アメリカ内陸部ドライブ旅行記

6/15(土)

記        事 写  真
ブレーカーが飛んだ

 午前4時半起床。この日は今回の旅行で一番楽しみにしていたロッキーマウンテン国立公園を訪問する予定だ。天候不良も考慮してロッキーマウンテン国立公園では4日間の滞在を予定している。この日宿泊したCedar Lodge Motelには電子レンジもあった。ロッキーの山々を見ながらおにぎりを食べたいというので、早速持参してきた「さとうのご飯」を電子レンジで暖めようとした。突然ブレーカーが落ち、部屋の半分は真っ暗になってしまった。洗面台、トイレも真っ暗。ブレーカーのある場所も分からない。朝早いので文句も言えない。「さとうのご飯」1パック損した。今回の旅行では4パックしか持ってきていない。貴重なのだ。
 写真はGlenwood Springsの目抜き通り(CO−82
I−70E

 I−70Eで東におよそ190Km走行。232番出口EmpireでI−70Eを下りる予定だ。I−70Eに入るとコロラド州のインターステートだというのに制限速度が50マイル程度に規制されている。なるほど、およそ50Kmの区間は切り立った崖の間を縫うように曲がりくねりながら道路が延びている。切り立った崖に作られた道路のためか、上下線は写真のように高さが異なる。しばらく崖の間を走る。珍しく長いトンネルもある。景色はとても素晴らしいのだが、逆光のため写真はうまく撮れない。
 途中で給油と朝食のためにどこかの街でI−70Eを下りる。ガソリン代は1.6ドル/3.7リットルと高い。やはり輸送費がかかり、リゾート地近くでは高いのだ。
 I−70Eも標高の高いところを通る。Vail峠は10666ft(3251m)だ。こんなところを大型トレーラーがびゅんびゅん走るのだからすごい! でも大型トラックは上り坂ではハザード・ランプを点滅させながら、まるで停止しているかのようにゆっくりと登坂車線を上っている。
 途中ベイルなどの有名スキー場が数多くあった。スキーコースも見えるのだが、生憎の逆光で撮影できない。
US−40

 I−70E232番出口を出てUS−40Wに入る。この232番出口というのはコロラド州のI−70Eの西側の州境から232マイルの地点にあるということを示しているみたいだ。やっと気が付いた。とすると南北に走っているインターステートの場合、南から順番にマイル数で名付けられているのだ。次回からは、インターステートを走る場合、入り口と出口の番号が分かれば簡単に距離が計算できる。
 US−40Wを北上する。また峠越えだ。Berthoud Pass 11315ft(3536m)に向かって皆飛ばす。90マイル位の速度だ。朝早かったからかもしれないが、こう飛ばしてくれると運転はとても楽だ。前方にキャンピングカーのトレーラーがゆっくりと上っている。たちまち、後ろに車の列。キャンピングカーは路肩の方をゆっくりと走り、後続車に道を譲っている。ちゃんと後方の状況も把握してマナーが良い。
 
制限速度35マイル

 Granbyの街でUS−40と分岐しているUS−34に入る。US−34は舗装道路の中ではアメリカでもっとも標高の高い場所を通る道路らしい。ロッキーマウンテン国立公園域内ではトレイルリッジ道路(Trail Ridge Road)と呼ばれている。Granbyの街からしばらく制限速度35マイル。写真のように通行量も極めて少なく、道幅の広い道路で制限速度35マイルだ。道路工事中ということだが、どこも工事していないし道幅も狭くなっていない。普通ならば制限速度65マイルだ。アメリカでは工事などで徐行指示のあるところで速度違反すると厳しそうだ。大抵の場合、工事区間内にパトカーが待機している。仕方がないのでオートクルーズで39マイル位に設定しておよそ10km以上ゆっくりと走る。まるで歩いているような感覚だ。後続車もかなりの距離を開けて同じような速度で走っているみたいだ。とても退屈だ。運転しながら柔軟体操をする。
 コロラド州の速度規制は少し極端過ぎるような気がする。極端に遅い速度指示とか、「出せるものなら、出してみろ」と言わぬばかりのカーブの多い道路でのとても速い最高速度。
Lake Granby/Shadow Mountain Lake/Grand Lake

