡大しているかもしれない。
 
 昨年発売されたレーシングゲーム「グランツーリスモ」に今嵌っています。余り遊びすぎると昔患った急性肝炎になるのではと心配しています。
 
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2013/12/2
(月)
逆流性食道炎

 時々、胸上部辺りに不快感が起こったり、ゲップではないが、喉、食道辺りから「オェッ、オェッ・・・」と空気を吐き出したくなる不快感に襲われることがある。このことを2年近く前、主治医に話したところ、逆流性食道炎と言われ、タケブロン錠を1日1錠服用し続けている。同じような症状が大昔起こったとき、近くの大学病院に電話連絡したところ、心臓疾患の疑いがあると言われたことがあり、実際、心臓疾患なのか逆流性食道炎なのか分からない。胸焼け感や呑酸もない。胸上部の不快感と鳩尾辺りの不快感、目覚めたとき何となく口の中がいがらっぽい感じだ。
 先日歯医者で治療中にこの不快感に襲われた。治療を中断した。歯科技師に病状について話すと、歯科技師が「そういえば、逆流性食道炎の疑いを感じさせる口臭が少しあります」と言われた。口臭がある。とてもかっこ悪いと思ったが、多分これまでの不快感は逆流性食道炎なのだろう、恐ろしい心臓疾患ではなさそうという安心感へと変わった。そういえばタケブロン錠を服用しなかった日にこの不快な症状がよく起こるような気もする。
 ま、とにかく最近は自分の健康がとても気になる。最近は背中肩甲骨辺りが軽く鈍痛が発生することがある。もしや、「肺癌」と恐怖にかられるが、ネットで調べるとどうやらパソコンにむかい過ぎ悪い姿勢が長時間続いているためのようだ。
 今は2ヶ月の間隔を置いての定期検査。とても長く感じる。次の検査まで後2週間、しばらく恐怖に駆られながら過ごさなければならない。とにかく次に肺癌が発見されたならば、早期発見以外では手術不可能なのだ。今の私には右中葉、上葉、左上葉しか肺葉が残っていないのだ。今までの経験からすると、私の腺癌の成長速度はかなり早いのだ。2011年の手術時の病理病期は2A、2013年の手術時は2B、ネットで調べるとこの病期だと5年生存率は50%弱、とても恐ろしい。
 
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2013/11/13
(水)
標高

 ここ最近は、目覚めたとき体調は極めて良好、就寝時かなり不調という繰り返しでした。就寝時には上半身のあちこちが軽く痛んだり咳が出たり、気にすれば頭痛も感じます。さらに最近は耳鳴りに悩まされています。もしや脳への転移と震えながら就寝しています。怖いので睡眠導入剤を毎晩服用しつづけています。
 奥日光湯元へ友人たちと温泉旅行に出かました。2泊3日の行程でした。初日の夜、部屋で友人たちとおしゃべりして楽しんでいたのでしたが、いつもよりも少し体調不良が強く感じられました。かなり頭がボーッとするし、全身的に不快感が沸き起こります。持参したパルスオキシメーターで酸素飽和度などを測定します。SpO2:88%、心拍数100bpmといつもよりはかなり悪い。しばらく安静にしていると心拍数90bpm前後、酸素飽和度は94%前後までは回復しますが、正常値と言われる95%以上にはなりません。おそらく標高が1400m以上の宿舎だったので酸素不足なのだろうと自分なりに納得していました。それでも測定すると殆どの場合、最初はSpO2:88%前後を示すので少し怖くなってしまいます。
 翌日はハイキング。前回歩かなかったコースを歩きました。西の湖周辺散策から中禅寺湖へ向かいます。中禅寺湖から竜頭の滝方面へ湖畔沿いのハイキングコースを歩きました。このコースが大変でした。当初、湖畔周遊のバリアフリーのとてもイージーなコースと勝手に思っていたのですが、全く異なりました。標高差3,40mの起伏が多くて狭い散策路でした。今の私には30m程度の上り坂はとても苦しかったです。もう死ぬかと思いました。怖くてパルスオキシメーターで測定できませんでした。多分80%以下になったこともあると思います。ぜぇぜぇはぁはぁ、一歩踏み出すごとに頭を下げて休憩せざるを得ないという状況になりました。途中逃げ道のない3.8kmのコース。何とか歩ききりました。この日は約25000歩歩きました。さすがに足の裏が少し痛くなりました。温泉でたっぷりと癒しました。
 思い返せば、前回手術のときも友人のお誘いを受け高尾山登山に挑戦し、たかだか2,300mの標高差の登山コースで10〜20回も休息をとりながらなんとか山頂までたどり着けました。前回の抗がん剤治療が終了してから約3ヶ月後のことでした。以降、この登山体験で自信がつきぐんぐん体力が回復しました。登山後2,3ヶ月でジムに通い水泳ができる程度まで回復しました。
 今回のハイキングも前回と同じような経緯をたどるのではないかと期待しています。今回もわずかな期間でしたが抗がん剤服用を中止してから約4ヶ月でこの試練でした。この苦しいハイキング体験で自信を取り戻し更に運動能力を拡大したく思っています。
 標高1400m強の場所で顕著に呼吸能力が低下したのを実感した今、まだ飛行機に乗る自信はありません。海外旅行ができるようになるまで回復するのはもう少し時間がかかると思っています。
 
