肺 癌 ( 腺 が ん )      闘 病 記 録      過去  最初
日 時
2012/5/17
(金)
高尾山登山

 午前8時前、目覚めた直後にガン友のNさんから電話がかかってきた。高尾山へ行こうとのお誘いの電話だった。Nさんは2012年4月に乳がんで全摘手術を受けた。6月に乳房再建手術が控えている。5月に遊覧船の階段から滑り落ち尾てい骨にヒビが入り治療中の身だ。私も安静時はともかく身体に負荷をがかかったとき自信がない。同じ治療中の身、自分自身をテストするためにも高尾山をハイキングをすることにした。午前10時京王線新宿駅改札口で待ち合わせ。
 新宿駅を京王線で出発して約50分、終点の高尾山口駅に到着。以前も歩いたことがある稲荷山コースで上ることにした。標高差は300m前後だ。オキシパルスメーターで適宜心拍数と酸素飽和度をモニターしながら登っていく。大体20m前後の標高差を上るごとに休憩。心拍数は120bpm前後、酸素飽和度は86,7%まで低下してしまう。最低は84%まで落ちた。休憩する頃、頭に血液がドックン、ドックンと流れているような感じがする。身体が酸素を求めているのだろう。少し無理して歩くと貧血症状のように卒倒して倒れてしまうかもしれない。
 Nさんは元気だ。Nさんも測定する。心拍数は190bpmと驚異的な数値を示すが、休憩するとすぐに低下するようだ。私よりもかなり早く低下する。しかも酸素飽和度は殆どの場合98%以上だ。Nさんは手術前まではスポーツジムに通っていて体力的には私よりもはるかに勝っているようだ。
 Nさんと比べ、私の運動能力はかなり劣る。まだ抗がん剤の骨髄抑制の影響で私の血液がまだ余り芳しくないのと右肺葉下切除による肺活量27%前後少なくなったことが影響しているのかもしれない。
 頂上到着までに20回近く休憩したと思う。所要時間2時間弱、他の登山者にかなり追い越されたがまぁまぁの成績だと思う。1ヶ月前よりもはるかに元気になっているのを実感する。
 
高尾山稲荷山登山コース
この倍位も階段が続きます。途中2回ほど休憩しました。
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2012/05/10
(木)
臨時外来受診

 4月中旬以降若干咳の回数が増えてきたような感じがすることと、階段上り、早足歩き、激しく歌うときなど、身体に負荷をかけているときに上半身に痛みを感じる頻度が高くなってきたような気がすること、階段昇り時35段昇ったところで110bpm、91%になり自己規制値95bpm、95%に回復する時間が若干遅くなってきたような気がすることなどで少し不安になり5月8日、外来受診を予約した。
 予約では胸部X線撮影や採血の予約はできないので当日医師の指示で検査を受けることになった。
 9時30分の予約。主治医に症状を訴える。とにかくX線撮影と採血を行ってから再度主治医に診て貰う。
 2回目の受診。X線や採血結果では特に異常はないとのこと。手術以降ほぼ毎日服用していた抗生物質クラリシッド錠をやめることになった。そのかわり5日間だけ抗生物質クラビット錠500mgを服用するよう指示された。また咳対策としてメジコン錠15mgを5日間3回服用。次の通院(6月28日)までムコスタ錠100mgを服用。

採血結果
02/01 02/03 02/06 02/09 02/22 02/24 02/27 02/29 03/02 03/08 03/15 05/10 基準値 意 味
総蛋白 6.3 L 6.1 L 6.1 L 6.3 6.5 6.3 L 6.2 L 6.5 5.9 L 6.1 L 6.2 L 6.3 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.7 L 3.6 L 3.6 L 3.8 4.0 3.8 L 3.7 L 3.8 L 3.5 L 3.7 L 3.8 L 3.9 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 15 15 12 13 15 18 15 17 19 14 16 17 10-33
ALT(GPT) 19 23 15 13 11 15 16 25 30 15 14 11 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 163 143 139 169 194 218 160 169 204 180 207 215 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 203 220 212 356 H 297 202 183 206 203 210 203 259 H 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
尿素窒素 22 H 18 18 26 H 25 H 21 H 23 H 22 H 27 17 19 17 8-20
クロール 103 105 108 110 H 111 H 106 107 106 105 113 H 113 111 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.0 0.1 0.7 H 0.3 0.1 0.1 0.0 0.0 0.4 0.1 0.1 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 11.26 H 9.32 H 6.06 8.56 5.89 11.72 H 10.62 H 11.03 H 8.16 5.71 4.32 6.15 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 385 L 395 L 362 L 366 L 374 370 L 385 L 415 395 L 365 L 375 L 386 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 11.7 L 12.0 L 11.2 L 11.1 L 11.5 11.5 11.8 L 12.7 L 12.1 L 11.2 L 11.5 L 11.8 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 35.2 L 36.1 L 33.1 L 33.8 L 34.5 34.1 L 35.7 L 38.5 L 36.4 L 34.0 L 35.2 L 35.0 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 12.3 14.7 14.5 18.3 16.9 14.2 11.2 L 15.4 15.9 18.0 19.8 16.1 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 4.2 3.0 3.5 3.4 8.1 1.8 L 5.0 5.1 5.6 4.6 8.0 5.2 2.0-11.0
リンパ球% 48.4 57.5 H 42.9 36.4 51.3 H 8.4 L 35.9 52.6 H 47.1 45.2 59.0 H 45.4 19.0-49.0
好中球% 46.8 38.3 52.6 58.6 38.2 89.8 H 58.9 41.8 46.5 49.0 44.0 37.0-72.0
好中球数 5.27 3.57 3.19 5.02 2.25 10.52 6.26 4.61 3.79 2.80 1.38 2.71 3/15:分葉核球数
CEA 1.3 1.4 1.5 5.0以下 11/10 :1.4、1/25:1.2

相変わらず赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリットの値が低い。これが身体に負荷がかかっているとき息切れしたり心拍数が高くなってしまう原因ではないかと自分では思っている。まっ、徐々に高くなっているようだ。腫瘍マーカーCEAの値が徐々に高くなってきているのが気になる。
 
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2012/04/28
(土)
近況報告

 3月1日最後の抗ガン剤点滴後、約2ヶ月が経過した。点滴後2週間経過した頃が体調は最悪だったと思う。まだ骨髄抑制の影響が残っていると思う。血液は約120日で入れ替わるとの話を聞いたことがある。抗ガン剤の影響により品質の劣る赤血球がまだかなり残っていると思う。酸素の運搬能力がまだ十分には回復していないと思う。いわば本来は普通トラックで酸素を運搬していたのだが、かなりのトラックが軽トラックに置き換えられたような状態なのだ。
 最近は回復傾向がやや鈍ってきているように感じる。それでも自宅6階までの階段昇り、合計70段の階段なのだが、回復傾向をチェックするのに利用している。スタート時、心拍数90bpm以下、酸素飽和度95%以上の状態になってから階段を昇り始める。35段目で通常は休憩する。このとき110bpm近く、92〜95%の酸素飽和度だ。しばらく休憩すると心拍数が徐々に下がり、酸素飽和度も下がる。下がると言っても90%未満になることはまずない。しばらくすると95%以上に回復してくる。再び昇り始めるときは95bpm以下、95%以上に回復したときだ。この休憩時間が徐々に短くなっているのを感じている。恐らく無理すれば70段一気に昇れると思うが、今の状態だと130bpm前後、86%前後にまでなると思うので怖くて昇れない。せいぜい最初の49段までで休憩となる。
 最近上半身のズキッとかチリッとかいったような局所的、瞬間的な痛みの発生頻度は殆どなくなった。恐らくこの上半身の痛み、抗ガン剤の影響だったのだろうと思う。最近咳の回数が若干増えたような気がする。といっても1日当たり10回以下の咳回数で、延べ時間も恐らく10秒以下だと思う。歌いすぎが原因かもしれないとは思うが間質性肺炎のこともあり少し不安にも思う。
 私の場合、肺癌の病期はステージ2A、恐らく回復は非常に順調だと思っている。右肺葉下切除のため肺活量や肺胞の数は27%前後少なくなってしまい、これの影響がどの程度なのかよく分からないが、とにかく今は恐らく同じ病期の患者様からは妬まれるのではないかと思うほど順調な回復ぶりだと思う。ステージ2Aだと5年生存率は術後補助化学療法を受けたこともあり、恐らく70%以上だと思いこんでいる。また生活習慣も発病前と比べると劇的に改善している。食生活の改善、生活リズムの最適化、十分な睡眠、ストレスの少ない生活、適度な運動・・・、恐らく医師からは絶賛されるような生活態度だろうと思う。5年後に生存、いやこれから50年間我が人生を楽しむために必死でリハビリしているのだ。
 
