肺 癌 ( 腺 が ん : 病理病期2A )      闘 病 記 録        過去  最初
日 時
2011/12/26
(月)
採血
X線撮影
退院
第2回 術後補助化学療法:第27日目

 昨晩から体温も心拍数、酸素飽和度、徐々に良くなってきているような気がする。朝、目覚め時75bpm、95%、しばらくすると心拍数は70近くまで下がるが60台にはならない。酸素飽和度は深呼吸を繰り返せば高くなるのは分かっているのでこのときは無理に深呼吸するのはやめた。結局心拍数71bpm、93%程度に落ち着いた。
 今朝、検温や採血に来られたが、血圧は測定してくれなかった。循環器系に何か問題があるような気がするが、医師も、看護師もそんなに問題視していないようだ。抗がん剤点滴で血圧はおよそ20〜40上昇気味、増血剤皮下注射で血圧20上昇、心拍数10〜40上昇と思っているのだが、医師、看護師からは明快な説明はない。
 どうも頭への血流が少ないような気がする。地下1Fから8Fまでのエレベーターに乗ると上昇時みるみる酸素飽和度が低下86%まで落ちた。明快な説明がないのであれこれ考えてしまう。頭への血流が阻害されているのではないか? 増血剤の影響でヘモグロビンが減ってしまっているのではないか、よくわからない。心拍数、酸素飽和度の変化速度も平常時よりはかなり速いような気がする。
 今は午前11時半。美人担当医のK医師は今日は外来担当。外来が終わってから今日の採血結果を見て退院の可否を判断されるのだろうか?本当に今日退院できるのだろうか?
 
 採血結果
11/17 11/21 11/30 12/2 12/6 12/9 12/13 12/16 12/19 12/22 12/26 基準値 意 味
総蛋白 6.3 L 6.3 L 6.8 6.8 7.0 6.3 L 6.1 L 6.1 L 6.2 L 6.1 L 6.3 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.6 L 3.6 L 3.9 3.9 4.0 3.7 L 3.5 L 3.5 L 3.7 L 3.8 L 3.7 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 13 15 15 14 79 H 14 17 13 12 13 14 10-33
ALT(GPT) 16 16 13 11 103 H 36 H 32 H 17 14 13 10 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 159 168 213 186 277 H 181 180 195 143 165 354 H 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
尿素窒素 13 14 17 13 20 18 19 19 15 17 15 8-20
ナトリウム 150 H 146 H 148 H 135-145 腎機能などの障害を推測する指標
カリウム 5.3 H 4.6 4.4 3.4-5.0
クロール 111 H 108 108 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.2 0.2 0.5 H 0.3 0.1 0.1 0.1 0.3 0.3 0.2 1.6 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 4.40 4.91 9.87 H 7.42 18.15 H 12.59 H 9.88 H 6.67 5.75 4.80 13.13 H 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 398 L 408 L 423 425 437 401 L 414 417 392 L 386 L 398 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 11.7 L 11.9 L 12.5 L 12.6 L 12.9 L 11.8 L 12.2 L 12.1 11.6 L 11.2 L 11.7 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 35.1 L 35.9 L 37.1 L 38.0 L 38.6 L 35.6 L 36.5 L 36.7 34.7 L 34.2 L 35.4 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 22.6 19.7 18.5 18.4 15.6 9.2 13.5 14.2 18.5 22.5 18.0 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 9.1 10.0 8.2 8.0 1.8 L 5.1 1.0 L 2.8 4.2 8.0 7.5 2.0-11.0
リンパ球% 58.2 H 57.6 H 41.3 47.4 6.5L 25.8 57.0 H 55.3 H 60.2 H 70.0 20.5 19.0-49.0
好中球% 30.6 L 30.2 L 49.2 43.2 91.6 68.9 41.0 41.4 33.9 L 21.0 37.0-72.0
好中球数 1.35 1.48 4.86 3.21 16.63 8.67 4.05 2.76 1.95 1.01 4.27 12/26:分葉核球数
CEA 5.0以下
CA19-9 37以下
KL-6 500以下
BNP-N 18.4以下

 意図通り白血球数と好中球数は増加している。CRPが1.6と高いがこの原因を質問するのを忘れた。退院可能と医師から言われた。2日後に検査のため外来受診しなければならないので2日後に退院してもよいとのこと。心拍数が高いことと酸素飽和度が低いという心配はあったが、美味しいものを食べたいという欲求の方が強く退院することにした。
 タクシーで帰宅したが、重いバッグ類を持って階段で6階まで昇るのは大変だった。1階上がる毎に数分の休憩。すぐに心拍数120以上、酸素飽和度は90%以下となってしまう。心拍数が90台にまで下がるのはかなり時間がかかる。深呼吸を繰り返す。
 夕方知人と焼肉店に歩いて出かけた。これがまた大変だ。寒い中、かなりゆっくり歩幅もかなり短くして歩いているのに心拍数は120に迫ろうとし、酸素飽和度は85%以下になってしまう。100m毎に休憩しなければ歩けない。増血剤G−CSFの副作用と信じたい。前回の退院時とは大違いだ。
 G−CSFを調べていると副作用として急性呼吸窮迫症候群、LDH上昇とあった。急性呼吸窮迫症候群はちょっとやばそうな症状のようだ。
 
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2011/12/25
(日)
第2回 術後補助化学療法:第26日目

 昨晩はさんざんなクリスマス・イブだった。午後10過ぎ頃が最悪ではなかったろうか。体温はぐんぐん上昇し午後10時過ぎに38.4℃、トイレからベッドに戻り測定するとわずか40歩なのに心拍数120、酸素飽和度85%。氷枕のおかげか徐々に体温は下がり始めた。しならくベッドに横たわり安静にして測定しても心拍数100bpm以上、酸素飽和度85%程度だ。必要な酸素は肺から供給されていると思うのだが、心拍数が異常に高いため酸素飽和度が低くなっているのではないかと思う。深呼吸をしばらく繰り返すと心拍数は100以下にはなってくるが酸素飽和度は92%前後、心拍数が下がらない。
 朝測定すると安静時心拍数は85bpm、酸素飽和度は91%程度にまで回復していた。本来ならば安静時は60bpm、98%程度のはずなのだが。
 午後、心拍数は徐々に低下傾向にあるがそれでも高い。2Fにアイスクリームを買いに行く。片道2,300歩程度だと思う。心拍数95bpm、SpO2:91%、エレベーター内で心拍数が下がるのを待つ。心拍数は90以下にはならない。SpO2:88%まで落ちた。深呼吸を繰り返すと95bpm、95%程度にまで回復。ベッドに戻り測定。大きく深呼吸を繰り返すと90bpm、98%程度にまでは回復する。一体どうなっているのだ。昨日、今日も主治医、担当医は出勤されていない。病棟内を歩くときも高齢の患者と同様にゆっくりとしか歩けない。いかにも入院患者という感じだ。
 寝てばかりいると曜日の感覚も忘れてしまう。夕方主治医のM医師が来られた。休日なのにと驚いた。昨晩の38.4℃の発熱を一昨日の晩に発熱したと報告してしまった。
 夕飯後、ラキソベロン下剤とカクテルにするトマト・ジュースを2Fのコンビニに買いに行った。途中2,3回休憩せざるを得なかった。椅子に座り酸素飽和度が95%に回復するのを待ち、再び立ち上がり歩き出す。立ち上がるときふらつく感じがする。貧血のような症状なのだろうか?いわゆる立ちくらみだ。また歩いているとどんどん酸素飽和度が下がってくる。85%以下になるともう立っておれないくらいだ。
 明日、退院なのだが、退院できるのだろうか。今の状態では6階までの階段上り自信がない。間質性肺炎や肺気腫が悪化しているのではと不安になってくる。
 
2011年12月20日:横隔膜が下がってきている。ほぼ手術前の水準の高さになっている
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2011/12/24
(土)
第2回 術後補助化学療法:第25日目

 今朝の検温37.3℃もあった。昨日2Fコンビに前で長い時間友人と話しすぎたとか1階を何周も歩いたためか、隣の爺ちゃん患者に肺炎菌でも移されたか気になる。後で再度検温すると36.5℃だった。どうも持参の30秒体温計は使い方によっては正しく測定できないような気がする。1分過ぎると実測検温になり1分過ぎに体温計を見ると異常に低い体温を示す。大体45秒程度で測定完了の音が発せられるようだが、耳鳴りのある私には聞こえない。看護師が「鳴りましたよ」と言われてすぐに体温計を見るとこれも大体低めの値が出てしまう。
 美人担当医のK医師に「テレビ見すぎるとどうも頭痛がします、何か関係ありますか?」と質問すると即座に「あります」と言われた。やはり、小さなゲーム機の画面、10インチ程度の携帯型DVDプレイヤーを30cm程度の距離で見ていることが多いが、どうやらこれらが頭痛の原因のようだ。PCも含め小さな画面を見るのは嫌だ。
  昼食後、病院敷地内を散歩。オキシパルスメーターでモニターしながら歩いているが、いつもよりも数値が悪い。いつも心拍数95bpm、酸素飽和度95%程度が今日は心拍数100前後、酸素飽和度89%前後だ。この3日間皮下注射されてきた増血剤の影響かあるいは隣の爺ちゃん患者に肺炎を移されたのかもしれないと思う。心配になり敷地内散歩3周で切り上げベッドに戻る。安静時は最近は心拍数70bpm、酸素飽和度97%程度だったが、今日は心拍数80bpm、酸素飽和度92%程度だった。看護師にはこの状況を伝えた。定時検温、36.7℃、酸素飽和度は最初表示されたときは89%、徐々に数値が高くなり最高値96%まで戻った。まさか間質性肺炎が急速に悪化し始めた兆候でないことを祈る。
 やはり、異常だ。トイレからベッドまで約40歩歩いただけで心拍数105bpm、酸素飽和度89%だ。しばらく深呼吸を繰り返していると酸素飽和度98%程度までに回復するが、心拍数も安定して80bpm前後まで落ちてきたとき酸素飽和度は93,4%だ。以前よりま3,4%低い。歩いていると軽くのぼせ気味、フラッとなることもある。
 昨晩はさんざんなクリスマス・イブだった。午後10過ぎ頃が最悪ではなかったろうか。体温はぐんぐん上昇し午後10時過ぎに38.4℃、トイレからベッドに戻り測定すると心拍数120、酸素飽和度85%。氷枕のおかげか徐々に体温は下がり始めた。
 
