肺 癌 ( 腺 が ん )      闘 病 記 録       前頁 最初
日 時
2016/01/20
(水)
わさび

 先日テレビの健康番組で免疫力を高める食材について放映されていた。 2011年肺癌手術を受けて以来、それまでの生活態度を大きく変えてきた。 食生活、十分な睡眠、規則正しい生活リズム、適度な運動、ストレスの少ない生き方・・・。 ほぼ医師も絶賛するほどの模範的な癌と共生する人間の生活態度だろうと思う。
 食生活においては野菜摂取量は多いほうだと思う。殆ど毎日、ほうれん草または小松菜、キャベツ、大根、玉ねぎ、レタス、人参、パプリカ、トマト、セロリ、ブロッコリーを食べている。 その他ピーマン、ジャガイモ、白菜などを食べている。1日の摂取量は多分500g以上だと思う。
 テレビではキャベツは免疫力を高める効果がかなり高いそうだ。 もうひとつわさび、それも和わさびも免疫力を高めるのにかなり効果があるそうだ。 できれば毎日摂取するようにテレビでは薦めていた。テレビを見てから、マヨネーズの替わりにわさびを少量つけて、野菜類を食べるようにした。 結構わさび、色々な食材に合うことを発見。 本来ならば和わさびを直接すりおろして摂取するのが理想的なのだろうが、私のような貧乏人にはちょっと無理。 市販のチューブ入りわさびでもそれなりに効能はあるらしい。 西洋わさびがメインの100円のチューブわさびを早く使い切り、ちょっと高めの和わさびがメインのチューブ入りわさびをこれからは毎日摂取しようと思う。
 現在は抗がん剤による維持療法中。 抗がん剤による治療も重要だが、自己免疫力を高めることも大変重要だと思う。 2011年1回目の肺癌手術を受けたときの病理病期はステージ2A、当時の5年生存率は50%以下だったと思う。 2013年の手術時はステージ2B、現在右肺上葉、中葉の3箇所の癌病変部を考慮すると5年生存率はかなり低くなっていると思う。 でも今は抗がん剤の副作用と思われる軽い体調不良はあるものの、かなり健康的だと思う。 多分食生活を含む生活改善により免疫力を高めてきたことによる結果でもあろうと自分流の都合の良い解釈に自己満足している。 この「自分流の都合の良い解釈」が精神的ストレスを軽減させ、更に好循環をなしているのかもしれない。
 
アラスカ州 ユーコン川
ダルトン・ハイウェイ
2008/7/3撮影
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2016/01/18
(月)
やはり・・、便秘

 これまでの治療経験から抗がん剤点滴後、1週間程度は便秘に悩まされるとはわかっていた。 1ヶ月前の強烈な下痢症状以来、今回点滴を受ける直前までは、下痢症状は消えたものの、やや軟便気味だった。
いつもは点滴直後の食事後から便秘薬マグラックス錠を服用していたが、今回は服用しなかった。 点滴後、排便できず、翌日も便秘症状が顕著になってきた。 あ〜、やはり・・・という思いだ。 以降毎食時後にマグラックス錠を服用するようにしている。 このマグラックス錠、大きくて不味い。 飲み込みにくいのがいやだ。
 前回までとは異なり、今回からは副作用は恐らくアリムタだけの副作用だろうと思う。 以前程強烈な便秘症状ではない。 便意を催し、トイレに駆け込むとガスの排出だけのことが多い。 日がたつにつれお腹が張った感じになり、おならがよく出る。 これまでの経験により後2,3日で正常に戻ると期待している。 便秘が続くと食事制限もせざるを得ない。 いつもより食べる量を減らしている。 それでも1日当たり200g程度体重が増加してしまう。 便秘と下痢、どちらかと言えば下痢の方が怖い。 とにかく食事量を増やしても徐々に体重が減少してくるのが怖い。 まだ便秘の方がましだ。
 今のところ点滴後の副作用といえば、便秘、消化器系の不調:時々、ゲップが頻発し、胸の圧迫感も感じる。 消化器系の異常とは思うが、心臓系の異常かもしれない。 鼻出血:以前よりは症状は和らいだようだが、やはり出血する。 鼻をかむのがいやになる。 毎日ティッシュペーパーを50枚前後消費してしまう。 寝起き時に測定する血圧も相変わらず高いが、アリムタの副作用かどうかは今のところ分からない。
 3週間サイクルの維持療法を続けているが、点滴後の1週間頃が体調最悪、徐々に回復してきて3週間経過すると、気候などの条件にもよるが3週間前の点滴直前よりは少しよくなったような感じだ。
 
クレーター・レイク国立公園にて
2001/9/2訪問
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2016/01/14
(木)
第9回維持療法(アリムタ)

 アバスチンの副作用として高血圧がある。 徐々に高血圧になってきているのが分かる。 最近は日変動も大きい。 最近の寝起き時の定時測定では最高は168〜123、最低は90〜62であり、今年は常に70以上だ。
日中は180近くになったこともある。 流石に最高血圧が170前後、最低が90近くまで上がると、頭痛がひどくなる。 点の頭痛ではなく割りと広い面積に(気持ち手のひらサイズ)がボヤーッとした痛みを感じる。 気分の問題だけかもしれないが、立ち上がるときが少し心配になる。 また歩いているときなんとなくふらつき感もあるようだ。
 主治医との話し合いにより、しばらくアバスチン投与を休むことに急遽決まった。 主治医の話ではアバスチンを投与すると殆どの患者で高血圧や鼻出血の副作用が現れるそうだ。 
 
 血圧の変化。 朝寝起き1時間頃の定時測定。 単純平均値の推移。

日 付 点 滴 収縮期 拡張期 心拍数 備 考
2015/05/19 第3回化学療法 アリムタ+アバスチン+カルボプラチン 118 67 60 5/20〜6/17
2015/06/17 第4回化学療法 アリムタ+アバスチン+カルボプラチン 117 66 61
2015/07/23 第1回維持療法 アリムタ+アバスチン 118 67 61
2015/08/13 第2回維持療法 アリムタ+アバスチン 122 68 61
2015/09/03 第3回維持療法 アリムタ+アバスチン 126 69 58
2015/09/24 第4回維持療法 アリムタ+アバスチン 131 72 60
2015/10/15 第5回維持療法 アリムタ+アバスチン 144 76 66
2015/11/05 第6回維持療法 アリムタ+アバスチン 141 76 66
2015/11/26 第7回維持療法 アリムタ+アバスチン 129 74 64 11/05〜11/26
2015/12/17 第8回維持療法 アリムタ+アバスチン 134 75 67 11/27〜12/17
2016/01/14 第9回維持療法 アリムタ 143 77 72 12/18〜01/14