中禅寺湖と男体山
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2013/11/1
(金)
風邪

 どうも風邪をひいたらしい。症状は4,5日前から出てきた。発熱はないのだが普段よりも咳の回数が多い。何となく喉も引っかかるような感じだ。初期症状が出て日増しに症状が悪化してくる。少し鼻水も出てしまう。
 心配になったので近くの医院に行く。私の不摂生による風邪なのか、誰かにうつされた風邪なのかよくわからない。思い起こせば、症状が出る4,5日前通勤電車に乗ったときのことだった。満員だったが、私の後ろでやたらと咳き込む乗客がいた。マスクをしていない。私の後ろから直撃だ。非常にやばいと思いつつもその乗客から離れることができない。次の停車駅まで我慢して違う車両に乗り換えた。医師に話すとほぼ確実にその乗客から風邪をうつされたらしい。マナーの悪い乗客だ。退院直後の体力の弱っているときにうつされたら大変だろうと思う。医師に処方箋を出してもらい現在は薬で治療中。なかな咳が止まらない。特にベッドで横になっているときに咳が多くなるようだ。咳のため寝不足気味な感じもする。
 散歩をした。いつものコースを歩く。やや早歩きだ。SpO2:92,3、心拍数110前後。スーッ、スーッ、ハーァ、ハーァと4拍子で呼吸する。気管支周辺や鳩尾辺りから何やら異音が聞こえる。少し気持ちが悪い。またもや肺癌の顕在化か? 肺炎か? 間質性肺炎か? などと不安にかられる。
 定期健診のため病院に向かうとき通勤電車内で風邪をうつされたのだろうと思うが、通院は怖い。私は入院して抗がん剤治療を受けたが、通院で病院で抗がん剤の点滴を受けている患者も多いようだ。私にはとてもできない。抗がん剤で白血球も少なくなり抵抗力や免疫力はかなり落ちている状態で公共交通機関を利用するなんて怖すぎる。
 
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2013/10/28
(月)
呼吸機能の低下を実感

 左肺葉下切除手術から半年が経過した。2011年の手術時のことを思い出す。術後半年は2012年2月末だった。抗がん剤治療も終了し、ぐんぐん体力が回復しつつあるのを実感していた頃だった。前回は半年間抗がん剤治療をしていたので2013年の手術後とは比較しづらい。2013年抗がん剤UFTは少しの期間服用していたが服用中止してからもう4ヶ月近くなる。2011年の抗がん剤治療終了後4ヶ月の頃は体力回復を日毎に実感し、山登りもできる程度にまで回復していたと思う。今回は前回ほどの回復はないようだ。先日早足で歩いていた。朝の通勤者の歩行速度より少し速い程度だ。平坦路では息切れ感は殆どないのだが、僅かな上り坂、2,3%の上り坂で歩きながら酸素飽和度などを測定した。SpO2:89%、心拍数:112Bpmとかなり心肺に負荷がかかっている感じだ。酸素飽和度は95%以上なら正常、90%以下ならば危険と言われている。少し息切れ感はあったが、これほどまでの測定値とは思っていなかった。朝の通勤時間帯だったが、JR池袋駅の上り階段、通勤者とおなじ速度では上れなかった。階段の端をとぼとぼと登っていった。ちょっと情けない。
 散歩道、歩く速度は朝の通勤者程度、やや速い。平坦な道路だが、SpO2:93%、心拍数:105bpmだった。やはりガス交換を担う肺胞の数が半減しているためか、厳しい数値だ。肺活量はかなり大きくなったと思う。恐らく3000ccは超えていると思う。肺胞の数は増えないので、高地トレーニングのように個々の肺胞の能力が高まるとか、血液中のヘモグロビン等の量が増えて、効率よく酸素を運び込めるように体質改善せざるを得ない。今度の冬にはスキー復活とも思っていたが、ちょっと無理な気がする。負荷がかかったときは測定値は良くないが、安静時はかなり良い。負荷がかかった後しばらく安静にしているとSpO2:98%前後、心拍数:70bpm程度になる。
 