手術直後:横隔膜が上昇している
 
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2011/12/23
(金)
第2回 術後補助化学療法:第24日目

 前日は韓国ドラマ「美賊イルジメ」全24話を見始めた。20:00頃から見始めたが、いつものごとく次のDVDを見たくなってしまう。20:00頃に睡眠薬のレンドルミンを服用したのだが、全く次を見たいという欲求には全く効果がないような気がする。6話までみた。午前1時だ。これ以上見続けると療養上良くないと思い、寝ることにした。音楽(最近はメサイアを聴きながら寝ることが多い)を聴きながら寝るが興奮していていつもよりは寝つきが悪い。
 午前中、主治医のM医師から間質性肺炎について説明があった。休日なのにわざわざ病院に来られて申し訳ない気もする。M医師、私の間質性肺炎が国の補助対象になるかどうかを調べてきて下さった。X線写真やCT画像を見ながら説明してくださった。結論から言うと無理。症状が軽すぎる(無症状)。好中球数を増やすための皮下注射は3日間だけとのこと。通常の倍の150mlを1回当たり注射するらしい。
 左前頭葉の頭痛、どうも目の疲れからくるらしい、とお見舞いに来てくださったY様の話。確かに心当たりは十分にある。また今日から背骨の一部、下の方が軽く痛む。少しゆがんだ姿勢で寝ているせいかもしれない。
 
手術前:右肺下(画像では左側)に大きな影となって映し出されている癌細胞、手術直後に行われた病理検査では70*70*35mmの大きさだったらしい。
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2011/12/22
(木)
採血
第2回 術後補助化学療法:第23日目

 朝7時前、看護係長が採血に来られた。この方、前回も最終日に採血されたと思う。美人看護師のHさんと同様採血がとても上手なので印象深い。お二人とも私には見えない腕半ばの折れ曲がる辺りを触りすぐに採血する。殆ど痛みも無く早い。
 入院証明書発行依頼(1F、文書受付窓口)、今日までで多分入院日数86、外来6のはずだ。作成までに2週間以上かかるらしい。次回入院時いただけそうだ。そのときに保険会社に給付請求しよう。今のところ来年の入院に関しては税金対策上再来年に給付請求しようと思っている。
 午前10過ぎ美人担当医のK医師から採血の速報結果を告げられた。好中球数が0.95と低く、この状態だとしばらくは増量させるための筋肉注射(G-CSF:商品名:グラン、150μg)次の採血日まで毎日しなければならないとのこと。退院は可能だが、翌金曜日から月曜日まで毎は日注射のために外来受診しなければならないことになる。面倒なのと感染症の危険性を考慮して本日の退院は諦め。月曜日に退院することにする。
 主治医のM医師から間質性肺炎の公費負担について少し話があった。特に自覚症状があるわけでもないし、私が公費援助を受けられるかどうかをよく調べてから対応することになった。援助が受けられそうならば間質性肺炎により詳しい呼吸器内科の先生と相談するとの事。
 となりの爺ちゃん患者、本当に周囲の人達も困惑気味だろうと思う。今日は担当医師に「病院の食事、味が薄い」と噛み付いていた。若い医師は最初は穏やかに対応していたが、途中で少し切れ気味なのを感じた。とにかくこの爺ちゃんとはなるべく離れていたい。肺炎なんか移されると大変だ。
 
採血結果
11/14 11/17 11/21 11/30 12/2 12/6 12/9 12/13 12/16 12/19 12/22 基準値 意 味
総蛋白 6.2 L 6.3 L 6.3 L 6.8 6.8 7.0 6.3 L 6.1 L 6.1 L 6.2 L 6.1 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.5 L 3.6 L 3.6 L 3.9 3.9 4.0 3.7 L 3.5 L 3.5 L 3.7 L 3.8 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 13 13 15 15 14 79 H 14 17 13 12 13 10-33
ALT(GPT) 17 16 16 13 11 103 H 36 H 32 H 17 14 13 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 169 159 168 213 186 277 H 181 180 195 143 165 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
尿素窒素 14 13 14 17 13 20 18 19 19 15 17 8-20
ナトリウム 150 H 146 H 135-145 腎機能などの障害を推測する指標
カリウム 5.3 H 4.6 3.4-5.0
クロール 111 H 108 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.3 0.2 0.2 0.5 H 0.3 0.1 0.1 0.1 0.3 0.3 0.2 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 4.46 4.40 4.91 9.87 H 7.42 18.15 H 12.59 H 9.88 H 6.67 5.75 4.80 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 398 L 398 L 408 L 423 425 437 401 L 414 417 392 L 386 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 11.7 L 11.7 L 11.9 L 12.5 L 12.6 L 12.9 L 11.8 L 12.2 L 12.1 11.6 L 11.2 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 35.1 L 35.1 L 35.9 L 37.1 L 38.0 L 38.6 L 35.6 L 36.5 L 36.7 34.7 L 34.2 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 23.9 22.6 19.7 18.5 18.4 15.6 9.2 13.5 14.2 18.5 22.5 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 6.3 9.1 10.0 8.2 8.0 1.8 L 5.1 1.0 L 2.8 4.2 8.0 2.0-11.0
リンパ球% 64.1 H 58.2 H 57.6 H 41.3 47.4 6.5L 25.8 57.0 H 55.3 H 60.2 H 70.0 19.0-49.0
好中球% 27.0 L 30.6 L 30.2 L 49.2 43.2 91.6 68.9 41.0 41.4 33.9 L 21.0 37.0-72.0
好中球数 1.20 1.35 1.48 4.86 3.21 16.63 8.67 4.05 2.76 1.95 1.01
CEA 5.0以下
CA19-9 37以下
KL-6 500以下
BNP-N 18.4以下

前回と比較すると11月14日に相当する。確かに前回よりも骨髄系の回復が前回よりも若干遅い感じもする。
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2011/12/21
(水)
第2回 術後補助化学療法:第22日目

 そろそろ年末だ。確定申告のことも考えなければならない。今年は医療費控除だけで60万前後あり、課税所得は去年よりも少なくなりそうだ。これは来年度の住民税や国民健康保険料にも影響するので大きい。問題は来年の所得だ。医療保険の給付金が入ってくる。開胸手術は恐らく重大手術と認定され手術給付金も多いだろう。入院給付金も4回もの術後補助化学療法の入院もあり、合計すると120日を越えるだろう。これを一括して保険金請求すると来年の所得が増えすぎ、再来年の税金や健康保険料がかなり高くなってしまう。とりあえず明日退院までの入院証明書を病院から交付してもらい、来年保険会社に請求することにする。検査入院や術前検査入院も含めるのかどうかは知らないが恐らく明日までの入院延べ日数は70〜80日だろう。
 A保険会社に問い合わせた。長期入院保障、これも曲者ということが判明した。ひとつの傷病について支払い対象入院日数は120日とのこと。以降180日以上経過後の入院でなければ保障されないとのこと。A保険会社の求める入院証明書、他社保険会社の書式の入院証明書のコピーでも可能との事。B保険会社の入院証明書の書式を見ると通院日数が判別できる記入項目がない。A保険会社とは通院特約も契約しているのでB社の書式では拙いような気がする。入院証明書を病院で発行してもらうと3000円強かかるので何度も色々な保険会社毎の書式で作成してもらうのは面倒だ。
 保険金給付請求本当に面倒だ。ある程度理解できてくるとさらに疑問がわいてくる。通院特約というのも契約している。保険会社から送られてくる入院証明書の書式には通院の事実を示す記入欄は見当たらない。保険会社に電話した。入院給付請求後、給付金お支払いの案内に通院保障請求の用紙も送付されるらしい。10日以下の通院日数ならば病院の領収書を添付するだけでよいらしい。でも病院の領収書は多分確定申告時に提出すると思うが・・・、コピーでもよいのだろうか? コピー代がかかってしまう。面倒くさい。
 昨日のCT撮影について美人担当医のK医師から説明があった。増大リンパ節もなく再発はみられないとのこと。
 間質性肺炎は国の難病指定されている病気らしい。だとすると国から医療補助金が出るはずとの噂を患者から聞いたことがある。K医師に「まだ間質性肺炎と確定診断されていないと思いますが・・・・」と質問。主治医のM医師と相談するとの事。確定診断を得るためにはまた胸部内視鏡や胸腔鏡による生検が必要なのだろう。今となってはそんなに恐ろしい検査とは思わない。
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2011/12/20
(火)
胸部CT撮影
第2回 術後補助化学療法:第21日目

 今朝は珍しく美人担当医のK医師が午前7時前に来られた。退院時期について相談。好中球が最少数となる時点が必ずしも抵抗力最低でもないらしく、抵抗力が高くなると考えてよいらしい。木曜日に退院決定。
 前回は便秘は完全に解消してからの退院だったが、今回はまだ軽い便秘気味の状態での退院だ。我が家には病院のようなウォシュレットは無い。暖房便座もない。便器に長く座るのは多分苦痛だと思う。後2日で便秘が完全に解消するかは微妙なところだ。
 現在、便意はあるものの、いざ便器に座り排便しようとしてもなかなか出てくれない。出てもわずかだ。ウォシュレットで肛門に強い水流を当てて肛門を刺激する。すると便が降りてくる。排出する→ウォシュレット→便意が起こる→排出→ウォシュレットの繰り返しだ。10分以上も個室を占有してしまう。やや便意が残ったまま個室を出る。
 隣の爺ちゃん患者、益々咳き込みが激しくなってきたようだ。最近はこの爺ちゃんと同じ時間帯に食事を食べるのはできるだけ避けるようにしている。あの痰を吐き出す音、たまらなく気持ちが悪い。この爺ちゃん、精神的にはかなり子供っぽくなっているような気がする。意識はしていないのだろうが、とにかく周囲の注目を浴びたいという感じがミエミエだ。この爺ちゃん、最近は点滴をしている時間が多い。また37℃以上の微熱が続いているらしい。肺炎を患ってしまっているようで、その病原菌も複数あるようで医師も対策に苦慮しているようだ。肺炎うつされてはかなわないのでこの爺ちゃんからは極力離れておかなければならない。もとにかく高齢者の方、特に男性は衛生意識が低いように思う。
 午後5時半、付属看護学校の生徒たちによるキャンドル・サービスが行われた。事前に各患者に歌詞が配られた。曲は「赤鼻のトナカイ」と「聖この夜」。8階病棟では各コーナー4隅で歌われた。3回に参加させてもらい一緒に歌わせていただいた。生徒たちは40名弱、2部合唱だった。私も歌わせtいただいたが、目立ちすぎも気が引ける。合唱練習のときでしゃばってソロ・パートを歌わせていただいているときの複雑な気分だ。
 