 主治医との問診を終え点滴室に向かう。 点滴途中に耳鼻咽喉科に再診。 
 
9:00前後 採尿、採血、胸部CT撮影、
10:00頃 呼吸器外科診察
10:20頃 点滴針挿入
 11:00頃〜 デカドロン注射液6.6mg
セロトーン静注液10mg
アリムタ注射液800mg
生理食塩液「ヒカリ」50ml
 13:20頃 終了
13:40頃 呼吸器外科診察

 点滴終了後再び診察。 CT画像のチェック。 3ヶ月前の画像とほぼ変化無し。
 
右肺中葉の癌病巣
    
  2015年10月15日         2016年1月14日

2016年1月14日採血結果
H27
06/08
06/17 07/13 07/23 07/30 08/13 09/03 09/24 10/15 11/05 11/26 12/17 12/28 H28
01/14
基準値 意 味
総蛋白 6.6 6.9 6.7 6.6 7.0 6.9 7.0 6.7 7.0 7.3 7.0 7.0 7.3 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 4.0 4.0 3.9 4.1 3.9 3.9 3.8 L 4.0 4.0 3.9 4.1 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 20 20 20 23 27 25 27 31 29 36 H 39 H 31 47 H 29 H 10-33
ALT(GPT) 17 16 15 17 21 19 20 25 25 29 40 H 30 59 H 22 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 228 222 216 219 252 H 234 H 247 H 254 H 243 H 277 H 306 H 271 H 289 H 253 H 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 213 230 227 199 195 195 200 221 335 270 248 287 240 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 30-149
LDL-コレステロール 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 19 18 18 19 20.3 H 19 19 20 23 H 17 16 15 22 H 17 8-20
クレアチニン 1.0 1.0 0.9 0.9 0.91 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 1.0 1.0 1.0 1.0 0.6-1.1
ナトリウム 143 144 148 143 146 146 H 147 H 141 143 144 144 137 143 135-145
カリウム 4.3 4.1 4.1 3.9 4.1 3.9 4.2 4.1 4.2 4.5 4.2 4.3 4.1 3.4-5.0
クロール 109 H 111 H 111 H 110 H 109 H 109 H 111 H 111 H 108 109 H 111 H 108 103 109 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.1 0.1 0.1 0.1 0.3 0.1 0.1 0.1 0.2 0.1 0.3 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
GFR推定値 59.8 L 64.1 60-89:正常または軽度低下
45-59:軽度〜中等度低下
腎臓の働き(GFR(糸球体ろ過量)推算値)
白血球数 3.67 4.60 3.50 5.66 5.49 4.68 565 5.26 5.64 6.79 6.54 6.70 5.36 6.71 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 321 L 326 L 306 L 320 L 3.03 L 336 L 353 L 363 L 345 362 L 389 L 362 L 374 L 370 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 10.4 L 10.7 L 10.4 L 10.8 L 10.1 L 11.4 L 11.6 L 11.9 L 11.4 12.0 L 12.8 L 11.8 L 12.2 L 12.3 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 30.9 L 31.6 L 30.8 L 32.4 L 30.3 L 34.0 L 35.2 L 36.1 L 34.0 35.7 L 38.5 L 36.0 L 35.9 L 37.0 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 10.0 L 21.7 20.1 20.1 11.5 L 18.2 19.0 21.6 18.9 20.1 20.6 22.5 10.8 L 16.4 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 9.5 9.7 10.6 10.3 11.2 H 11.0 10.5 9.3 8.6 10.4 16.0 H 8.5 2.0-11.0
リンパ球% 43.6 41.7 31.6 31.4 27.8 27.1 28.0 20.6 32.5 28.2 19.0-49.0
好中球% 45.5 56.9 55.5 59.1 61.3 36.2 61.9 67.1 50.4 60.2 37.0-72.0
好中球数 1.67 2.26 1.67 3.22 2.60 3.79 1.46 3.46 3.57 4.05 4.50 2.70 4.04 過去最低:1.02
CEA 2.4 3.5 5.2 H 5.3 H 6.4 H 6.8 6.1 H 5.0ng/ml以下
CA19-9 18.5 37U/ml以下 29.3(2013/2/28)  
KL-6 500U/ml以下 442(2013/2/28) 間質性肺炎の活動性を測る指標

 昨年12月上旬から体調不調が続いていた。絶不調だったのは12月27日前後、たまらず翌日病院に駆け込む。 確かに12月28日の採血結果を見ると他の結果とは異なるようだ。 素人ながら肝臓や腎臓に少しダメージを与えているようだ。 今日はかなり回復してきている。 ヘマトクリットがかなり良くなっている。 安静時の酸素飽和度の値が以前よりも1〜2%良くなっているように薄々感じていたのだが、このヘマクリット値の改善効果なのかもしれない。 またCEA値が下がってきているが、今回は肝機能の検査値がかなり改善されてきているので、そのおかげかも知れない。 肝機能障害でCEA値に影響する場合もあるということの裏づけとなるのかもしれない。
 本日の医療費 : 354110円(自己負担分:44400円)
 薬代 : 2400円
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2016/01/04
(月)
賞味期限

