アメリカ東海岸ドライブ(3)

記          事 写      真
ニューヨークへ

 午後4時前、ナイアガラ市を後にしてBuffalo方面に向かう。有料道路を経て途中で17号線でニューヨークへ一本道のはず。右手にナイアガラ河が見える。とても川幅が広く満々と水をたくわえている。川幅は利根川の下流以上位はあるだろう。
 Buffalo市でまた交通量が増えてきた。車線数も5車線位になった。もうすぐ有料道路に入る予定なので車線変更の準備をしなければならない。左右どちらに車線が分岐しているのかわからないので取りあえず真ん中の車線を走る。渋滞がひどくなった。まるで東京の首都高並になった。分岐が見えてきた。どうも右に曲がるらしい。真っ直ぐ行くと何か事故処理をやっているみたいだ。何とか右端の車線に出る。右端の車線は流れが非常に良い。別の高速道路に分かれるのだ。時速100km程度で流れるので案内標識を十分に確認できない。
 分岐して途中でエリー湖が見えてきた。とても大きい。対岸は勿論見えない。まるで高知市から見る太平洋のような感じだ。確かニューヨークはナイアガラから見て南東方向のはず。今は南西に走っている。右手にエリー湖が見えている。何となく分岐間違いのような気がする。不安になる。お友達に大急ぎで道路地図で道路を確認してもらうが、何しろ今は時速80マイル程度で流れておりかつ夕方で薄暗く案内標識が実に確認しづらい。しばらく不安に思いながら100km近く走行して初めて間違いに気付く。気付いても次のインターチェンジまでは20マイルもある。このままだとクリーブランドの方に行ってしまう。ともかく最寄りのインターチェンジで下りる。買い込んだアメリカ各州毎の詳細な道路地図とカーナビをフルに活用して田舎道経由で予定していた幹線道路に戻ることにする。
 田舎道の場合、走行速度は遅く道路は平面交差でUターン可能なので道を誤ったときはリカバリが楽だ。田舎道といっても道路は比較的整備されており、時速50マイル前後で走行可能だ。詳細な道路地図にしか掲載されていないような地方道を走るのも興味深い。一軒一軒の住宅の作り方とか西部劇に出てくるような町並みにお目にかかれる。日本人でこんなところ通った人は殆どいないだろうという奇妙な優越感を感じながらひたすら走る。ナビゲーターのお友達大変活躍してくれました。
Bath

 小一時間も走り何とかインターステート(日本の高速道路のようなもの)17号線に復帰。殆ど車は走っていない。おまけに道は殆ど真っ直ぐ。平均時速90マイル程度で飛ばす。この時間にはハイウエイ・パトロールはいないと勝手に決め込んで飛ばす。そろそろ今夜の宿を確保しなければならない。今までの経験で大きな街ではモーテル宿泊断られる場合が多い。小さな街で宿泊することにした。Bath市で高速道路を下りることにした。もう午後9時過ぎ。殆ど自動車も通っていないし人気も殆ど無し。でも街はオレンジ色の街路灯で結構明るい。深夜の北海道の浦河町を思い出した。
 無事モーテルにチェックイン。少し休憩して近くのレストランに行くことにした。こういうときカーナビは威力を発揮する。カテゴリーでレストランを選び、最寄りのレストランと入力すると近くのレストランをリストアップしてくれる。でも近くといってもモーテルから5マイル先。ホント、アメリカは広いです。レストランに到着。閉店間際だ。高校生のアルバイトのようなウエートレスとレストランでのオーダーの会話を楽しむ。大変親切だ。女性同士という安心感があるのか・・・。
スピード違反