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2013/10/26
(土)
耳鳴り

 10日程前から左の耳鳴りが気になりだした。日増しに強く感じるようになった。バイク転倒事故以来、体中のあちこちが不調だ。その一環かもしれない。歌を頑張って歌うと胸の中央部、鎖骨辺りの高さが痛む。2011年の手術による右側切開創付近の痛みは殆どなくなったが、2013年4月手術の左切開創はときどきズキッとした痛みが時々起こる。季節の変わり目で湿度や温度変化が激しいからかもしれないと思うが、やはり転移の心配もしてしまう。下肢の痛みもときどき起こる。これは先日のバイク転倒事故による骨にヒビが入っているのかもしれない。どちらかというと左半身に痛みや不快感が多いような気がする。もしや骨転移で神経が一部圧迫されているのではなかろうかと心配になってくる。
 耳鳴りも何かに集中しているときは聞こえなくなるが、1日のうちの殆どの時間帯で聞こえてしまう。聞こえる音の高さは多分3500Hz前後のシ♭。もしや脳への転移? 脳悪性腫瘍?という恐怖にかられる。近くの耳鼻咽喉科に行った。耳鼻咽喉科での受診は初めてだ。医師の問診があり、脳転移の怖さを話したが、医師によると、脳転移の可能性は考えられないとのこと。症状が全く異なるらしい。少しは安心した。聴力の検査を受けた。高音難聴だ。特に左側が重症らしい。周波数4000Hz程度までは正常なのだがそれより高い周波数だと急激に聞こえにくくなっている。左耳の落ち込みがひどい。ビタミンB12等の薬を処方していただいた。2週間経過しても改善がみられない場合には再受診の予定。
 
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2013/10/23
(水)
通院

 約40日前のバイク転倒事故で肋骨骨折などがあり、ここ最近体中に痛みが走っていた。事故の胸部打撲や骨折の影響なのか? 気候の変化の激しさの影響なのか? 癌細胞の転移でも発生した影響なのか? とにかくここ数週間は体調は良くなかった。予定よりも1週間繰り上げていただき診察を受けた。採血、胸部X線撮影を終え、結果が出てから診察。採血結果は異常なさそうだ。徐々に体質が改善されている感じがする。ただ、ALPの値が上昇しているのが気になる。肝臓は多分大丈夫だろうと思うが、骨芽細胞に異常をきたしているのかもしれない。この点は自宅に帰ってから気づいた。主治医に聞いておくべきだった。赤血球やヘモグロビンが増加し続けている。肺葉が2つもなくなっているのを補償する意味で血液の成分が変化し、息切れなどの症状を減らすようになっているのだろうか?
 胸部X線画像を見る限り特に異常は認められないとの診断だった。ここ2週間ばかり耳鳴りが続いていることやあちこちの痛みを訴えたが、結局結論は出ず。経過観察。
 朝、目覚め時、何となくいがらっぽい感じがすることを訴えた。胃液が逆流しているかららしい。で。治療薬タケブロンを継続して服用することになった。また、夜就寝時体のあちこちが痛んだりするのでとても心配という訴えを行い、睡眠導入剤レンドルミンを処方していただく。依存症が怖いので、最近は就寝前レンドルミン半錠を服用するようにしている。
 体のあちこちの痛みや不快感など原因は特定されなかったが、一応主治医に話し、経過観察という結果になっただけでも少しは安心する。耳鳴りとか極軽い頭痛、脳への転移が心配だが、今のところ特に心配しなくてもよいらしい。他に原因として脳梗塞の可能性などが考えられるが、自己判断だが、日頃の血圧や、血管の柔軟さなどから考えにくい。


採血結果
4/24 4/25 4/26 4/30 5/2 5/7 5/16 5/30 6/13 7/11 8/8 9/5 10/23 基準値 意 味
総蛋白 5.3 L 5.7 L 6.0 L 6.1 L 5.9 L 6.6 6.5 6.1 L 6.4 6.5 6.7 6.6 6.8 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.0 L 3.0 L 3.1 L 3.2 L 3.1 L 3.7 L 3.9 3.7 L 4.0 L 4.1 4.1 4.0 4.2 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 74 H 37 H 24 13 11 12 14 13 15 15 16 18 16 10-33
ALT(GPT) 117 H 72 H 50 H 22 17 13 15 14 14 11 13 16 17 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 186 187 186 187 166 172 153 141 178 166 164 169 151 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 214 197 191 194 194 222 247 224 243 231 241 260 333 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 195 180 194 190 207 203 199 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 64 63 67 70 78 70 71 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 128 79 118 100 86 115 106 30-149
LDL-コレステロール 105 98 104 94 105 108 105 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 17 13 13 13 16 15 16 19 17 18 19 19 16 8-20
クロール 105 101 104 105 105 106 109 H 111 H 110 H 111 H 110 H 110 H 107 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 5.6 H 6.9 H 4.7 H 1.5 H 0.6 H 0.2 0.1 0.2 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 9.01 H 8.57 7.29 6.35 7.21 7.27 6.43 5.63 6.48 5.90 6.55 7.10 6.82 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 367 L 386 L 387 L 384 L 387 L 420 399 L 388 L 409 L 404 L 425 428 436 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 10.9 L 11.5 L 11.6 L 11.4 L 11.6 L 12.6 L 12.0 L 11.7 L 12.3 L 12.0 L 12.9 L 13.0 L 13.5 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 33.8 L 35.4 L 35.1 L 35.1 L 35.3 L 38.2 L 36.4 L 35.1 L 37.0 L 37.1 L 39.0 L 39.3 L 40.3 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 15.8 14.9 15.5 21.2 21.2 27.4 18.0 15.0 13.9 12.9 12.9 14.8 17.6 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 6.7 7.8 6.3 6.3 5.1 7.6 6.4 7.6 6.1 6.9 6.8 6.0 2.0-11.0
リンパ球% 15.9 L 18.8 L 25.8 35.2 41.9 34.1 33.6 33.8 33.2 34.0 34.9 42.2 19.0-49.0
好中球% 76.8 H 71.9 64.6 53.2 48.0 54.7 56.9 55.7 58.0 54.6 54.7 48.3 37.0-72.0
好中球数 6.58 5.24 4.10 3.84 3.49 3.52 3.20 3.61 3.42 3.58 3.88 3.29 3/15:分葉核球数
CEA 1.6 1.2 1.1 1.0 5.0 過去1.2-1.8
CA19-9 10.8 11.7 18.0 29.3(2013/2/28)  37U/ml以下
KL-6 296 279 302 442(2013/2/28) 500U/ml以下
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2013/9/29
(日)
請求権の時効