 キムチ、昔から好物というほどのものではなかった。 焼肉店でちょっぴり見栄も張ってついでに注文する程度だった。 ある時、キムチは発酵食品で腸に良い食べ物とテレビ番組で紹介されていた。 肺癌と共生している昨今、健康管理には無茶苦茶気を遣っている。 とにかく腸を最良の状態に保ち、免疫力を高めることが今の私にとって極めて重要なのだ。 より効果的な抗がん剤が承認され世の中に登場してくるまで何が何でも生き延びたいのだ。 腸をよりよい状態にしてNK(サチュラル・キラー)細胞をより活性化して癌細胞の増殖を食い止めたり殲滅して欲しいのだ。 ということで、その番組を見た後からはほぼ毎日キムチを食べるようにしていた。
 今まではキムチを自ら購入したことはなかったが、以降購入するようになった。 スーパーには色々なキムチが販売されている。 どれが良いのか分からない。 250g程度がパッケージされた商品を購入した。 賞味期限は3週間程度はあったと思う。 大体1週間前後で全部食べてしまい。新たに購入する。 しばらくは同じ商品を購入し、繰り返していた。 ある日各商品の価格を比べてみた。 殆どは100g当たり、80円程度だったと思うが、ひとつだけ100g当たり50円台の商品があった。 早速購入した。 550gがパッケージングされている商品だ。 多分10日前後で食べつくしていたと思う。 しばらくこの安いキムチで繰り返していた。
 昨年12月初め強烈な下痢に襲われた。 9日間下痢症状が続いた。 原因は不明なのだが、今思い返せば、この安いキムチが原因だったのかもしれないと思った。 スーパーで各キムチ商品を調べてみた。 100g当たり80円台のキムチは賞味期限が3週間程度あるのに対し、50円台のキムチは1週間未満だった。 キムチは発酵食品なので賞味期限は多分長いのだろうと勝手に思い込んでいたのだ。 50円台のキムチは残り半分程度になった頃は殆ど賞味期限切れだったようだ。 強烈な下痢に襲われたときは多分、キムチ購入日から3週間以上経過していたと思う。 賞味期限を遥かに越えていたと思う。 もしや、この賞味期限切れキムチで下痢になってしまったのではないかと疑っている。 これに気づいて以来、この安いキムチは購入せず80円台の賞味期限の長い商品を購入することにした。
法令違反濃厚なホームページ(優良誤認)
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2016/01/03
(日)
交感神経

 ここ最近体調不良が続いている。 以前述べたように色々な体調不良の症状が出ている。 個人的に怖いのは高血圧、生あくび、頭痛、咳の回数や痰の増加、血痰などの症状だ。 高血圧はサイレンとキラーとも言われ、私自身も未経験のため恐ろしい。 
 この体調不良、思い返せば昨年11月25日からの強烈な下痢症状から始まったと思う。 多分風邪だったのだろう。 風邪薬を処方していただき、カロナール錠を服用開始。 鎮痛、解熱の効用があるかわりに体温調節中枢に作用して、寒さ、暑さに敏感になったり、出血傾向が増長したようだ。 抗がん剤点滴直後だったので、いつものことながら抗がん剤の副作用として出血しやすくなっている上に更に風邪薬の副作用として出血傾向が高まり、毎日鼻血に悩まされ続けた。 タイミングが悪いことに鼻炎を患い、鼻水や鼻汁が大量に出る。 後鼻漏のために鼻汁等が喉のほうにまで下りてきて咳や痰を増加させたと思っている。 とにかく抗がん剤の副作用、鼻炎、風邪、食中毒の疑い、季節の変わり目など、体調不良の原因らしき要因が重なりすぎた。パニックに陥ってしまった。それぞれの専門の医者に診ていただいても解決にはならなかった。 
 カロナール錠の服用期間は短かった。 風邪症状は比較的早く解消したからだ。
 鼻炎の症状が顕著になり、耳鼻科で診察を受けアレジオン錠を処方していただいた。 服用を開始してから鼻炎の症状は和らいできたのだが、薬の副作用かどうかは不明だが、血圧上昇が顕著になってきた。 起床時の測定では160-80とかなり高い。 鼻炎の症状もかなり軽減されてきたので今年に入りアレジオン錠の服用を止めた。 起床時の血圧は125-70程度に下がってきた。 また頭痛も起こらない。 この血圧も抗がん剤の副作用とも考えられるがよくわからない。 とにかく体調不良の原因をすぐに抗がん剤の副作用と安易に思い込む癖がついてきたような気がする。
 なぜカロナール錠やアレジオン錠を持ち出してきたかと言うと、薬の効能や副作用から素人判断してどうも自律神経に作用しているのではないかと思ったからだ。 自律神経とは自分の意思では制御できない神経回路であり、心臓や、腸などの活動を制御する神経回路だ。自律神経は交感神経と、副交感神経に区分される。 交感神経はどちらかというと各臓器を活性化させ、副交感神経は抑制する回路らしい。 カロナール錠やアレジオン錠は交感神経を活性化させる作用があるのではないかと思った。そう考えると血圧上昇、断続睡眠などの症状の説明がしやすいように思える。 医師はなかなk断定的にはこのようには答えてくれない。結局自分の健康は自分自身で行なわざるを得ない。 まぁ不定愁訴と言われるような「何となく・・・・」といった不快な症状の場合、厄介だ。 NHKのTV番組「総合ドクターG」だったかな? のような親身になって診察していただけるような医師は身近には存在していないのが現状ではなかろうか? 
 
たまたま見かけました。
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2015/12/28
(月)
薬漬け

 この1ヶ月間の体調は絶不調だ。 11月25日から9日続いた下痢症状。 今から思えば更に1ヶ月前から前兆症状はあったように思う。 鼻水が例年よりもかなりよく出た。 下痢症状が治まりある程度回復したように思えた。 12月12日にはコンサートで歌える程度にまで回復した。 12月17日第8回維持療法の翌日から体調異変に気づいた。 鼻水が更に多く出て、鼻水からネバネバした鼻汁に変化してきた。 毎回のことだが、抗がん剤点滴後は鼻血が出るが、今回は毎日鼻血が出る。 鼻汁が多量に出るので鼻をかむたびに鼻血が出る。 1週間以上毎日続く。 第9演奏会も出演辞退せざるを得なかった。 また血圧がいつもよりも異常に高くなってしまう。 抗がん剤治療以前は血圧110-60程度だったのに今は140-75程度だ。お昼ごろ測定したときは176-92で驚いた。 血圧が高いと頭痛に悩まされる。 発熱はない。 頭痛に悩まされている間はやたらと生あくびが出る。 脳への酸素供給量不足ではないかと不安になる。 平静時の酸素飽和度は以前よりも改善されているようだ。ただ、労作時、例えばJR池袋駅のホームへ上る階段、上りきったときは80%前後まで落ちる。
 この2週間で徐々に咳の回数が増えてきた。 また痰の量も増えてきた。 最近では咳の度に痰を吐き出したくなる。 12月17日の抗がん剤点滴後、血痰が2回出た。
 この体調不良の原因をネットで調べてみた。 可能性としては、
 
自己診断  医師の見解
1. 自律神経失調症  抗がん剤の副作用かな〜? 体温調整能力の低下、寝汗
 
 殆ど問題視されなかった。
 この季節よく見られる症状とのこと。
2. 脳血栓症、肺腺癌の脳への転移  頭痛、生あくび
 
 問題視されなかった。
3. 肺炎、肺結核 過去結核を患った事がある。 最近流行ってるらしい再発か?
 