 翌朝6時にモーテルをチェックアウト。近くのMacdonaldで朝食。この時間はBreakfast Menuのみ。ハンバーガーを食べることはできなかった。インターステート17号線を経由してニューヨークに向かう。日本から持っていったレーダー探知機、アメリカでも自動扉や信号機から発せられる電波に反応する。ガソリン補給のため一旦インターステートを出る。インターチェンジ付近でレーダー探知機が反応したが、街の電波だろうと思っていた。ガソリンを補給し再びこのインターチェンジに戻ると、やはりレーダー探知機反応したらしい。インターステートに入りぐんぐん加速。反対車線の車が見えてきた。あっ、回転灯が点滅した。私の進行方向には前後他の車はいない。やばーっ!
ルームミラーで後方を確認。幅20mもあろうかという中央分離帯を通ってパトカーUターンしてきた。ありゃー、捕まっちゃった。このときお友達私が検挙される瞬間をばっちりビデオに隠し撮りしてくれました。隠し撮りのせいか画面がぐらぐら揺れているためとても迫力ありました。
 車を脇にとめ、ハンドルに両手を置いてドア・ミラーを見るとハンサムな警官が拳銃に手を掛けながら近づいてきます。17マイル超過、あるいはここは17号線とか言っていたみたいですが警官の話の内容理解できませんでした。ともかく国際免許証と免許証、パスポートを提示。この書類を持って警官パトカーに戻りました。なかなか出てきません。あ〜っ、違反切符作っているのだろうな〜と思いました。しばらくすると他のパトカーもやってきました。何か相談しているみたいです。
 もう1台のパトカーの隊員が私の方にやってきました。「免許証にはオマエは男となっているが、オマエは女に見える、一体どっちなんだ?」と質問しているみたいです。大体この手の質問にはもう私は慣れています。いつものように、「I am not a man、but not a woman、I am nutral」などと訳の分からないJapanese英語で答えます。「This is my real bust」と自分の胸を指さし肉体的にはこうなっているのだと示します。警官「nutral??、 いやいや、それはいいんだ、no probrem」などと笑いながら答えます。  
 私は車の外に出されました。自分の免許証を顔の辺りに持たせポーズをとらされました。もう一人の警官カメラを持ってきて男っぽい顔写真の免許証を提示している私の上半身を撮影しました。「やば〜、公的機関に私が写真入りで登録されてしまう・・・」とは思いましたが、警官の使用したカメラ使い捨てカメラ。業務で使うカメラ、まず使い捨てカメラで撮影するはずありません。「コイツら、自分の趣味でやっているな」と思いました。私も警官と一緒に記念撮影をお願いしましたが断られてしまいました。2人ともカウボーイ・ハットを被りとてもハンサムな警官でしたが、撮影させてくれずとても残念です。もう、この状態になるとお互いに和気藹々と楽しんでいるという雰囲気です。しばらくして、私の免許証などを返してくれ、切符は交付されず許してもらえました。いや〜、またもや心温まる国際親善をさせていただきました。
ニューヨーク郊外

 ニューヨーク市に近づくに連れ交通量や車線数も増えてくる。Bath市からニューヨーク市までは殆どインターステート17号線だけで行ける。海外での運転マナーは良いという評判は聞いていたが、ここニューヨーク近郊では必ずしも当たらないと思う。やたらと車線を変更し猛スピードで駆け抜ける車、急な割り込みなど日本の都会部の状況と変わらない。やはり都会っ子はせっかちなのか。それに交通量がやたらと多い。車線数も片側5車線位もあり、それぞれのレーンで時速100km以上で飛ぶように流れているので土地勘のない私達にとってはとても緊張する。もたもた運転していると途端にクラクションを鳴らされてしまう。車間距離もぎりぎりまで詰め寄ってくる。
 途中でカーナビには目的地をマンハッタンのエンパイアステート・ビルに設定した。目標まで20マイル程度まで近づくとニューヨークの摩天楼が見えてくる。かすんだ摩天楼群を初めて目にしたとき、遂にニューヨークまでやってきたという感激を味わった。
リンカーン・トンネル