右:赤枠は手術前の癌細胞、この日のCT撮影では癌細胞は無くなり、右肺葉下切除痕に胸水がたまっているとのこと。
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2011/12/19
(月)
採血
X線撮影
第2回 術後補助化学療法:第20日目

 昨晩から早朝の担当看護師は美人のHさんだ。Hさんの仕事振りはとてもきびきびしている。採血のときはほぼ確実にHさんは6:30過ぎに来てくださる。また採血技術も大変上手だと思う。浮かび上がりにくい私の血管を即座に探り当て痛みも殆ど感じずに採血して下さる。8階西病棟では採血技術に関してはHさんはお名前は忘れたが看護係長の方とほぼ同じような腕前と思う。H看護師とても聡明そうで美人だ。もしかして本当は医師を目指していたが何らかの事情で看護師にならざるを得なかったのかもしれないと勝手に想像している。
 まだ便秘傾向は続く。便は比較的軟らかいのだが、排出に時間がかかる。また残便感も残る。入院直前のようにスカッとした快便には程遠い。

採血結果
11/10 11/14 11/17 11/21 11/30 12/2 12/6 12/9 12/13 12/16 12/19 基準値 意 味
総蛋白 6.1 L 6.2 L 6.3 L 6.3 L 6.8 6.8 7.0 6.3 L 6.1 L 6.1 L 6.2 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.4 L 3.5 L 3.6 L 3.6 L 3.9 3.9 4.0 3.7 L 3.5 L 3.5 L 3.7 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 13 13 13 15 15 14 79 H 14 17 13 12 10-33
ALT(GPT) 26 17 16 16 13 11 103 H 36 H 32 H 17 14 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 152 169 159 168 213 186 277 H 181 180 195 143 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
尿素窒素 16 14 13 14 17 13 20 18 19 19 15 8-20
ナトリウム 150 H 135-145 腎機能などの障害を推測する指標
カリウム 5.3 H 3.4-5.0
クロール 111 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.5 H 0.3 0.2 0.2 0.5 H 0.3 0.1 0.1 0.1 0.3 0.3 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 5.24 4.46 4.40 4.91 9.87 H 7.42 18.15 H 12.59 H 9.88 H 6.67 5.75 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 411 398 L 398 L 408 L 423 425 437 401 L 414 417 392 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 12.0 L 11.7 L 11.7 L 11.9 L 12.5 L 12.6 L 12.9 L 11.8 L 12.2 L 12.1 11.6 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 36.0 L 35.1 L 35.1 L 35.9 L 37.1 L 38.0 L 38.6 L 35.6 L 36.5 L 36.7 34.7 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 17.3 23.9 22.6 19.7 18.5 18.4 15.6 9.2 13.5 14.2 18.5 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 2.7 6.3 9.1 10.0 8.2 8.0 1.8 L 5.1 1.0 L 2.8 4.2 2.0-11.0
リンパ球% 54.0 64.1 H 58.2 H 57.6 H 41.3 47.4 6.5L 25.8 57.0 H 55.3 H 60.2 H 19.0-49.0
好中球% 41.7 27.0 L 30.6 L 30.2 L 49.2 43.2 91.6 68.9 41.0 41.4 33.9 L 37.0-72.0
好中球数 2.19 1.20 1.35 1.48 4.86 3.21 16.63 8.67 4.05 2.76 1.95
CEA 1.4 5.0以下
CA19-9 10.6 37以下
KL-6 500以下
BNP-N 18.4以下

 前回と比較すると今回の結果は前回の11月11日に相当する。ほぼ前回と同じような推移をしているように感じる。X線撮影の結果も良好とのこと。今回はナトリウム、カリウム、クロールの値が高くなっているが、原因は不明。12月15日のやや暴飲暴食気味と16日の糖分過剰摂取以外心当たりは特に思い浮かばない。
 夕方、主治医のM医師からいつでも退院可能との許可が出された。第1回の同様な時期には許可が出なかったが、これは1回目ということで用心していた結果。第1回の実績があるので、明日以降いつでも退院可能と判断されたらしい。
 早期退院のメリット
退屈な入院生活から逃れられる
美味しいものを食べることが出来る
大声で歌を歌える
隣の爺ちゃん患者と離れることができる。
デメリット
 自炊しなければならない。外食するにも外出時階段6階の上り下りはきつい。
 衛生面の心配。病院のように食後すぐに丁寧な歯磨き、うがいの励行は難しい
 医療保険給付額が減る。(余り公然とは言えないがかなり切実な問題と思う)でも給付金欲しさに退院時期を遅らせていると思われるのは癪だ。
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2011/12/18
(日)
第2回 術後補助化学療法:第19日目

 昨日はよく寝た。8時過ぎから映画「華麗なる賭け」を観ながら寝てしまった。気づけば午前5時、隣の患者と看護師の会話で起こされてしまったのかもしれない。何となく世間話の感じに聞こえてきた。迷惑だな〜とおもいつつしばらくは眠れなかったがいつの間にか眠ってしまい、起床時間は7時過ぎ。
 今日は朝から左前頭葉付近の偏頭痛がよく起こる。どうも小さな画面を見ながらのゲームを行っているときに起こるような気がする。あんな小さな画面を長く見続けるのは恐らく健康上もよくないのだろう。私は全く関心がないがスマホ(スマートフォン)にかじりついているような人も危険ではないかと思う。
 口の中右頬に血豆ができてしまった。歯並びが悪いので内側の頬を噛んでしまうことが多いのだ。
 さすがに病院食も飽きてきた。もっと美味しいものを食べたいという欲求が日増しに強くなってくる。退院後はまずあそこで刺身を食べ、中華コース料理を食べ等、親しい人達と歓談しながら楽しい食事をしている光景をよく想像してしまう。
 
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2011/12/17
(土)
第2回 術後補助化学療法:第18日目

 病院敷地内を4周散歩。約3000歩だ。快晴で暖かそうだったが途中で寒くなってきた。マスクをしている影響か鼻水が少し出る。人気の少ない駐車場辺りで発声練習を兼ねて歌いながら歩く。
 これから更に白血球数や好中球数が減少し身体の抵抗力が弱くなり感染症の危険性が高まる。で、ここしばらくは入浴を控えていた。後1週間位から回復傾向に向かうと思う。で回復傾向になるまで入浴しないわけにはいかないだろうと思う。で、久しぶりに入浴、洗髪は多分1週間ぶりだろう。
 
クリスマス・コンサートが1Fで行われた。こんな大きなクリスマスツリーが飾られているのを初めて知った。
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2011/12/16
(金)
採血
第2回 術後補助化学療法:第17日目

 昨日からまた便秘の症状が強くなった。また就寝時寝つきも悪くなったような気がする。12/12(月)ナベルミン点滴の副作用か?
Mさん、Nさん見舞い、1階のレストランで歓談。お土産に鯛焼きをいただいた。2個も食べた。また大カップのカフェテラ2杯、今日もカロリー摂取がかなり多かったと思う。
18:00過ぎからクリスマス・コンサートが1F総合受付前で行われた。いつの間にか大きなクリスマスツリーが飾られていた。
バイオリン、ギター、マリンバ  メンコンVCソロ ホワイト・クリスマス、聖しこの夜、私に翼を下さい他
バイオリニスト兼プロボクサー 被災地山田町で震災体験の元漁師:ギター 
マリンバこんな近くで聴いたのは初めてだ。豊かな響きだ。知っている曲は私も歌いたかった。会場の1F総合受付前は多分響きも抜群に良いと思う。

採血結果
11/7 11/10 11/14 11/17 11/21 11/30 12/2 12/6 12/9 12/13 12/16 基準値 意 味
総蛋白 6.4 L 6.1 L 6.2 L 6.3 L 6.3 L 6.8 6.8 7.0 6.3 L 6.1 L 6.1 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.4 L 3.4 L 3.5 L 3.6 L 3.6 L 3.9 3.9 4.0 3.7 L 3.5 L 3.5 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 17 13 13 13 15 15 14 79 H 14 17 13 10-33
ALT(GPT) 39 H 26 17 16 16 13 11 103 H 36 H 32 H 17 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 177 152 169 159 168 213 186 277 H 181 180 195 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
尿素窒素 17 16 14 13 14 17 13 20 18 19 19 8-20
CRP 1.9 H 0.5 H 0.3 0.2 0.2 0.5 H 0.3 0.1 0.1 0.1 0.3 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 6.20 5.24 4.46 4.40 4.91 9.87 H 7.42 18.15 H 12.59 H 9.88 H 6.67 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 419 411 398 L 398 L 408 L 423 425 437 401 L 414 417 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 12.3 12.0 L 11.7 L 11.7 L 11.9 L 12.5 L 12.6 L 12.9 L 11.8 L 12.2 L 12.1 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 36.8 36.0 L 35.1 L 35.1 L 35.9 L 37.1 L 38.0 L 38.6 L 35.6 L 36.5 L 36.7 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 13.7 17.3 23.9 22.6 19.7 18.5 18.4 15.6 9.2 13.5 14.2 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 3.7 2.7 6.3 9.1 10.0 8.2 8.0 1.8 L 5.1 1.0 L 2.8 2.0-11.0
リンパ球% 42.9 54.0 64.1 H 58.2 H 57.6 H 41.3 47.4 6.5L 25.8 57.0 H 55.3 H 19.0-49.0
好中球% 52.6 41.7 27.0 L 30.6 L 30.2 L 49.2 43.2 91.6 68.9 41.0 41.4 37.0-72.0
好中球数 3.26 2.19 1.20 1.35 1.48 4.86 3.21 16.63 8.67 4.05 2.76
CEA 1.4 5.0以下
CA19-9 10.6 37以下
KL-6 500以下
BNP-N 18.4以下

前回の結果と比較すると2週目ナベルビン点滴から4日後、11月8日のデータと比較できると思う。美人担当医K医師は「前回よりも良い結果ですよ」と言われたが、そんなに変わっているとは思えない。殆ど同じと思う。「CRPが0.3で増えてますが・・・・」の私の問いに「そんなの全然問題ありません」とK医師。
 
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2011/12/15
(木)
第2回 術後補助化学療法:第16日目