 X線胸部画像を見る限り変化は見られない。
4. 肺腺癌の悪化 可能性としては考えられる
 
 X線胸部画像を見る限り変化は見られない。
5. 鼻炎 咳の回数、痰の量から推測すると鼻炎の影響で後鼻漏の可能性が考えられる。 鼻水からネバネバした鼻汁に変化したのと同期したかのようにに痰もさサラサラからネバネバしたものに変わって来た。 一番可能性が高いと思っている。
 
 副鼻腔炎ではない。 後鼻漏が原因で咳、痰が増加とは断定されなかった。
 (耳鼻咽喉科)
6.  抗がん剤の副作用 抗がん剤点滴後10日間は徐々に体調不良になってくるのは経験的に分かっているが、今回は以前よりも顕著だ。

 この2ヶ月で医療機関にお世話になった回数は歯医者も含めて9回。 この間色々な薬を処方していただいた。 不謹慎かもしれないが、高額療養費制度のおかげで毎月の医療費の自己負担額は1回分の維持療法(抗がん剤点滴)だけだ。 薬代も勿論自己負担分は無料だ。 山手メディカルセンター以外の医療機関は取り合えず自己負担分はクレジット払いで支払っているが後日、自治体から返還されるはずだ。 無料でマイレージが溜まるはずだ。
 
1.   タケブロンOD錠15   逆流性食道炎
 
2. イソジンガーグル液7% 衛生管理
 
3. クラビット錠500mg 風邪症状を訴えたとき処方していただいた。
 
4. ウルティブロ吸入用カプセル 胸の圧迫感を訴えたとき処方していただいた。
 
5. レンドルミンD錠0.25mg 2011年の手術以降、処方していただいている。
 
6. 調剤用パンビタン末 第1回化学療法以降処方していただいている。
 
7. PL配合顆粒 風邪症状を訴えたとき処方していただいた。
 
8. カロナール錠200 風邪症状を訴えたとき処方していただいた。
 
9. エリザス点鼻粉末200μg28噴霧用 鼻炎を訴えたとき処方していただいた
 
10. アレジオン錠20 鼻炎を訴えたとき処方していただいた
 
11. ロキソニン錠60mg 頭痛を訴えて処方していただいた。

 
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2015/12/22
(火)
血痰

 この1ヶ月近く体調不良が続いている。 下痢症状が治まったと思ったら少し風邪気味の症状だ。 第8回維持療法受診時、主治医に体調不良を訴え風邪薬(PL配合顆粒、カロナール錠200、クラビッド錠500mgを処方していただいた。 5日分処方していただいていたが、まだ回復しない。 近くの診療所に行き、同じ薬を処方していただく。 効果があるのかは不明だが、服用すると咳の頻度も少なくなり、何となく体調が少しよくなったような気もする。
 最近の気候変化(寒暖差)の影響かもしれない。 1年前も同じように胸の圧迫感や労作時の酸素飽和度の低下が著しく、1年前は主治医がウルティブロ吸入カプセルを処方して下さった。 今も継続中だ。 喉というか上顎辺りが少し痛む。 おかげで最近は声楽の練習はお休み。 咳の頻度は徐々に増え、今は30分に1回程度。 何となく喉が詰まったとか異物が引っかかっているという感じだ。 今までは咳をしたとき殆ど痰は吐きださなかったが、少し吐き出すようになった。 少し粘り気もある。 殆ど無色だ。  上半身の背中側、肩甲骨周辺やかつての切開創周辺が痛むこともある。 体温調整が鈍くなったような気がする。 じっとしていると寒気を感じ、レーシングゲームに熱中すると汗をかうほどだ。 
 右上葉、中葉の3箇所の肺腺癌病巣部が悪化し始めたのではないかと不安がよぎる。 12/17撮影の胸部X線画像を見て主治医は「前回と同じ」とのお話。 でも少し不安になる。
 抗がん剤投与から1週間程度いつも鼻血に悩まされ続けている。 風邪かもしれないが、鼻をかむのが恐ろしくなる。ティッシュペーパーが赤く染まる。 昨日は咳をしたとき、痰を吐き出した。観察すると赤くなっていた。 ネットで調べると痰は繊毛の働きで肺から喉の方へ、鼻から喉の方へ黴菌などが運ばれるそうだ。 のどの方に運ばれた痰は多くは胃の方に流れるらしい。 それがたまたま咳をすることで口外に吐き出されるのだ。 昨日の血痰は多分鼻からの痰なのだろう。 今日診療所で医師に尋ねた。 「鼻から血などが喉の方に流れることがあるのか?」の問いに対し「ある」との返事。 少し怖いが昨日の血痰は鼻血と思い込んでおこうと思う。 
 ホント、今はパニック状態だ。 体調不良の原因がさっぱり分からない。 天候不順? 抗がん剤の副作用? 肺腺癌の悪化? 
 今のところ、例えば車を運転しているときなど何かに集中しているときは体調不良は全く感じない。 すごく体調が良いような気がする。 食欲もある。 極端な体重減少もない。 しばらくは抗がん剤の副作用で抵抗力が落ちる。 体調管理はよりしっかりと行なわなければ・・・。
 
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2015/12/17
(木)
第8回維持療法(アリムタ+アバスチン)
 
  第7回とほぼ同じ。
10:40前後 採尿、採血、胸部X線撮影、
11:30頃 呼吸器外科診察
13:40頃 点滴針挿入
 15:00頃〜 デカドロン注射液6.6mg
セロトーン静注液10mg
アリムタ注射液900mg
アバスチン点滴静注用900mg
生理食塩液「ヒカリ」50ml
 16:30頃 終了
15:00頃 呼吸器外科診察

