肺 癌 ( 腺 が ん )      闘 病 記 録       前頁 最初
日 時
2015/08/7
(金)
神様が与えて下さった試練

 自分の苦しくて辛い経験を振り返り「神様が自分に与えて下さった自分への試練だと思っています」という言葉をよく聞く。 私も2011年肺癌を告知されてから色々と経験して、知人や自分と同じような辛い思いをされている方々に対して「神様が与えて下さった試練」という言い方をすることがよくある。 確かに、肺癌手術以来、私の健康や衛生面に対する意識は劇的に変わり、恐らく現在の食生活や生活習慣は医師も絶賛する程模範的なものに変わったと思う。 昔から現在のような生活態度を行っていたならば、どんなに健康で文化的な生活を送り人生を楽しめていただろうかと思うこともある。 確かに術後の体調の悪化などに対してもかなり前向きに考えたり、以前よりも更に将来への希望を持ってより充実した人生を過ごそうと意識はプラス思考になったと思う。
 しかしながら「神様が与えて下さった試練」という言葉を使うのに少し躊躇もしている。 まだまだ自分は甘すぎるような気がしている。 私は癌末期の恐らく耐え難いであろう痛みなどを経験していない。 そのような状況の人達から見ればとても前向きには考えられないであろうとも想像できる。 そういった方々にとっては「試練」だなんてとても考える余裕もないと思う。  何とかその苦しみから解放されたいという強い思いを私は実感として理解できていないと思う。 厳しい現実を受け入れる心の準備が以前よりはできていると強がりを言っても、実際に極めて厳しい現実に直面すると正気を保って受け入れる自信があるとは言えない。 こういった極限状態をまだまだ理解できていないが故に私はまだまだ未熟だと思う。
 化学療法4クールを終え、現在は維持療法中、もしかして癌病巣が増大しているのではないのか? という不安、 血液検査での赤血球数等検査値は毎回最低を更新しつつあり、何となく体力低下を感じることがある、など不安要因もあり、弱気になることもある。  このような不安等は恐らく負の連鎖要因になるのではないかと思いつつも、やはり気になる。 まだ自覚症状は殆ど感じていないので、こういった不安要因なども「神様が与えて下さった試練」と言えるのだろうと自己分析している。 
 
ユタ州 ザイオン国立公園
2002/6/6撮影
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2015/07/30
(木)
東京女子医大

 今日は東京女子医大に検査及び診察していただきに行って来た。 2012年10月肺癌のフォロー検診で指摘された左腎臓検査ではの12mm大の結石、このとき東京女子医大を紹介され腎臓に関しては女子医大で診ていただいている。 東京女子医大では良性の可能性が高いということで、ほぼ半年に一度の割合でチェックしていただいている。 
 本来今年4月チェックしていただく予定だったが、右肺上葉/中葉の肺癌の化学療法を優先して女子医大のチェックは後回しになっていた。
 久しぶりに行った東京女子医大。 採血、採尿、エコー検査を先に済ませ診察。 午後からだったが、長く待たされる。大病院はこれだから嫌だ。 1時間半待った後、診察室に呼ばれた。 検査結果の説明を聞く。 左腎臓の結石は12mm大で2年前と変わっていないとのこと。 病名とか腫瘍名というかとにかく長ったらしそうな良性腫瘍らしい。 エコー検査から膀胱、前立腺も全く問題ないらしい。 良性ということで、次のチェックは半年後。 肺癌でお世話になっている東京山手メディカルセンターはベッド数500強、対して東京女子医大病院は1000強、およそ倍の規模だ。 受付機、検査機器、採血カウンター数などほぼ東京山手メディカルセンターの倍以上の規模だ。 患者数も多い。  本日の医療費自己負担額4240円

2015年7月30日採血結果
H27
3/24
3/30 04/02 04/06 04/10 04/21 05/11 05/19 06/08 06/17 07/13 07/23 07/30 基準値 意 味
総蛋白 6.6 6.6 6.9 6.7 6.6 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 4.0 4.0 4.0 3.9 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 18 27 24 22 21 20 20 20 20 20 23 27 10-33
ALT(GPT) 18 37 H 30 29 22 20 17 17 16 15 17 21 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 171 202 229 220 249 H 203 212 228 222 216 219 252 H 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 242 254 253 261 265 280 296 213 230 227 199 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 30-149
LDL-コレステロール 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 17 16 18 21 H 19 19 18 18 19 20.3 H 8-20
クレアチニン 0.9 0.8 0.9 1.0 1.0 0.9 0.9 0.91 0.6-1.1
クロール 108 105 107 108 109 H 112 H 109 H 109 H 111 H 111 H 110 H 109 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 2.2 H 0.8 H 0.9 H 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
GFR推定値 69.3 L 62.8 L 59.8 L 64.1 60-89:正常または軽度低下
45-59:軽度〜中等度低下
腎臓の働き(GFR(糸球体ろ過量)推算値)
白血球数 6.75 5.78 4.44 4.74 5.61 5.40 4.53 4.96 3.67 4.60 3.50 5.66 5.49 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 423 405 L 417 384 L 375 L 378 L 342 L 335 L 321 L 326 L 306 L 320 L 3.03 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 13.3 L 12.7 L 13.1 L 12.1 L 11.8 L 12.0 L 10.9 L 10.9 L 10.4 L 10.7 L 10.4 L 10.8 L 10.1 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 39.8 L 37.9 L 39.3 L 35.9 L 34.8 L 35.5 L 32.3 L 32.3 L 30.9 L 31.6 L 30.8 L 32.4 L 30.3 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 19.8 14.8 11.8 L 6.9 L 6.4 L 25.5 12.8 22.5 10.0 L 21.7 20.1 20.1 11.5 L 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 5.9 3.5 5.9 7.6 5.0 12.8 H 8.4 9.5 9.5 9.7 10.6 2.0-11.0
リンパ球% 30.2 30.1 49.8 H 44.7 26.5 33.1 39.5 38.3 43.6 41.7 31.6 19.0-49.0
好中球% 62.3 65.2 42.1 46.0 67.0 H 52.8 51.0 51.2 45.5 56.9 37.0-72.0
好中球数 4.21 3.77 1.87 2.18 3.76 2.85 2.31 2.54 1.67 2.26 1.67 3.22 過去最低:1.02
CEA 2.4 5.0 過去1.2-1.8
CA19-9 18.5 37U/ml以下 29.3(2013/2/28)  
KL-6 500U/ml以下 442(2013/2/28) 
間質性肺炎の活動性を測る指標