新宿御苑(4月28日)。まだ桜は咲いているが主役はつつじに変わりつつある。昔は余り関心が無かったが、最近は植物の日々の変化も激しく観察するのが楽しくなった。
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2012/04/15
(日)
声楽

 最後の抗ガン剤ナベルビン点滴後、40日以上が経過した。体調は日々良くなっているのを実感しているが、よくなり加減がやや弱くなってきたような気もする。抗ガン剤の副作用がいつまで続くのは定かではないが、まっ、今年の夏頃までには殆ど影響がなくなっていると期待している。
 まだ上半身胸回りに時折、軽い痛みを感じることがあるが、これが副作用なのか、季節の変わり目ということもあり手術痕の肋間神経痛というのか、単なる気分的なものかよく分からない。
 最近は晴れている日には殆ど新宿御苑を散策している。週に2,3回程度、各回1万歩以上歩いている。上り坂などでパルスオキシメーターで心拍数や酸素飽和度をチェックし、日々回復しているのを実感している。歩く速度や歩幅にもよるが、最近は平地で心拍数90〜95bpm、酸素飽和度93〜95%程度だ。朝目覚めたときにも計測しているが、この測定結果はよくわからない。目覚め直後に測定すると心拍数80bpm近く、酸素飽和度99%で心拍数が多いのに驚くが、ベッドで新聞を読んだ後に測定すると60bpm以下、98%程度になる。
 手術以降、これまである程度声楽を楽しんできたことに大変良かったよ思う。日頃から横隔膜を上下させる腹式呼吸で、特に息を吐き出す訓練を受けてきたので、手術後の苦痛などは大幅に軽減できたと思うし、回復も非常に速かったような気がする。
 退院後、歌の練習量をかなり増やしたと思う。平均すると1日当たり2時間程度歌の練習をしている。声楽の訓練というのは基本的には呼吸法の勉強、特に息の吐き出し方の訓練だ。これが心肺機能回復に大変効果があると思っている。最近はコールユーブンゲン、フォーレのレクイエム、バッハのロ短調ミサ、モーツアルトのレクイエム、ウォルトンのベルシャザールの饗宴などの練習を行っている。歌いながらときたま短い休憩中にオキシパルスメーターで測定する。殆どの曲の場合、歌い終わった直後の測定値は80bpm以下、99%で酸素飽和度が極めて高いのに驚かされる。肺の中の空気の出しの効率が非常に良かったためと思っている。ただ、ロ短調ミサのSanctusなどのように激しく連続で歌いエネルギーを大量に消費するような曲を歌い終えた後に測定すると80bpm前後、酸素飽和度は90%前後になっている。休む間もなく激しく横隔膜を上下動させ大声で歌っているために身体が酸素を大量に必要としているが、悲しいかな、私の血液の成分は今のところかなり品質が悪い。抗ガン剤による骨髄抑制の影響により酸素運搬能力がまだ十分ではないと思うのだ。
 最近少しきがかりになることがある。退院後、やや咳の数が増えたことだ。やや喉の辺りがひっかる感じで1日当たり3,4回咳をしてしまう。痰は出ない。歌い過ぎか何らかの悪影響なのかよく分からない。また、階段を昇るときや、激しく歌を歌うときにときどき胸が痛くなることがある。丁度鎖骨を辺りの高さで胸の中心辺りだ。前回の診察時、主治医にこのことを告げると心臓に負担がかかっていると言われた。まだ十分に状況を説明せず、主治医に話したため、多分十分には状況は分かっていないと思う。私も今のところ、この胸痛は身体に負荷をかけすぎたため心臓が悲鳴を上げているからだろうと思うようにしている。
 まっ、とにかく2,3年前に合唱を再開し声楽の訓練を続けてきたたことを大変幸運だったと思う。
 
桜満開の新宿御苑(4月7日)
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2012/04/05
(木)
外来受診

 病院まで徒歩で行こうと思っていた。病院までは多分徒歩3000〜4000歩だ。いつもよりは早く起床したが、朝食や準備をしているとあっという間に午前8時過ぎになってしまった。受診の前に採血とX線胸部撮影しなければならない。午前9時頃には病院に到着しなければならない。9時過ぎに病院に到着すると採血などで長時間待たされることがあるのでなるべく9時前に病院に到着したい。徒歩で9時前に病院に到着する自信はなかったので結局タクシーで病院に行ってしまった。
 採血、X線撮影を済ませて呼吸器外科等の待合室で待機。受診予約時間は午前10時だが、少し遅れた。いつものことだ。大体10〜20分遅れる感じだ。呼ばれた。3月30日に検査した腹部エコー、胸部CT、脳MRIと今日の採血結果、X線胸部画像を元に主治医のM医師が解説して下さる。腹部エコーの検査結果で左腎嚢胞10mmと6mmを指摘されたが、特に心配する必要はないとのこと。肝臓、膵臓、右腎臓、脾臓などには殆ど問題点もなく安心した。胸部CT検査結果からでは手術根痕に異常認められず、明らかな結節を認めない、増大リンパ節無し、右胸水は減少、再発は認められないと全く問題ないようだ。脳MRI検査結果、レポートを読んだが、専門用語が多く私にはよく理科出来なかった。脳萎縮とか脳開大を認めないと記述されていたので今のところ認知症などの心配はないようだ。自分の脳のMRI画像をみるのは初めてだ。左前頭葉付近、少し脳が縮んでいるような感じはするが、これがときどき起こる左前頭葉付近の頭痛の原因かもしれないと勝手に思った。まっ、医師によると特に問題は無さそうだ。報告書には脳内の血管に2mmの突出部があると指摘されている。陳旧性梗塞と診断されている。よくわからないが、過去の生活習慣(喫煙、食生活、生活リズム、運動不足・・・)などが原因で症状としては言語障害、失語症、麻痺、健忘症...だそうだ。今のところ記憶力減退以外は特に感じたことがないので、そんなに心配する状況ではないのだろう。
 いつもは採血結果の報告書をいただいていたのだが、今回はいただくのを忘れてしまった。採血結果からはコレステロールやLDHが若干増加しHマークが付与されていた。退院後、美味しいものを食べ過ぎたせいだろう。確かに最近は体重は増加気味だ。恐らくコレステロール増加の原因となりそうな卵類も摂取過剰気味だと思う。摂取カローリーについてはかなり気を遣っているが摂取栄養分まではなかなか手が回らない。白血球数や好中球数は正常値でもう健常人並みの抵抗力はできたと思う。気になる腫瘍マーカーとしてのCEAの値も上昇傾向は見られず安心した。
 心肺機能については今のところ安静時は多分健常人と同程度の成績だろうと思うが、運動時はかなり劣っていると自覚している。日々1%前後は向上していると感じているが、まだまだだ。主治医にこの件について質問すると、まだまだ向上すると話された。少し安心。今のところ、次の冬にはスキーが楽しめる程度、ハイキングで標高差500m程度のトレイルは歩ける程度まで回復したいと思っている。というわけで今はリハビリで必死なのだ。
 次の通院予定日は6月下旬だ。しばらく病院とは縁遠いものとなる。喜ばしいことではあるが延べ100日以上も入院しお世話になった病院なのでちょっと寂しい気持もする。複雑な心境だ。
 