2015年12月17日採血結果
H27
05/11
05/19 06/08 06/17 07/13 07/23 07/30 08/13 09/03 09/24 10/15 11/05 11/26 12/17 基準値 意 味
総蛋白 6.6 6.9 6.7 6.6 7.0 6.9 7.0 6.7 7.0 7.3 7.0 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 4.0 4.0 3.9 4.1 3.9 3.9 3.8 L 4.0 4.0 3.9 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 20 20 20 20 20 23 27 25 27 31 29 36 H 39 H 31 10-33
ALT(GPT) 20 17 17 16 15 17 21 19 20 25 25 29 40 H 30 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 203 212 228 222 216 219 252 H 234 H 247 H 254 H 243 H 277 H 306 H 271 H 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 280 296 213 230 227 199 195 195 200 221 335 270 248 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 30-149
LDL-コレステロール 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 21 H 19 19 18 18 19 20.3 H 19 19 20 23 H 17 16 15 8-20
クレアチニン 0.8 0.9 1.0 1.0 0.9 0.9 0.91 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 1.0 1.0 0.6-1.1
ナトリウム 145 143 144 148 143 146 146 H 147 H 141 143 144 144 135-145
カリウム 3.9 4.3 4.1 4.1 3.9 4.1 3.9 4.2 4.1 4.2 4.5 4.2 3.4-5.0
クロール 112 H 109 H 109 H 111 H 111 H 110 H 109 H 109 H 111 H 111 H 108 109 H 111 H 108 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.3 0.1 0.1 0.1 0.2 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
GFR推定値 62.8 L 59.8 L 64.1 60-89:正常または軽度低下
45-59:軽度〜中等度低下
腎臓の働き(GFR(糸球体ろ過量)推算値)
白血球数 4.53 4.96 3.67 4.60 3.50 5.66 5.49 4.68 565 5.26 5.64 6.79 6.54 6.70 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 342 L 335 L 321 L 326 L 306 L 320 L 3.03 L 336 L 353 L 363 L 345 362 L 389 L 362 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 10.9 L 10.9 L 10.4 L 10.7 L 10.4 L 10.8 L 10.1 L 11.4 L 11.6 L 11.9 L 11.4 12.0 L 12.8 L 11.8 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 32.3 L 32.3 L 30.9 L 31.6 L 30.8 L 32.4 L 30.3 L 34.0 L 35.2 L 36.1 L 34.0 35.7 L 38.5 L 36.0 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 12.8 22.5 10.0 L 21.7 20.1 20.1 11.5 L 18.2 19.0 21.6 18.9 20.1 20.6 22.5 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 8.4 9.5 9.5 9.7 10.6 10.3 11.2 H 11.0 10.5 9.3 8.6 10.4 2.0-11.0
リンパ球% 39.5 38.3 43.6 41.7 31.6 31.4 27.8 27.1 28.0 20.6 19.0-49.0
好中球% 51.0 51.2 45.5 56.9 55.5 59.1 61.3 36.2 61.9 67.1 37.0-72.0
好中球数 2.31 2.54 1.67 2.26 1.67 3.22 2.60 3.79 1.46 3.46 3.57 4.05 4.50 過去最低:1.02
CEA 2.4 3.5 5.2 H 5.3 H 6.4 H 6.8 5.0ng/ml以下
CA19-9 18.5 37U/ml以下 29.3(2013/2/28)  
KL-6 500U/ml以下 442(2013/2/28) 間質性肺炎の活動性を測る指標

 肝臓系の指標が改善されているが、血管系の数値が悪くなっている。 殆ど気にすることはない変化だと思う。 3週間前、下痢症状で悩まされたとき(多分風通の風邪症状だと思う)、の影響で数値がいつもとは異なる変化をしたのだろうと思っている。 CEAは肝臓系に何らかの障害などがあると若干上昇することもあるらしいが、今回は肝臓系の数値が改善されているにもかかわらず、CEAの値は上昇している。主治医に話したところ、この程度の数値ならば、まだ余り気にしなくて良いとのこと。 しばらく経過観察。
 主治医から「そろそろ休薬も考え始めましょう」と持ち出された。 今までの維持療法の結果から判断すると今のところ病巣が拡大しているようにも思えず、それなりに奏功しているようにも思える。 維持療法を中断して、病巣が急拡大するのが怖い。 次回CT検査で確認することになった。 主治医はこれまでの経験とか私の肝臓系や血圧などの検査数値から判断して、そろそろ休薬を考慮されたものだと思っている。 
ちなみに、今回主治医に私損ねた、最近の血圧測定記録は下記の通り。
 
日 付 点 滴 収縮期 拡張期 心拍数 備 考
2015/05/19 第3回化学療法 アリムタ+アバスチン+カルボプラチン 118 67 60 5/20〜6/17
2015/06/17 第4回化学療法 アリムタ+アバスチン+カルボプラチン 117 66 61
2015/07/23 第1回維持療法 アリムタ+アバスチン 118 67 61
2015/08/13 第2回維持療法 アリムタ+アバスチン 122 68 61
2015/09/03 第3回維持療法 アリムタ+アバスチン 126 69 58
2015/09/24 第4回維持療法 アリムタ+アバスチン 131 72 60
2015/10/15 第5回維持療法 アリムタ+アバスチン 144 76 66
2015/11/05 第6回維持療法 アリムタ+アバスチン 141 76 66
2015/11/26 第7回維持療法 アリムタ+アバスチン 129 74 64 11/05〜11/26
2015/12/17 第8回維持療法 アリムタ+アバスチン 134 75 67 11/27〜12/17

 今回は処方箋を発行していただいた。 今回の維持療法で高額療養費制度の限度額の個人負担を行なっているので、いくら高価な薬を調剤してもらっても自己負担額は0円のはずだ。 できる限りまとめて色々な薬を処方していただく。 午後からの点滴だと、ほぼ丸1日が費やされてしまう。
 今回の自己負担額 医療費44400円 薬剤費:9740円(恐らく後日自治体から返還されるはず)
 
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2015/12/05
(土)
下痢症状

 11月25日朝突然に発症した下痢症状、12月3日突然に治まった。 9日間下痢に悩まされた。 発症当初は「あれ!?」という感じだったが2,3日経過しても一向に治まらない。 下痢は殆ど経験がないので少し不安になった。 体重がどんどん減少していく。 これはまずいというので、いつもの食事よりも恐らく菓子パン2個分程度余分にカロリー摂取に努めた。 それでも体重維持が精一杯だった。 色々不安になった。 原因を自分なりに探る。前日の回転寿司での食あたりか? あるいは1週間前、居酒屋での飲食で1週間の潜伏期間を経て発症したのか? 少し前から鼻水が出るようになっていたが、これが軽い風邪で、そのため下痢となったのか? 直腸がんとか大腸がんの症状か? 昨年は便潜血検査を受けていなかった。 もしかして・・・と不安になる。 発症4,5日経過しても全く治まらない。 発症翌日第7回目の抗がん剤治療を受けている。 アリムタの副作用として便秘とか下痢があったと思う。これまでは強烈な便秘の副作用があったが、今回はどういうわけか下痢の方が出た。 抗がん剤の副作用か? 体重減少傾向は、現在の癌病巣が活性化して拡大傾向にあるのではと不安になる。 あるいは抗がん剤の影響で自律神経のバランスが崩れて下痢症状になったのかもしれない。 色々と原因を考えた。発症5日目、たまらず近くのクリニックに受診。 とりあえず整腸剤と下痢止め薬を処方していただく。 「1週間後も続くようならば再度受診して下さい」との医師のお話。 毎食時後毎に処方された薬を服用しても症状は全く改善されない。 朝方が特にひどい。 10分前後で便意を催すこともあった。 頻繁に便意を催すので外出するのが怖かった。 しかしながら、外出先では不思議と便意を催さない。 下痢症状は発症してから9日目の朝突然治まった。 下痢に悩まされていた日々はトイレット・ペーパーを1日当たり1ロール消費していた。 経験したことがない症状だったので、下痢についてはそれなりに勉強しました。 とにかく体重減少傾向が怖かった・・・。
 