LDHにHが付されているが、これは癌細胞等が破壊されるときにも上昇する値なので気にする程でもないとのこと。
赤血球数、へモグロビン、ヘマトクリット過去最低値を示している。 徐々に変化しているので余り自覚症状はないが、やはり運動能力は落ちているのであろう。 これまでの経験から今後1週間は値は低下しつづけると予想されるので憂鬱だ。 基準値最低の70%の値であるにも係わらず、肺癌の主治医も女子医大の医師も余り気にしていない様子・・・。 両医師とも白血球数は少しは注意している様子。 う〜ん、確かに免疫力低下で感染症にでもかかったらとても厄介そうだが、ヘマトクリット低下などによる貧血症状や体力低下などは恐らく命に係わるような致命傷に至るとは思われないと素人ながらにも納得できる。 血小板数が基準値以下になると鼻をかむのも少し怖くなる。 勢いよく鼻をかむと鼻血も一緒に出てしまうことが多い。 鼻血なんて子供の頃しか出した記憶がないのに・・・・。
 
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2015/07/28
(火)
副作用(アリムタ+アバスチン)

 カルボプラチンがなくなりアリムタ+アバスチンでの副作用、どのように現れるか少し気がかりだった。 今のところ殆ど変わらないような気がする。 昨日当たりから消化器系で「ゲップ」などが頻発する。 前回よりも少し早く現れたようだ。 これは副作用かどうかわからない。 現在、生命保険協会等と紛争中で、つい先日生命保険相談所から不誠実な回答を受領した。 これによるストレスのため消化器系に異常をきたしたのかもしれないと思っている。 体力的には前回の休薬期間中と比べ、やや低下しているように感じる。 早足で歩いたりすると胸上部に圧迫感を感じることもある。 安静時の酸素飽和度も以前よりは少し低くなったよな感じだ。 最近はSpO2が95%以上を示すことは殆どない。 大体93〜94%程度だ。 先日の慈善演奏会で歌わせていただいたとき、高音で長く発声しなければならないフレーズのところでは頭がくらくらして卒倒しそうになった。 このときSpO2を測定すると85%前後まで落ちている。 JR池袋駅のホームへの上り階段を上りきったときとほぼ同じ位だ。 ただ救われるのは回復が早いことだと思う。 2,3分も経過すれば94,5%に回復している。 歌を歌っているときは時には98%まで回復することもある。 およそ20日弱後に2回目の維持療法が予定されている。 このときまでに赤血球数やヘモグロビンなど回復しているか気になる。 とにかく毎回点滴直前の検査数値は下がってきており、基準値最低値の70%程度の値なのだ。 しかもこれまでは休薬期間が4週間だったが、これからは3週間とのこと。 場合によっては投薬量を減らすことになるかもしれない。
 化学療法1回目ほど極端ではないが、多分アバスチンの副作用と思われる体のあちこちにできるシミ等、少しではあるが未だに新規に出現している。 
ネブラスカ州 スコッツブラフ国定公園
2002/5/30撮影
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2015/07/24
(金)
副作用としての便秘

 予想していたとはいえ、今回も便秘症状が顕著に出現した。 カルボプラチンが投与されなくなるので副作用は少しは軽減され便秘症状も以前よりは軽いと期待していたが、点滴以降、便意は起こるものの全く排便できない。 少しでも便意を催すとすぐにトイレに駆け込むが、出るのはガスだけ。 若干便意があるもののいくら力んでも出ない。余り力みすぎると脳貧血を起こしそうな感じになってしまう。 上半身を前傾させ頑張るが無理だ。 洗浄水で肛門周辺を刺激してもまだ排便できる状態にはならない。 昨晩就寝前に以前処方していただいた下剤(ラキソベロン内用液、約20滴)をトマトジュースに混ぜて飲んだが、翌日効果は出なかった。 前回の休薬期間中は、そんなに便秘対策はしなかったが、今回はしっかりと行い、早く解消したいと思っている。本日から毎食事後に便秘薬マグラックス錠を服用することにした。 これまでの経験からすると4,5日は排便できず体重が増え、耐えなければならないと予想している。 10日も経てば便秘症状のことはすぐに忘れてしまい、どちらかと言えば骨髄抑制による体力と免疫力低下が心配になってくるのだが、今回はどいなることやら・・・。
 