初めて見る私の脳。矢印の部分に何か異変があるらしい。
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2012/03/26
(月)
回復基調

 抗ガン剤のナベルビン点滴後、副作用のためか徐々に体調が悪くなり、点滴後ほぼ3週間辺りが最悪となり以降は回復基調になることが経験的に分かっている。今回もほぼその通りとなった。3月1日に最後のナベルビン点滴を行った。3月の17か18日頃が体調は最悪だったと思う。とはいえ第3回目の入院時からは抗ガン剤の量を減らしたためか以前よりは副作用は軽いと思う。
 体調は自宅の6階までの階段昇り時に心拍数や酸素飽和度の数値として顕著に現れてくる。合計70段の階段なのだが、階段昇り開始時90bpm、97%でスタートし35段昇ったところで休憩、体調が悪いときは35段も昇れない。昇ることは可能なのだが心拍数は軽く120bpmを越えてしまう。しかも休憩時心拍数が95bpm以下になるのに相当時間を要する。今日も測定しながら階段を昇った。35段目、心拍数は110bpm近くまで上昇、休憩すると徐々に酸素飽和度が91%まで低下し、しばらくすると心拍数は95bpm、酸素飽和度96%程度に戻る。この数値や戻るまでの時間でおおよその自分の体調が分かる。回復基調になるとほぼ毎日数値的に良くなっているのが実感できる。先週までは安静時心拍数が60bpm以下にはほぼならなかったが、今週からは60bpm以下にはなるようになった。
 先週までは知人と話しながら歩くと知人の歩く速度についていけなかったが、今は多分ついていけると思う。
 最近は天気の良い日は近くの新宿御苑を散策することが多い。約2時間の散策で1万歩以上歩く。こ0のときもオキシパルスメーターで自分の体調を測定しながら歩く。心拍数の変動はほぼ手術前の水準に近いのではないかと思う。まだ、酸素飽和度が低いように感じる。十分に回復すれば平地で90bpm、96%程度だろうと思うがまだ95bpm、93%程度だ。勿論上り坂になると数値は悪くなってしまう。
 主に上半身のチクッとかズリッといった軽い痛みや不快感は毎日何度か起こるが徐々にその回数や痛みの程度も軽くなっているような気がする。
 
新宿御苑。今は梅が見頃
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2012/03/15
(木)
採血
胸部X線撮影
外来受診

 最近は睡眠時間帯が徐々に遅くなってきており、今朝は予定通り起床できるか少し不安だった。前日は睡眠導入薬のレンドルミンを服用して少し早めに就寝した。
 午前7時頃起床。朝の雑用をこなし8時15分、病院に向けて出発。今日は電車利用で病院に向かう。自宅からやく30分の所要時間だ。少し早めに病院に到着したが、もう採血やX線撮影は可能なようだ。採血、X線撮影を済ませ呼吸器外科の待合室で時間を過ごす。10時受診の予定だったが、前の患者が長引いたのか採血の結果がまだ主治医の下へ届いていなかったのか、10時10頃、診察室に呼ばれた。

採血結果
01/30 02/01 02/03 02/06 02/09 02/22 02/24 02/27 02/29 03/02 03/08 03/15 基準値 意 味
総蛋白 6.1 L 6.3 L 6.1 L 6.1 L 6.3 6.5 6.3 L 6.2 L 6.5 5.9 L 6.1 L 6.2 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.7 L 3.7 L 3.6 L 3.6 L 3.8 4.0 3.8 L 3.7 L 3.8 L 3.5 L 3.7 L 3.8 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 11 15 15 12 13 15 18 15 17 19 14 16 10-33
ALT(GPT) 11 19 23 15 13 11 15 16 25 30 15 14 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 152 163 143 139 169 194 218 160 169 204 180 207 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 200 203 220 212 356 H 297 202 183 206 203 210 203 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
尿素窒素 23 H 22 H 18 18 26 H 25 H 21 H 23 H 22 H 27 17 19 8-20
クロール 107 103 105 108 110 H 111 H 106 107 106 105 113 H 113 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.0 0.0 0.1 0.7 H 0.3 0.1 0.1 0.0 0.0 0.4 0.1 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 11.12 H 11.26 H 9.32 H 6.06 8.56 5.89 11.72 H 10.62 H 11.03 H 8.16 5.71 4.32 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 364 L 385 L 395 L 362 L 366 L 374 370 L 385 L 415 395 L 365 L 375 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 11.2 L 11.7 L 12.0 L 11.2 L 11.1 L 11.5 11.5 11.8 L 12.7 L 12.1 L 11.2 L 11.5 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 33.3 L 35.2 L 36.1 L 33.1 L 33.8 L 34.5 34.1 L 35.7 L 38.5 L 36.4 L 34.0 L 35.2 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 9.8 L 12.3 14.7 14.5 18.3 16.9 14.2 11.2 L 15.4 15.9 18.0 19.8 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 4.1 4.2 3.0 3.5 3.4 8.1 1.8 L 5.0 5.1 5.6 4.6 8.0 2.0-11.0
リンパ球% 29.9 48.4 57.5 H 42.9 36.4 51.3 H 8.4 L 35.9 52.6 H 47.1 45.2 59.0 H 19.0-49.0
好中球% 65.8 46.8 38.3 52.6 58.6 38.2 89.8 H 58.9 41.8 46.5 49.0 37.0-72.0
好中球数 7.32 5.27 3.57 3.19 5.02 2.25 10.52 6.26 4.61 3.79 2.80 1.38 3/15:分葉核球数
CEA 1.3 1.4 5.0以下 11/10 :1.4、1/25:1.2

 前回との比較日は2月16日に当たる。2月16日のデータは無いが多分好中球数は最低値に近いのだろうと思う。この数日が多分感染症に対して一番免疫力が低下している時期だ。また心肺機能も最低だ。これからはすべてが良くなってくるはずだ。抵抗力に関してはあまり自覚はないが、心肺機能に関しては非常によく自覚できる。現在街中を歩いているときは心拍数は大体100bpm前後、酸素飽和度は95%前後だ。少し早足になったり上り坂になるとたちまち110bpm、90%程度になってしまう。体の節々、特に胸回りや背中辺りの瞬間的な軽い痛みもある。今までの抗がん剤治療経験からこういった痛みも徐々に改善されてくるはずだ。このまま順調に回復すると1ヶ月後には手術前程度にまでいやそれ以上に体調や体力が回復するのではと期待している。
 これからは通院回数も減ってくる。定期的な検査をしばらく受けることになる。2週間後には頭部MRI、胸部CT、腹部エコー検査が予定されている。CEAの値も非常に小さい。体調もかなり良い。これで頭部や、腹部に転移しているとは今のところとても考えられない。まっ、肺癌、がんの中でもかなり危険ながんのようだ。乳がんを相撲の幕下程度とすれば肺癌は関脇、大関クラスと思う。それほど転移しやすいのだろう。
 