 途中ニュージャージ州を経由してニューヨーク市に入る。リンカーン・トンネルの入口近くまで来る。有料道路の料金を払う。この辺りの有料道路の料金は今までに比べ高い。でも日本ほどは高くはないが、かなり割高感を感じる。ニュージャージ側からマンハッタンに入るには2つのトンネルとひとつの橋がかかっており、いずれも有料道路だ。割だかな有料道路料金、ひどい渋滞、まるでマンハッタンには車では来るなと訴えているようだ。
 リンカーン・トンネル入口近くまでやってきた。色々な道路がこの辺りに集まってきており大渋滞だ。極端に車間距離を縮めておかないとすぐに割り込まれてしまう。強引な割り込みをしないと先には進めない。躊躇しているとすぐに後続の車が「ブーッ、ブー」。込み具合は首都高の大渋滞並だ。遅々として進まない。歩いた方が早いくらいだ。
エンパイア・ステート・ビル

 私達はニューヨークは初めてのお上りさん。現在世界で一番活気のある都市、ニューヨーク見物にやって参りました。ニューヨークといえば、まずはマンハッタン。マンハッタンといえばエンパイア・ステート・ビル。リンカーン・トンネルを出るともうマンハッタン島。すぐ近くにはタイムズ・スクウエアもあります。雰囲気が全然違います。まるで新宿のよう。でも建物は古い。また怖そうな人も多数見受けられる。マンハッタンの道路はstreetとavenueできれいに区分けされている。まるで京都や札幌のように道路は整然としています。殆ど迷うことなくビルまで行けました。駐車場探し。これがなかなか無い。駐車場探しのため近くをうろうろしていました。ここで気付きました。ニューヨークっ子の歩行者マナーは非常に悪い。信号赤でも平気で渡ってくる。このため更に渋滞。
 すぐ近くと思われたところに駐車場発見。駐車料金は2時間以内の場合、10ドル。東京よりも少し安い程度。アメリカではかなり高い。でも丸1日駐車していても20ドルも取られないから日本よりもかなり割安。エンパイア・ステート・ビルまで歩いてみるとかなり遠い。すべてのビルが巨大なので実際に歩いてみるとかなり遠い。
 エンパイア・ステート・ビルに到着。ビルの受付の方と早速記念撮影。黒人男性だったが、私達を日本人女性と思ったのかやけに愛想が良い。展望台に昇ろうとすると一旦地階までおりてセキュリティ・チェックを受けなければならない。今日は土曜日。沢山のお上りさん達が並んでいた。地下の周回通路1周プラスアルファ。300m位並んでおり遅々として進まない。展望台は諦め。ニューヨークに行ってエンパイア・ステート・ビルの展望台に行けなかったのは非常に心残り。トイレに行くのも大変。女性用は50人位並んでいる。諦め。外国人は気長だ。待つのには慣れているみたい。


エンパイア・ステート・ビルのお寿司屋さん

 ビルの1階にお寿司屋さんを発見。既に握られてパックに詰まったお寿司を購入して食べるという形式のもの。はっきり言っておいしくなかった。ネタは小さい、古い。これはまだしもシャリがだめですね。外国でお寿司を食べるといつも思うのですが、どこもシャリが多すぎて握り方も固い。それにシャリ自身もまずい。さすがニューヨークのど真ん中。料金もアメリカでは相当割高。内容からすると日本よりも高い。
ヘリ・ツアー