 Lake Granbyはコロラド州で2番目に大きい湖だ。この付近は冬はスキー・リゾート、夏は湖でのボート遊びなどができる年中楽しめるリゾート地みたいだ。アメリカをドライブしていると頻繁にキャンピングカーやボートを牽引している車を見かける。もうアメリカ人全部がキャンピングカーとボートを所有しているかと思うくらい頻繁に見かける。アメリカと日本では余暇の楽しみ方などについてもスケールの違いを見せつけられる。う〜ん、アメリカって裕福な国なんだな〜、羨ましい〜。
 写真はこの付近にある3つの湖のうちのひとつ。Grand Lakeではないと思う。
ロッキーマウンテン国立公園

 Grand Lake入り口からロッキーマウンテン国立公園に入る。いよいよ世界的にも有名なトレイル・リッジ・ロード(Trail RidgeRoad)をドライブする。周りに頂上付近に雪を被った高山を見ながら上っていく。適度なカーブがあり、景色も素晴らしく、通行量も少ないのでとても快適なドライブだ。この日は主な所をざっと眺めることにする。ロッキーマウンテン国立公園では4日間も予定しているのだ。 
アルペンリッジ・トレイル(Alpine Ridge Trail)

 公園入り口近くのビジターセンターの標高が2658m、アルペンリッジ・ビジターセンターの標高が3595m、その差937m。ビジターセンターはまだ開館していなかった。10時半開館ということだ。ビジターセンターからアルペンリッジ・トレイルを歩く。往復2Km位、標高差64mのトレイルだ。もっとも高いところで12005ft(3659m)だ。この高さはオレゴン州のマウント・フット11240ft(3426m)よりも高いと看板が出ていた。標高差僅か64mだが、いきなり標高の高い所に来たのですんなりとは上りのトレイルを歩けない。すぐに息切れしてしまうのだ。2,3回途中で立ち止まり深呼吸をして呼吸を整える。上り坂を上りきると平坦なツンドラ地帯のトレイルとなる。周囲の森林限界を超え至る所に残雪が見える山々とほぼ同じ高さにいるということに素人ハイカーの私にとっては大感激! 
アルペン・リッジ・ビジターセンター

 トレイルから戻るとビジターセンターはもうオープンしていた。早速カウンターに行き、この日のこれからの楽しみ方についてアドバイスを受けに行く。相談に応じてくれたのは写真のカウンターの中の20才位のとても可愛いパークレンジャーのお嬢さんでとても親切に相談に乗ってくれた。いかにもアメリカの小学校か、中学校の先生のように私と共に楽しみ方を検討するという雰囲気で一緒に公式ガイドマップを見ながら検討してくれた。推薦してくれたトレイルは2つ。トレイルを実際歩いてみて、この可愛いお嬢さんとは少し趣味が異なるように思った。私はどちらかというと大パノラマとかスペクタクルな景色を見たい。このお嬢さんはどちらかというと野生観察に興味があるのではと思えるようなコースを推薦してくれた。
 それにしてもアメリカ人の20才前後の活き活きとした感じのお嬢さんってすっごーく可愛いらしく見えました。
トレイルリッジ道路

 トレイルリッジ道路は確かに素晴らしい景色を楽しませてくれる。標高も3713mのところも通過する。あちこちに雪が残った山々と同じ目の高さというのに驚かされる。景色的にはとても雄大なのだが、私はグレーシャー国立公園GTSR(Going−to−the−Sun−Road)の方が好きだ。標高は低いかもしれないが、訪問した時期が良く天候に恵まれていたこと、景色の変化が多かったことなどが理由だ。
 朝早くから訪問したせいか、私が最高標高地点を通過し下り坂に差し掛かった頃、反対車線からは数珠繋ぎになった車の列を多く見かけた。制限速度は確か45マイルだったと思うが殆ど30マイル前後で運転している。殆ど追い越し禁止なので同乗者は周りの景色が楽しめて良いかもしれないが運転者はつらいと思う。先頭のゆっくり走る車、後続の車に道を譲ればいいのに・・・。
カブ湖を見に行くトレイル(Cub Lake Trail)