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2012/03/08
(木)
採血
胸部X線撮影2枚
外来受診

 病院生活とは異なり、自宅ではやはり徐々に就寝、起床時刻が遅くなりがちだ。最近の就寝時刻は午前1:00前後だ。昨日もそうだった。今日は外来受診の日というので7時前に目覚めた。まだ眠かったが、寝ると遅刻する可能性が高い。少しの時間調整のためにゲーム「ドラクエ6」をベッド上で楽しんでいた。そろそろ起きて準備しなければならない。が、ゲームなか良いタイミングでセーブできない。で、ずるずると8時前までゲームをしてしまった。それから朝食の準備等をしなければならない。
 体調がまだそんなに悪くはなっていないので、今日は電車で通院しようと思っていた。JRを利用すると病院までは約30分強だ。家を出たのが9時20分前。受診前に採血、胸部X線撮影を行わなければならない。9時までには病院に到着したい。結局タクシーで病院へ。
 採血、X線撮影を済ませ、診察室の待合室で待つ。採血結果が出ないと呼ばれない。予定では9時半、診察だったが、10時頃診察室に呼ばれた。
一通りの検査結果についての説明があった。「ところで、先生、話しにくいでしょうが、ぶっちゃけ、私って大丈夫な患者なのでしょうか?」5年後の私の生存率90%以上のような具体的な答えを期待して尋ねてみた。
 2011年9月14日の病理病期の報告書の説明で言葉を濁された。リンパ節への転移はなし。ただリンパ管でがん細胞が見つかっていることと切除がん細胞の大きさが70*70*35mmと非常に大きいこと以外はOK。この大きさに関して転移がなかったということは非常に幸運だったとの説明。5年後の私の生存率についてはまったく触れられなかった。まぁ、そうだろうと思う。ヘンに期待や失望させてはまずいだろうし、下手すると訴訟沙汰になるかもしれないと素人の私でも想像がつく。

採血結果
01/27 01/30 02/01 02/03 02/06 02/09 02/22 02/24 02/27 02/29 03/02 03/08 基準値 意 味
総蛋白 6.5 6.1 L 6.3 L 6.1 L 6.1 L 6.3 6.5 6.3 L 6.2 L 6.5 5.9 L 6.1 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.9 3.7 L 3.7 L 3.6 L 3.6 L 3.8 4.0 3.8 L 3.7 L 3.8 L 3.5 L 3.7 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 15 11 15 15 12 13 15 18 15 17 19 14 10-33
ALT(GPT) 10 11 19 23 15 13 11 15 16 25 30 15 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 217 152 163 143 139 169 194 218 160 169 204 180 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 218 200 203 220 212 356 H 297 202 183 206 203 210 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
尿素窒素 21 H 23 H 22 H 18 18 26 H 25 H 21 H 23 H 22 H 27 17 8-20
クロール 107 107 103 105 108 110 H 111 H 106 107 106 105 113 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.1 0.0 0.0 0.1 0.7 H 0.3 0.1 0.1 0.0 0.0 0.4 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 13.66 11.12 H 11.26 H 9.32 H 6.06 8.56 5.89 11.72 H 10.62 H 11.03 H 8.16 5.71 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 371 L 364 L 385 L 395 L 362 L 366 L 374 370 L 385 L 415 395 L 365 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 11.2 L 11.2 L 11.7 L 12.0 L 11.2 L 11.1 L 11.5 11.5 11.8 L 12.7 L 12.1 L 11.2 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 34.0 L 33.3 L 35.2 L 36.1 L 33.1 L 33.8 L 34.5 34.1 L 35.7 L 38.5 L 36.4 L 34.0 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 12.6 9.8 L 12.3 14.7 14.5 18.3 16.9 14.2 11.2 L 15.4 15.9 18.0 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 2.0 4.1 4.2 3.0 3.5 3.4 8.1 1.8 L 5.0 5.1 5.6 4.6 2.0-11.0
リンパ球% 8.1 L 29.9 48.4 57.5 H 42.9 36.4 51.3 H 8.4 L 35.9 52.6 H 47.1 45.2 19.0-49.0
好中球% 89.8 H 65.8 46.8 38.3 52.6 58.6 38.2 89.8 H 58.9 41.8 46.5 49.0 37.0-72.0
好中球数 12.27 7.32 5.27 3.57 3.19 5.02 2.25 10.52 6.26 4.61 3.79 2.80 12/26,12/28:分葉核球数
CEA 1.3 1.4 5.0以下 11/10 :1.4、1/25:1.2

前回との比較日は2月9日に当たる。数値的には2月9日と殆ど変わらない。とするとこれまでの経験からこれから1週間頻脈や胸焼け感などの副作用に悩まされることになりそうだ。まだ十分基準値内とは思うがCEAが上昇傾向にあるのが気になる。
 
目次  翌日  前日  最初
2012/03/07
(水)
予想通りの副作用

 退院後、目立った副作用はなかった。心肺機能は低下しているのは自覚できるが、日常生活に支障をきたす程度ではない。我が家の6階まで上るのに途中休憩をはさみながら手術前のときよりも数倍時間がかかっているとか、知人と街中を話ながら歩くと周囲の人々と同じ速度では歩けないという程度だ。胸焼け感や食欲減退、疲労感などは殆どない。今回は今のところ皆無に近い。上半身の胸骨や肋骨、腰骨など局所的かつ短時間に軽い痛みのようなものを感じる程度だ。何となく前回よりも軽い気がする。
 夕食後、突然ゲホッ、ゲホッと胸焼け感に突如襲われる。以前の記録を調べてみると、2回目のナベルビン点滴後、1週間程度で同じような症状が出ている。記録では心肺機能もしばらくは更に低下するようだ。今までの経験では1週間後から快方に向かうと思われるが、それまでの副作用などが憂鬱だ。実際心拍数が異常に高くなったり、何となくのぼせ気味になったり、ゲホッ、ゲホッと胸焼け感に襲われるとこのまま急速に悪化するのではないかと不安になってくる。とにかく後1週間我慢。
 
退院後、初めて新宿御苑を散策。梅が見頃でした。
約2時間、1万歩歩きました。
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2012/03/02
(金)
採血
胸部X線撮影
退院
第4回 術後補助化学療法入院 第10日目

 午前6時頃起床。もうしばらく入院はないはずだ。次に入院するときは再発したときだろう。今後は腫瘍マーカー等に注意しなければならない。昨年7月以来、検査入院も含め合計7回、延べ入院日数恐らく120日前後だろう。この半年、半分は病院で過ごしてきたことになる。標準治療の術後補助化学療法による合計4回の治療入院も終了し、今日で、この病棟ともしばらくはお別れだ。多分、再入院はないと信じている。この病棟に再び戻ることはないというのは喜ばしいこととは分かっているものの、今日で看護師の方々などとはお別れというのはちょっぴり寂しい。
 タクシーで帰宅。階段で6階の我が家まで登るのは苦しい。ほぼ1階上がる毎に休憩しなければならない。心拍数120bpm前後まで上がるが、休憩して、自分流規制値95bpmまで下がるのに相当時間がかかる。休憩しながら6階まで上るのに10分近くかかってしまう。1年前は多分ノンストップで多分1分前後で登っていたであろうと思う。前回までの経験からするとこれから更に心肺機能が低下し、後10日前後で改善方向に向かうと思う。
 とにかくこれから1週間は感染症にも気をつけなければならない。抗ガン剤の副作用で極度に抵抗力や体力が衰えているのだ。