フランス バルディゼールスキー場
2001年1月26日撮影
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2015/07/23
(木)
維持療法(アリムタ+アバスチン)

 日帰りで抗がん剤の点滴を受けてきた。 採血、採尿、診察1、点滴、診察2の順番で行われる。 診察1は採血結果を見てから抗がん剤投与量を決めることになる。 いずれにせよ、長時間になりそうだ。 採血結果を早く出していただきたいという思いで、午前8時半より少し早めに病院に到着。 こんなに早く病院に着いたのは初めてだ。 かなり早く病院着だろうと予想していたが、すでに多くの患者がいた。 自動診察受付は8時半から開始らしい。 自動受付を行うための整理券が配布されていた。 87番だった。 8時半、自動受付が始まった。 少し待ってから受付。 採血室に向かう。 ここでも多くの患者がいて待たされた。 採尿は予想していなかった。 殆ど出ない。カップの最低線より少し下までしか出なかった。 採血終了後、診察室待合室へ。呼吸器外科の診察受付番号は1番なのだが、呼ばれない。 まだ採血結果が診察室に届いていないのであろう。 待合室で待っている間、看護師が体重と体温を測りに来た。 体重は投与量を決めるためなのだろう。 主治医の説明を聞く。 今日は診察室には担当医は見当たらない。 主治医が右腕に点滴針を刺す。 主治医が刺すなんてちょっと恐縮。 その後、看護師に9週間に1度のメチコバール注射液を筋肉注射。 看護師に連れられて点滴室に向かう。 初めての経験だ。 電動マッサージチェアーよりやや固めの椅子に腰掛ける。 テレビ、リクライニング付きのチェアーだ。10時頃点滴開始

 10:12〜 デカドロン注射液6.6mg
 10:42〜 セロトーン静注液10mg
 11:10〜 アリムタ注射液900mg
 11:20〜 アバスチン点滴静注用900mg
 11:45〜  生理食塩液「ヒカリ」50ml
 12:00 終了

 所要時間3時間位と聞いていたが、意外と早く終了した。 持参した音楽CD3枚聴いたところで終了。 点滴針が外され再度呼吸器外科診察室に向かう。 次回の治療日の決定と処方箋印刷。
会計に向かう。 今日はいつもの外来受診と異なり、かなり私の分の会計処理が出来上がるのに時間がかかる。 
 本日の診療費830180円(自己負担:36010円) 今月は既に3回外来受診を行っており、多分国民健康保険限度額の上限を超えることになるであろう。 多分自己負担分の36010円は上限に達したからこのように少ない金額なのだろう。 こういうときには処方していただく薬も多い目にお願いしていたほうがお得だろうと思う。 パンビタン100日分、タケブロン60日分の処方をお願いした。
 薬局支払額(自己負担:2680円)多分、後日、この金額は自治体から還付されると期待している。

2015年7月23日採血結果
H27
3/6
3/24 3/30 04/02 04/06 04/10 04/21 05/11 05/19 06/08 06/17 07/13 07/23 基準値 意 味
総蛋白 6.9 6.6 6.6 6.9 6.7 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 4.0 4.0 4.0 3.9 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 19 18 27 24 22 21 20 20 20 20 20 23 10-33
ALT(GPT) 18 37 H 30 29 22 20 17 17 16 15 17 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 189 171 202 229 220 249 H 203 212 228 222 216 219 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 327 242 254 253 261 265 280 296 213 230 227 199 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 80 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 134 30-149
LDL-コレステロール 114 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 17 16 18 21 H 19 19 18 18 19 8-20
クレアチニン 0.9 0.8 0.9 1.0 1.0 0.9 0.9 0.6-1.1
クロール 109 H 108 105 107 108 109 H 112 H 109 H 109 H 111 H 111 H 110 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.0 2.2 H 0.8 H 0.9 H 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
GFR推定値 69.3 L 62.8 L 59.8 L 60-89:正常または軽度低下
45-59:軽度〜中等度低下
腎臓の働き(GFR(糸球体ろ過量)推算値)
白血球数 6.95 6.75 5.78 4.44 4.74 5.61 5.40 4.53 4.96 3.67 4.60 3.50 5.66 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 434 423 405 L 417 384 L 375 L 378 L 342 L 335 L 321 L 326 L 306 L 320 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 13.7 L 13.3 L 12.7 L 13.1 L 12.1 L 11.8 L 12.0 L 10.9 L 10.9 L 10.4 L 10.7 L 10.4 L 10.8 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 40.3 39.8 L 37.9 L 39.3 L 35.9 L 34.8 L 35.5 L 32.3 L 32.3 L 30.9 L 31.6 L 30.8 L 32.4 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 16.4 19.8 14.8 11.8 L 6.9 L 6.4 L 25.5 12.8 22.5 10.0 L 21.7 20.1 20.1 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 6.2 5.9 3.5 5.9 7.6 5.0 12.8 H 8.4 9.5 9.5 9.7 10.6 2.0-11.0
リンパ球% 30.4 30.2 30.1 49.8 H 44.7 26.5 33.1 39.5 38.3 43.6 41.7 31.6 19.0-49.0
好中球% 61.8 62.3 65.2 42.1 46.0 67.0 H 52.8 51.0 51.2 45.5 56.9 37.0-72.0
好中球数 4.30 4.21 3.77 1.87 2.18 3.76 2.85 2.31 2.54 1.67 2.26 1.67 3.22 過去最低:1.02
CEA 1.9 2.4 5.0 過去1.2-1.8
CA19-9 18.5 37U/ml以下 29.3(2013/2/28)  
KL-6 485 500U/ml以下 442(2013/2/28) 
間質性肺炎の活動性を測る指標