 ニューヨークの夜景は非常に素晴らしいという話しは聞いていました。エンパイア・ステート・ビルから夜景を堪能するつもりでしたが、これは出来なかった。というのでヘリコプターから眺めようということになった。
 ヘリポートまで車で移動。土曜日というのでここも満員の盛況。30分待ちというので申込。受付番号343.土曜日というので普段よりも割高。10分間のフライトでお一人120ドル。高〜い。でも折角ニューヨークまできたのだからと奮発しました。それに私はヘリコプターに搭乗した経験は無い。是非経験してみたかった。
 私達の受付番号が呼ばれた。英語で早口で言われるから注意して番号を聞いておかなければならない。控え室に移動させられ緊急時のレクチャーや救命道具などを装着させられる。ヘリコプターに案内された。乗客は6人。全員女性だ。パイロットは40代位の口髭を生やしやせ形の陽気なヤンキーおじさんという感じだ。乗客全員女性というので気分良さそう。乗客全員にいろいろと話しかけてくる。ガイドも兼ねているのだ。私達にも話しかけられた。殆ど言っていること理解できない。「from Japan!」位は答えることができた。
 エンジンの回転が高まりだした。かなり高速にローターは回っているがなかなか浮上しない。機体が浮いた。やや後退気味に上昇していく。ある程度の高度多分5〜600m位だろう。移動速度はかなり速い。ニューヨークの夜景は期待通りとてもきれいだった。街全体がオレンジ色の街路灯で照明されており、その広がりはとてつもなく大きい。右手にニュージャージー、左手にマンハッタンの摩天楼を眺めながらハドソン河沿いに自由の女神の方向に向かっていった。自由の女神の上空でしばらく旋回。高さ50m以上はある自由の女神だが上空から見ると以外と小さい。ビデオ・カメラでズーム・アップして見ると女神の王冠辺りが展望台になっているようだ。多くの観光客が自由の女神を訪れているのが分かった。しばらく鑑賞した後、今度はブルックリン橋方面へ。「Let's Go!」パイロットのかけ声。方向を変えるとき急降下させた。とてもスリルがある。旋回するときにはやや高度が下がるのが自覚できる。また機体も想像以上に傾くのでスリリングだ。あっという間にブルックリン橋近く。ここからはニューヨークでは一番高いワールド・トレード・センター・ビルが目立つ。エンパイア・ス テート・ビルが目立つ方向に移動。でもヘリコプターはあくまでもハドソン河の上だけを飛行し、決して摩天楼の真上には行かない。赤っぽく照明されたエンパイア・ステート・ビルのタワー部分が印象的だ。タイムズ・スクウエア付近、この辺りはさすがにニューヨークの中でも最も明るい。すぐ近くに殆ど照明がなく暗い部分がある。セントラル・パークだ。
 僅か10分のヘリコプター・ツアーだったけども大変貴重な体験だった。
ディナー・クルーズ

 空からのニューヨーク見物の後は、海からの見物ということで近くのディナー・クルーズの波止場に向かった。わずかしかニューヨーク見物できないのでどん欲だ。受付に行った。「Sold out」売り切れだ。仕方がないので明日のランチ・クルーズを予約。かろうじて予約できたみたいだ。アメリカ人の間でもこのクルーズは大人気らしい。
ブルックリン

 マンハッタン地区のホテルは高い。大体1泊200ドル程度は覚悟しなければならない。ということで、今夜の宿泊はマンハッタン地区をはずすことにした。ニューヨークではブルックリン橋というのが有名らしいので渡ってみることにした。ついでに橋の向こうで宿を探すことにした。ブルックリン橋は片側3車線でそれぞれの車線は狭い。渋滞というほどではないが、かなり混んでいた。車線が狭く高速走行でかなり混み合っているため車線変更はかなり難しい。やっと渡りきった。ホテルはすぐに見つかるだろうと思っていたが完全な見込み違いだった。橋を渡りすぐに測道に向かった。特に行き先は決めていない。あてどもなくホテルを探していると徐々に街は暗くなり怖い雰囲気になった。ある地区に来た。山高帽を被り口髭を長く延ばし礼服の人々があちこち歩いている地区に来てしまった。建物は古く異様な雰囲気。この辺りのホテルに泊まるのは怖い。カーナビで別の地区のホテルを探す。5〜6マイル先にあるみたいだ。途中道を間違えながらやっとカーナビの指示するホテルに到着。工事中で営業していない。幸いこの地区にはホテルが比較的多い。飛び入りで宿泊を申し込むがすべてsold out。 ケネディ国際空港の近くまで来た。でもホテルには泊まれない。時刻はもう午後10時過ぎ。
 諦めてインターステート495号線に何とかたどり着き、出来る限りニューヨーク市から遠くへ行くことにした。インターステートを走る場合平均時速70マイル程度で走れるため1時間弱で田舎の方へ行ける。ニューヨーク市内で1時間もうろうろするよりは遙かに効率が良い。さすがにニューヨークから50マイルも離れるとモーテルに泊まれた。ロング・アイランドらしい。車で旅行する場合、わざわざニューヨーク市内で宿泊するよりも車で1時間程度離れたところに宿泊する方が断然良い。値段はニューヨーク市内のホテルの半分以下で部屋は広く設備も良い。
肥満の国民