 採血結果
01/25 01/27 01/30 02/01 02/03 02/06 02/09 02/22 02/24 02/27 02/29 03/02 基準値 意 味
総蛋白 6.7 6.5 6.1 L 6.3 L 6.1 L 6.1 L 6.3 6.5 6.3 L 6.2 L 6.5 5.9 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 4.0 3.9 3.7 L 3.7 L 3.6 L 3.6 L 3.8 4.0 3.8 L 3.7 L 3.8 L 3.5 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 15 15 11 15 15 12 13 15 18 15 17 19 10-33
ALT(GPT) 11 10 11 19 23 15 13 11 15 16 25 30 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 182 217 152 163 143 139 169 194 218 160 169 204 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 244 218 200 203 220 212 356 H 297 202 183 206 203 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
尿素窒素 17 21 H 23 H 22 H 18 18 26 H 25 H 21 H 23 H 22 H 27 8-20
クロール 111 H 107 107 103 105 108 110 H 111 H 106 107 106 105 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.1 0.1 0.0 0.0 0.1 0.7 H 0.3 0.1 0.1 0.0 0.0 0.4 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 6.16 13.66 11.12 H 11.26 H 9.32 H 6.06 8.56 5.89 11.72 H 10.62 H 11.03 H 8.16 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 388 L 371 L 364 L 385 L 395 L 362 L 366 L 374 370 L 385 L 415 395 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 11.8 L 11.2 L 11.2 L 11.7 L 12.0 L 11.2 L 11.1 L 11.5 11.5 11.8 L 12.7 L 12.1 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 35.5 L 34.0 L 33.3 L 35.2 L 36.1 L 33.1 L 33.8 L 34.5 34.1 L 35.7 L 38.5 L 36.4 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 16.2 12.6 9.8 L 12.3 14.7 14.5 18.3 16.9 14.2 11.2 L 15.4 15.9 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 6.0 2.0 4.1 4.2 3.0 3.5 3.4 8.1 1.8 L 5.0 5.1 5.6 2.0-11.0
リンパ球% 36.7 8.1 L 29.9 48.4 57.5 H 42.9 36.4 51.3 H 8.4 L 35.9 52.6 H 47.1 19.0-49.0
好中球% 53.5 89.8 H 65.8 46.8 38.3 52.6 58.6 38.2 89.8 H 58.9 41.8 46.5 37.0-72.0
好中球数 3.30 12.27 7.32 5.27 3.57 3.19 5.02 2.25 10.52 6.26 4.61 3.79 12/26,12/28:分葉核球数

前回との比較日は2月3日に当たる。
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2012/03/01
(木)
ナベルビン点滴
第4回 術後補助化学療法入院 第9日目

午前9時過ぎから点滴開始。
点滴  制吐剤?
     ナベルビン+補液
     ウォッシュアウト(ソルデム3A輸液500ml*2)

第1,2回は30mgだったらしいが、3回と今回は25mgらしい。抗がん剤、かなり危険な薬物なのかもしれない。医師が頻繁に立会い、看護師も頻繁に血圧、体温などを測定する。私の場合、殆どこれといった危険そうな副作用は現れないが、現れる人もたまにいるらしい。緊急事態に備えて、これだけ厳重な看護体制のもとでナベルビンが点滴されるのだろう。ナベルビン自体は猛烈な勢いで5分前後で点滴完了する。
 午後0時半頃、点滴完了。これで術後補助化学療法による処置はすべて終了だ。まるで卒業式を迎える直前の気分だ。もう、しばらくは入院することもないと思う。学校を卒業し、新たに社会人として社会に飛び出す心境だ。
 明日、退院できることになった。これでやっとお終いだ。退院後も10日間程度はなるべく人と接触しないように気をつけなければならないと思う。過去の経験からこれから10日後位がもっとも私の体の抵抗力が落ちるときだからだ。感染症に極力気をつけなければならない。
 
2月29日東京で積雪、新宿の高層ビル群が見えないほどの降雪だった。
目次  翌日  前日  最初
2012/02/29
(水)
採血
第4回 術後補助化学療法入院 第8日目

 朝から東京都心は雪化粧だ。おかげで午前7時にコンビニには朝刊がまだ届けられていなかった。昨晩深夜便意がありトイレへ。かなりの軟便だったが、少し排便できた。今朝体重測定すると62.5kg、前日よりも600g軽くなった。後1.5kgの減量だ。
 朝の主治医の回診。手術跡の肋間神経痛について訪ねた。気温も関係しているが気圧などその他の要因でも痛みが出ることがあるそうだ。私の場合、ネットで示されているような強烈な痛みはないが、寒い日にときどきジリッといったような瞬間的な不快感を感じる程度だ。この痛みは年々減少してくるそうだ。1年後にはスキー場にいけるかどうか、夏場に体力を回復し北海道にでもスキーに行きたく思っている。身体のことも考えルスツのような緩やかな斜面を大きなパラレルで楽に滑りたい。

看護師管理の下記薬を午前中に服用
 ザンタック150mg
 Zofran Zydis 4mg

ブレドニン錠は外された。
 
採血結果
01/04 01/25 01/27 01/30 02/01 02/03 02/06 02/09 02/22 02/24 02/27 02/29 基準値 意 味
総蛋白 6.9 6.7 6.5 6.1 L 6.3 L 6.1 L 6.1 L 6.3 6.5 6.3 L 6.2 L 6.5 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.9 4.0 3.9 3.7 L 3.7 L 3.6 L 3.6 L 3.8 4.0 3.8 L 3.7 L 3.8 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 12 15 15 11 15 15 12 13 15 18 15 17 10-33
ALT(GPT) 9 11 10 11 19 23 15 13 11 15 16 25 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 217 182 217 152 163 143 139 169 194 218 160 169 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 258 244 218 200 203 220 212 356 H 297 202 183 206 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
尿素窒素 20 17 21 H 23 H 22 H 18 18 26 H 25 H 21 H 23 H 22 H 8-20
クロール 110 H 111 H 107 107 103 105 108 110 H 111 H 106 107 106 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.2 0.1 0.1 0.0 0.0 0.1 0.7 H 0.3 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 6.79 6.16 13.66 11.12 H 11.26 H 9.32 H 6.06 8.56 5.89 11.72 H 10.62 H 11.03 H 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 407 L 388 L 371 L 364 L 385 L 395 L 362 L 366 L 374 370 L 385 L 415 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 12.0 L 11.8 L 11.2 L 11.2 L 11.7 L 12.0 L 11.2 L 11.1 L 11.5 11.5 11.8 L 12.7 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 36.1 L 35.5 L 34.0 L 33.3 L 35.2 L 36.1 L 33.1 L 33.8 L 34.5 34.1 L 35.7 L 38.5 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 22.0 16.2 12.6 9.8 L 12.3 14.7 14.5 18.3 16.9 14.2 11.2 L 15.4 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 6.6 6.0 2.0 4.1 4.2 3.0 3.5 3.4 8.1 1.8 L 5.0 5.1 2.0-11.0
リンパ球% 49.5 H 36.7 8.1 L 29.9 48.4 57.5 H 42.9 36.4 51.3 H 8.4 L 35.9 52.6 H 19.0-49.0
好中球% 42.7 53.5 89.8 H 65.8 46.8 38.3 52.6 58.6 38.2 89.8 H 58.9 41.8 37.0-72.0
好中球数 2.90 3.30 12.27 7.32 5.27 3.57 3.19 5.02 2.25 10.52 6.26 4.61 12/26,12/28:分葉核球数