赤血球数ヘモグロビンヘマトクリットの値が上がっている。 最近、少し体調がよくなっているような気がしていた。 この程度の検査数値の変化でも何となくだが感じられる。 基準値に戻るまでには過去の経験からして抗がん剤投与が終わり骨髄抑制の副作用が消えてから恐らく120日程度要したと思う。 このときの回復振りは驚異的であったのでそれなりに期待している。 
 
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2015/07/18
(土)
筋力低下?

 抗がん剤の副作用ではない(と思う)。 最近天気が悪いので散歩に出かけられない日が多かった。 4,5日ぶりに散歩可能な天気になった。 いつもの散歩コースを歩く。 所要時間1時間弱、約6000歩歩く。 出発してから1000歩程度歩いている間、何か足が重いというかだるいという感じがする。 ほぼ毎日続けて歩いている頃には無かった感覚だ。 1000歩を過ぎると足取りは何となく軽やかになった気がする。 多分運動不足で足の筋肉が弱っているのだろうと思った。 つい最近までは僅か3,4日運動不足で筋力が急激に落ちるとは思ってもいなかった。 抗がん剤による体力低下も少しは影響しているのかもしれないが、友人に加齢と共に筋肉は使わなければ急激に衰えると最近忠告されたばかりだ。 
 これから暑くなる季節、この暑さや雨等で散歩の機会が減るのはつらい。 自宅でテレビを見ながら足を上げたりしてなるべく楽な運動を続けたいと思うがなかなか持続できない。 運動不足解消のためと思いヨガマット等を購入したが、殆ど使っていない。 パソコンに向き合う時間が多すぎるとあちこちに筋肉痛が起こったり、下手すると腰痛になりかねないのでなるべくPCと向かいあう時間は短くしたいと思うがなかなか難しい。  
カナダ アルバータ州 Icefields Parkway
2008/7/14撮影
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2015/07/15
(水)
外来受診(呼吸器外科)

 3日連続の通院だ。 今日は主治医と今後の治療について決める。 主治医と2月、5月、7月撮影のCT画像を見比べる。 2月と7月の画像を見比べると変化状況が分かりやすいが、2月/5月、5月/7月を見くらべると変化状況が分かりづらいと主治医に話す。 スライス面の角度、撮影時の状況等により比較しづらくなったのであろう。 主治医も若干納得していただけたようだ。 で、今回の化学療法効果はあった、病巣部拡大はなかったということは主治医と確認できた。 明らかに縮小している病巣部もあった。 ちなみにこの病院のCT撮影ではスライス間隔は2mmだそうだ。 毎回同じ水平面で撮影できるとは限らないので微小な変化はスライス角度により微妙となる。 CT画像の比較で少々の縮小/拡大は恐らくスライス角度の違いからであろうから、余り気にしない方が精神衛生上良いと思う。
 これまでの化学療法(アリムタ+カルボプラチン+アバスチン)は4サイクルまでで、5回以上繰り返しても効果があるというデータは存在しないとのこと。 今後の治療方針としてい4つの案が示された。
 
 1.維持療法(アリムタ+アバスチン)
 2.何もせず経過観察
 3.放射線療法
 4.忘れた・・・・
 
迷わず1.の維持療法をお願いした。 アリムタ+アバスチンも6サイクルが限度らしい。 これまでは4週間を1サイクルとして化学療法を受けてきたがアリムタ+アバスチンの場合は3週間を1サイクルとするらしい。 点滴時間は3時間程度。 入院ではなく通院で行うとのこと。 今日にでも維持療法を行って欲しいが、まずは血液検査で検査値が回復しているのを確認してからでなければ始められないとのこと。 8日後、7月23日、朝採血、検査結果を確認してから点滴室でアリムタ+アバスチン投与の予定。 これからはカルボプラチンが無くなるので副作用は少し軽くなるであろうとのこと。 多分私の場合、プラチナ製剤は骨髄抑制の副作用を強くもたらすような気がする。 抗がん剤の副作用、やはり骨髄抑制が一番きつい。
 本日の医療費:730円(自己負担:220円)
 
カナダ アルバータ州 バンフ
2001年撮影
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2015/07/14
(火)
外来受診(消化管内科)