 アメリカ人は体格的に大きい。また肥満の人が多い。小錦なみの体格の人も多い。男性の平均体重は恐らく100kg以上あるのではないだろうか。ウエストも殆ど1m以上。アメリカではレストランに入りお料理を注文すると、出てきたお料理の量は殆どの場合、予想以上に多い。恐らく日本の倍位あるのじゃないかと思う。ステーキなど、レギュラー・サイズを注文してもまず300g以上はある。アメリカ人の食欲は大変旺盛だ。またデザートのケーキ類も大きくとても甘い。カロリーの摂りすぎ。
 この日宿泊したモーテルの隣は24時間営業のファミレス。翌朝ここで朝食を頼んだ。オムレツとパンケーキ。このオムレツがまたとてつもなく大きい。直径7〜8cm、長さ25cm程度の棒状のオムレツ。パンケーキが3枚。この量だけで私の1日の必要カロリーが満たされるのではないかと思う程の量だ。さすがに私はすべては食べきれなかった。お友達は私よりも小柄だけども全部平らげていました。


国連本部ビル

 モーテルからインターステート495号線を西に走っていくと40〜50分でマンハッタン。この日は日曜日の早朝だったので道路は比較的空いていた。平均時速80マイル程度で走る。制限速度65マイルだけど、ニューヨークっ子は皆飛ばし屋だ。時速90マイルで走っていても追い越されることが頻繁にあった。イースト河の橋を渡ると右手に国連本部ビルが見えるはずだった。有料の橋を渡りきったところで料金所。国連ビルに向かおうとしたが、この辺り一方通行が多く国連本部ビルには結局たどりつけなかった。まだ日曜日の朝(午前8時頃)というのでマンハッタンの碁盤の目のようになった道路はいずれも空いていた。セントラル・パークの近くでは観光用と思われる馬車と遭遇した。騎手は私達が日本人女性観光客というので車を下りて、こちらの馬車に乗り換えなさいと言っている。しばらく馬車と併走。女性と錯覚されていると回りの人々は本当に親切です。しばらくマンハッタン市街をドライブ。
航空母艦

 マンハッタンのハドソン河の埠頭には退役した航空母艦、駆逐艦、潜水艦などが係留されています。ここはInterpid Museumと言って博物館になっています。近くの駐車場に車を停め見学。
 入口には戦車が陳列されています。大きい。入場料を払い埠頭に入る。潜水艦は大人気らしいが、20分程待たなければならないというので見物せず。航空母艦を見物。アメリカ海軍の退役した飛行機などが陳列されている。トムキャット戦闘機などもあり、コクピット内を見ることが出来る。約20機の実機、多くの模型、パネルなどがあり、ここも丸1日は楽しめる。私達は後でランチ・クルーズが予定されているのでわずか2時間しか見学できない。格納デッキより下は立ち入り禁止。艦橋は見学できる。有料だけれどもフライト・シュミレータのようなもので遊んだ。中に入ると、航空母艦から発進し、イラクで戦闘して母艦に戻るというものだ。席が全面の画面と連動して激しく動き結構迫力があった。