散歩道で
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2015/11/26
(木)
第7回維持療法(アリムタ+アバスチン)
 
  第6回とほぼ同じ。
9:00前後 採尿、採血、胸部X線撮影、
9:40頃 呼吸器外科診察
 10:30頃〜 デカドロン注射液6.6mg
セロトーン静注液10mg
アリムタ注射液900mg
アバスチン点滴静注用900mg
生理食塩液「ヒカリ」50ml
 12:40頃 終了
13:00頃 呼吸器外科診察

2015年11月26日採血結果
H27
04/21
05/11 05/19 06/08 06/17 07/13 07/23 07/30 08/13 09/03 09/24 10/15 11/05 11/26 基準値 意 味
総蛋白 6.6 6.9 6.7 6.6 7.0 6.9 7.0 6.7 7.0 7.3 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 4.0 4.0 3.9 4.1 3.9 3.9 3.8 L 4.0 4.0 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 21 20 20 20 20 20 23 27 25 27 31 29 36 H 39 H 10-33
ALT(GPT) 22 20 17 17 16 15 17 21 19 20 25 25 29 40 H 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 249 H 203 212 228 222 216 219 252 H 234 H 247 H 254 H 243 H 277 H 306 H 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 265 280 296 213 230 227 199 195 195 200 221 335 270 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 30-149
LDL-コレステロール 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 18 21 H 19 19 18 18 19 20.3 H 19 19 20 23 H 17 16 8-20
クレアチニン 0.9 0.8 0.9 1.0 1.0 0.9 0.9 0.91 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 1.0 0.6-1.1
ナトリウム 145 143 144 148 143 146 146 H 147 H 141 143 144 135-145
カリウム 3.9 4.3 4.1 4.1 3.9 4.1 3.9 4.2 4.1 4.2 4.5 3.4-5.0
クロール 109 H 112 H 109 H 109 H 111 H 111 H 110 H 109 H 109 H 111 H 111 H 108 109 H 111 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.3 0.1 0.1 0.1 0.2 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
GFR推定値 62.8 L 59.8 L 64.1 60-89:正常または軽度低下
45-59:軽度〜中等度低下
腎臓の働き(GFR(糸球体ろ過量)推算値)
白血球数 5.40 4.53 4.96 3.67 4.60 3.50 5.66 5.49 4.68 565 5.26 5.64 6.79 6.54 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 378 L 342 L 335 L 321 L 326 L 306 L 320 L 3.03 L 336 L 353 L 363 L 345 362 L 389 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 12.0 L 10.9 L 10.9 L 10.4 L 10.7 L 10.4 L 10.8 L 10.1 L 11.4 L 11.6 L 11.9 L 11.4 12.0 L 12.8 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 35.5 L 32.3 L 32.3 L 30.9 L 31.6 L 30.8 L 32.4 L 30.3 L 34.0 L 35.2 L 36.1 L 34.0 35.7 L 38.5 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 25.5 12.8 22.5 10.0 L 21.7 20.1 20.1 11.5 L 18.2 19.0 21.6 18.9 20.1 20.6 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 12.8 H 8.4 9.5 9.5 9.7 10.6 10.3 11.2 H 11.0 10.5 9.3 8.6 2.0-11.0
リンパ球% 33.1 39.5 38.3 43.6 41.7 31.6 31.4 27.8 27.1 28.0 19.0-49.0
好中球% 52.8 51.0 51.2 45.5 56.9 55.5 59.1 61.3 36.2 61.9 37.0-72.0
好中球数 2.85 2.31 2.54 1.67 2.26 1.67 3.22 2.60 3.79 1.46 3.46 3.57 4.05 過去最低:1.02
CEA 2.4 3.5 5.2 H 5.3 H 6.4 H 5.0ng/ml以下
CA19-9 18.5 37U/ml以下 29.3(2013/2/28)  
KL-6 500U/ml以下 442(2013/2/28) 間質性肺炎の活動性を測る指標

 徐々にAST等肝臓関連の数値が高くなっている。 殆ど気にしなくて良い程度の数値らしい。 昔AST4000以上という急性肝炎を患ったときを思うと基準値を少し超えた程度ならば、全く問題ないと思う。 昔お話をうかがったことがある。 AST200を超えるようだと、肝臓の異常が強く疑われる。 1000を超えると入院が必要。
 CRPも基準値内だが、多分この2,3日極軽い風邪気味で、下痢気味な症状が出ている。多分、この影響なのだろう。 点滴後1週間近く便秘の副作用に悩まされると予想される。 点滴前までは下痢症状だったので便秘薬をどの程度服用するか悩む。 点滴後、殆ど下痢症状は治まったみたいだ。 夕食後から便秘薬マグラックス錠を服用開始する。
 腫瘍マーカーのCEAも徐々に上昇しつつある。ネットで調べてみると、長年の喫煙習慣があると基準値よりも高い値を示すことが多いそうだ。 思えば中学生の頃から5年前に禁煙するまで1日平均多分20〜30本吸っていたので、この影響もあるのだろう。 また、肝炎、肝硬変症、閉塞性黄疸、膵炎、潰瘍性大腸炎、胃潰瘍、、糖尿病、膠原病、慢性肺疾患、甲状腺機能低下症、腎不全、加齢、喫煙などでも値が高くなりがちらしい。 まだ深刻に考える数値ではなさそうだ。 かといって現在投薬中の抗がん剤が効かなくなりつつあることを示す結果との可能性を否定するものでもない。 ま、しばらく様子見。 現在は皮膚癌で承認されている免疫チェック・ポイント阻害剤が肺癌治療でも承認されるであろう2016年春までは何が何でも生き延びなければ・・・・。