 昨晩は20:00頃から映画「パンデミック・アメリカ」という3時間にも及ぶ映画を観ながら寝た。DVD2枚で1枚目を観ているときは結構映画に惹きつけられた。2枚目に交換した辺りは覚えているが、途中で眠ってしまったようだ。映画を観る場合、大抵映画の後半以降で寝てしまい、ストーリーがよく理解できないままになってしまう。かといって余程やるべきことが無い限り、再度同じ映画を観る気にはなれない。
 今日はコンビニでは駅弁フェアーを開催している。ずっと以前から楽しみにしていた。病院食の朝食は今日に限り半分しか食べない。後で駅弁を食べたいのだ。10:40コンビニに買いに行く。「熟成ひらめのポン酢寿司」という東北地方の寿司を購入。病室に戻り早速食べる。1200円の割には量は少ない。カロリー的には病院食よりも少ないかもしれない。包装容器が少し豪華すぎる。恐らくこの値段では普段は積極的には買って食べたいとは思わない。さすがに病院食と比べ美味しかった。味付けもしっかりとしている。夕食も病院食のご飯を除いてすべて食べた後、駅弁の「黒牛すき焼ポン酢」という1000円の弁当を食べた。今日は完全にカロリー超過だろうと思う。この不規則な食生活のためか、今朝から便秘の症状が強くなってきたような気がする。

 
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2011/12/14
(水)
第2回 術後補助化学療法:第15日目

 最近はよく寝るようになったと思う。毎日午後9時には就寝、大抵の場合、9時前後に眠り、90分毎のトイレタイムを経て午前6時過ぎに起床というパターンが多い。朝4時前後、もうこれ以上眠れないと思い1時間前後ゲームをしたりDVDを観ることもあるが、それでもまた寝てしまう。寝ようと思うときには最近はマーラーの「千人の交響曲」かヘンデルの「メサイア」を聴きながら寝る。大抵演奏が始まって20分以内に寝てしまう。これがブラームスの「ドイツ・レクイエム」やフォーレの「レクイエム」だとある程度覚えているので聴きながら自分も歌ってしまうため寝付きにくくなってしまう。
 隣の爺ちゃん、食事が配られたときベッドにいないことが多いような気がする。昨日の訴えがそれとなく伝えられ、食事時には病室外に移動しているのかもしれない。このいない時間に大急ぎで食事を食べる。ホント、この爺ちゃん、最近は顔を合わせるだけでも身震いしそうになってしまう。食事時に出す大きな声などとにかくエチケット違反で下品なのだ。爺ちゃんがベッドで起きているときはなるべく私は自分のベッドから離れ、爺ちゃんの声や姿を見なくてよいように逃げている。
 
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2011/12/13
(火)
採血
第2回 術後補助化学療法:第14日目

 昨晩は夕食後午後8時前にベッドに横になり映画「トロイ」を見た。そのためか、午後10:00頃かなりの胸焼け感と胸の圧迫感があった。約30分続いた。胸左右の一番下の胸骨辺りが鈍い痛みがときどき起こる。
 最近は病室での食事が憂鬱だ。隣の認知症気味のお爺ちゃんが食事の気分をいつも害してしまう。なぜ食事時にかぎりいつもげろを吐くような声というか咳をしながら食べるのだ。思わずこちらも吐き出しそうになってしまう。もうめちゃくちゃ気持ちの悪い音なのだ。早くとなりの爺ちゃん退院して欲しいと思うが、あちらもどうやら放射線治療と抗がん剤治療中のがん患者らしい。この悩みをメモに書き看護師にメモを見せる。看護師の方、理解してもらえたようで、またそのメモを持っていってしまった。多分、持ち帰りカンファレンス等の議題に取り上げられるのかもしれない。ちょっと拙い気もする。隣の爺ちゃんにちょっと気の毒な感じもする。

採血結果
11/3 11/7 11/10 11/14 11/17 11/21 11/30 12/2 12/6 12/9 12/13 基準値 意 味
総蛋白 6.7 6.4 L 6.1 L 6.2 L 6.3 L 6.3 L 6.8 6.8 7.0 6.3 L 6.1 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.8 L 3.4 L 3.4 L 3.5 L 3.6 L 3.6 L 3.9 3.9 4.0 3.7 L 3.5 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 19 17 13 13 13 15 15 14 79 H 14 17 10-33
ALT(GPT) 49 H 39 H 26 17 16 16 13 11 103 H 36 H 32 H 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 144 177 152 169 159 168 213 186 277 H 181 180 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
尿素窒素 15 17 16 14 13 14 17 13 20 18 19 8-20
CRP 0.2 1.9 H 0.5 H 0.3 0.2 0.2 0.5 H 0.3 0.1 0.1 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 11.85 H 6.20 5.24 4.46 4.40 4.91 9.87 H 7.42 18.15 H 12.59 H 9.88 H 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 438 419 411 398 L 398 L 408 L 423 425 437 401 L 414 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 12.9 L 12.3 12.0 L 11.7 L 11.7 L 11.9 L 12.5 L 12.6 L 12.9 L 11.8 L 12.2 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 38.9 L 36.8 36.0 L 35.1 L 35.1 L 35.9 L 37.1 L 38.0 L 38.6 L 35.6 L 36.5 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 15.2 13.7 17.3 23.9 22.6 19.7 18.5 18.4 15.6 9.2 13.5 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 3.3 3.7 2.7 6.3 9.1 10.0 8.2 8.0 1.8 L 5.1 1.0 L 2.0-11.0
リンパ球% 47.4 42.9 54.0 64.1 H 58.2 H 57.6 H 41.3 47.4 6.5L 25.8 57.0 H 19.0-49.0
好中球% 48.8 52.6 41.7 27.0 L 30.6 L 30.2 L 49.2 43.2 91.6 68.9 41.0 37.0-72.0
好中球数 5.78 3.26 2.19 1.20 1.35 1.48 4.86 3.21 16.63 8.67 4.05
CEA 1.4 5.0以下
CA19-9 10.6 37以下
KL-6 500以下
BNP-N 18.4以下

第1回目と対比させると1回目11月4日が第2回目の12月12日(2週目ナベルビン点滴)に相当する。ほぼ第1回と同様な推移をしているように見える。
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2011/12/12
(月)
X線撮影
ナベルビン点滴
第2回 術後補助化学療法:第13日目

 毎日午前7時過ぎに2Fのコンビニに朝刊とヨーグルト、お茶などを買いに行くのを楽しみにしている。このコンビにではPasmoカードが使えるのでありがたい。約1ヶ月の入院でPasmoカード2万円弱使ってしまう。今日は新聞休刊日だ。ちょっと残念。
 9時前に胸部X線撮影のため地階へ。9時過ぎだと混んでくる。
 9時過ぎいよいよナベルビン点滴。美人担当医のK医師が点滴針を挿入する。第1回術後補助化学療法と同様に、

点滴  制吐剤?
     ナベルビン+補液
     ウォッシュアウト(ソルデム3A輸液500ml*2)

昼過ぎに点滴終了の予定だ。これから退院までうっとうしい点滴から解放される。前回の経験からすると今から2,3週間かけて体の抵抗力などが落ちてくる。感染症に気をつけなければならないのだ。
 
 朝撮影した胸部X線画像をK医師がもってきてくれた。うれしそうな顔で「良くなっていますよ〜」と声を掛けて下さる。見ると、右肺葉下切除後、右側の横隔膜が上昇していたが、今回はほぼ水平になっていた。胸郭が広がり胸水も抜けているそうだ。左下の間質性肺炎の影は心持薄くなっているような気がしたが、これは画像濃度だけの問題だと思う。K医師も改善は見られないとのこと。そのX線画像を示しながら手術時切断した肋骨の切断面を示してくれた。特に接着はしていないそうだ。
 昼食後、便意を催しトイレへ。便粒6,7粒、屈折の関係で拡大して見えるかもしれないが直径2cm弱。前回とほぼ同じような経過をたどっているようだ。
 16:00入浴。
 病院の自動洗濯機、今まで洗剤も自動的に出るのかと思っていたが、そうではないらしい。自前の洗剤を用意しなければならない。今まで洗剤なしで洗濯してきたのだ。コンビニに洗剤を買いに行く。5袋で105円、安い。
 今回入院の11月分の請求書が届けられていた。請求額は560円、食事負担分だけだった。多分今回退院時の請求額も6万円前後だろうと思う。国民健康保険の高額医療補助制度の恩恵に預かっているのだ。とはいえ、今年の医療費の自己負担分は恐らく60万円を超えていると思う。確定申告時、人生初めての医療費控除が受けられそうだ。
 便秘、まだ解消はしないが徐々に良くなりつつあるのを実感する。食事を終えるごとに便意を催す。トイレに駆け込むが排便できないときもある。まだ固い。しばらくはラキソベロン内用液(下剤)を寝る前に飲み続けよう。前回の経験から徐々に便が軟らかくなってくるさ・・・。
 
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2011/12/11
(日)
体重測定
第2回 術後補助化学療法:第12日目

 昨日23:30頃から皆既月食が始まったが、病院からは庇が邪魔になり観ることができなかった。
 途中何度かトイレタイムを繰り返し断続睡眠。午後6時頃からドラクエ9をプレイ。6:30N看護師が検温。36.4℃、血圧最高が141だった。
少し高すぎる。通常よりも40近く高い。体重測定。昨日アイスクリームを2個も余分に食べたため体重増加が気になっていたが1週間前よりも減っていた。63.4kg。でもまだ私の理想よりも2.5kg重過ぎる。
 9時頃看護師がこの4日間毎朝服用し続けている、

  ブレドニン5mg6錠
  ザンタック150mg
  Zofran Zydis 4mg

を持ってきた。重要な薬のため看護師管理となっているようだ。今日でこの薬の服用も終了だ。どうも、この薬を服用すると血圧の変化が激しくなるような気がする。退院後、薬の効能や副作用をネットで調べておこう。
 もうたまらない。今まで何となく抵抗感があり座薬の便秘薬は使う気にはなれなかったが、これ以上便秘を悪化させてはならない。前回は美人看護師に挿入していただいたが、今回は自分でだ。座薬挿入の経験は記憶がない。とにかく鏡で確かめこの辺りかと挿入する。1回目挿入が浅く抜け出してきた。再度奥深くに挿入。15分がまんしてトイレに駆け込む。今回の便秘は前回よりも回復が遅いような気がする。
 午後暖かだったので病院の敷地内を散歩。4周2800歩。歩くのは気持ちが良い。薬の影響下どうかは不明だが、心拍数が不安定だと思う。1m強の上り坂ですぐに心拍数が急上昇してしまう。平地を声を出しながら歩くと心拍数95bpm、酸素飽和度93%前後となる。歌い続けていると90%を切ってしまう。
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2011/12/10
(土)
第2回 術後補助化学療法:第11日目

