アメリカ内陸部ドライブ旅行記

6/16(日)

記        事 写  真
早朝の自動車事故

 午前4時半起床。モーテルに電子レンジがあったのでおにぎりを作る。この日は殆どハイキングの予定なので美しい景色を見ながら空気のおいしいところでのおにぎりが楽しみだ。これに日本茶があれば最高だ。
 午前5時半モーテルを出発。近くのマクドナルドでいつものパンケーキの朝食。朝食を終え、道路に出ると遠くで数台のパトカーが青と赤のフラッシュライトを点滅させている。自動車事故らしい。この日は日曜日。早朝から事故。動物でも飛び出してきてハンドルでも切り損ねたのかしら・・・。
飛ばせ〜

 昨日走ったUS−34を戻り、フォートコリンズからロッキーマウンテン国立公園のBear Lakeを目指す。US−34切り立った崖の辺りの曲がりくねった道路では制限速度35マイルだった。このときは写真の先行する車、めちゃ飛ばしてくれました。大体65マイル前後で走ってくれる。早朝なので通行量も少ない。カーブでも殆ど速度を落とさない。多分地元の車だろう。先行する車に追走する。カーブでは私の方が速いみたいだ。カーブで追いついてしまう。先行する車、直線になると80マイル以上出す。45マイル超過。さすがに速度違反で検挙されるとやばいので私は直線ではそんなに出さない。カーブで追いつけるのが分かったからだ。私の車もカーブでは恐らくタイヤが悲鳴を上げ始めるぎりぎりの速度だろう。
エステスパークの街

 先行する車との楽しいドライブはエステスパークの街でお終いとなった。先行車はエステスパークの脇道に入ってしまった。エステスパークの街は意外と広かった。この日はBeaver Meadows入り口からロッキーマウンテン国立公園に入る。まだ朝早いのに料金所はオープンしていた。料金は勿論払わない。ちょっと優越感を持ってGolden Eagle Passを提示する。このPassは昨年11月に購入した。購入以来30箇所位の国立公園、国定公園などで提示している。完全に元をとっていると思う。通常入園料は5〜10ドルくらいだ。勿論無料のところも少しはある。大体5,6カ所以上の国立公園を1年間に訪問するつもりならばこのパスを購入していた方が得なようだ。ちなみに料金は50ドル。それと国立公園を何かのツアーで入る場合も、入園料がツアー料金に加算されているはずだ。確か商業目的で国立公園に入る場合、比較的高い料金が入園料として掛かっていたと思う。ロッキーマウンテン国立公園の場合、乗車している観光客の数に拘わらず、車のシートの数に応じておよそ1シートにつき5ドルかかるみたいだ。大型観光バスなどは少し1シート当たりの料金は安くなる。
Bear Lake Road

 モレーンパークを過ぎベアレイクまでのBear Lake Roadも景色が良い。ロッキーマウンテン国立公園では朝は晴れの場合が多いらしい。天気はとてもよくロッキーの山々がとても美しく見える。
 ベアレイクの駐車場に午前7時過ぎに到着。朝早いのでまだ駐車している車は少なく比較的良い場所に駐車することができた。トレイル出発点付近にキャンピングカーが停まっている。臨時のパークレンジャーのステーションになっている。中の年配のパークレンジャーこの日のお奨めトレイルを推薦してもらう。
エメラルド・レイクへのトレイル

 ベアレイクのトレイル出発点から歩いてくる途中にニンフ・レイクというのがあったらしい。今ではどうも記憶にないのだが、もしかすると水草が沢山生え、ぼうふらも沢山いた汚い池みたいなのがそうだったのかなと思う。次にドリーム・レイクというのがある。これは少しはマシになってくる。やはり標高が高くなり苦労して歩いてくるとより美しい景色を見ることができるみたいだ。エメラルド・レイクに到達した。期待したほど美しいとは思わなかった。水も透明度はせいぜい1m強くらいだろうか。林の中に静かにエメラルド・グリーンの湖面を見せていた。トレイルはエメラルド・レークの一番奥辺りで行き止まり。元来たトレイルを引き返す。
 