ランチ・クルーズ

 航空母艦の波止場からおよそ1kmのところにクルーズ船の乗り場がある。集合時間の12時半よりも少し早く着いた。受付で予約証を見せる。昨晩予約したときと同じ女性が受け付けてくれたが、表情が少しおかしい。昨日の予約処理手違いがあったらしい。私達の船での席が確保されていない。ちょっと不安になった。受付の女性は、昨日の私を覚えていると言っている。しばらく電話などをして何とか席を確保してくれた。
 12時半頃になってようやく乗客達が集まりだした。でもまだ船には乗れない。20分程待たされてやっと乗船開始。2〜300人の乗客だ。私達以外日本人は誰もいないみたいだ。船名は「Spirit of NewYork」
 私達の席に案内された。最上階の前部で見晴らしがよく階下のステージもよく見えるかなり良い席だ。ランチはバイキング形式だ。お値段並の内容。船が動き始めた。ハドソン河を上り、途中で引き返し、自由の女神を回り、ブルックリン橋と回る約時間のクルーズだ。食事も一通り終わった頃船は丁度、自由の女神に近づいた。それまで船内にいた乗客達はデッキに出て自由の女神を見物。思ったほど寒くはない。
 しばらくすると船内でパーティが始まった。乗船客で今日がお誕生日の人々にお誕生ケーキが送られ、乗客全員でハッピー・バース・デーの合唱と共に乗客全員に配られたクラッカーで祝福。
 階下のステージでショーが始まった。乗務員達が踊ったり歌ったりしている。乗客も踊りに加わり大変な盛り上がりだ。黒人の方々のリズム感はさすがだ。とてもこのリズムには私達はついていけない。ゲームなども始まった。乗客全員が一体化して盛り上がった。さすが、アメリカのショーはとことん楽しませてくれる。
 2時間強のクルーズだったがとても時間が短く思えた。2人で食事込みでこのクルーズ70ドル。安い。








大渋滞

 ニューヨークの渋滞はひどいという噂は以前から聞いていた。私達はフィラデルフィアに向かうためインターステート17号線に出ることにした。カーナビはHollandトンネル経由を指示している。ここへ向かうまでの道が聞きしにまさる大渋滞だった。300m進むのに40分! 殆ど進まない。途中の平面交差の交差点が大変だった。交差点の前方の道路が大渋滞なので信号が青になっても交差点に侵入できない。侵入できないというので進まないでいると後ろの車が「早く前に進め」とばかりクラクションをプープー鳴らす。進まないでいると脇からどんどん割り込んでくる。大阪の割り込みよりも相当エゲツない。私の前の車が交差点に入った。交差点を抜けきることはできない。信号が変わった。交差する道路の進路を塞いでいるため信号が青にも関わらず交差する道路側の車は前進できない。クラクションの嵐。前の車が強引に前進したため、私の車は交差点の先頭になった。先頭に立った車は他に2〜3台いる。交差点の前方の車が少し進んだ。交差点からは抜けきれないが少し隙間ができた。でもこのまま進むと交差する道路を塞いでしまう。信号が青になった。左右の車は前方の隙間を目指 して進む。遠慮していると全く前に行けない。私も左右の車と平行して前進した。唯一の1台分の隙間を目指して3台で取り合いだ。左右の車の動きに合わせ巧みに牽制しながら前進し私は唯一の隙間に入ることができた。こういった熾烈な割り込み競争に関しては私は日本で相当経験している。左右の2台は交差点の中央付近で立ち往生している。どうだ〜、女だからといってなめるんじゃないのよ〜。信号が変わった。交差する道路側の車から嵐のようなクラクション。でも、私に対する警告ではない。
カーナビ故障