 昨晩は胸焼け(?)を抑える強力な薬、タケブロン0D錠を処方してもらい寝る前に服用したからか、夜ゲポッ、ゲポッ・・・といった胸の不快感はなかった。午前3時過ぎ映画「ロボコップ3」を見た後音楽を聴きながら再び寝る。
 最近は朝食が配膳される時間が遅くなっているようだ。大体7:40頃に私のところへは運ばれる。朝食を済ませ5種類の薬を内服し、洗顔。洗顔後、トイレに行くが大抵個室は満室。2Fまで行く。いまだに便秘は解消されず。今日こそ座薬が必要かもしれない。美人担当医のK医師に処方をお願いする。
 昼食後、トイレに行った。もしかしてという期待をこめて個室に入る。15分位個室を占拠し悪戦苦闘するが、ダメだ。隣の個室に入っている方も便秘で苦しんでいるようだ。音が聞こえる。自分なりの隣の音の解析結果では隣の人は部分的に排便に成功しているようだ。ちょっとくやしい。下腹部に力を入れる。出るのは小便がちょろちょろ、便はもう少しなのにまだ出てくれない。ウォシュレットの洗浄で肛門辺りに最強で水噴射、肛門に刺激を与える。もしかすると水は肛門内に浸入し、便を軟らかくしてくれるかもしれない。再び排便活動。やっと直径1cm程度の便粒を数個排出できた。前回の経験から、徐々に排便状況がよくなり恐らく1週間後には快便という状況になると期待している。
 主治医のM医師から現在の状況では積極的に入浴を奨める理由はないと言われ、しばらく感染症予防を考慮し入浴を控えていたが、さすがに1週間近くも入浴しないとまずそうだ。久しぶりに入浴&洗髪。洗髪は1週間ぶりだ。とにかく髪の毛が多いので乾かすのに時間がかかる。20分程度かかっていると思う。乾燥後、下を見ると抜け毛がいっぱい。いよいよ副作用の脱毛かと少し心配になるが、それにしては量的に少なそうな気がする。1週間洗髪しなかったので当然の量の脱毛量だと思う。
 
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2011/12/09
(金)
採血
第2回 術後補助化学療法:第10日目

 昨晩は20:00過ぎにレンドルミンを服用して早く寝ようと思っていたのだがDVD「ロボコック」を見ていたら眠れなくなってしまった。23:00頃かなりの逆流性食道炎(?)に見舞われナース・コール。血圧も170台と驚くほど高い。
 どうも副作用として循環器系にも症状がでているような気がする。高血圧、のぼせ、歩いているときのごく軽いのぼせ感。
 午前10時過ぎ映画「ロボコップ2」を見ているとき猛烈な胸焼け感(ゲポッ、ゲポッ・・・)と胸部圧迫痛、不快度2.7程度。(10段階評価、9:胆石症、6:腎臓結石、3:我慢の限界、0.3:不快な感じがする)約30分続く。
 午後2時検温36.7℃前回同様体温が上昇傾向だ。38℃越えませんように・・・・。
 便秘10分程度個室占拠し1cm程度の粒2,3粒。隣の個室に入ってきた人も便秘で苦しんでいるようだ「う〜んっ、う〜んっ」と力む声が聞こえてくる。その気持ちよく分かる。

採血結果
10/31 11/3 11/7 11/10 11/14 11/17 11/21 11/30 12/2 12/6 12/9 基準値 意 味
総蛋白 6.3 L 6.7 6.4 L 6.1 L 6.2 L 6.3 L 6.3 L 6.8 6.8 7.0 6.3 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.5 L 3.8 L 3.4 L 3.4 L 3.5 L 3.6 L 3.6 L 3.9 3.9 4.0 3.7 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 31 19 17 13 13 13 15 15 14 79 H 14 10-33
ALT(GPT) 50 H 49 H 39 H 26 17 16 16 13 11 103 H 36 H 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 221 144 177 152 169 159 168 213 186 277 H 181 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
尿素窒素 21 H 15 17 16 14 13 14 17 13 20 18 8-20
CRP 0.1 0.2 1.9 H 0.5 H 0.3 0.2 0.2 0.5 H 0.3 0.1 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 12.59 H 11.85 H 6.20 5.24 4.46 4.40 4.91 9.87 H 7.42 18.15 H 12.59 H 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 406 L 438 419 411 398 L 398 L 408 L 423 425 437 401 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 12.1 L 12.9 L 12.3 12.0 L 11.7 L 11.7 L 11.9 L 12.5 L 12.6 L 12.9 L 11.8 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 36.1 L 38.9 L 36.8 36.0 L 35.1 L 35.1 L 35.9 L 37.1 L 38.0 L 38.6 L 35.6 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 10.2 L 15.2 13.7 17.3 23.9 22.6 19.7 18.5 18.4 15.6 9.2 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 4.6 3.3 3.7 2.7 6.3 9.1 10.0 8.2 8.0 1.8 L 5.1 2.0-11.0
リンパ球% 25.7 47.4 42.9 54.0 64.1 H 58.2 H 57.6 H 41.3 47.4 6.5L 25.8 19.0-49.0
好中球% 69.6 48.8 52.6 41.7 27.0 L 30.6 L 30.2 L 49.2 43.2 91.6 68.9 37.0-72.0
好中球数 8.76 5.78 3.26 2.19 1.20 1.35 1.48 4.86 3.21 16.63 8.67
CEA 1.4 5.0以下
CA19-9 10.6 37以下
KL-6 500以下
BNP-N 18.4以下

各数値は第1回とほぼ同じように推移しているようだ。となると、今後の副作用もある程度予測でき憂鬱だ。
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2011/12/08
(木)
体重測定
第2回 術後補助化学療法:第9日目

 朝6時半頃、看護師に起こされた。検温36.5℃、血圧140−80(寝起きにすれば高いと思う)、体重64.3kg(理想よりも3kg以上重い)。毎朝のヨーグルトと昼過ぎのアイスクリームを毎日余計に食べているのと最近の運動不足、便秘のため体重が増えているのだろう。ヨーグルトなどはしばらく食べないでおこうと思いつつ、朝のコンビにに朝刊を買いに行く。ついついヨーグルトまで買ってしまう。意思が弱い。
 血圧が高い、安静時で140というのは高すぎると思うがM医師によると昼間130台で推移していれば特に心配ないとのこと。
 今日から4日間看護師管理の下、朝食後下記錠剤を服用することになった

 ブレドニン5mg6錠
 ザンタック150mg
 Zofran Zydis 4mg

 11:30トイレに行くが相変わらず便意なし。前回の経験が活かされていない。寝る前に内服するラキソベロン内用液0.75%の量を増やそう。前回は確か5,6日間便通がなかった。今回はまだ2日間だ。
 
病棟廊下
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2011/12/07
(水)
点滴
第2回 術後補助化学療法:第8日目

午前2時頃トイレタイム、その後眠れず約3時間、ゲーム、音楽鑑賞で過ごす。6時半S看護師に朝の検温のために起こしてもらう。美人担当医のK医師にトイレタイム時、軽いしゃっくりがあったことを報告。「きましたか〜」とある程度予期していた感じ。

8:50   イメンドカプセル80mg服用
9:15 点滴開始
混合液 (デカドロン注8mg+ザンダック注射液50mg+生理食塩液(ヒカリ)100mg)
混合液 (セロトーン静注液10mg+生理食塩液(ヒカリ)100mg)
混合液 (ソルデム3A輸液500ml+プリンペラン注射液10ml)
混合液 (ポータコールR輸液500mll+ラシックス注20mg)
      (ポータコールR輸液500m)

 今日は便意が昨日よりもなかった。今晩からラキソベロン内用液0.75%を服用することにK医師と決定。
 18:30 ふ〜っ、やっと点滴終了。強烈な頻尿から解放される。点滴針が差し込まれた不便な左手も使いやすくなった。ベッドにまたがってかけるテーブルも設置でき大迫力の画面でDVDも楽しむことができる。お風呂にも入れる。ばんざ〜い!
 20:05 久しぶりの入浴。20:20からの20分間の予約だが、20:00からの予約が入っていないのを確認して20:00過ぎに入浴。この時間に入浴すると大抵の場合、湯船の湯温は低い。大きな湯船なので熱湯を追加してもなかなか温まらない。大体41℃近くまで温度を上げる。その間、湯船の中で発声練習などを行う。
 入浴すると血行がよくなると言われている。多分健康にも良いのだろうと思う。入浴直後パルスオキシメーターで心拍数と酸素飽和度を測定。96bpm/96%程度で数値的には良くない。最近は安静時は酸素飽和度は大抵98%前後だ。
1階総合受付
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2011/12/06
(火)
採血
点滴
第2回 術後補助化学療法:第7日目

8:50   イメンドカプセル80mg服用
9:15 点滴開始
混合液 (デカドロン注8mg+ザンダック注射液50mg+生理食塩液(ヒカリ)100mg)
混合液 (セロトーン静注液10mg+生理食塩液(ヒカリ)100mg)
混合液 (ソルデム3A輸液500ml+プリンペラン注射液10ml)
混合液 (ポータコールR輸液500mll+ラシックス注20mg)
      (ポータコールR輸液500m)

 安静時の心拍数が平常時は60前後なのだが、今日は殆どの場合80以上だった。点滴の影響も考えられるとの看護師の話。そんなに心配することはないそうだ。

 点滴の量が多いのでかなりの頻尿になってしまう。午前11時から午後10時までの11時間で16回、合計3970mlもの尿量だった。

 便秘に関してもやや便秘に近くなりつつあるように感じる。いつもならば朝食後3時間以内には便意を催していたがこの日は午後になってやっと便意を催した。それも硬くて量が少ないように感じる。前回の治療時よりはかなり軽症のような気がする。このまま酸化マグネシウムを毎食後に服用して毎日適度な便が排出できればよし、ダメならば寝る前に飲むラキソベロン内用液0.75%という強力な下剤があるので安心だ。前回の経験ではこの内用液、水で薄めて飲むとめちゃくちゃ不味くて全部は飲みきれなかった。カップ半杯程度のトマト・ジュースにまぜて15滴程度混ぜて飲むととても飲みやすかった。滴下数を調整することでかなり強力に作用するので安心だ。