Lake Haiyahaへのトレイル

 先ほどのドリーム・レイク辺りでまた新たなトレイルを歩く。小さな峠越えのようなトレイルだ。森の中をしばらく歩く。途中には大きな雪渓も残っている。先に歩いた人の足跡を踏みしめながら慎重に雪渓を越える。
 Lake Haiyahaに到着。標高がかなり高くなっている。湖はエメラルド・レイクよりも更に美しく感じる。振り返るとベア・レイクとニンフ・レイクが森の中に見える。ここで持参のおにぎりを食べる。全部は食べない。また後で景色の良いところで食べるのだ。いや〜、めちゃくちゃ美味しかったです。
The Lochへのトレイル

 Lake Haiyahaへのトレイルを引き返しまた新たなトレイルを歩く。しばらくは平凡な景色だ。下りの林の中を下りた辺りに4方面へのトレイルの分岐がある。すれ違うハイカー達と、自分が歩いてきたトレイルなどについて「後、どのくらい歩かなければならない?」とか「美しかったか?」などの情報交換をする。The Lochに到着。更に美しい湖の景色だ。水も澄んできている。適当な岩の腰掛けで休憩。リュックサックから水、双眼鏡などを出し景色を楽しむ。たばこを吸う。国立公園内ではごみを捨ててはいけない。たばこの灰位は地面に捨てるが吸い殻は持参の携帯灰皿で後始末をする。ちなみにアメリカ国立公園内では野生動物に餌などを与えるのもマナー違反だ。 
Andrews氷河

 The Lochを左側に見ながらトレイルを更に進む。トレイルは徐々に険しくなってくる。直径30〜50cm位の岩石地帯もバランスをとりながら歩かなければならない。遠くで声が聞こえてきた。双眼鏡でチェックすると、垂直な2,300mはありそうな崖に登ろうとしているクライマー達の声だった。肉眼ではクライマーは私の視力では確認できない。双眼鏡の倍率を30〜50倍に上げてやっと見えるくらいだ。あんなに遠くなのにこれだけよく聞こえるということは、とても静寂な世界にいるのだ。
 大きな雪渓の側で休憩。振り返ると先ほどのThe Lochがはるか下の方に見える。とても景色が良い。残りのおにぎりを平らげる。ご飯に塩が加わっているだけだが、とても美味しい。後2個は食べたかった。
 更に登っていく。岩場のとても急でスリリングな箇所を登りきると写真のような滝。The Loch辺りからは双眼鏡でこの滝は見えていたが、単に水がしたたり落ちている程度に見えていたが、接近すると結構水量も多い。更に先に行こうと思ったが、ぬかるみや滑りやすい雪などのため、無理と判断。登山靴で来るべきだった。多分、写真の下方の雪を越え、右側に回り込み滝の上方へ出ると氷河が見えたと思う。
アメリカ国立公園のハイカー達

 先ほど来たトレイルを引き返し、先ほどの交差点からまた新たなトレイルを歩きMills Lakeへ向かう。アメリカ国立公園での楽しみ方は色々あると思うが、私は必ずパークレンジャーお薦めのトレイルを歩くようにしている。とても疲れる場合もあるが、駐車場付近からの展望台では味わえないような素晴らしい景色を眺める、身近に野生の動物、植物に接することができる、きれいな景色のところで「おにぎり」を美味しく食べたい、色々なスリルを味わいたいなどの動機で歩いていると思う。また、歩いているときに色々と物事を考えることもある。また健康にも良いと信じている。
 そういえば、ハイカー達は殆ど白人ばかりだ。日本人も最近は時たま見かけるが、日本人以外のアジア人とか黒人、スパニッシュ系の人達は駐車場や遊覧船では見かけるが、トレイルではまず見かけない。何となく精神的なゆとりの違いかな〜なんて思うこともある。
 また、小さな子供連れの家族も見受ける。小さな子供達にとってこのハイキング・コースはとてもキツイとは思うが、大自然に囲まれてとても元気そうに親と一緒に歩いている。アメリカの子供達、こんなに素晴らしい大自然に触れ、すくすくと、逞しく、また大事に育てられているのを見ると少し羨ましくもなる。
Mills Lake

 スイッチバックの景色も余りよくないところを今にも倒れんばかりの歩き方をして登って行く。岩場の上を歩くときはとても楽だ。大きな岩を歩いていると突然Mills Lakeが見えてくる。更に美しい湖の向こう側に雄大な4000m級の山々が連なっているのに感動。適当な景色の良いところでの休憩場所を探すが、殆ど、先に来たハイカー達に占有されている。休憩場所を求めて湖沿いのトレイルを更に進む。
Jewel Lake