 2014年3月5日内視鏡的粘膜下剥離術(ESD)により胃癌摘出後のフォロー検診で当面半年後とに内視鏡検査する予定だった。 1年後の今年3月内視鏡検査の予定だったが、肺がん治療が優先され消化器内科の診察は延期されていた。 今日、外来受診した。 医師との話でしばらくは肺がん治療を優先することになり、内視鏡検査はまたまた延期。 実際、現在の体調で内視鏡検査は怖い。 免疫力最低、血小板が少なく万が一出血した場合怖い、血管が弱っている・・・の理由。
 とりあえず10月に外来受診の予約。 そのとき内視鏡検査を行うか否かを判断することになった。
 本日の医療費:730円(自己負担:220円)
 
ハワイ州 マウイ島
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2015/07/13
(月)
外来受診(呼吸器外科)

 採血および胸部CT撮影を済ませ呼吸外科の診察室に向かう。 呼ばれた。 病巣部がかなり縮退しているいう期待感と、拡大しているのではという不安が交錯する。
前回のCT画像と比較しながら担当医が説明してくれる。 前回ほど劇的に縮小は見られないが、拡大もしていない。 化学療法の効果はあったと言えるとのお話。
CT画像を見ても縮小しているとも拡大しているとも言えない感じだ。 これは比較がスライス面の位置の差異とか撮影時の角度の問題等があり必ずしも今回/前回と同じスライス面、角度ではないので厳密には差異はいえないとのこと。 5/11の画像と比べると差異は分かりにくいが、恐らくスライス面の差なのだろう。 7/13と2/19の画像は比較的スライス面は一致しているようだ。 これと比較すると明らかに縮小している。 と都合よく自分勝手に思い込んでおこう・・・・。
2015/7/13 右肺上葉
 
2015/7/13 右肺上葉 病巣部拡大
 
2015/5/11 右肺上葉 病巣部拡大
 
2015/2/19 右肺上葉 病巣部拡大
2015/7/13 右肺中葉
 
2015/7/13 右肺中葉 病巣部拡大
 
2015/5/11 右肺中葉 病巣部拡大
 
2015/2/19 右肺中葉 病巣部拡大
 5月11日の診察時は明らかに縮小傾向が素人の私でも認められたが、今回は分からなかった。 もう癌細胞に耐性が生じたのか・・・、少し不安になる。 今後の治療については明後日主治医と相談することになった。 やばいな〜、2年持たないかもしれない・・・・。 こんな弱気になってはいけない。

2015年7月13日採血結果
H26
6/13
10/09 H27
3/6
3/24 3/30 04/02 04/06 04/10 04/21 05/11 05/19 06/08 06/17 07/13 基準値 意 味
総蛋白 7.0 7.0 6.9 6.6 6.6 6.9 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 4.2 4.4 4.0 4.0 4.0 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 17 19 19 18 27 24 22 21 20 20 20 20 20 10-33
ALT(GPT) 18 21 18 37 H 30 29 22 20 17 17 16 15 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 187 189 171 202 229 220 249 H 203 212 228 222 216 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 247 327 242 254 253 261 265 280 296 213 230 227 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 80 80 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 76 134 30-149
LDL-コレステロール 135 114 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 17.1 17 16 18 21 H 19 19 18 18 8-20
クレアチニン 0.9 0.8 0.9 1.0 1.0 0.9 0.6-1.1
クロール 108 109 H 108 105 107 108 109 H 112 H 109 H 109 H 111 H 111 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.0 2.2 H 0.8 H 0.9 H 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
GFR推定値 69.3 L 62.8 L 59.8 L 60-89:正常または軽度低下
45-59:軽度〜中等度低下
腎臓の働き(GFR(糸球体ろ過量)推算値)
白血球数 6.30 6.13 6.95 6.75 5.78 4.44 4.74 5.61 5.40 4.53 4.96 3.67 4.60 3.50 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 443 452 434 423 405 L 417 384 L 375 L 378 L 342 L 335 L 321 L 326 L 306 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 13.4 L 14.0 13.7 L 13.3 L 12.7 L 13.1 L 12.1 L 11.8 L 12.0 L 10.9 L 10.9 L 10.4 L 10.7 L 10.4 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 42.1 41.8 40.3 39.8 L 37.9 L 39.3 L 35.9 L 34.8 L 35.5 L 32.3 L 32.3 L 30.9 L 31.6 L 30.8 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 16.7 18.2 16.4 19.8 14.8 11.8 L 6.9 L 6.4 L 25.5 12.8 22.5 10.0 L 21.7 20.1 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 6.4 6.2 5.9 3.5 5.9 7.6 5.0 12.8 H 8.4 9.5 9.5 9.7 2.0-11.0
リンパ球% 25.8 30.4 30.2 30.1 49.8 H 44.7 26.5 33.1 39.5 38.3 43.6 41.7 19.0-49.0
好中球% 61.8 62.3 65.2 42.1 46.0 67.0 H 52.8 51.0 51.2 45.5 37.0-72.0
好中球数 4.30 4.21 3.77 1.87 2.18 3.76 2.85 2.31 2.54 1.67 2.26 1.67 過去最低:1.02
CEA 1.9 2.4 5.0 過去1.2-1.8
CA19-9 18.5 37U/ml以下 29.3(2013/2/28)  
KL-6 485 500U/ml以下 442(2013/2/28) 
間質性肺炎の活動性を測る指標