 採血結果
10/31 11/3 11/7 11/10 11/14 11/17 11/21 11/30 12/2 12/6 基準値 意 味
総蛋白 6.3 L 6.7 6.4 L 6.1 L 6.2 L 6.3 L 6.3 L 6.8 6.8 7.0 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.5 L 3.8 L 3.4 L 3.4 L 3.5 L 3.6 L 3.6 L 3.9 3.9 4.0 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 31 19 17 13 13 13 15 15 14 79 H 10-33
ALT(GPT) 50 H 49 H 39 H 26 17 16 16 13 11 103 H 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 221 144 177 152 169 159 168 213 186 277 H 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
尿素窒素 21 H 15 17 16 14 13 14 17 13 8-20
CRP 0.1 0.2 1.9 H 0.5 H 0.3 0.2 0.2 0.5 H 0.3 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 12.59 H 11.85 H 6.20 5.24 4.46 4.40 4.91 9.87 H 7.42 18.15 H 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 406 L 438 419 411 398 L 398 L 408 L 423 425 437 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 12.1 L 12.9 L 12.3 12.0 L 11.7 L 11.7 L 11.9 L 12.5 L 12.6 L 12.9 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 36.1 L 38.9 L 36.8 36.0 L 35.1 L 35.1 L 35.9 L 37.1 L 38.0 L 38.6 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 10.2 L 15.2 13.7 17.3 23.9 22.6 19.7 18.5 18.4 15.6 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 4.6 3.3 3.7 2.7 6.3 9.1 10.0 8.2 8.0 1.8 L 2.0-11.0
リンパ球% 25.7 47.4 42.9 54.0 64.1 H 58.2 H 57.6 H 41.3 47.4 6.5L 19.0-49.0
好中球% 69.6 48.8 52.6 41.7 27.0 L 30.6 L 30.2 L 49.2 43.2 91.6 37.0-72.0
好中球数 8.76 5.78 3.26 2.19 1.20 1.35 1.48 4.86 3.21 16.63
CEA 1.4 5.0以下
CA19-9 10.6 37以下
KL-6 500以下
BNP-N 18.4以下

 肝臓に関する数値が悪化。抗がん剤の影響かもしれない。骨髄系の数値はステロイド投与の影響と思われるため予想通り。素晴らしい逞しい私の肝臓と思っていたのだがさすがに強力な抗がん剤には抗し切れなかったようだ。前回の経験からするとこれから約3週間は抵抗力が弱まってくる。感染症には特に気をつけなければならない。お見舞いに来てくださった方にもマスクを着用してもらうことにしようか・・・。
 前回は抗がん剤点滴翌日からかなり重症の便秘に見舞われた。その経験から今回はこの日の夕食後からまずは前回途中で服用を中止したマグラックス錠の替わりに酸化マグネシウムの粉末を服用することになった。マグラックス錠は粒が大きすぎて喉にひっかりぎみと美人担当医のK医師に話すと粉末に替えていただいた。
 
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2011/12/05
(月)
X線撮影
シスプラチン
+ナベルビン点滴
第2回 術後補助化学療法:第6日目

 いよいよ今日から抗がん剤の点滴が始まる。私の場合、抗がん剤の副作用は少ないようだが、それでも前回の経験では不快な副作用は出る。これから3日間は点滴の針が刺されたままで、点滴の支持台と一緒に行動しなければならない。憂鬱だ。美人担当医のK医師も「それでは体を痛めつけましょう」と笑顔で話される。「しゃ〜ないな〜・・・」
午前9時過ぎいよいよ点滴開始。右にしましょうか?左にしましょうか? 針を指す側だ。これから3日間もあり、右手だと何かと不便そうなので、前回と同様に左手にしてもらう。前回と比べ、付き添いの看護師も少ない。美人の担当看護師のHさんだけだ。Hさんもめちゃくちゃ美人だ。ちょっと冷たい感じのする聡明な感じの方だ。韓国ドラマ済衆院に出てくる美人看護師(ハン・・・・・)のような感じだ。
  点滴前 イメンドカプセル125mg
 9時過ぎ点滴開始
  点滴   (大塚生食500mlソフトパック)
        (大塚生食500mlソフトパック) + (ナベルビン+補液(一挙に注入する))    補液の内容確認し損ねた。
         (生理食塩液ヒカリ50ml+ デカドロン注8mg+硫酸Mg補正液)
        (生理食塩液ヒカリ100ml+セロトーン静注液10mg+ザンタック注射液50mg)
        (ソルデム3A輸液500ml) + (大塚生食240mlソフトパック+シスプラチン260ml(130mg))
        (生理食塩液ヒカリ50ml+ラシックス注20mg(利尿剤)) + (ソルデム3A輸液500ml)
        (ソルデム3A輸液500ml)
 19:30 点滴終了

 今日から3日間点滴スタンドに掴まりながら病棟内を歩くことになる。私もそうだが点滴スタンドに掴まりながら歩いている患者に対してはついつい弱者の扱いをしてしまう。細い通路など譲り合うような場所では殆どの場合点滴スタンドを掴んでいる患者に譲る。今日は譲られる方になった。弱者とはいえ健康的、体力的にも殆ど問題ないのだが、点滴スタンドをひっさげながら歩いているとついつい重症な患者のように勘違いしてしまう。
 前回もそうだったが利尿剤点滴前(15時前後)から尿の回数が猛烈に増える。点滴スタンドに取り付けられた2台の輸液ポンプのコンセントを外す。これが3穴のコンセントで外しにくい。2台分はずしトイレに駆け込む。自分の計量カップを探し、これに尿を注ぎ尿量を測定する。計量カップを洗う。手洗いを行う。ベッドに戻る。尿量チェックシートに記入する。2台の輸液ポンプにコンセントを差し込む。ベッドで横になる。数分後尿意を催す。しばらく我慢する。これで30分だ。更に利尿剤を点滴するとどうなることやら・・・・。14:40〜15:30までにトイレに駆け込んだ回数4回、総尿量970ml。
 まぁ、私にとっては強烈な点滴量だ。約10時間で総量4リットル近く静脈に流し込まれる。針先近くのチューブの向きや負荷のかかりかたにより、針先近くが軽く痛むことがある。看護師によるとこれは流量が多いためだそうだ。
 輸液ポンプ、バッテリー容量は意外と小さいようだ。フル充電には6時間かかるが、45分しか持たないとのこと。コンセントをセットするのを忘れてバッテリー容量が少なくなると、今度はトイレに行くときも大変になる。コンセントを外すとバッテリーに関して警告音が鳴る。しばらく無視したままトイレに行くと警告音の速度が速くなり緊迫度が増してくる。大慌てでベッドに戻り充電。看護師に話すと警告音が鳴ったときは輸液ポンプのボタンを操作して消音にしても良いとの事。本来ならば患者がこのような医療機器を勝手に操作してはいけないのだろうが仕方がない。
 
10時間以上点滴が続く。途中利尿剤も点滴されるため、頻繁にこの点滴スタンドと共にトイレに移動しなければならない。とても窮屈だ。点滴針は3日間刺しっぱなしだ。
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2011/12/04
(日)
体重測定
第2回 術後補助化学療法:第5日目

 今日は朝6時に看護師に起こされた。看護師によって朝の検温等の時間が異なる。予定時刻のプラスマイナス2時間程度ありそうだ。今朝も寒い朝だ。
 昼間暖かかったので病院の外側を散歩。看護学校も含む外回りで5周、約3500歩。
病室からの眺め:今回は北側の病室のため眺めはよくなかった。また6人部屋の廊下側の区画だったためこの景色も殆ど見ることがなかった。光りの当たらない私にとっては最悪の病室/区画だった。
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2011/12/03
(土)
第2回 術後補助化学療法:第4日目

 朝5:55M5.2の地震。東京地方は震度3だった。ベッドで寝ていたが、揺れは大したことはなかったが揺れの時間が長いような気がした。遠くで大きな地震でもあったのかと思った。PCを立ち上げワンセグTVで情報収集。震度3ならば自宅のテレビも転倒していないだろう。
 今朝はかなり冷え込みがきついようだ。病棟内は常に一定温度かと思っていたがそうでもないようだ。半袖のパジャマでは寒い。セーターを上から着込み寒さを防ぐ。長袖パジャマは1着しか持参していない。ちょっとまずい・・・。
 ドラクエ9の単純なレベルアップ作業をプレイしているとすぐに眠気が襲ってくる。30分プレイすればもうプレイできないほど眠くなりそのまま寝てしまう。大体30〜90分寝てしまう。昼間寝ると夜が心配なのだが夜もよく眠れる。最近は1日10時間以上は睡眠しているのではないかと思う。
 コインランドリーで洗濯をした。昼寝をしてしまい洗濯終了予定時刻を2,3時間も経過して思い出してコインランドリーへ行った。私の洗濯物は横に出され他の人が洗濯機を利用していた。乾燥機は空いていたので洗濯物を乾燥機に入れ乾燥開始。40分100円だ。また忘れると今洗濯中の方にまた迷惑を掛けそうだ。
 
こういううどんの昼食もありがたい。
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2011/12/02
(金)
採血
第2回 術後補助化学療法:第3日目

 午前中に採血結果が出た。
 明日、明後日、特に体調に異常がなければ月曜日に抗がん剤の点滴を開始するとの事。あ〜、また痛めつけられる・・・・。

10/31 11/3 11/7 11/10 11/14 11/17 11/21 11/30 12/2 基準値 意 味
総蛋白 6.3 L 6.7 6.4 L 6.1 L 6.2 L 6.3 L 6.3 L 6.8 6.8 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.5 L 3.8 L 3.4 L 3.4 L 3.5 L 3.6 L 3.6 L 3.9 3.9 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
ALT(GPT) 50 H 49 H 39 H 26 17 16 16 13 11 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 221 144 177 152 169 159 168 213 186 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
尿素窒素 21 H 15 17 16 14 13 14 17 13 8-20
CRP 0.1 0.2 1.9 H 0.5 H 0.3 0.2 0.2 0.5 H 0.3 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 12.59 H 11.85 H 6.20 5.24 4.46 4.40 4.91 9.87 H 7.42 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 406 L 438 419 411 398 L 398 L 408 L 423 425 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 12.1 L 12.9 L 12.3 12.0 L 11.7 L 11.7 L 11.9 L 12.5 L 12.6 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 36.1 L 38.9 L 36.8 36.0 L 35.1 L 35.1 L 35.9 L 37.1 L 38.0 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 10.2 L 15.2 13.7 17.3 23.9 22.6 19.7 18.5 18.4 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 4.6 3.3 3.7 2.7 6.3 9.1 10.0 8.2 8.0 2.0-11.0
リンパ球% 25.7 47.4 42.9 54.0 64.1 H 58.2 H 57.6 H 41.3 47.4 19.0-49.0
好中球% 69.6 48.8 52.6 41.7 27.0 L 30.6 L 30.2 L 49.2 43.2 37.0-72.0
好中球数 8.76 5.78 3.26 2.19 1.20 1.35 1.48 4.86 3.21
CEA 1.4 5.0以下
CA19-9 10.6 37以下
KL-6 500以下
BNP-N 18.4以下