前回の比較は2月1日の採血結果だ。赤血球やヘモグロビン、ヘマトクリットの数値は前回よりも良好な感じだ。好中球数はほぼ前回と同様な推移だ。前回退院後採血が少なかったので一番落ち込んだ日や数値が不明。どの程度まで落ち込むのだろうか? また頻脈問題など起こらないか少し心配だ。
目次  翌日  前日  最初
2012/02/28
(火)
長髪→短髪
第4回 術後補助化学療法入院 第7日目

看護師管理の下記薬を午前中に服用
 ブレドニン5mg6錠
 ザンタック150mg
 Zofran Zydis 4mg

 昨晩は午前2時頃、比較的激しい胸焼け感に襲われ約30分持続。殆ど前回と同じ時期に同じような症状が発現している。このことを主治医のM医師に告げると「ブレゾニン」服用やめてもよいですよ。と言われた。と言っても自分では判断できない。またM医師も胸焼け感の原因がブレゾニンとは断定されていない。予定通り、明日も服用することにした。前回までの経緯から判断すると多分一過性の副作用と思う。これからぐんぐん体調が回復するのだ。
 午前11時頃から激しい胸焼け感、ゲホッ、ゲホッ・・・。このとき、ストレッチ等をすると痛みが弱まり、いつのまにか治まった。約30分。
 毎回の食事はご飯は約70%食べている。全部は食べない。ダイエットするのだ。

 出張美容院。今日髪の毛をカットしてもらった。出張費込みで3150円。安い。心づけを差し上げようとしたが断られる。今までの長髪から「おしゃれ坊主」と呼ばれる坊主頭に変身。看護師等の注目を浴びてしまう。コンビニの店員にもカットしたことに気づかれる。もう病院生活も長い、コンビニの店員にすら私の顔を覚えられているようだ。それにしても過去の不摂生な生活を懺悔し、新たな人生の出発点として短髪にし、私の人生の再出発となるのだ。多分、来週退院以降、もう入院することはしばらくはなくなるだろう。退院後3週間は体力低下などやや不調になるであろうが、以降は体調回復のみ。4月から後半の人生を本格的に楽しみ始めることになるであろう。
 カット後、お風呂の予約。カット後30分程度で入浴できた。短髪にすると入浴が楽だ。洗髪も髪の毛乾燥も実に早い。
 今回は今日でブレゾニン錠の服用は終了となった。胸焼け感などの副作用軽減のため。
 
目次  翌日  前日  最初
2012/02/27
(月)
採血
胸部X線撮影
第4回 術後補助化学療法入院 第6日目

看護師管理の下記薬を午前中に服用
 ブレドニン5mg6錠
 ザンタック150mg
 Zofran Zydis 4mg

 病院敷地内散歩。工事中のため1周の距離が短いが10周歩いた。駐車場では大声で歌の練習。

採血結果
12/28 01/04 01/25 01/27 01/30 02/01 02/03 02/06 02/09 02/22 02/24 02/27 基準値 意 味
総蛋白 6.9 6.7 6.5 6.1 L 6.3 L 6.1 L 6.1 L 6.3 6.5 6.3 L 6.2 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.9 4.0 3.9 3.7 L 3.7 L 3.6 L 3.6 L 3.8 4.0 3.8 L 3.7 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 12 15 15 11 15 15 12 13 15 18 15 10-33
ALT(GPT) 9 11 10 11 19 23 15 13 11 15 16 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 217 182 217 152 163 143 139 169 194 218 160 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 258 244 218 200 203 220 212 356 H 297 202 183 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
尿素窒素 21 H 20 17 21 H 23 H 22 H 18 18 26 H 25 H 21 H 23 H 8-20
ナトリウム 143 146 H 145 141 141 143 142 142 144 142 143 135-145 腎機能などの障害を推測する指標
カリウム 4.3 4.2 4.7 4.1 4.8 5.0 4.5 4.5 4.3 4.3 4.5 3.4-5.0
クロール 109 H 110 H 111 H 107 107 103 105 108 110 H 111 H 106 107 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.9 H 0.2 0.1 0.1 0.0 0.0 0.1 0.7 H 0.3 0.1 0.1 0.0 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 7.25 6.79 6.16 13.66 11.12 H 11.26 H 9.32 H 6.06 8.56 5.89 11.72 H 10.62 H 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 400 L 407 L 388 L 371 L 364 L 385 L 395 L 362 L 366 L 374 370 L 385 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 11.9 L 12.0 L 11.8 L 11.2 L 11.2 L 11.7 L 12.0 L 11.2 L 11.1 L 11.5 11.5 11.8 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 35.4 L 36.1 L 35.5 L 34.0 L 33.3 L 35.2 L 36.1 L 33.1 L 33.8 L 34.5 34.1 L 35.7 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 14.7 22.0 16.2 12.6 9.8 L 12.3 14.7 14.5 18.3 16.9 14.2 11.2 L 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 8.0 6.6 6.0 2.0 4.1 4.2 3.0 3.5 3.4 8.1 1.8 L 5.0 2.0-11.0
リンパ球% 41.5 49.5 H 36.7 8.1 L 29.9 48.4 57.5 H 42.9 36.4 51.3 H 8.4 L 35.9 19.0-49.0
好中球% 39.0 42.7 53.5 89.8 H 65.8 46.8 38.3 52.6 58.6 38.2 89.8 H 58.9 37.0-72.0
好中球数 2.83 2.90 3.30 12.27 7.32 5.27 3.57 3.19 5.02 2.25 10.52 6.26 12/26,12/28:分葉核球数

 前回との比較では1月30日の採血結果との比較となる。赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリットが1月30日よりも高いのが嬉しい。
 
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2012/02/26
(日)
第4回 術後補助化学療法入院 第5日目

 90分単位の断続睡眠が続く。最大でも連続3時間しか眠れない。昼間の転寝も含めると毎日10時間近く寝ているのではなかろうか。
今朝も午前6:40に看護師により起こされた。今日は体重測定、65.1kg、重すぎる。後3kgは軽くなりたい。今回はヨーグルトとアイスクリームを余分には食べていないにもかかわらず体重は減らない。運動不足と便秘気味だからだろうか?

看護師管理の下記薬を午前中に服用
 ブレドニン5mg6錠
 ザンタック150mg
 Zofran Zydis 4mg

ブレドニン錠はステロイド剤で副作用も大きいように感じる。これから4日間服用し続けなければならない。前回までの経験だと胸焼け感が強くなるような気がする。それと昨日まで比較的便通が良かったのだが、今日はかなり便秘気味だ。
 久しぶりに入浴。洗髪時の抜け毛、かなり多い。ドライヤーで乾かすときの抜け毛もかなり多い。いよいよ有名な脱毛の副作用が私にも出始めたのかと思う。どうも私の場合、他の人よりも副作用の現れる時期が遅いような気もする。骨髄抑制もそうだ。脱毛もそうかもしれない。
 
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2012/02/25
(土)
点滴
第4回 術後補助化学療法入院 第4日目

 昨晩は21:00前から日本映画「沈まぬ太陽」というJALの内紛劇をテーマとした山崎豊子の191分の大作を見ながら寝た。さすがに脚本が良いと眠らずに最後まで見てしまった。