サイクルが進むに連れて何となく体力が落ちてきているような気がしていたが、採血結果に見事に表れていると思う。 点滴後ほぼ4週間後、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリットの数値がサイクルが進むに連れて少しずつ低くなっている。
 本日の診療料:26490円(自己負担額:7950円)
 
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2015/07/11
(土)
慈善音楽会

 今日は某老人ホームでの慈善音楽会に出演させていただいた。 音大声楽科出身の人達との小さな声楽アンサンブルの一員として歌わせていただいた。 このアンサンブル、20年以上の歴史あるアンサンブルらしい。 年間6,7回老人ホーム等で慈善音楽会を開催している。 私も2014年から参加させていただいており、出演回数も10回以上になる。 私はアマチュアだが、プロの方々と一緒に歌わせていただいているととても楽しい。 プロの人達は音楽会で独唱もされる。 私も主催者から独唱を勧められることがあるが、恥はかきたくないので遠慮させていただいている。 今日の音楽会の出演者は女声5名、男性3名と指揮者、伴奏者の合計10名での出演となった。 私と同じ声部で歌うプロの方が体調を崩され急遽出演不可能に、私の声部は私一人で歌わざるを得なかった。 途中私の声部がとても目立つところもあり、緊張した。
 私は歌を歌うには大きなハンディを背負っていると思う。 2011年、右肺葉下切除、2013年左肺葉下切除、2015年右肺上葉/下葉の癌病巣に対して化学療法、呼吸能力は発病以前の半分以下だ。 肺癌のステージも2011年:2A、2013年:2B、2015年:ステージは主治医から聞いていないが恐らく2〜3だろう。 これらのステージを考慮した5年生存率は恐らく40%以下だろうと思う。 もうじたばたしても始まらない。 医療技術の進歩と自分自身の免疫力に期待するしかないと思う。 免疫力アップのためにはかなり努力していると思う。 生活習慣や食生活は劇的に改善し、おそらく模範的だろうと思う。 また精神的にも我が人生で今がもっとも充実しているのではないかと思っている。 この精神的な充実感とか前向きな姿勢は免疫力アップにかなり効果があるのではないかと自分勝手に思っている。 
 プロの方と一緒に歌う。 私のようなハンディを背負った人間でもプロの方と一緒に歌えるということを示し、同じような患者様に希望を持っていただければと思う。 老人ホームでは、車椅子生活の方も多く、体力的、精神的にも私なんか比べ物にならないほど大変なハンディを背負っている方々を見受ける。 こういった環境で歌わせていただくと人生について更に考えさせられ、自分自身の成長になっていると思う。 
 
老人ホームでの慈善音楽会
2015/07/11撮影
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2015/07/09
(木)
副作用の出現時期と強さ

 これまでの4回にわたる化学療法治療で私が感じた副作用出現時期とその強さを示したのが下のグラフだ。 今回の化学療法は本来3週間を1サイクルとして繰り返すのが標準的らしいが、私の場合、副作用からの回復が遅いため4週間を1サイクルとして治療していただいた。 下のグラフで28日以降は、便秘症状、消化器系、後鼻漏以外は0日目よりも検査数値的に2,3%低い状態からの治療になる。 従って免疫力とか体力はサイクルが進むにつれてより自覚しやすくなる。
 このグラフはあくまでも私個人の主観による表示です。 副作用の表れ方は個人差が大きいようです。あくまでもご参考資料です。
 

 
便秘 投与当日から便秘。 4,5日間排便できず。 2週間程度は治療前のような快便は感じられない。
消化器系  私の場合、胸上部の不快感やゲップが頻発する。 食欲不振は病院食以外では殆ど感じられない。
後鼻漏 血管系が弱くなっているためか2週間目頃に鼻血が出る。2週間目辺りからなんとなく鼻水が喉の方に落ち込んでいる気がする。 
血管系 1週間前後から内出血があちこちに起こる。 血圧計で測定時、腕に圧力がかかった程度でも内出血らしい痕が残ってしまう。
免疫力 自覚症状はない。 白血球数や好中球数を見ると20日前後が最悪点のようだ。 
体力 赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット等の数値が下がる。 これも20日前後が最悪点のようだ。 サイクルを重ねるに従い、
体力低下を感じることが多くなってきた。散歩時歩幅を拡げたり、歩行速度を上げると息切れ感がある。 2週間目辺りから立ち上がったときなど何となく頭がぼわん、ぼわんとした多分貧血症状らしい症状が自覚できる。
 