 右胸乳頭より中央よりに斜め下辺りがときどきズリッというような不快感に襲われるのがまだ続いている。最近は1日に3,4回だろうか。何かに夢中になっていると多分気づかない程度の不快感だ。手術痕のよくいわれる肋間神経痛かと思っていたが、今日左胸にも同様な不快感が何度か生じ、どうも肋間神経痛ではないような気がしてきた。この不快感左右の一番下の胸骨、肋骨辺りでもときどき生じる。前回の術後補助化学療法の副作用が残っているのではないかと思う。この胸周りの不快感はM医師にもK医師にも伝えてはいるが明快な答えはなし。まっ、大事に至らなければよいが・・・。
 
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2011/12/01
(木)
X線2枚
第2回 術後補助化学療法:第2日目

 昨日はよく寝た。夕食後ベッドで横になりながら今回の入院から用意していたワンセグでPC画面をみながらNHKニュースなどを見ていたらいつの間にか寝てしまっていた。午後9時過ぎに目覚め、ガスター錠剤とレンドルミンを服用して本格的に睡眠体勢。ドラクエ9を1時間ばかりプレイして就寝。途中何度かトイレタイムで起きたものの本当によく寝たと思う。
 偏頭痛や胸周辺の痛みは今のところ全く感じられないが右鎖骨よりやや下(右乳頭よりやや下中央より)、に何となく圧迫感を感じる。さっ、7時前だ、いつものように2Fのコンビにに出かけ朝刊とヨーグルトを購入して来よう。朝の散歩も兼ねている。現在の病室からコンビニまで往復すると約500歩だ。エレベーターに他に乗り合わせていない場合は発声練習もできる。
 先日「たけしの家庭の医学」という番組を途中から見た。それによると私は長寿のはずだとますます確信した。毎日外出し歩くことが楽しみ、人と楽しく会話するのが好き、肉よりも魚をよく食べる、毎日声帯を鍛えている・・・、など長寿の人と共通している行動様式だ。番組中の様々なテスト、脳のテストなど実年齢より大体20歳前後若い結果が出せる。なのに・・・、なんで肺癌なんかに〜、過去の不規則な生活リズム、超偏食、喫煙習慣などからだろうと自分では思うようにしている。でも多分、転移は無い。念のために術後補助化学療法を受けてはいるが、この経験でより理想的な生活態度を築けると思う。で、後5,60年は自分の人生を楽しめると確信している。
 
1ヶ月近くこの区画で入院生活を過ごした。
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2011/11/30
(水)
採血
体重測定
第2回 術後補助化学療法:第1日目

もう1週間経過してしまった。また今日から入院だ。今朝は7時半に起きた。朝食などの雑用をこなし、これからの1ヶ月近くの入院で必要なものをバッグ類に詰め込む。1ヶ月程度の海外旅行でも準備はいつも出発直前の30分程度だ。大急ぎで必要と思われるものをかき集め収納していく。大抵必要品を忘れてしまうが、多くの場合現地調達が可能だ。
 入退院受付で受付し8階西病棟のナースセンターに寄る。多くの方が覚えてくださっている。今回は北側の病室で廊下側だ。まだ使い勝手はよく分からないがあまりよくないような気がする。
 ベッドで持参物を整理する。パジャマと洗いタオルを忘れていることに気づく。採血を行った後、許可を得て自宅に取りに帰る。医療費控除などのことも考え、面倒なのでタクシーで帰宅。再びタクシーで病院へ。しっかりと領収書は貰う。病院について気づいた。またもや洗いタオルを忘れた。仕方がないので病院のコンビにで予約。今晩のお風呂の予約をとる。多分明日の点滴からはしばらくは入浴はできないので今日は洗髪も行いたい。
 久しぶりに美人担当医のK医師と話す。この退院期間中の状態について報告。特にややのぼせ感、貧血感について報告。
「先生・・、私って副作用少ない方なのでしょうか?」
「そう思いますよ」
「それとも、私が我慢強いということなんでしょうか?」
「それはないと思います!」とはっきりと話された。
こうはっきり話して下さるととても嬉しい。
副作用に関しては前回の累積があり前回よりも強く出る人もいるし、何時ごろどの程度の副作用が出るかを前回で経験しているので軽減していると感じる患者もいるとのこと。
明日からはまた私の体を痛めつけるとのK医師のご託宣。

採血結果
10/28 10/31 11/3 11/7 11/10 11/14 11/17 11/21 11/30 基準値 意 味
総蛋白 6.4 L 6.3 L 6.7 6.4 L 6.1 L 6.2 L 6.3 L 6.3 L 6.8 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.6 L 3.5 L 3.8 L 3.4 L 3.4 L 3.5 L 3.6 L 3.6 L 3.9 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
ALT(GPT) 35 H 50 H 49 H 39 H 26 17 16 16 13 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 182 221 144 177 152 169 159 168 213 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
尿素窒素 21 H 21 H 15 17 16 14 13 14 17 8-20
CRP 0.1 0.1 0.2 1.9 H 0.5 H 0.3 0.2 0.2 0.5 H 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 17.32 H 12.59 H 11.85 H 6.20 5.24 4.46 4.40 4.91 9.87 H 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 411 406 L 438 419 411 398 L 398 L 408 L 423 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 12.0 12.1 L 12.9 L 12.3 12.0 L 11.7 L 11.7 L 11.9 L 12.5 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 36.7 36.1 L 38.9 L 36.8 36.0 L 35.1 L 35.1 L 35.9 L 37.1 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 13.9 10.2 L 15.2 13.7 17.3 23.9 22.6 19.7 18.5 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 1.4 L 4.6 3.3 3.7 2.7 6.3 9.1 10.0 8.2 2.0-11.0
リンパ球% 5.9 L 25.7 47.4 42.9 54.0 64.1 H 58.2 H 57.6 H 41.3 19.0-49.0
好中球% 92.7 H 69.6 48.8 52.6 41.7 27.0 L 30.6 L 30.2 L 49.2 37.0-72.0
好中球数 16.06 8.76 5.78 3.26 2.19 1.20 1.35 1.48 4.86
CEA 1.4 5.0以下
CA19-9 10.6 37以下
KL-6 500以下
BNP-N 18.4以下

白血球数が多いのを美人担当医のK医師に指摘された。そういえば、ここ数日左前頭葉辺りが重い感じがする。また久しぶりに咳が出て痰も出た。CRPの上昇とも連動しているように感じる。
 夕方、主治医のM医師と美人担当医K医師が連れ添って来られる。血液検査の結果、白血球が多いこと、CRPが若干高いこと、どうやら風邪気味らしい。そういえば、ここ数日左偏頭痛が起こっている。就寝時や小さな画面のDSでゲームをしているとき特に痛くなる。
 で、抗がん剤の点滴は延期、来週の月曜日となった。明日はX線写真で確認するとの事。また月曜日も体調不良ならば第2回の術後補助化学療法は来年1月になる見込み。
 
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2011/11/29
(火)
体重増加が原因?

 第1回術後補助化学療法の入院直前の階段昇りによる体力とここ最近の体力を比較するとどうも5〜10%、入院直前よりも悪くなっているような気がする。この数値はいつも階段昇り時に測定しているパルスオキシメーターの示す数値による判断だ。どうも

  心拍数(t0)*酸素飽和度(t0)=心拍数(t1)*酸素飽和度(t1)

という相関関係がほぼあるようだ。大体4.5階で自己規制値(心拍数>120bpmまたは酸素飽和度<90%ならば休憩)にひっかる。殆どの場合心拍数が先に自己規制値越えてしまう。このときの心拍数や酸素飽和度を比較して5〜10%低下と判断している。
 人体というのはよくできていると思う。左手人差し指にパルスオキシメーターをセットして測定しながら階段を昇る。徐々に心拍数が増えやがて自己規制値にひっかかる。休憩し心拍数が先に減少してくる。遅れて酸素飽和度が90%以下に低下してくる。深呼吸を繰り返すが酸素飽和度は90%を割ってしまう。心拍数が100bpm以下まで落ちて安定してくるとくると酸素飽和度が上昇傾向に転じる。心拍数<95bpmかつ酸素飽和度>95%で階段昇り再開。再開までの時間が以前よりも長くなっていると思う。測定結果は心拍数は直ぐに現れ、酸素飽和度は遅れて現れるようだ。この遅れは肺から人差し指の先まで血液が送られる時間差なのだろうと思う。
 で、なぜこうも体力が落ちているのか? 抗ガン剤の副作用で赤血球やヘモグロビンの数が以前よりも減っていることもひとつの原因と思われるが、最近気づいた。以前とは体重が異なるのだ。ここ最近は食べ過ぎだと思う。体重が以前よりも5%前後増えている。また最近は大抵1〜3kgの買い物袋を提げて測定している。この差なのかもしれないと思っている。
 
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2011/11/28
(月)
いつまで副作用?