8:50   イメンドカプセル80mg服用
9:15 点滴開始
混合液 (デカドロン注8mg+ザンダック注射液50mg+生理食塩液(ヒカリ)100mg)
混合液 (セロトーン静注液10mg+生理食塩液(ヒカリ)100mg)
混合液 (ソルデム3A輸液500ml+プリンペラン注射液10ml)
合液 (ポータコールR輸液500mll+ラシックス注20mg)
      (ポータコールR輸液500m)

18:30点滴完了。やっと点滴針から解放される。今回は今のところ副作用は比較的少ないように思える。
長い髪の毛、洗顔や食事時、寝るときなどとても不便なので思い切ってカットしようと思う。病院に出張してきてくれるらしい。パンフレットを見るとカット・シャンプーで3000円程度でお願いしようと思っていたが、出張料金が意外と高いのでもうしばらく我慢して退院後に美容院でカットしてもらおうと思う。今度は思い切って7,3分け、丸坊主、スポーツ刈り、芸術家タイプなどまだ決めかねている。
 
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2012/02/24
(金)
採血
点滴
第4回 術後補助化学療法入院 第3日目
 
 午前7時前看護婦に起こされた。採血だ。この日の担当看護婦、恐らく技術的にも注意深さにしてもかなり成績の悪い看護師だと思う。過去の経験からこの看護師に採血されると必ずと言っていいほど後で皮膚に青あざが残ってしまう。今回は右腕から採血しようとしたが血管には入らなかった。左手で採血。採血後も忘れ物が多い。なにやら東北地方の看護学校出身で、何となくお情けでこの病院に雇用されているような気がする。
 今回の入院では本当によく寝てしまう。睡眠過剰でどこか異常でもあるのではないかと不安になってしまう。昼寝の睡眠時間も加えるとおそらく12時間以上は寝ていると思う。夜は殆ど90分毎あるいは3時間毎にトイレ・タイム。DVDを見ながら寝ているのだが、見初めて5分も経てば眠ってしまっているようだ。
 朝の主治医の回診。担当医にも告げているが、最近咳の回数が増えているのが気になっていることを訴える。昨日は1回だけ痰を吐き出したことも告げる。あまり深くは訊いてこられなかったので、多分大したことではないのだろうと勝手に思っている。
 便秘症状、やはり強烈に現れてくる。昨晩は通常15滴使用のところ30野菜ジュースに滴下して飲んだ。前回は抗がん剤点滴初日は下剤は飲まなかった。この反省で今回は滴下したその日に飲んだ。
 午前10時過ぎ、やや催したのでトイレに駆け込む。約10分の苦戦苦闘で4粒程度排便。量は少ないが、前回までよりはましだ。前回までは確か5,6日全く排便ができない日々が続いた。今回はどうなることやら。

8:50   イメンドカプセル80mg服用
9:15 点滴開始
混合液 (デカドロン注8mg+ザンダック注射液50mg+生理食塩液(ヒカリ)100mg)
混合液 (セロトーン静注液10mg+生理食塩液(ヒカリ)100mg)
混合液 (ソルデム3A輸液500ml+プリンペラン注射液10ml)
混合液 (ポータコールR輸液500mll+ラシックス注20mg)
      (ポータコールR輸液500m)

 採血結果
12/26 12/28 01/04 01/25 01/27 01/30 02/01 02/03 02/06 02/09 02/22 02/24 基準値 意 味
総蛋白 6.3 L 6.9 6.7 6.5 6.1 L 6.3 L 6.1 L 6.1 L 6.3 6.5 6.3 L 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.7 L 3.9 4.0 3.9 3.7 L 3.7 L 3.6 L 3.6 L 3.8 4.0 3.8 L 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 14 12 15 15 11 15 15 12 13 15 18 10-33
ALT(GPT) 10 9 11 10 11 19 23 15 13 11 15 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 354 H 217 182 217 152 163 143 139 169 194 218 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 336 258 244 218 200 203 220 212 356 H 297 202 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
尿素窒素 15 21 H 20 17 21 H 23 H 22 H 18 18 26 H 25 H 21 H 8-20
ナトリウム 148 H 143 146 H 145 141 141 143 142 142 144 142 135-145 腎機能などの障害を推測する指標
カリウム 4.4 4.3 4.2 4.7 4.1 4.8 5.0 4.5 4.5 4.3 4.3 3.4-5.0
クロール 108 109 H 110 H 111 H 107 107 103 105 108 110 H 111 H 106 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 1.6 0.9 H 0.2 0.1 0.1 0.0 0.0 0.1 0.7 H 0.3 0.1 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 13.13 H 7.25 6.79 6.16 13.66 11.12 H 11.26 H 9.32 H 6.06 8.56 5.89 11.72 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 398 L 400 L 407 L 388 L 371 L 364 L 385 L 395 L 362 L 366 L 374 370 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 11.7 L 11.9 L 12.0 L 11.8 L 11.2 L 11.2 L 11.7 L 12.0 L 11.2 L 11.1 L 11.5 11.5 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 35.4 L 35.4 L 36.1 L 35.5 L 34.0 L 33.3 L 35.2 L 36.1 L 33.1 L 33.8 L 34.5 34.1 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 18.0 14.7 22.0 16.2 12.6 9.8 L 12.3 14.7 14.5 18.3 16.9 14.2 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 7.5 8.0 6.6 6.0 2.0 4.1 4.2 3.0 3.5 3.4 8.1 1.8 L 2.0-11.0
リンパ球% 20.5 41.5 49.5 H 36.7 8.1 L 29.9 48.4 57.5 H 42.9 36.4 51.3 H 8.4 L 19.0-49.0
好中球% 39.0 42.7 53.5 89.8 H 65.8 46.8 38.3 52.6 58.6 38.2 89.8 H 37.0-72.0
好中球数 4.27 2.83 2.90 3.30 12.27 7.32 5.27 3.57 3.19 5.02 2.25 10.52 12/26,12/28:分葉核球数

前回との比較は1月27日だ。殆ど変わらないようだ。前回と同じような推移で早く体調を回復させたい。
 夕食後、しゃっくりが起こり、なかなか止まらない。ちょっと恥ずかしい。
 シスプラチン+ナベルビン点滴当日の夜にラキソベロン下剤を30滴飲んだのが功を奏したのか、今日はやや残便感はあるものの3回、かなりの量を排便できた。
目次  翌日  前日  最初
2012/02/23
(木)
点滴
ナベルビン
シスプラチン
第4回 術後補助化学療法入院 第2日目

 前回ナベルビン点滴後、まだ3週間程度しか経過しておらず心肺機能などまだ十分回復しているとは思えないのだが、今日からの点滴の実行をお願いする。恐らく1月22日の状態と比べると心肺機能は70〜80%程度だろうと思う。安静時は殆ど健康なときと変わらないのだが、階段上りなど負荷を加えると途端に心拍数が増え、酸素飽和度が低下してしまう。病床で会話していても酸素飽和度は93%前後になってしまう。93%になっていても深呼吸を繰り返すと1分前後で酸素飽和度は98%前後にまで回復する。

  点滴前 イメンドカプセル125mg
 9時過ぎ点滴開始
  点滴   (大塚生食500mlソフトパック)
        (大塚生食500mlソフトパック) + (ナベルビン+補液(一挙に注入する))    
         (生理食塩液ヒカリ50ml+ デカドロン注8mg+硫酸Mg補正液)
        (生理食塩液ヒカリ100ml+セロトーン静注液10mg+ザンタック注射液50mg)
        (ソルデム3A輸液500ml) + (大塚生食240mlソフトパック+シスプラチン200ml(100mg))
        (ソルデム3A輸液500ml) + 20%マンニットール注300ml)
        (生理食塩液ヒカリ50ml+ラシックス注20mg(利尿剤)) + (ソルデム3A輸液500ml)
        (ソルデム3A輸液500ml)
 20:10 点滴終了