 ビジターセンターの可愛いお嬢さんに推薦されたトレイルを歩くためにBear Lake Roadからモレーンパークに入る。時間が土曜日の午後2時頃だったためかトレイル出発点付近の駐車場は満車だ。かなり離れたところの駐車スペースに駐車。トレイル出発点まで500m以上離れている。これから10Kmも歩こうとしているのに500mも離れているというのはツライ。トレイル自体は余り上り下りが無く、景色もどちらかというと平凡。カブ湖も写真のように何だか水芭蕉がいっぱいのただの池程度にしか見えなかった。これだったら上高地の大正池の方が遙かに素晴らしいと思った。トレイル途中で遠くで雷鳴が聞こえ少し雨が降り出した。とても不安になる。でもトレイルを歩いているハイカーは比較的多いので少し安心。ロッキーマウンテン国立公園のこの時期のお天気は午前中晴れ、午後から曇りがちになり一時的に小雨も降り、再び晴れてくるとのこと。そういえば、ロッキーマウンテン国立公園での4日間のお天気変化いつもこのパターンでした。 
Fern Lake

 カブ湖へのトレイルは周回トレイルで途中で寄り道してFern滝、Maruguerite滝、Fern湖を見に行く予定だったがコースを間違えて見に行くことが出来なかった。この推薦されたトレイルはカブ湖はおまけみたいなもので、見所はこれら見損なったところじゃないかと思う。
 
Bear Lake

 Bear Lakeは多くの人気トレイルの出発点でもある。この日はもう時間も遅くトレイルを歩くのは無理。土地勘を養うためにロッキーマウンテン国立公園の主要な箇所だけを車で見ていくことにする。Bear Lakeの広大な駐車場はもう時間も遅かったせいか、駐車スペースは残っていた。夏期シーズンの土、日などは朝からすぐに満車になるそうだ。この混雑などを解決するために2002年からロッキーマウンテン国立公園にもシャトルバスが運行されるようになった。ザイオン国立公園のように一般車を閉め出さない方が私は有り難いのだけど・・・。今は、どこの道路も通行可能だ。ただし、駐車場の心配は常につきまといそうだ。
 
West Horseshoe Park

 この日はとにかくざっと眺めるだけ。West Horseshoe Parkも美しい景色だった。Old Fall river Roadは険しい未舗装の道路だが景色が美しいらしい。行ってみたが時期が早すぎたのか、閉鎖されていた。
宿泊先探し

 そろそろ今夜の宿泊先を探さなければならない。ロッキーマウンテン国立公園の宿泊地はエステスパーク(Estes Park)が有名だが、こういうところは宿泊料金が高いので泊まらない。レンタカーで旅行する場合、こんなところで宿泊するのは馬鹿馬鹿しい。ちなみに殆ど町はずれのコッテージのようなところで料金を聞くと80ドルという。何でこんな小汚いコテージで80ドルもするのかと思ってしまう。
 US−34経由でフォートコリンズ(Fort Collins)に向かう。途中の切り立った崖の間を走るドライブは圧巻だった。ただ、制限速度は35マイルだが、35マイルぴったりの速度で走り、カーブで極端に速度を落とす先行する遅くて下手な車が邪魔だった。
 フォートコリンズの街に6時過ぎ到着。標高5003ft(1525m)の街だが、とても暑い。日本の真夏の夕方5時頃の感じだ。人口12万人の街だ。ここでEl Palomino Motel宿泊47.15ドル。モーテルに隣接している中華料理店でバイキング形式の料理を食べる。少し甘めで大味だが、まずまずの味だ。中国人かどうかわからないがとにかくアジア人が料理しているみたいだった。チップ込みで8ドルは安かったと思う。
 食後、モーテルの部屋に戻りそのまま寝ころぶ。疲れた〜。

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