 某保険会社といまだに手術給付金の給付倍率に関して文書にて質疑を繰り返しています。私は2011年と2013年の2回医科診療報酬点数表上のK514-2胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術を受けました。同じ手術なのに2011年と2013年の手術では給付倍率が異なる理由を保険会社に問いただしています。
 
 本ホームページをご覧下さっている方々は肺がん手術を受けられた方も多いと思います。医科診療報酬点数表では肺がん手術に関してはK514 肺悪性腫瘍手術とK514−2 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術の2つの手術が定められています。厚生労働省に 肺悪性腫瘍手術に関して「開胸手術」の定義を問い合わせたところ、K514とK514-2の手術との答えでした。某保険会社は独自に「開胸手術とは 胸腔内または縦隔内を直視下に手術する場合で、 胸腔鏡・縦隔鏡による場合や穿刺による場合は含みません。」と難解な約款条文を根拠に2013年の手術は開胸手術と査定できないと主張しています。某保険会社はこの条文で査定根拠を明確に示していると主張していますが本当にそうでしょうか? この条文は論理学的に2通りの解釈が考えられると思います。
 
 某保険会社の担当レベルでの回答では強弁せざるを得ないのは少しは理解できますが、強弁しすぎると自己矛盾をきたすこともあります。
 
 先日の回答ではK514−2 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術と診断書に記述されている場合開胸手術とは査定されず低い給付金しか支払われない。請求者から異議申し立てがあれば再度医療機関に問い合わせ開胸手術であるとの根拠情報を得るとの回答でした。この回答は重大な問題を孕んでいると考えます。補助的に胸腔鏡を用いるK514-2手術を受け、本来開胸手術と査定されて当然な請求者が難解な約款根拠を示されて納得できないまま低い給付倍率で承諾しているケースは多いと思います。肺がんで死亡している人は年間7万人前後、肺がん手術を受けている人は**万人程度。そのうち約70%はK514-2手術、医療保険に加入している人は**%、某保険会社のシェアーは**%、と推測していくと少なく査定された請求者は膨大な数になると思われます。給付金の請求は3年で時効になります。心当たりのある方は速やかに保険会社に問い合わせた方が賢明と思います。
 
 私は某保険会社の悪徳商法ぶりに呆れ、個人的には曖昧な約款を根拠に損害賠償を求めて生保協会の裁定審査会に申し立てしようと思っています。一方社会正義のために金融庁に情報提供し某保険会社の経営姿勢を改めていただきたく考えています。どちらも私一人では限界があります。できる限り多くの方が同様な行動をとっていただき保険業界の健全化に貢献していただきたく思います。
 
500万本のヒガンバナが満開だった。
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2013/9/20
(金)
痛み

 先日原付バイクを運転していた。交差点で信号待ちしているときだった。前部の買い物籠中を整理しているとき信号が青に変わった。買い物籠を触っていたため私は腰を浮かしていた。信号の変化でついつい右手のアクセルレバーを回し、バイクが私を置いてけぼりにして走り出した。慌てふためいた。悪い姿勢でバイクと共に右側に転倒してしまった。タクシーのバンパーに少し痕が付着してしまった。100%私に過失がある事故だったと思う。私は手、腕、足などに擦り傷が何箇所かにあった。痛みは殆ど感じないが、何となく右胸が痛い。開胸手術後に経験したような痛みだ。タクシー会社の事故係や警察官がやってきた。事情説明をする。保険会社にも連絡した。警官も保険会社の人もまずは病院に行くことを勧められたが、大したことはないと思っていた。現場検証が終わるとそのまま所用を果たすつもりだった。警官の強い勧めでやはり病院に行くことにした。救急車が来た。久しぶりの救急車。患者として救急車に乗せられるのは私の人生では多分3回目。
 病院で処置を受ける。レントゲン撮影も10枚前後撮影される。沢山撮影するな〜、本当に必要なのかな〜なんて疑問に思った。病院でのお会計自己負担率20割!3万円強。交通事故は病院にとっては稼げるようだ。どうせ保険でおりるのだから・・・という意識があるからかもしれない。
 帰宅後、右胸がやけに痛い。いつもの手術後遺症の肋間神経痛よりも痛みの程度が大きいし、長く続く。翌日、病院に行く。肋骨が折れているとの正式な診断が下った。
不思議なもので、骨折箇所の痛みが目立ちすぎるのか、事故前悩まされていた肋間神経痛らしき痛みは完全になくなったようだ。個人で感じる痛みなんて所詮こんんあものかなと思う。それにしても胸が痛い。昨晩は右手で歯ブラシをもって歯磨きができなかった。右腕に負荷がかかるとかなり痛む。今は咳もできない。本気で咳をしようとすると耐えられないほどの痛みが右脇辺りに走る。多分、これから2週間程度は不便な生活を強いられそうだ。そういえ擦り傷がまだ十分に治癒できていないためお風呂は勿論、シャワーさえここ数日は浴びていない。
 