 今回の入院、我ながら驚くほどよく寝てしまう。昨晩は21:00頃、眠り、途中90分毎にトイレ・タイムで起きるが、朝7時頃まで寝た。多分実質睡眠時間は9時間以上だろう。
 朝9時から点滴が始まったが、点滴中はDVDプレイヤーの画面を大迫力で見るためベッドにテーブルをセットするのが煩わしくて、CDで音楽を聴いていた。今度歌う予定になっているらしいバッハのロ短調ミサ曲だ。まだ余りよく覚えていないので、前回のドイツ・レクイエムのようにかなり覚えていて、CDを聞いていると自分も一緒に頭の中で歌いかえって歌えなかったのとはことなり子守唄替わりになっていたのだと思う。9:00〜20:00の間、30〜60分程度の途切れ途切れの睡眠だが、合計3,4時間は寝ていたと思う。
 咳の回数が増えたのが気になる。この10日前からやや増えていたと思う(以前は3,4日に1回のゴホンという咳)だったのが、最近の10日間は徐々に回数が増えてきて入院直前は1日に3,4回のゴホンという咳。昨日入院後は4,5回のゴホンという咳に加え1回のゴホンゴホンという咳、今日はゴホン・ゴホン・ゴホンという咳が3,4回あった。19時過ぎ美人担当医のK医師が様子見に来られた。咳に関する異常を報告。しばらく様子を見ることに決まった。本当の異常は恒常的に喉にひっかかるような感じらしい。思い返すとここ最近声楽の練習量が多すぎたのかもしれない。1週間前位は1日に4,5時間大声で歌い喉が疲れたのを自覚した。その翌日以降しばらく喉の疲労を感じていた。いつもよりも声域が狭まっている。高音で半音から1音程度、低音で2,3音程度声が出なくなっている感じだ。これかもしれない。
 
病室からの眺め。今回は南側窓よりのベッドで新宿の高層ビル群がきれいに見える。
目次  翌日  前日  最初
2012/02/22
(水)
入院
採血
胸部X線撮影
第4回 術後補助化学療法入院 第1日目

 お昼頃、病院から電話がかかってきた。本日入院の予定になっているがどうなのか?という電話だった。完全に私の思い違いだった。入院日は明日だと思い込んでいた。
 大急ぎで準備する。前回退院時、荷物類を特にバッグから出して片付けたりしていなかったので、比較的短時間に準備ができた。一番時間がかかったのが、今回持参するDVD、CDなどを選ぶ作業だった。
 自宅内の各部屋の扉を開放して空気清浄機を運転させたまま出発。恐らく2週間程度の入院期間だろう。タクシーにて病院に。入退院受付結構待たされた。受付を済ませ8階外科病棟へ。今回は南側の病室で窓側。新宿高層ビル群がきれいに見える部屋だ。荷物を片付け胸部X線写真と採血。
 病院の昼食はこの日はうどんだったらしい。うどんは美味しそうなのだが、もう時間も経過しもううどんが延びている可能性もあり辞退。コンビにで軽食を買いそれを昼食とする。急いで準備してきたためやはり忘れ物があった。今のところティッシュペーパーとボールペンを忘れた。病院のコンビににももあるがお値段が高いのだ。でも必需品なので購入。

 採血結果
12/22 12/26 12/28 01/04 01/25 01/27 01/30 02/01 02/03 02/06 02/09 02/22 基準値 意 味
総蛋白 6.1 L 6.3 L 6.9 6.7 6.5 6.1 L 6.3 L 6.1 L 6.1 L 6.3 6.5 6.5-8.0 栄養状態や肝機能障害を推測するための指標
アルブミン 3.8 L 3.7 L 3.9 4.0 3.9 3.7 L 3.7 L 3.6 L 3.6 L 3.8 4.0 3.9-4.9 健康、栄養状態を推測するための指標
AST(GOT) 13 14 12 15 15 11 15 15 12 13 15 10-33
ALT(GPT) 13 10 9 11 10 11 19 23 15 13 11 4-30 肝組織の障害を推測する指標
LDH 165 354 H 217 182 217 152 163 143 139 169 194 100-230 肝臓などの障害を推測する指標
ALP 217 336 258 244 218 200 203 220 212 356 H 297 167-345 肝臓、骨芽細胞の障害を推測する指標
尿素窒素 17 15 21 H 20 17 21 H 23 H 22 H 18 18 26 H 25 H 8-20
ナトリウム 146 H 148 H 143 146 H 145 141 141 143 142 142 144 135-145 腎機能などの障害を推測する指標
カリウム 4.6 4.4 4.3 4.2 4.7 4.1 4.8 5.0 4.5 4.5 4.3 3.4-5.0
クロール 108 108 109 H 110 H 111 H 107 107 103 105 108 110 H 111 H 98-108 腎機能などの障害を推測する指標
CRP 0.2 1.6 0.9 H 0.2 0.1 0.1 0.0 0.0 0.1 0.7 H 0.3 0.1 0.0-0.4 体内での炎症や組織障害の存在や程度を推測できる指標
白血球数 4.80 13.13 H 7.25 6.79 6.16 13.66 11.12 H 11.26 H 9.32 H 6.06 8.56 5.89 3.5-9.0 多いと体内で炎症が起きていたり病原菌が進入していることを示す
赤血球数 386 L 398 L 400 L 407 L 388 L 371 L 364 L 385 L 395 L 362 L 366 L 374 L 410-530 酸素の運搬能力を示す指標
ヘモグロビン 11.2 L 11.7 L 11.9 L 12.0 L 11.8 L 11.2 L 11.2 L 11.7 L 12.0 L 11.2 L 11.1 L 11.5 L 14.0-18.0 酸素の運搬能力を示す指標
ヘマトクリット 34.2 L 35.4 L 35.4 L 36.1 L 35.5 L 34.0 L 33.3 L 35.2 L 36.1 L 33.1 L 33.8 L 34.5 L 40.0-55.0 貧血の程度などを推測する指標
血小板数 22.5 18.0 14.7 22.0 16.2 12.6 9.8 L 12.3 14.7 14.5 18.3 16.9 12.0-36.0 減少すると出血しやすくなったり血が止まりにくくなる。
単球% 8.0 7.5 8.0 6.6 6.0 2.0 4.1 4.2 3.0 3.5 3.4 8.1 2.0-11.0
リンパ球% 70.0 20.5 41.5 49.5 H 36.7 8.1 L 29.9 48.4 57.5 H 42.9 36.4 51.3 H 19.0-49.0
好中球% 21.0 39.0 42.7 53.5 89.8 H 65.8 46.8 38.3 52.6 58.6 38.2 37.0-72.0
好中球数 1.01 4.27 2.83 2.90 3.30 12.27 7.32 5.27 3.57 3.19 5.02 2.25 12/26,12/28:分葉核球数

主治医のM医師に4,5日前が心肺機能が最低だった感じで、前回も同様だが2回目のナベルビン投与後3週間頃が最低となるようだと話した。M医師は明日の抗がん剤投与をずらしてもよいとの話だったが、予定通り行うことにした。
美人担当医のK医師が胸部X線撮影の画像について大変良好との話をして下さった。肺も広がってきているそうだ。やはりここ数年声楽を本格的にトレーニングしてきているのと、術後有酸素運動としてよく歩いているからだろうか。
 
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