肺 癌 ( 腺 が ん )      闘 病 記 録     目次  前頁 最初
日 時
2017/05/19
(金)
テロメア

 先日、NHK番組「クローズアップ現代」でテロメアについて紹介されていた。テロメアは染色体の端に存在し、命の回数券とも呼ばれているらしい。細胞が分裂するたびに減少していくらしい。出世時には1.5万程存在し、加齢と共に減少するとのこと。35歳でおよそ半分に、2000以下になるともう細胞分裂できなくなり、細胞老化という状態になるとのこと。 テロメアが減少してくると染色体が不安定になり癌化しやすいようだ。
 
 テロメアの減少傾向は個人差もあるが、生活習慣も大きく影響しているようだ。過度のストレスも危険因子のひとつだ。 思い返せば、癌告知前の私の生活習慣、ひどかったと思う。 健康には自信はあったが、昼夜逆転の生活、新宿2丁目でのお店を閉店するときの家主とのひと悶着、大変なストレスだった。更に遡って娘が摂食障害を患っていた頃、家庭不和、会社でのポスト争奪戦等、今から思えば過度のストレスが強いられていた時代だった。 このようなストレスがたまり、私の染色体内のテロメアは急激に減少したのであろう。
 そして2011年、ついに肺腺がんを患ってしまった。当初臨床病期ステージ2Aであったが、手術後の病理病期では2Bだったと記憶している。 当時のエビデンスではこの病期での5年生存率は50%弱だったと思う。何とか6年生き延びてこれた。 恐らく、手術後の劇的な生活改善も功を奏しているのだろうと思う。 また精神的にもかなり強くなり自分自身の成長が更に加速したようにも思える。 癌と共生している人間にとっては恐らく理想の共生者に位置しているのではないかと思い上がっている。 
 
 テロメアの減少を抑制するテロメラーゼという酵素も発見されているそうだ。 番組ではテロメラーゼを増やすためには「瞑想」が効果的と紹介していた。 私も「瞑想」とは意識してはいないが、最近はPC作業などで疲労感を自覚すると「瞑想」に近いような目をつぶり何も考えずボーッとした状態を数分間継続して精神的疲労の回復を行なうようにしている。 もしかして「瞑想」かもしれないし、あるいは共通する効果があるのかもしれない。
 
 その他、テロメラーゼを増やす方策がいくつか紹介されていた。 
ストレスの減少 :   昔と比べ激減していると思う。 将来への不安もあるが、以前程の深刻さはない。「まっ、何とかなるさ・・・」という程度だ。
 
有酸素運動 :   最近は週3回程度の6000歩の散歩。 心肺機能を回復するのと太陽光を浴びビタミンDを作るのに貢献していると思う。 ちなみに今日の散歩途中で計測した心肺データは酸素飽和度85%、心拍数120bpmだった。
 
野菜中心の食事 :   毎日10種類程度の野菜を300g以上食べていると思う。
 
カウンセリング :   カウンセリングは受けていない。 時々癌友のNさんと食事など。 互いに尊重し合い、自分なりに有益な時間を共に過ごさせていただいていると思っている。
 他に、がん哲学外来への参加、合唱団活動、自治会活動などそんなに積極的ではないが、なるべく多くの方々とお話ができるよう心がけているつもりだ。
 
睡眠 :   最近はほぼ規則正しく7時間程度の睡眠。 昔から「夢」を見た記憶は殆ど無い。 これが良い睡眠なのか悪い睡眠なのかは分からない。
 
呼吸法 :   昔から声楽を行なっていたので腹式呼吸はしっかりとできていると思う。 最近は浴槽の中での腹式呼吸。5秒で息を吐き出し、2秒で息を吸う。これを湯船の中で70回繰り返している。 42度の湯温で20往復目位で額から汗が噴出し始める。 30往復目位で今日はこの程度で止めようという誘惑に駆られる。 40往復目辺りからこれまでの呼吸回数と残りの回数をカウントするようにして脳をより働かせているつもりだ。私の湯船の中での腹式呼吸法、今のところ誰も推奨していないようだが、自分なりには免疫力アップなどかなり効果があるのではないかと思っている。湯船の中で頑張っているので体内温度を高め免疫力アップにつながっているのではないかとも思っている。
 