大活躍したヴォイジャーの実物大模型
多摩科学館にて
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2013/9/6
(金)
通院

 昨日通院。先に採血および胸部X線撮影。診察室に呼ばれる。X線画像を見て主治医は今のところ異常は全く見当たらないとのこと。最近上半身肩甲骨辺りが痛むことがある。肺癌の症状ではないかと問うが、多分手術の影響だろうとのこと。上半身あちこちの痛みは最近手術した左上半身の方が痛む頻度が多い、気温差が大きいときや湿度が急変したときに痛むことが多いことを思うと多分手術の後遺症なのだろう。最近パソコンに向かう時間が多くなりついつい姿勢が悪く色々なところに血行障害を起こして痛みが多発しているのかもしれない。主治医には抗がん剤服用を中断してから徐々に体調が回復しているのを実感していると報告。

採血結果
4/24 4/25 4/26 4/30 5/2 5/7 5/16 5/30 6/13 7/11 8/8 9/5 基準値 意 味
総蛋白 5.3 L 5.7 L 6.0 L 6.1 L 5.9 L 6.6 6.5 6.1 L 6.4 6.5 6.7 6.6 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.0 L 3.0 L 3.1 L 3.2 L 3.1 L 3.7 L 3.9 3.7 L 4.0 L 4.1 4.1 4.0 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 74 H 37 H 24 13 11 12 14 13 15 15 16 18 10-33
ALT(GPT) 117 H 72 H 50 H 22 17 13 15 14 14 11 13 16 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 186 187 186 187 166 172 153 141 178 166 164 169 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 214 197 191 194 194 222 247 224 243 231 241 260 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 195 180 194 190 207 203 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 64 63 67 70 78 70 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 128 79 118 100 86 115 30-149
LDL-コレステロール 105 98 104 94 105 108 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 17 13 13 13 16 15 16 19 17 18 19 19 8-20
クロール 105 101 104 105 105 106 109 H 111 H 110 H 111 H 110 H 110 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 5.6 H 6.9 H 4.7 H 1.5 H 0.6 H 0.2 0.1 0.2 0.1 0.1 0.1 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 9.01 H 8.57 7.29 6.35 7.21 7.27 6.43 5.63 6.48 5.90 6.55 7.10 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 367 L 386 L 387 L 384 L 387 L 420 399 L 388 L 409 L 404 L 425 428 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 10.9 L 11.5 L 11.6 L 11.4 L 11.6 L 12.6 L 12.0 L 11.7 L 12.3 L 12.0 L 12.9 L 13.0 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 33.8 L 35.4 L 35.1 L 35.1 L 35.3 L 38.2 L 36.4 L 35.1 L 37.0 L 37.1 L 39.0 L 39.3 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 15.8 14.9 15.5 21.2 21.2 27.4 18.0 15.0 13.9 12.9 12.9 14.8 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 6.7 7.8 6.3 6.3 5.1 7.6 6.4 7.6 6.1 6.9 6.8 2.0-11.0
リンパ球% 15.9 L 18.8 L 25.8 35.2 41.9 34.1 33.6 33.8 33.2 34.0 34.9 19.0-49.0
好中球% 76.8 H 71.9 64.6 53.2 48.0 54.7 56.9 55.7 58.0 54.6 54.7 37.0-72.0
好中球数 6.58 5.24 4.10 3.84 3.49 3.52 3.20 3.61 3.42 3.58 3.88 3/15:分葉核球数
CEA 1.6 1.2 1.1 1.0 5.0 過去1.2-1.8
CA19-9 10.8 11.7 18.0 29.3(2013/2/28)  37U/ml以下
KL-6 296 279 302 442(2013/2/28) 500U/ml以下

 主治医の話によると善玉コレステロールと悪玉コレステロールの値はかなり良い値らしい。総コレステロールの値が上昇気味な感じがするが、最近は総コレステロールの値はそんなに重視されていないらしい。血液の質も良くなっているように思える。赤血球数やヘモグロビン、ヘマトクリットの値が上昇している。これが最近の体調が良いこと、運動能力がやや上向いていることの要因かもしれない。腫瘍マーカーのCA19-9やKL-6の値が上昇傾向なのが少し気になる。基準値内とはいえ前回の手術前の値(2013/2/28)を考慮すると少し気になる。この件については主治医に効き損ねてしまった。次回の通院は2ヶ月後になった。毎月のチェックの方がありがたいのだが・・・・。
 