明石海峡大橋
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2015/07/02
(木)
1行日誌

 現在、私は日誌と言えるような記録を4種類綴り続けている。 1:晴美の独り言、1997年以来、自分なりの意見など発露の場として、もう2500回以上続けている。 何とか3000回まで続けられるよう生き延びたく思っている。 1回分で多分1000〜2000字、3000回分と言えば300万〜600万字分だ。 我ながら驚く。2:この肺癌闘病記、2011年肺癌告知されて以来継続している。 告知された頃、色々とネットで調べた。 同じよう闘病されている方、支援されている方々にお役に立ちたいという自己満足を満たしたい欲望と、自分自身の不安定な気持ちを鎮めるため、今後の自分自身の治療に少しでも役立てたいという思いから続けている。 後、非公開だが3:声楽関係の日誌も気が向く毎に記録している。 1000〜2000字程度の文章を作成するのは慣れないととても面倒だ。 こういった内容を書きたいと思っていても「思い」だけが先走りなかなか文章としてまとまらないのだ。 面倒くさがって執筆をしばらく停止すると、このまとめる能力があっという間に低下してしまう。 4:1行日誌。 日誌というか、個人的記録/予定表のようなものだ。 2011年の手術以降毎日継続している。 起床時の天気、起床時間、血圧、体重、体脂肪率、前日の歩行数、就寝時刻/時間、就寝中に目覚めた回数を記録している。もう習慣になっているので全く苦にはならない。 長期間にわたって記録し続けるとおおよその傾向が把握でき、異常も見つけやすい。 体重コントロールもこのデータを元に自分なりの理想体重±500g程度で行っている。主に食事量を制御することでコントロールしている。 この1行日誌は日誌が苦手という方にはお勧めだと思う。健康意識も相当改善されると思う。
 今は書かなくなったが他にも5:グランツーリスモ・プレイ日誌、家庭用ゲーム機器でのレーシングゲームとしては世界最高レベルと思うが、最近はゲームソフトの品質のお粗末さが余りにも目立つようになってきたので執筆しなくなった。 6:営業日誌、1997年スナック経営を始めたのを契機に営業戦略の一環として書き続けた。 7:その他旅行記録
 1997年以前は日誌なんて全く書かなかった。強いて言えば小学生時代、夏休みの絵日記を夏休み終了間際にまとめて書いたくらいしか記憶にない。
 今は文章作成等をすることで脳を活性化する、終活の一環として自分自身の生き様を残し、残った自分の家族や知人などに自分自身を理解して欲しいという思いで綴り続けている。
 
月面走行車
ニューメキシコ州 スペース・センター
2001年撮影
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2015/06/30
(火)
酸素不足?

 予想はしてたとはいえ、やはり体調は徐々に悪くなっているようだ。 経験上、抗がん剤点滴後2〜3週間辺りが体調最悪の状態となると予想している。 これからの1週間が血液組成は最悪の状態になると思える。 昨日、一昨日と夜、鼻血があった。 鼻血なんて記憶では小学生か中学生の頃出血した位で成人してからは全く記憶にない。 それだけ血管が弱くなり、血小板もかなり少なくなっており出血が止められないのだろうと思う。 起床時もここ数日左前頭葉付近に軽い頭痛、血圧も少し高め。 頭が「ぼわん、ぼわん」といった何となくふらつくような感じもする。 顔が紅潮していると感ずる回数も増えたような気がする。 リビングで安静にしていてトイレに行き、リビングに戻って酸素飽和度を測定、90%強位で恐らく私の平常時の値よりも5%程度低い。 健康な人ならば恐らく97%以上あるだろう。 前回の休薬期間中よりも確実に体調は悪くなっていると思う。 今回の治療では全体を通じてこれからの1週間が体調最低の時期だろうと思う。 体調が悪いとはいえ2011年に受けた術後補助化学療法受診時と比べればかなりマシだと思う。 また、そのときの治療後の目覚しい回復振りを思うと、後わずかの我慢だと思う。
 
東京都 渋谷区 NHK放送センター
2007/5/26撮影
新宿で生活していたときはここも散歩コースのひとつだった。
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2015/06/28
(日)
血管系への副作用

 起床時、いつも通りベッドで少し安静にしてから血圧測定を行った。 131-77/67Bpmといつもより血圧が10〜15%程度高い。 また心拍数も同程度に多い。  血圧測定においては10%前後の差は測定箇所の高さ(本来心臓と同じ高さで測定するらしい)で変わるものだ。 測定環境とか体の状態などに気をつけながら測定しているので測定誤差にしては少し多すぎると思う。 心拍数が多いのも気になる。 左前頭葉付近に鈍い頭痛、これも前回と同様だ。2,3日経過すれば治まるはずだ。
 後で、過去4回の化学療法以降の記録を調べてみた。 ほぼ毎回、点滴後10日〜14日前後で血圧が高くなっていることが判明。 治療回数が増えるに連れてこの傾向が僅かに強くなりつつあるようだ。 そういえば、時たま安静時に測定する酸素飽和度も血圧と同様に治療回数を重ねる毎に悪くなっているようだ。 最近は95%以下の場合が多い。 少し体を動かしたりすると90%以下になることも多い。 90%以下は危険域と言われているがそんなに心配していない。 経験上、回復してくるのは確実だろうと思っているからだ。 2011年〜2012年に受けた術後補助化学療法後の体力回復は驚くほど凄かった。 今も当時と同様に骨髄抑制のため、血液がかなり劣化しているのだろうと思う。 赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリットなど最低点付近では基準値最低の70%程度まで落ちているので、恐らく酸素を求めている体が心臓などに負担をかけているのであろう。 夜、鼻血が出た。鼻血なんて殆ど出たことがないので少し怖かった。 このまま鼻血が止まらないのではと心配になった。 止まらなければ休日でもあるし救急車を呼ばなければならないなかな〜と心配したが、ティッシュペーパーを鼻の穴に詰めて10分も経てば止まった。 
 また、血管系の異常として内出血が多く、血管の痛みの回復が遅いのも気になる。 1、週間前、5週間前、9週間前の点滴痕が未だに消えない。
 次回の外来受診で今後も化学療法を継続するかどうかが決まる。 継続と期待しているが、継続するとしてもアバスチン+アリムタで今までのカルボプラチンは投与しない。 これだけでも、今までよりも副作用は小さくなると思う。 
 全体的には今後1,2週間が体力、免疫力など最低になると思う。アバスチンとアリムタは効果が確認できなくなるまで継続するらしい。 現在は治療中なので2ヶ月に1回の割合でCT撮影を行っている。 次回の通院ではCT撮影を行う。どの程度縮小しているか楽しみだ。
 