 休憩場所が見つからず、更に上のJewel Lakeに到達。やっと狭いながらも休憩場所が見つかった。帰国後、アメリカ国立公園管理局の公式ホームページを眺めていたら、このJewel Lakeからの眺めはロッキーマウンテン国立公園でも有数の景色の良いところらしい。ま〜、感動する景色なんて個人差があると思うので、この評価はどうか疑わしいが、私も、ここからの景色には感動した。写真ではよく雰囲気が伝わらないが、美しい湖面、4000m級の連山がとても雄大で気品を感じるのだ。
 Jewel Lakeから更に山の麓近くまで行けるトレイルはあるが、時間も遅くなりさすがに先に進む気力は無くなっていた。それにこの辺りの天候の問題もある。午後からは曇りがちになり局部的に雷雨になることもあるのだ。
Glacier Gorge Junction

 先ほど来たトレイルを4つのトレイルが分岐する交差点まで引き返す。帰りは殆ど下りなので楽だ。交差点で新たなトレイルでGlacier Gorge Junctionに向かう。途中の景色はどちらかというと平凡。今まで見てきた景色が素晴らしすぎた。途中渓流やもあるが、殆ど印象に残らない。ハイキングから戻る人々も増えてきた。お天気も少し悪くなってきた。やっとGlacier Gorge Junctionに帰り着いた。Bear Lake Roadと接するトレイル出発点なのだ。ここからシャトルバスに乗り、Bear Lakeの駐車場に移動する。バスを待っている間、雨が降り出した。なるほど、午前:晴れ、午後:曇りないし雨、夕方:晴れというここでのお天気の日中変化は言われている通りだ。前日も同じパターンだった。
 この日の朝Bear Lakeでハイキング・コースを教えてくれた年配のパークレンジャーに感謝。とても感動したハイキング・コースだった。このコース逆周りだったらこんなに感動を受けなかったと思う。というのは、この日の周り方では後に訪問するポイントになる程素晴らしい景色を楽しませてくれたからだ。
 
Beaver Meadowsビジターセンター

 シャトルバスでBear Lake駐車場に戻った。この日は日曜日、ぼちぼち空きスペースも見えているが正午頃は満車だったのだろう。Bear Lake周辺を楽しむ人々は遠くの駐車場に自分の車を停め、シャトルバスでここまで来なければならなかったのだろう。早朝にここへ来て良かった。離れた駐車場に停めると、駐車場からシャトルバス乗り場までの移動時間、バス待ち時間、戻ってきたとき自分の車を探す時間など結構時間がかかってしまうことが多いのだ。
 帰り道にBeaver Meadowsビジターセンターに立ち寄り、公式ガイドマップを広げて、昨日、今日訪問した場所などを示しながら明日のお薦め訪問地を教えて貰う。明日はWild Basin地区のトレイルだ。このとき対応してくれたパークレンジャーは25才位のとてもハンサムな白人男性だった。背が高く、青い目でとても優しそうでカッコ良かった。
 
宿泊

 前日宿泊したFort Collinsも隣の中華料理店がなかなか良かったが、同じところに宿泊するのはつまらない。ロッキーマウンテン国立公園とデンバーの中間辺りに位置するLongmont辺りに宿泊。カーナビにLongmontを入力して街には到着いたけれどもモーテルが見当たらない。こういう場合には、カーナビに近くのホテルを探せと指示する。大抵高級なホテルが表示される。指定されたホテルの近くに行けば多くの場合、もっと安いモーテルがあるものだ。迷わず安そうなモーテルのオフィスに入りチェックインする。”May I have a room tonight?"と人に教えていただいたこの問いかけばかり。後、Smoking Roomとかお値段の提示の話があるが、意味分からなくても大抵OKでクレジット・カードを提示して領収書を貰いチェックイン処理終了。ルームキーを貰い、部屋への行き方を教えてくれる。英語だけど、意味分からなくても何とかなるものだ。
 Longmont Lamplighter Motel泊48.2ドル
 この日は歩いた距離15Km、上り下りもきつかった。さすがに疲れた。近くのマクドナルドでハンバーガーの夕食。午後11時就寝。

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