 昨晩は久しぶりに睡眠剤のレンドルミン錠を服用せずにベッドに入った。DVDを観ながら寝付くのに1時間以上かかった。レンドルミン服用時には殆ど5分以内に眠ってしまっていたので、やはり効果があったのだろう。すぐに眠れるのは良いのだが、習慣性になるのが怖い。
 11月4日に抗ガン剤のナベルミン点滴後、もう3週間以上経過しているのにいまだに副作用と思われる症状が発現する。体温の変動はかなり小さくなった。咳も殆ど出ない。胸周辺のチクッとかジリッとした局所的な痛みは頻度こそ減ったものの、未だに時々痛む。これが副作用なのか手術痕の肋間神経痛と呼ばれるものかは分からない。買い物に出かけたとき、歩いているとき、みぞおち辺りが軽く痛んだ。何か胃袋を下に引き下げられているような軽い痛みだ。これも副作用かどうかは分からない。確実に副作用と思われるのが骨髄系の諸症状だ。階段昇り時オキシパルスメーターで計測する限りは前日よりは良くなっているとは思えるのだが、急に歩き出したりすると何となく「たちくらみ」のような、「のぼせ」のような、いわゆる軽い貧血症状を呈することがときたまある。手術以前はこのようなことは全く無かったので、これは副作用だと思う。今の体力ではとても走ることはできない。大きな交差点で緑が点滅すると横断するのは諦めて次に緑になるまで待たざるを得ない。
 
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2011/11/27
(日)
疲労感

 今朝の目覚め時も、前日の目覚めよりも更に快調という感じだ。途中トイレ・タイムでよく睡眠が途切れるがそれでも毎日延べ7〜8時間は寝ていると思う。目覚め時体温36.4℃、心拍数64bpm、酸素飽和度99%、とても病気療養中とは思えないほど絶好調な感じだ。
 絶好調といえども階段上りなど負荷の多い労作時はやはり手術以前、いや前の術後補助化学療法入院直前よりも弱っていることを実感する。でも今日の6階までの階段上りは昨日よりも成績が良かった。いつも4階半で休憩するのだが、心拍数、酸素飽和度共に前日よりもかなり良かったと思う。
 疲労感といえば、自宅でグランツーリスモ5をプレイした後の疲労感は大きい。時速200km前後で筑波サーキットや鈴鹿サーキットを走る。毎日1日当たり200km前後運転しているが、ゲーム終了時はかなりの疲労感を覚える。何か貧血状態の感じだ。昔、同様なゲームのしすぎで急性肝炎を患ったことがある。このときも今お世話になっている社会保険中央総合病院だった。初診時GOT>4000以上で即入院と言われたが空きベッドがなかったため自宅療養になってしまった。原因は特定されなかったが、自分ではゲームのしすぎだと思っている。当時はフォーミュラカーで時速300km近くの速度で毎日5,6時間プレイしていた。立ち上がるとふらふらだったのを記憶している。
 
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2011/11/26
(土)
心拍数と酸素飽和度

 前回の術後補助化学療法直前の体調と比べ、今は明らかに不調だと思う。酸素飽和度は安静時は殆ど97%以上なのだが、労作時は90%以下になることもある。階段上りのときに目安としていた心拍数110bpm以上、酸素飽和度90%以下になるのは以前は4階あたり段数にして約60段前後だったが、今は40段程度で心拍数が110を越えてしまう。休憩して深呼吸を繰り返すが、再開の目安にしている95bpm以下、酸素飽和度95%以上に達するのにかなり時間を必要としている。以前の倍程度の時間を要しているような気がする。再び階段を上り始めると心拍数が急上昇してしまう。心臓にかなり負担を掛けていると思う。11月21日の採血結果では骨髄系の指標は殆ど上向き傾向だったが、ヘマトクリットが低下し、何となく軽い貧血のような状態になることが多いような気がする。
 ベッドで横たわりしばらく安静にしていると心拍数は60bpm近く酸素飽和度も時には99%を示すこともある。椅子に座っているとまず心拍数は70bpm以下にはならない。上体を前後に軽く動かすだけですぐに心拍数は増加してしまう。何かヘンだ・・・。
 とはいえ、体調は日々良好になりつつあることも実感している。いまだに胸周辺にズキッ、ズリッ、チクッといったような痛みが時たまあるがその頻度は1週間前と比べてかなり少なくなっていると思う。
 今日も知人と豪華なランチ。次回の入院を思うと今の内にできるだけ美味しいものを食べておきたいという欲求が優り、体重は増えるばかり。退院時と比べて体重は約3kgも増えてしまった。
 
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2011/11/25
(金)
自然に抱かれて

 退院時に渡された内服薬は、

  朝食後30分: ミヤBM細粒  腸内菌叢の異常による諸症状の改善
マーズレンS顆粒0.67g  胃・十二指腸の炎症を抑えるとともに組織修復を促進
ガスターD錠10mg  胃酸分泌を抑制
クラリシッド錠200mg  感染症の治療に用いるマクロライド系の抗生物質
  昼食後30分: ミヤBM細粒
マーズレンS顆粒0.67g
  夕食後30分: ミヤBM細粒
マーズレンS顆粒0.67g
  寝る前 : ガスターD錠10mg
レンドルミンD錠0.25mg  睡眠剤

だ。入院中はタケブロン0D錠30(胃酸分泌を抑え、胃潰瘍や逆流性食道炎の治療に用いる)は渡されなかった。効能が強力なため自宅で服用はしない方がよいためかもしれない。

 一昨日友人と散策した新宿御苑、今日も一人で1時間以上散策した。一昨日に比べ紅葉が更に美しかった。僅か2日でこんなにも紅葉が進むのかと驚いた。真っ青な空を背景に様々な色の紅葉を眺めていると、何か自分もこの自然の中の一員であたかも自然に包み込まれている感じがして少し感動してしまった。不規則な生活、超偏食を繰り返してきたにも関わらず定期健康診断では殆どの検査項目はA評価だった私、もしかすると自分は超人ではないかと思い上がっていた自分だが、肺癌告知以降は、やはり自分も他の人達と同じなんだと思い知らされた。人格的にも少し変わったような気がする。どちらかというと自分の回りの自然、社会、人物・・・、何か素直に受け入れられるようになってきたような気がする。自分もこの自然界を構成するひとつの構成物に過ぎないと思うようになってきた。
 新宿御苑の紅葉はここ2,3日が見頃だろうと思う。ともかく感動するほど美しかった。途中サングラスを外して紅葉などをながめてみた。鮮やかな色が鈍く感じた。コントラストがぼけている。普通の紅葉だ。たいして感動するような美しさではない。ブラウン系のサングラスを通して眺めていたのでこんなにも美しく見えたのだ。思い返せば、ドライブやハイキングで自然を楽しむときはいつも茶系のサングラスを着用している。自然がとても美しく見えるからだ。
 用心のためしばらく洗髪はしていなかった。およそ1週間ぶりの洗髪を行った。いつもよりかなり抜け毛が多い。いよいよ脱毛の副作用が顕在化したかとも思ったが、久しぶりの洗髪なので抜け毛の量が多いのは当然と思えばよいのかよく分からない。以前も1週間程度洗髪しなかったことはあるが、何となくそのときよりも抜け毛の量が倍以上あるような気もする。
 先日注文していたパソコンにUSB経由で接続するワンセグチューナーが届いた。ソフトをノートパソコンにインストールし早速動かしてみた。最初受信できなかった。付属のアンテナ延長ケーブルを利用して電波を拾う。パソコン画面上にテレビ画面が表示された。画面が小さい・・・。画面を最大化することもできない。初めてワンセグの仕様を知った。これならばパソコンに接続できる地デジ・チューナーを注文しておけば良かったと反省。
 
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2011/11/24
(木)
雑用に追いまくられる

 およそ1ヶ月も入院していると一人住まいの私としては帰宅すると雑用に追いまくられる。感染症に特に気をつけなければならない身、家の中をきれいにしておかなければならない。昨晩は何故か空気清浄機が活発に作動していた。ホコリが多いようだ。昨日は掃除機をかけたのに・・・、カーテンが汚れているのかもしれないと思い、洗濯する。ホコリを被っては危険なのでマスクをしてカーテンをフックから外す。
 食事の準備も面倒だ。以前は自宅で過ごすときは1日2食の場合が多かったが、今は薬の服用の関係もあり3食を心がけている。病院食程、食材豊かな食事はできない。
 第1回術後補助化学療法入院直前と比べて、何か体力が衰えていると感じる。同じ階段を上っていても心拍数が多いように感じる。ヘモグロビンや赤血球数が以前の水準までは回復していないため心臓に負担を掛けているのではないかと思う。安全のため階段を上るときはパルスオキシメーターでモニターしながら上るようにしている。心拍数が120を越えるか酸素飽和度が90%以下になれば休憩し、心臓への過大な負担をかけないようにしている。
 久しぶりに自宅で大声を出して歌の練習を行う。すばらく発声練習していなかったためかというか、喉を休めていたためか声域が伸びたような気がする。下のドから上のソまで約2オクターブ半まで出せるようになっていた。上が約2度伸びたようだ。とはいえ無理なく出せる実用的な声域は下のミから上のミまでの2オクターブ程度だ。
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2011/11/23
(水)
副作用

 昨日は雑用をこなしたりインターネットで色々調べているうちに午後11時近くになっていた。規則正しい生活を心がけなければならない。退院時に持ち帰りようの内服薬として睡眠剤のレンドルミン錠を服用すべきかどうか迷ったが、習慣性は少ないという話も聞いていたので服用してベッドについた。「宇宙創生の瞬間」というDVDを観ながら寝たが恐らく見始めて10分以内に熟睡したと思う。途中午前3時頃、トイレタイム。このときゲップ感を伴う胸部痛、痛み度2.0程度。病院内ならナースコールするところだが、我慢するより仕方がない。思い返せば入院中は夕食後タケブロン0D錠を服用してこの症状を抑えていたが、退院時に渡された薬の中にはタケブロン0D錠は含まれていなかった。しばらく我慢している間にいつの間にか眠ってしまった。気づくと7時半。久しぶりの連続睡眠と8時間の睡眠時間。胸部痛は収まっていた。
 知人とランチの待ち合わせ。イタリア料理店だったが、今日は祝日のため、ランチ・メニューがなかった。で、焼肉にしようということで牛繁へ向かう。昼の営業は終了し、次の営業開始は午後3時半だという。仕方がないので新宿御苑で紅葉と抹茶と茶菓子を楽しむ。午後3時半牛繁へ。1週間後はまた病院食になるのでできる限り美味しいものを食べておこうと思う。結局ランチは抜きでこれが夕食となった。知人から入院時の退屈対策として地デジ・ワンセグチューナーを教えてもらう。USB経由でPCに接続すればテレビを見ることができるそうだ。帰宅後、早速Amazonで調べ購入。後、病室でインターネットが利用できればよいのだが、私のノート・パソコンにインターネット接続環境を設定するのは私には無理。諦める。
 
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