目次  翌日  前日  最初
2017/04/23
(日)
スーパーミトコンドリア

 先日NHK番組「ガッテン」でスーパーミトコンドリアが紹介されていた。 冠動脈を経て供給される心臓への酸素、心臓の細胞が十分に酸素を供給してもらえないとき、時にはミトコンドリアが酸素不足にも耐えられるようスーパーミトコンドリアに変身して、酸素不足の環境でも心臓が動き続けられるようになるとのこと。 
 
 ここ最近、高血圧、心拍数増加、軽い胸部圧迫感、げっぷ頻発など、心疾患ではないかと不安だった。 4月20日通院時、主治医に訴えた。 検査の結果、心臓の異常は見当たらなかった。
 
 帰宅後、ネットで調べると高血圧を訴える人の95%は原因不明だそうだ。 私も多分心因性のものだろうと思う。 パソコン作業などでストレスが溜まっているのかもしれない。
 
 とにかく以前と比べて肺胞の数は半分以下の現在、呼吸能力は衰えているのは当然であり、もしかして心臓を含め身体各部が酸素不足の状況に陥ることが多いのではないかと思っている。 今年になり10歩程度歩行しただけで酸素飽和度は80%台に低下してしまう。 40段の階段を上りきっ状態では70%台にまで低下してしまう。 昔ならば、70%台という数値は恐ろしい値だった。 今はさすがに40段の階段を上りきったときは息切れを強く感じるようになった。 昔と比べると値の割には苦しさは少ないように感じる。 散歩途中は恐らく80%台だろうと思われるが特に息切れ感もなく苦しさも感じない。 もしかして私もスーパーミトコンドリアの比率がかなり高くなったのではと思ってしまう。
 
 「ガッテン」ではミトコンドリアをスーパーミトコンドリアに変身させるには心拍数110bpm程度の運動が効果的とのこと。 ここ数日は頻繁に酸素飽和度などを測定しているが、心拍数110bom前後が多いような気がする。 
 
 主治医によると、肺を半分以上切除した患者の中ではとても元気だそうだ。 もしかするとスーパーミトコンドリアの比率が他の方々よりも多いのかもしれない。 
 
今日の朝食。 
 
1.(中右) たまねぎとレタスのサラダ。

2.(中中) 味噌汁。 マルコメ料亭の味減塩タイプ。 フコダイン摂取するためとろこんぶを加えて食べています。

3.(中左、上、下右) 今日は秋刀魚。 鮭、鯖、鯵など。 ほうれん草のお浸し、小松菜のときもあります。

4.(下左)プレーン・ヨーグルト。大匙1杯程度の蜂蜜をトッピングしています。 

5.(上)バナナ

6.(下中) アーモンドチョコ1粒、カカオ70%の板チョコ、大福餅、チーズ

 普段は調理しながら30分程度の時間をかけて食べています。 カロリー的には1日のうちでもっとも高いと思います。 基本的には間食はまず行ないません。
 
時刻 血圧 血圧 心拍数 SpO2 備考
6:13 78 95 目覚め直後
6:17 75 86 トイレ・タイム後
6:18 73 87
6:19 70 91
6:20 66 96
6:21 66 95
6:22 116 66 70
9:12 120 71 75
9:13 75 92 離床直前
14:31 117 83 散歩途中 約3000歩歩行後測定
15:05 110 89 約6000歩歩行後、帰宅時測定
15:06 104 94
15:07 102 95
18:50 83 96 PC作業途中(約5分)測定

 
 目覚め直後、トイレに行っただけで酸素飽和度が86%まで降下するのは驚きだ。 歩行数は恐らく20歩前後だろうと思う。 3分前後で95%前後にまで急速に回復するのは多分良い状態なのだろうと勝手に思い込んでいる。
 