 アバスチンの副作用として血圧上昇がある。 維持療法を始めてからの血圧の推移(3週間毎の平均)は以下の通り。
日 付 点 滴 収縮期 拡張期 心拍数 備 考
2015/05/19 第3回化学療法 アリムタ+アバスチン+カルボプラチン 118 67 60 5/20〜6/17
2015/06/17 第4回化学療法 アリムタ+アバスチン+カルボプラチン 117 66 61
2015/07/23 第1回維持療法 アリムタ+アバスチン 118 67 61
2015/08/13 第2回維持療法 アリムタ+アバスチン 122 68 61
2015/09/03 第3回維持療法 アリムタ+アバスチン 126 69 58
2015/09/24 第4回維持療法 アリムタ+アバスチン 131 72 60
2015/10/15 第5回維持療法 アリムタ+アバスチン 144 76 66
2015/11/05 第6回維持療法 アリムタ+アバスチン 141 76 66
2015/11/26 第7回維持療法 アリムタ+アバスチン 129 74 64 11/05〜11/25

 
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2015/11/22
(日)
COPD

 「駆け込みドクター」というテレビ番組を見た。 呼吸器関連の内容だったので興味を持って見た。 新鮮な情報は無かった。 肺年齢の話題もあった。 出演者で最悪の人は実年齢よりも18歳上だったと思う。 呼吸機能検査値を入力すればインターネットでも肺年齢が分かったと思う。以前入力したときは確か私の場合実年齢よりも30才前後上だったように記憶している。 手術後で肺活量も小さくなっており、喫煙歴もめちゃくちゃ長かった。 
 中学生の頃からタバコを吸い続けてきた罰が当たったと思っている。 禁煙してからもうすぐ5年経過となるが、私の肺はボロボロだ。 2回の手術で肺胞の数は術前と比べ50%以下。 長年の喫煙で肺のあちこちに肺気腫。 右の画像で赤枠で囲んだ部分の白い影は肺腺癌の病巣、緑枠で囲んだ部分の特に黒い部分は肺気腫とのこと。 この黒い部分が増加してくると呼吸困難に陥るそうだ。 
 息切れについてネットで調べてみた。 息切れ症状のグレードがあるようだ。
 
  Grade0  息切れを感じない。
  Grade1 強い労作で息切れを感じる。
  Grade2 平地を急ぎ足で移動する、または、緩やかな坂を歩いて登るときに息切れを感じる。
  Grade3 平地歩行でも同年齢の人より歩くのが遅い、または、自分のペースで平地歩行していても息継ぎのため休む。
  Grade4 約100ヤード(91.4m)歩行したあと息継ぎのため休む、または数分間、平地歩行したあと息継ぎのため休む。
  Grade5 息切れがひどくて外出ができない、または衣服の着脱でも息切れがする。
 
 私の場合、現在はGrade2〜3程度だろうと思う。 平地歩行の場合、通勤客よりも多分速く歩けていると思うが坂道を登るときは途端に息切れしてしまう。
 テレビでは肺ストレッチという呼吸機能を改善する効果のある運動も紹介されていた。 上半身の呼吸に関する筋肉を動かす運動だ。 紹介された運動は私の場合1年以上前から誰に教えてもらうでもなく毎朝および就寝前に行なっているのと同じ運動だ。 呼吸機能の改善効果というのもあったが、声楽の鍛錬のひとつとして続けてきた運動だ。 薄々とは感じていたが、やはり歌を歌うというのは呼吸機能改善にはかなり効果的のようだ。 
緑:肺気腫
赤:肺腺癌
白っぽい線状や点の陰影は血管とのこと。
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2015/11/12
(木)
酸素飽和度

 今年7月に維持療法となりそれまでの化学療法でのカルボプラチンの投与が無くなり、恐らく骨髄抑制の副作用が軽減されたためか、極僅かながら血液組成が改善され維持療法開始以来、わずかに体調が良くなりつつあるのを感じていた。 赤血球数やヘモグロビン、ヘマトクリットの検査数値も徐々に改善され、体力的にも向上してきていると思っていた。 維持療法が開始される直前までは安静時でも酸素飽和度が95%以上を示すことはほとんどなかったが、最近はときたま95%以上になることも増えてきた。 激しく歌を歌った直後は90%以下になることもあるが、歌わずに休憩していると2,3分後には99%を示すこともあった。
 昨日、ベートーベンの第9の練習会場に向かう途中、標高差10から15m程度の比較的きつい上り坂を歩いた。 最大勾配20度以上ある上り坂だろうと思う。 この上り坂私にとってはとてもきつい。 上りきる頃は歩幅20cm程度、速度も極端に遅くなってしまう。 上りきった時点で酸素飽和度を測定した。 危険といわれる80%以下の75%を示していた。 大急ぎで記録として写真撮影しておこうと思いカメラを取り出し再度測定し撮影した。 75%を示していたときから1分以内だったと思う。78%に回復していた。 およそ100〜200mゆっくりと歩き続けた後、再測定。 89%を示していた。
 やはり、肺胞の数が発病前と比べ半分以下に落ちているためか、体に負荷がかかるとかなり厳しいようだ。 でもいずれ血液組成が基準値内にまで改善された頃には、現在よりも遥かに体調もよく、体力的にも強くなっていると思っている。
夜道で撮影したためピンボケとなりました。
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2015/11/05
(木)
第6回維持療法(アリムタ+アバスチン)
 
  第5回とほぼ同じ。
9:00前後 採尿、採血、胸部X線撮影、
9:40頃 呼吸器外科診察
 10:30頃〜 デカドロン注射液6.6mg
セロトーン静注液10mg
アリムタ注射液900mg
アバスチン点滴静注用900mg
生理食塩液「ヒカリ」50ml
 12:30頃 終了
13:000頃 呼吸器外科診察

 診察前に採尿、採血、胸部X線撮影、血圧測定、体重測定。 本日の抗がん剤点滴実施可能か? 投与量を計算するための診察前の検査などだ。
 診察。主治医に5月19日以来毎日測定している血圧測定結果を纏めた資料を提示した。  主治医、この資料提示を喜んでいただけたようだ。 次回診察時も同様の測定結果を提示するよう依頼された。
主治医に今話題の「免疫チェック・ポイント阻害剤」について尋ねてみた。  来年3月か4月頃承認される見込みらしい。 テレビの報道によると、この阻害剤、膵臓がんとか、肺癌にはよく効くらしい。 単剤の場合2割程度の奏功率らしいが、他の薬剤と併用の場合、奏功率が上がるらしい。  現在は、この阻害剤が承認されるのを心待ちにしている癌患者も多いらしい。 
 アバスチンの副作用としての血圧上昇。 主治医は最高血圧が150以上ならば対策を考えるとのことだった。 具体的にはしばらくアバスチン投与を休止し、アリムタのみの投与となるらしい。 前述の阻害剤が承認される時期などを考慮すると、私の場合、ぎりぎりのタイミングだろうと思う。考え方に寄れば生きることに関してはめちゃくちや強運のような気もする。
  主治医に恐る恐る前回までの胸部CT画像の写真撮影のお願いをした。 快く受け入れてくださり比較画像をディスプレイに表示していただいた。 