コロラド州 ロッキーマウンテン国立公園
2002/6/18撮影
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2015/06/26
(金)
生活習慣

 2011年8月に右肺下葉の胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(K514-2)受診以来、私の生活は劇的に改善されたと思う。 また自分自身の健康意識も格段に高くなったと思う。 人生や哲学的瞑想に耽る時間もかなり増えたと思う。 未だに日々自分自身の成長ぶりを実感している。 恐らく今までの人生で、今が一番充実感を感じていると思う。 
 サラリーマン時代の過残業、徹夜勤務の連続、不規則な食生活、会社/家族の人間関係の悩み・・・、脱サラリーマンしてからスナック等の経営者に変身。 昼夜逆転の生活、男女の領域を越境する自由気ままな生活態度、サラリーマン時代と同様に不規則な生活リズム、食生活、過労、ストレスこそ減ったものの決して健康的な生活態度だったとはいえなかった。 スナックを閉店するときも極度なストレス過多になった。 えげつない家主のおかげで閉店を決めてから2,3年営業を続けざるを得なかった。 サラーリーマン時代からお店閉店前後の不規則な生活、食生活、過度なストレス、恐らくこれが原因で肺癌を患ってしまったのだろうと思う。
 術後、生活態度は激変した。 この4年近く、生活リズムはほぼ8時前後起床、0時前後就寝、1日当たりの睡眠時間6,7時間。 1日当たりの歩行数、約7000歩、1時間弱の散歩を可能な限り行っている。 食生活、かなり自慢できる内容ではないかと思う。3食ほぼ定時に自炊して摂っている。 ほぼ毎日、野菜としてほうれん草(おひたし)、大根、水菜、レタス、トマト、にんじん、ブロッコリー、パプリカ、キャベツ、セロリを、果物としてバナナ、グレープフルーツまたはりんご、今はさくらんぼを追加、ご飯1,2膳、今は減量のために朝1膳だけにしていることが多い、動物性蛋白源として鮭orししゃもor秋刀魚、豚肉or鶏肉、植物性蛋白源として豆腐なども週に1度は摂取するようにしている。 腸内環境を良くするためにはちみつトッピングのヨーグルト、チーズ、牛乳をほぼ毎日摂取している。 1日のお楽しみとして大福もち1個を食べている。 炭水化物系の菓子類はこの大福もちだけである。 緑茶は1日当たり1リットル、コーヒーはマグカップ1杯、牛乳タンブラー1杯、水分補給としてタンブラー2杯分程度飲んでいる。 もっと異なる栄養素も摂取しなくてはという思いから週に1度は友人と昼食をレストランで食べている。 友人とは食事とお茶タイムで3時間程度過ごす。 お茶タイムのときはドリンク飲み放題を注文するのでいつも帰宅時には平常よりも1,2kg体重が増えてしまっている。 2kgも増えると大変だ。平常の体重に戻すのに1週間前後かかる。 殆どは食事を抑制することで減量している。
 昔と比べ今は本当にストレスが軽減されていると思う。 昔は体に良くないと思われる過重なストレスが多かったが、今は適度なストレスでかえって健康的なのではないかと思っている。 200人の合唱団で歌わせていただいているが、ときたま練習時にソロを歌わせてもらっている。 かなり緊張するが心地よいストレスだと思う。 声楽科出身のプロの方たちと毎月老人ホームなどで慈善コンサートに参加させていただいている。 プロの方に迷惑をかけられないのでそれなりに自宅で練習もそれなりにしっかりと行っている。 肺を半分以上も切除しても、歌い続けられることを示したいのだ。 
 頭脳が老化するのも避けなければならない。 今はアフラック社とか生命保険協会とケンカ中だ。 文書で頻繁に質疑などを繰り返している。 相手方の不当性を立証するためにはそれなりに綿密に調査し、戦略を立てなければならない。 調査範囲も広がり、今や行政も含む金融業界そのものの報道されない暗部が浮かび上がりだしている。 ホンマ、えげつないです。 ケンカ、結構ボケ防止に役立っていると思う。 皆様も医療保険を見直し、疑問点等を保険会社や金融庁に問い合わせてみては? 
 ま、とにかく、生き延びることに必死なのだ。 現在の抗がん剤治療もいずれ癌細胞の耐性がつき、治療効果がなくなってくるだろう。 恐らく1年後には「免疫チェックポイント阻害剤」と呼ばれる分子標的薬が承認されると予想している。 この薬の効果も素晴らしいようで、何が何でも使用可能になるまでは生き延びなければと思っている。 この希望がまた延命に良い結果をもたらしているのであろうと思う。
 
コロラド州 コロラド高原 CO-114
2002/6/12撮影
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