 ヘンデルのハレルヤ・コーラスやバッハのロ短調ミサのサンクトゥスのように激しい曲を歌った直後も80%台に低下するが、歌い終えた後安静にしていると3分前後で98%程度にまで回復する。
 
目次  翌日  前日  最初
2017/04/20
(木)
通院

 この10日間、高血圧や胸の圧迫感が強まり不安だった。 心臓系に何か重大な問題があるのではないかと心配だった。 今日の通院は3ヶ月ぶりのCT胸部撮影を伴う。 右中肺下の陰影、多分大きくなっているだろうな〜と予想しての通院だったが、陰影よりも高血圧の方が心配だった。 
 まずはCT撮影。 撮影後診察室へ向かう。 殆ど待たされなかった。 
左:2017年1月13日              右:2017年4月20日

赤丸:増大、緑:縮小?  撮影断面角度や位置合わせの関係上、明確ではないが、やはり、3ヶ月前よりも
大きくなっているようだ。 
 その他、右上肺にもやや増大した陰影もあった。 画像で見る限り1cm 前後の陰影だ。 上記画像の左下赤丸の陰影よりやや小さい程度だった。 

 主治医には高血圧の症状を訴えた。 より理解していただくために、毎日自宅で測定しているデータを示した。 この記録、抜粋だが毎日2行程度の日記のようなものだ。 もう5年以上継続している。 毎日記録していると何かと比較できて便利だ。
 高血圧昨日から自覚症状もあり、より詳細に測定した。 主治医も記録をご覧になり驚かれ、緊急に心臓系の検査をすることになった。 心電図、心臓エコー検査と採血によるBNP(心不全の可能性を探るための検査項目)の測定だ。
 
 検査と採血を終え、診察室へ。 まだ結果は届いていないため、昼食後で相談することになった。
 昼食は癌友のNさんと待ち合わせ。 有名なステーキ屋に行った。 支払は殆どの場合、私。 私はステーキ300g、Nさんは400g、よく食べる・・・。
 
 食後近くの喫茶店でお茶。 途中病院に戻り、主治医と相談。
 
 検査結果。 心電図、心エコー、BNP、すべて問題がないようだ。
 
 主治医は明確には話しては下さらなかったが、過剰なストレスや運動不足なのだろうと自分なりに納得させた。 これまで血圧を低下させるため毎日1錠服用していたアムロジピン00 2.5mgを当面は2錠づつ飲むことになった。 それにしても病院内で測定した最高血圧184mmHg は恐ろしい・・・。
 
 なるべく休薬期間を長くして体調回復を実感したかったが、やや増大傾向の癌細胞、そうも言っていられなくなった。 6月頃再開と自分なりに思っていたが、5月下旬から次の化学療法を行なうことになった。
 
 2年前に経験した カルボプラチン+アリムタ+アバスチン で行なうことになった。 カルボプラチンで若干の骨髄抑制の副作用が心配だが、ドセタキセルほどではないだろうと思う。 印象に残っている副作用は便秘だ。
 
 主治医が「この組み合わせは入院だったかな〜・・・」なんて言いながら、過去の記録を調べ始めた。 2年前は入院だった。

  次の化学療法は入院だ。 2年ぶりだ。 化学療法での入院は微妙なのだ。 殆ど入院患者という実感をもてない。 投薬後、一番抵抗力などが衰える1,2週間後に退院することになると予想される。 これまでの経験から1週間以内の入院が個人的には望ましいのだが、これだと殆ど入院の意味がないように感じる。 でも2,3週間の入院期間は食事の拙さ、退屈さ、等でもう耐えられない・・・。 
 
 まっ、1ヶ月後に入院だ。 入院中は高血圧であっても何となく安心できる。 正直ここ最近の血圧上昇傾向を思うと自宅で生活するのが怖い。 いつ高血圧で倒れるかもしれない・・・。 この心配が更に血圧を高めてしまうのかもいれない。 PC作業も血圧上昇の心的原因のひとつだと思っている。 
 