胸部CT比較画像 左赤枠拡大画像
          2015年2月19日                               2015年10月15日     
 2015年2月19日  2015年10月15日
スライス面の差もあると思うが、殆ど大差がないような感じがする。 
          2015年2月19日                               2015年10月15日     
 2015年2月19日  2015年10月15日
微妙・・・、殆ど大差がないような感じがする。 
          2015年2月19日                               2015年10月15日     
 2015年2月19日  2015年10月15日
素人目でも縮小しているように見える
          2015年2月19日                               2015年10月15日     
 2015年2月19日  2015年10月15日
スライス面の差もあると思うが、殆ど大差がないような感じがする。

8ヶ月前の画像と比較して殆ど大差がない。 2011年、2013年の手術時の経験からすると診断確定時から手術直前の1ヶ月間で断面積サイズで2〜3倍に急拡大したことを思うと、今年3月からの化学療法、維持療法は効果があったといえると思う。

2015年11月05日採血結果
H27
04/10
04/21 05/11 05/19 06/08 06/17 07/13 07/23 07/30 08/13 09/03 09/24 10/15 11/05 基準値 意 味
総蛋白 6.6 6.9 6.7 6.6 7.0 6.9 7.0 6.7 7.0 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 4.0 4.0 3.9 4.1 3.9 3.9 3.8 L 4.0 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 21 20 20 20 20 20 23 27 25 27 31 29 36 H 10-33
ALT(GPT) 22 20 17 17 16 15 17 21 19 20 25 25 29 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 249 H 203 212 228 222 216 219 252 H 234 H 247 H 254 H 243 H 277 H 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 265 280 296 213 230 227 199 195 195 200 221 335 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
総コレステロール 130-219 動脈硬化や循環器系障害の診断
HDL-コレステロール 40-90 善玉コレステロール
中性脂肪 30-149
LDL-コレステロール 70-139 悪玉コレステロール
尿素窒素 18 21 H 19 19 18 18 19 20.3 H 19 19 20 23 H 17 8-20
クレアチニン 0.9 0.8 0.9 1.0 1.0 0.9 0.9 0.91 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.6-1.1
ナトリウム 145 143 144 148 143 146 146 H 147 H 141 143 135-145
カリウム 3.9 4.3 4.1 4.1 3.9 4.1 3.9 4.2 4.1 4.2 3.4-5.0
クロール 109 H 112 H 109 H 109 H 111 H 111 H 110 H 109 H 109 H 111 H 111 H 108 109 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.3 0.1 0.1 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
GFR推定値 62.8 L 59.8 L 64.1 60-89:正常または軽度低下
45-59:軽度〜中等度低下
腎臓の働き(GFR(糸球体ろ過量)推算値)
白血球数 5.61 5.40 4.53 4.96 3.67 4.60 3.50 5.66 5.49 4.68 565 5.26 5.64 6.79 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 375 L 378 L 342 L 335 L 321 L 326 L 306 L 320 L 3.03 L 336 L 353 L 363 L 345 362 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 11.8 L 12.0 L 10.9 L 10.9 L 10.4 L 10.7 L 10.4 L 10.8 L 10.1 L 11.4 L 11.6 L 11.9 L 11.4 12.0 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 34.8 L 35.5 L 32.3 L 32.3 L 30.9 L 31.6 L 30.8 L 32.4 L 30.3 L 34.0 L 35.2 L 36.1 L 34.0 35.7 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 6.4 L 25.5 12.8 22.5 10.0 L 21.7 20.1 20.1 11.5 L 18.2 19.0 21.6 18.9 20.1 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 5.0 12.8 H 8.4 9.5 9.5 9.7 10.6 10.3 11.2 H 11.0 10.5 9.3 2.0-11.0
リンパ球% 26.5 33.1 39.5 38.3 43.6 41.7 31.6 31.4 27.8 27.1 19.0-49.0
好中球% 67.0 H 52.8 51.0 51.2 45.5 56.9 55.5 59.1 61.3 36.2 37.0-72.0
好中球数 3.76 2.85 2.31 2.54 1.67 2.26 1.67 3.22 2.60 3.79 1.46 3.46 3.57 過去最低:1.02
CEA 2.4 3.5 5.2 H 5.0 過去1.2-1.8
CA19-9 18.5 37U/ml以下 29.3(2013/2/28)  
KL-6 500U/ml以下 442(2013/2/28) 
間質性肺炎の活動性を測る指標

AST,ALT,LDH,ALP等肝臓関連の数値が徐々に悪化しているようだ。 主治医によるとまだ心配する必要のない値らしい。 本日の医療費¥790560、自己負担分\44000+\3240(文書料)
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2015/10/31
(土)
3週間

 3週間を1サイクルとしてアムリタ+アバスチンの維持療法を継続している。 既に5サイクルが経過した。 この1サイクル3週間、ものすごく短く感じている。 3週間ごとに通院して検査、診察、抗がん剤点滴等を行なう。 3週間は私にとってはまるで長期休暇のようなものだ。 通院予定日が近づくにつれ憂鬱な気分になってしまう。
 4週間1サイクルの化学療法4回に続いて、3週間サイクルの維持療法を5回も受けているので、副作用の出現のタイミングなどもかなり正確に把握できる。 点滴直後から4,5日程度は便秘に悩まされる。 3〜8日程度は鼻血に悩まされる。この期間は入浴直後に鼻水が出て、鼻をかむと殆ど確実に鼻血が出てしまう。 この状態が4,5日連続して起こり、以降収まる。 最近は血圧が気になる。 どうも血圧が徐々に高くなっているようだ。 3週間も経過すれば少しは下がるだろうと期待するのだが、下がらない。 毎朝目覚め後、ベッドで1時間程度安静にした後血圧測定しているが、最近は140前後-75前後が続いている。 血圧測定するのが少し恐ろしい。 この緊張感がまた血圧上昇の原因のひとつかもしれないと色々考えてしまう。
 
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