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2013/9/3
(火)
近況

 驚いたな〜。たまたま「肺癌闘病記」の検索語でYahoo検索を行ったらこのHPが一番上に表示されているではないか! ちなみにGoogle検索も行ってみた。多分14番目だったと思う。キャッシュの内容もGoogleのは古い。私の闘病記は内容量も多く私と同じ肺癌で病理病期2の人たちには結構お役に立てているのではと自負している。またある意味私が元気に復活する姿をご覧になり励みとか希望になるのではないかとも思う。
 抗がん剤の服用を中断して以来、徐々に体調が回復してきているような気がする。まだ先日手術した側の左乳首左下辺りがときどき痛む。こういった温度とか湿度が大きく変わったときに痛みが起こるようなので多分手術の影響だろうと思う。怖いのは胸の圧迫感とか動悸などだ。心拍数が上がるのは多分交感神経が過剰反応しているのではないかと思う。とはいえ、抗がん剤をやめてからは少し楽になってきたような気がする。服用時には合唱練習で独唱を行おうとすると頭がてんぱってしまってうまく歌えなかった。多分、独唱中はかなり心拍数が上がっていたのだろう。最近は下手だけれども独唱中少しは冷静になれていると思う。
 最近の生活習慣はかなり理想的な水準になっていると思う。大体午前7時前後起床、午前0時前就寝、3回の食事をきっちりと、野菜をたっぷりと摂取、魚が多いが、適度に魚、鳥、豚、牛肉も摂取している。平均7000歩/日の運動量。とかなり健康的な生活を送っていると思う。今は1回/月の通院。通院が楽しみだ。胸部X線画像診断で異常が指摘される恐怖もあるが、採血結果を見るのが楽しみなのだ。ここでは掲載していない検査項目も多いが、大体自分でも結果を評価できる。最近は健康状態のバロメータとして活用している。癌細胞が活性化するのを防ぐため極力ストレスを避けなければならないと思う。幸いなことに現在は某保険会社との件以外はこれといったストレスはない。
 ちなみに某保険会社からは8月29日に電話で「来週中に上層部から回答する」との連絡を受けたので某保険会社に関する記述は控えています。おそらく医療保険の給付金に関しては読者の皆様も関心があると思います。期日内に回答が送ってこられなかったり、内容が納得できない場合には更に詳細な情報を掲載します。電話があった日から1週間以内だったのか来週中という話だったのか覚えておりません。契約者から保険会社に電話すると通常は会話内容が録音されます。某保険会社からの電話の場合も当然録音されていると思いますがいかがなものでしょうか? こういうのも後々の検討で重要な証拠になると思っています。
 
ひまわり
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2013/8/29
(木)
大規模リコール

 金融庁の保険業者向けの総合的な監督指針のII −3−5−2 保険金等支払管理態勢には、


   ウ.不払いとなる場合については、約款等の根拠条文の記載を含めその理由となる説明が、保険金受取人等に対して分かりやすいものとなっているか。

という記述が示されている。 某保険会社はこれを無視していると思う。約款等の根拠条文は私が指摘するまで説明はなかった。電話連絡してきた担当者は給付倍率が異なる理由を一切説明できなかった。担当者も説明できないほど某保険会社の募集資材等は消費者に勘違いさせるよう巧妙に誤認誘導していると言わざるを得ない。
 指針には、

    保険金等支払管理者は、支払査定能力を維持・向上させるための方法・体制を整備しているか。特に、適切な支払査定を支払査定担当者が行えるよう、医学的知識の習得、約款・特約条項の理解の向上等を図ることを確保するために、一定の研修及び効果測定等の義務付けその他の方策を講じているか。また、医学の進歩や医療の変化等に対応して、教育・研修内容の見直しを適時・適切に行っているか

という記述もあるが担当者の対応振りを思うと某保険会社はこれも軽視あるいは無視しているのではないかと思う。

 私が契約している保険の募集を停止し若干修正された約款の新たな保険を募集開始した日以降に文書でこれまでの私の質問等の一部についてて某保険会社はやっと文書回答してきた。この私からの問題提起した日や新規募集を開始した日を考えると私が契約している医療保険は重大な欠陥があると推察される。某保険会社の法令軽視ぶりが見え隠れしているように思える。自動車の大規模リコールを想起させる。

 
新宿御苑 大温室にて
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2013/8/28
(水)
とかげの尻尾切り