 診察室を出てお会計および入院手続き。 
本日の医療費: 31820円(自己負担分:9550円)

 会計終了後、Nさんが待っている喫茶店へ向かう。 結果などを報告。 Nさんからは色々と教えていただくことが多い。
目次  翌日  前日  最初
2017/03/29
(水)
通院

 第4回のドセタキセル点滴後、約50日経過。 前回のアリムタ+アバスティンのときよりも体調回復が遅い感じがする。 点滴後30〜40日目辺りが体調は最悪ではなかったかと思う。 この1週間は何となく体調が回復してきているような気がする。 息切れ感も減少してきたような感じがする。 酸素飽和度もやや回復してきたようだ。 5年前のシスプラチン+ナベルビンとよく似ている感じの体調回復だ。 
 
 3月29日通院。 今回は採血はなく胸部X線撮影を診察前に行なうだけなので、いつもよりも遅い時間に病院に行ける。有難い。 X線撮影を終え、診察室へ。 殆ど待たされず診察室へ。 主治医と共に画像を眺める。
2017年3月23日撮影 2017年1月10日撮影
 
1. 左上に伸びる筋状の陰影が少し明瞭になっているような気がする。 
 
2. 殆ど変わらない気がする。 よく分からない。
 
3. 何となく陰影が濃くなっているような気がする。 特に中央やや左側が拡大しているような感じもする。
 
 結局今回のドセタキセル+アバスチンによる化学療法は効果があったのか無かったのか結論出ず。 抗がん剤なんて4,5種類のうち1種類程度奏功すれば「良」と考えているので、余り気にはならない。 やはりX線画像だけではよく分からない。
 
 今度4月20日に胸部CT撮影を行なうことになった。ほぼ3ヶ月に1回程度CT撮影を行い続けている。 このCT画像を見た上で今後の治療方針を決めることになった。 今のところ、5月以降に前回のようにアリムタ+アバスチンを主治医は考えているらしい。 4月のCT画像で拡大傾向が顕著でない限り、できるものならば、次回の抗がん剤治療はなるべく遅くしていただきたいと思っている。 5年前の体調回復を再度実感したいのだ。 旅行にも行きたいし山にも登りたいのだ。
 
 主治医が話されていた。 肺を半分も切除した患者の中でも私の場合は特に元気で良好との話だった。 そうかもしれない。 自分自身の体調管理には6年前の告知以来かなり気をつけているつもりだ。 食事管理、生活リズム、運動管理、ストレス管理・・・・。
 
 診察終了時処方箋をお願いする。 レンドルミン(睡眠導入剤)、タケブロン(逆流性食道炎)、アムロシピン(降圧剤)。 せこいようだが、先月処方箋をお願いしていた方が良かったと反省した。 先月ならば高額療養費制度の恩恵に預かり、処方箋料や薬剤費は無料のはずだった。 

本日の診療費 自己負担分 950円、薬剤費:3630円
目次  翌日  前日  最初
2017/03/09
(木)
手足症候群
 1ヶ月前、第4回化学療法(ドセタキセル+アバスチン)を受けた。 以降休薬期間に入ると楽しみにしていた。 過去の経験から、休薬期間に入ってからの体調回復がかなり実感できるからだ。
 
1ヶ月前の投薬以降、体調回復を期待していたが、かなり体調不良になってしまった。 よくよく考えると、副作用なのだ。 点滴後、2週間程度は体調低下傾向であることは経験的に知っていたが、今回はまるっきり忘れていた。どんどん体調回復すると勝手に思い込んでしまっていたのだ。
 
 点滴2週間後の2月23日に、白血球および好中球を増やすために皮下注射を3日連続で受ける。(G-CSF)。 2月23日の血液検査では白血球数2.62(3.5-9.0)、好中数24.9(37.0-72.0)基準値よりも大幅に下回っている。2月9日の点滴前の採血では基準値を大幅に上まわっていたのに急激に低下した。 これも何度も経験済み。 感染症に対する危険性が極めて高いのだが、この数値低下は自覚症状が全く無いので怖い。 自覚症状といえばヘモグロビンとか赤血球の数値や質の低下により、酸素飽和度が低下してきて、負荷がかかると息切れしやすくなることだろうか・・。
 
 ドセタキセルの副作用については、癌患者の会である女性乳癌患者が手足症候群の副作用の強さを訴えていた。 このときは、私はまだ1回目のドセタキセル投与後なので、その副作用の強さについてはまだ実感はできていなかった。 今思い返せば、実感できる副作用は手足症候群が一番強烈だったと思う。 点滴回数が増えるにつれて踵や指先の皮膚硬化と痛みが増大してくる。
 
手足症候群

皮膚硬化が何重にも重なり、元通りになるにはしばらく時間がかかりそう。
4回目点滴後1週間後位が一番厳しかった。ほとんど歩行困難になるほど痛んだ。 
強烈な痛みは2日間程度。 自動車のアクセルとかブレーキ・ペダルなんて痛くてとても踏み込めない。
 
「イテテッ、イテテッ、クッソー」という感じで室内を歩くのが精一杯だった。
恐らくむくみもある程度はあったのだろうと思う。 しばらくは散歩もできない。 
皮膚硬化は左右均等ではない。私の場合、右半身に強くでているような気がする。 
踵、足つま先、右手指先(硬化というほどでもなくザラザラ感という程度)
上記写真撮影(3月初頃)より約20日後の状態。 硬化した皮膚が未だにぽろぽろと剥がれ落ちる。 
歩行に支障はないが、圧迫するとチリチリとした痛みを感じる。
最近撮影した爪。

各点滴毎の体調変化が爪に現れていると思う。 爪の成長に伴い、縞模様が浮かび上がっている。 
酸素飽和度

JR池袋駅のホームへの上り階段約40段を上りきったときの酸素飽和度。
朝の通勤時だったが、平地では通勤客と同じあるいはそれ以上の速さで歩くことができるが、
上り階段になると流石に通勤客と同じ速度では上れない。 
60%台だったが、急激に回復し撮影時はこの値に回復していた。
5分後には95%近くまで回復する。
脱毛

 1回目の点滴投与後2週間経過した頃、恐らく99%以上抜けたと思う。 
まばらに髪の毛が残っているので見栄えがとても悪い。帽子は必需品だ。
3回目の点滴頃〜眉毛の脱毛も気になり始めた。 左右均等に薄くなっていないのでかっこ悪い。
最近は口周りに白いひげがうっすらと伸び始めてきたような気がする。
 
味覚異常

 点滴後、3,4日間は、何となく薄味に感じることが多かった。 
点滴回数が増えるごとに味覚異常の自覚症状は薄らいできたように感じる。
 
鼻漏

 季節的な要因か何かよくわからないが、未だに続いている。 
 
出血

 4週間のサイクルのうち1,2回鼻出血が起こった。 点滴後ほぼ同じ日数が経過した頃に起こっていたと思う。
また歯磨き最中に出血することもあった。 
消化器異常

 以前のアリムタほど顕著ではないが、点滴後10日間は便秘症状が続いた。 
点滴後4週間が経過したが、まだ、十分に回復したとはいえないと思う。
以前程の快便感が得られない。
 
目次  翌日  前日  最初
2017/02/09
(木)
第4回化学療法(ドセタキセル+アバスチン)
 今回は診察前の胸部X線撮影はなかった。4週間前にCT画像撮影を行なっており、状況が分かるからだ。 まず採血結果が主治医から示された。 白血球数値が11000以上の高値だった。

 この4週間の状況について尋ねられた。 
1. アムリタ+アバスチンのときよりは自覚できる副作用が強いけれども、日常生活に支障をきたすほどではない
 
2. 酸素飽和度、40段の階段を上りきったとき、60%台にまで低下する。 4,5分後には90%台に回復する。 アムリタ時よりは全体的に2%程度落ちているような気がする。
 