 少し涼しくなってきたのと天候が安定してきたので久しぶりに散歩に出かた。いつもの散歩コースだと約5000歩歩く。歩くことは好きだ。散策中に色々と思索することができる。とはいえ、某保険会社との係争がよぎりついついそれに関連した方面に思いが及んでしまう。健康上もこんな係争から早く逃れたいが、そうもできない。
 昔、日本でもトップクラスの保険会社の本部勤務のエリート社員たちとつきあったことがあるが、彼らは非常に優秀だった。相手の話をよく聞き、感じ取り、期待通りの返答があり会話も楽しかった。彼らは大蔵官僚、いやそれ以上の切れ者に思えた。それに比べ某保険会社の社員たちときたら・・・とついつい散歩しながら愚痴りたくなってしまう。
 この闘病記は恐らく某保険会社の関係者も読まれていると思う。もし読まれていなければホント、出来損ない社員集団の保険会社と思ってしまう。多くのシグナルが含まれているのでよく考えて関係者はご覧になっていただきたいと思う。
 最近は認可特定保険業者向けの総合的な監督指針や某保険会社のWeb等に公開された企業情報を眺める頻度が増えた。いい加減疲れてしまう。見比べると実に面白い。有名無実ではないかと思われるような美辞麗句を並べたディスクロージャー。指針を無視や違反ではないかと思えるような某保険会社の経営姿勢が見えてくる。この闘病記では今は某保険会社に対して警告的に事実や個人的見解を述べている。いずれ金融庁の役人やマスメディアの目にも留まるのではないかと思っている。
 この手術給付金倍率問題、もうボヤ程度では済まなくなりつつあると思う。徐々に火勢は強くなりつつあると思う。いずれヨセミテの森林火災のように鎮火不能に近くなるのではないかと恐ろしくなってしまう。手遅れにならないことを願っている。
 TVドラマ「半沢直樹」ではないが「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任」という本当かどうかは知らないが名言があった。昔、金融業界の仕事をしたときこのような雰囲気を感じたことがあるので、あながち金融界では本当なのかもしれない。課長印の押された墓穴を掘るような回答を特定記録郵便で送付してきた某保険会社。この担当課長や担当者がとかげの尻尾切りのように処分されて決着するかもしれないという不安がよぎる。そうはさせたくない。これまでの拙い対応振りなどを思うとある程度は仕方がないとは思うが、責任は経営者側にあると思う。調べれば調べるほど某保険会社の法令軽視、企業統治能力の欠如、営業利益追求本位の姿勢が浮かび上がってくる。担当課長も半沢直樹のように頑張っていただきたいと思う。内部告発するとか汚名返上と同時に倍返し以上のチャンスかもしれないと思うのだが・・・・。
 
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2013/8/27
(火)
開胸手術の定義

 某保険会社と手術給付金の支払いで係争中だが、「開胸手術の定義」が不明確なことが当初の問題だった。某保険会社の募集資材のうち手術給付金の支払いに関しては、

契約のしおり
お支払いの対象となる重大手術
(お支払事由B)
重大手術にならない手術の例
公的医療保険制度における医科診療点数表に、手術料の算定対象として列挙されている診療行為のうち、次に定めるもの
・悪性新生物に対する開頭、開胸、開腹手術および四股切断術
・ (以下3項目略)
・腹腔鏡下手術
・胸腔鏡下手術
・穿頭によるもの
・臓器移植については、ドナー側は対象外
約款
第4条<給付金の支払>
(途中省略)
(3)手術給付金
支払事由 (途中省略)
Cつぎのいずれかの手術
(途中省略)
(イ)重大手術
公的医療保険制度における医科診療報酬点数表に、手術料の算定対象として列挙されている診療行為のうち、つぎに定めるもの。ただし、腹腔鏡・胸腔鏡・穿頭は除きます。
(a)別表27に定める悪性新生物(以下、「悪性新生物」といいます。)に対する開頭・開胸・開腹手術および四股切断術
(以下(b)〜(d)の3項目省略)

と記述されている。これで正確に理解できるだろうか? 手術経験者でも殆どの場合、読み飛ばしていると思う。私のように同じ術式コードK514-2の胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術、日本外科学会のコードではNP0150の手術を2度経験し給付倍率の違いを知らされたとき初めてこの文章に対する疑問が沸き起こってくるのだと思う。すなわち「胸腔鏡下手術」とは? 「開胸手術」とは?と考える。そこで「開胸手術」について調べた。

厚労省医療課の見解 機密扱いになっており複製とか印刷は禁止されているため概要だけ述べる。

「開胸手術の定義に関する問い合わせ」に対し

K514 肺悪性腫瘍手術
K514-2 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術

ということだった。
厚労省Web
「手術前平均在院日数・手術後平均在院日数」という資料ページには
3)「開胸手術」とは、胸壁を切開し胸腔に達する方法により行われる外科手術をいう。

と述べられている。
医学書院
週刊医学界新聞第3005号
標準開胸手術の延長線上に胸腔鏡下手術はあるべきであり

と現状は「開胸手術」の厳密な定義は存在しないようなのだ。某保険会社の契約のしおりや約款を熟読し約款第4条を読んだ時点では私の受けたK514-2胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術は重大手術かどうか判別できないのだ。2011年のK514-2手術は重大手術で2013年のK514-2手術は重大手術として査定されなかった。
 実は約款の一番最後、第42条(6)Aで「開胸手術とは、胸腔内または縦隔内を直視下に手術する場合で胸腔鏡・縦隔鏡による場合や穿刺による場合は含みません。」
と記述されている。この「直視下」が初めてここで示されている。これはこれで一応納得したのだが、私がこの定義を発見するまでの某保険会社の契約者対応が余りにも稚拙過ぎた。このため某保険会社の企業風土というか問題点が次々と滲み出してきた。保険会社が言い訳すればする程問題点が噴出してくるという泥沼のような状況になってしまった。今回はここまで・・・・。
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2013/8/26
(月)
手術給付金

 この闘病記をご覧くださっている方々の多くは私と同様な経験や闘病生活を余儀なくされていると思います。医療保険に加入されている方々も多いと思います。私も医療保険に加入しています。
 現在某保険会社と手術給付金の支払いに関して係争中です。2011年の手術では重大手術として給付金が支払われたのに対し今年2013年の手術では重大手術と認められなかったのです。どちらの手術も医科診療報酬点数表上ではK514-2胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術であるのに給付金に差があるのです。2013年の手術も当然重大手術として扱われものと思っていたのですが、そうではないと告げられました。色々調べました。結果、金融庁通達「『保険業者向けの総合的な監督指針』のU-3-3-2保険契約の締結及び保険募集」を保険会社側が軽視していると自分なりに結論しました。通達には、 

   イ.保険契約の内容について正確な判断を行うに必要な事項の一部のみを表示すること。

   ウ.保険契約の内容について、長所のみをこと更に強調したり、長所を示す際にそれと不離一体の関係にあるものを併せて示さないことにより、
    あたかも全体が優良であるかのように表示すること。

 
と記述されていますが、開胸手術と胸腔鏡手術の定義を不明確にしたまま募集資材を作成し、私が受けた胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術はどちらなのかよく分からないように制作されていました。保険会社の言う開胸手術は一般に言われる開胸手術とは異なり保険会社独自の定義で約款の最後に記述されていました。約款の最後まで熟読理解せぬ限り胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術は重大手術かどうか判別できないようになっているのです。これは保険契約しようと考えている人たちに意図的に「肺癌手術は重大手術であると」勘違いさせるものと思います。勘違いされてわずかの手術給付金しか頂けなかった方も多いと思います。保険会社は私の指摘か以前から分かっていたのかどうか分かりませんが、私の医療保険は最近募集終了し、新商品を発表しました。その約款は旧と殆ど同じなのですが開胸手術の定義は約款の最初の方に移動して記述されていました。新医療保険もまだ疑義は残っているのですが旧医療保険は保険会社が意図的に誤認誘導していると疑われる懸念を払拭するため移動して記述したと推測せざるを得ません。
 現在保険会社と係争中なので具体的なことは今は述べませんが、いずれ保険会社には社会的制裁を加えるべきと考えています。今は保険会社の対応に怒り心頭の気分です。行政処分程度では済ませない覚悟で臨んでいます。今後徐々に保険会社の法令軽視した利益追求中心の経営姿勢を実証して参りたく思っていますので応援よろしくお願いします。
 
ランタナ 新宿御苑大温室にて
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2013/8/13
(火)
ラジオ体操

 こうクソ暑いと散歩にも行けない。夕方涼しくなってから出かけようと思ってもゲリラ豪雨が怖くて外出できない。このような異常気象のため最近は家に閉じこもりがちだ。運動不足が気になるのでラジオ体操にチャレンジした。
 かつて録画したラジオ体操第1の映像を見ながら行う。比較的まじめに頑張って行った。今の私の体力ではかなりきつい。体操直後にパルスオキシメーターで測定する。若干時間的なズレがあるが推定で酸素飽和度89%、心拍数110bpmだ。この程度の体操でかんな数字なのでかなり運動能力が今は劣っていると思う。先日服用中断した抗がん剤の影響がまだ残っているのかどうか分からない。また左右の肺葉を切除したため絶対的なガス交換能力が劣っているからかもしれない。ガス交換を行う肺胞の数が手術前と比べは50%前後まで減っているのだ。前回の手術や抗がん剤治療の経験から今後3,4ヶ月で急速に体力が回復してくると期待しているが今回はどうなるか分からない。
 外気と室内の温度差が大きいこと(室内は27度に設定)などで上半身が痛む頻度が多いような気がする。どちらかというと前回手術した左側が多いので多分手術後の肋間神経痛のようなものだろうと思っている。2011年に手術した右側切開創付近も痛むことがあるので多分肋間神経痛なのだろう。それにテレビで紹介されていたが痛みも表面的な痛みのような気がする。痛む部分を指を伸ばして指先で示すと表面的な痛み、手をまるめ指でつかむ様な痛みを示すときは内部的な痛みであることが多いそうだ。これによると私の痛みは多分表面的な痛みなのだろう。ということは多分重大な兆候ではないと思っている。
 
自宅付近で咲いていた
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