3.  踵の痛みと皮膚硬化約2ヶ月程度の周期で繰り返すようで、今回は結構痛かった。特に硬化した皮膚が剥がれるときが痛む。
 
4. 点滴後、2週間頃に2日連続で鼻血
 
5. 殆ど4週間連続した尾籠。勿論程度差はあり、2,3週間後が最悪だったと思う。
 
6. 徐々には改善しているが消化器系の不調が長引いており、未だ十分には回復していない。 点滴後、1週間程度軽い便秘、 その後、やや排便不調。
アムリタのときのように劇的な変化は見られない。
 
7. 味覚異常。 殆ど軽微。 投与当日から2〜3日、味が薄く感じる。 特に酸っぱさ、辛味。
 
8. 舌先の痛み。点滴後1,3週間痛んだ。 舌先が前歯内側に触れると痛むようだ。

 CT画像を観ても、大差ないようなのでしばらく休薬期間に入ることになった。 恐らく急激に癌細胞が増大するとは考えにくく、3,4ヶ月後のCT画像を観て今後の方針を決めることになった。
確かにこの休薬期間に急に増大するのではという不安は少しはあるが、これまでの経験から休薬期間中の体調回復は目覚しいものがあり、自分なりにも休薬となるのは嬉しい。
 
 CT画像比較
2017年1月13日 2016年10月26日 私なりのコメント
右胸上葉1(最上部) 殆ど差異はなさそうだ。
右胸上葉2 1. 何か上に薄い陰影が増えているようだ。○中中央部辺り。

2. 左側明らかに小さくあるいは消失しているようだ。
右胸上葉3 殆ど差はないようだ。
右胸中葉 1. 上部左側の陰影が増大かつ明瞭になってきている。また右下にも明瞭な陰影があるようだ。

2. 左上部やや薄い陰影が増加しているように感じる。しかし、その右側3ヶ月前の明瞭な陰影が消失または縮小しているようだ。 撮影環境(撮影角度など)や比較位置の問題等からこれだけでは抗がん剤の効果の判定はできない。

3.中央付近に明瞭な陰影があるようだ。


 う〜ん・・・、撮影条件や解析条件などもあるのだろうが何となく増大化しているような気がする。
 休薬期間中に急激に増大することはないだろう。 3ヵ月後に様子を見て次の対応を検討しよう。 しばらくは体調回復に努め残された人生を大いに楽しもうと思う。

 いつもと同じような経過でドセタキセル+アバスチンの投与を受ける。 約2時間半。 

 点滴終了後、体温と血圧測定。投与直後は「いつも血圧が高い。 記憶は定かではないが158-90だったと思う。 昨日就寝前は106-58/65bpm、今日離床前113-61/67だったのに異常にかなり高くなっている。 なお、投与前の血圧は148-?程度だったと記憶している。 別に美人看護士でもないのに血圧が高い。「白衣高血圧」ともいえるとは思えない。 自分なりに少し興奮しているのかもしれない。 

 アバスチンは血圧に関係しているかもしれないという話を聞いたことがあるような気がする。 4週間のサイクルでは殆ど120〜100/80〜50と安定しているがときどきこれよりも20〜30高い値を測定したこともある。4週間のうち3,4日程度。 4週間サイクル内での上昇日との関係は定かではない。 安物の手首血圧計で測定しているので、異常値が出た場合には、再測定するようにしているが、やはり異常値に近い。 血圧上昇に思い当たるフシは無く、やはり抗がん剤の影響かな・・・、と勝手に思っている。

 2月23日 白血球増血剤注射のため通院。 注射頻度は23日の採血結果を見て決めるとのこと。 これが終わると休薬期間に入る。 

本日の診療費:420600円(自己負担分:44000円) 
薬剤費:1420円(これは3,4ヶ月後に自治体から連絡があり、申請すれば還付される。 申請手続きの面倒さはあるが、カードのマイレージが溜まるのでお得な感じもする。)

 
目次  翌日  前日  最初