 やっとHollandトンネルに到達。突然カーナビの画面が真っ暗。いろいろ試すが動かない。ニューヨークからフィラデルフィアまでは交通量は非常に多く、高速道路も車線数が非常に多い。カーナビがないと進路変更は極めて難しい。でも仕方がないので地図を見ながら運転した。もうすぐ95号線に進路変更の予定だ。でも今は車線数6車線位で交通量が非常に多い。右端の車線に行くべきか左端の車線に移動すべきかさっぱり分からない。仕方がないので真ん中辺りの車線を走行する。前方に料金所が見えてきた。とても大きな料金所だ。東名の川崎料金所よりもはるかに大きい。おまけに他の道路からもこの料金所に収束している。大渋滞だ。
 料金所をやっと通過。前方の道路は片側8車線もある。真ん中辺りの車線を走っていると95号線への案内標識が出てきた。でも夜間高速で走っているため完全には読みとれない。どうやら右の車線に移動すべきみたいだ。何とか右から2番目の車線に移動。あっ、右端の車線が分岐して分かれてしまった。95号線への進路変更失敗。仕方がないので78号線をそのまま走る。お隣で道路地図を必死で検討。なかなかルートが決まらない。現在地が不明のため決められないのだ。このまま進むとかなり遠回りになってしまう。20分程走行してガソリン補給も兼ねてインターステートを下りる。ガソリン・スタンドで地図を示しながら現在地を訊ねる。かなり遠くまで来てしまっている。一般道経由でフィラデルフィアに向かうことにした。ともかく国道1号線まででることにした。夜なのでどの方向に向かって走っているかさっぱりわからない。でも一般道の場合、比較的交通量が少なく案内標識を見つけたとき路肩に車を停め確認しながら走ることができる。またコースを間違えたときUターンも可能だ。一般道といっても最低対面通行、殆ど片側2車線以上ある。何とか試行錯誤を繰り返して1時間少 しで1号線に出ることができた。1号線に出るともうフィラデルフィア国際空港までは1直線のハズ。空港のレンタカー事務所まで行きカーナビ故障のクレームに行きたかった。
車交換

 高速道路へ入ると空港までの案内標識は非常に良く整備されており、カーナビに頼らなくてもまず空港まではたどり着くことが出来る。空港付近に到着すると「Rent a car Return」の標識がこれまたよく整備されており迷うことはまずない。レンタカー事務所に無事到着。カーナビ故障のクレームをする。同一車種のカーナビ付きの車に乗り換えさせられた。英語が達者ならカーナビ故障で大変困り補償を求めることも可能だったろうが、悲しいかなうまく表現できない。車交換だけで体よく処理されてしまった。
フィラデルフィアの友人宅

 友人宅の住所をカーナビに入力。もうこの頃になるとカーナビの使い方も慣れたものだ。日本のカーナビとは全然異なるが何とか使いこなせるようになっている。友人宅に公衆電話。でもつながらない。アメリカでの公衆電話まだかけ方の要領が理解できていない。故障の公衆電話も多く、いくつかの公衆電話で試してみたが全然繋がらない。ともかく友人宅の真ん前まで到着。時刻はもう午後11時。扉のベルを押す。鳴らない。故障だ。困った。近くの公衆電話を探しに行く。この辺りは閑静な住宅街。近くの公衆電話といってもなかなか見つからない。何マイルも走行してやっと見つけた。やはり、繋がらない。困った。再び友人宅の前へ。友人宅はアパートの2階。部屋に電灯が灯っている。すごく躊躇したが、日本的なリズムで深夜にもかかわらずクラクションを鳴らす。やっと友人気付いてくれた。お家の中に入れてもらいやっと一安心。
 友人と近くのレストランに食事に行こうとしたが、この時間になるとどこも開いていない。仕方がないので友人宅に戻りインスタント・ラーメンをご馳走になる。このラーメン、日清食品のラーメンで現地で1個13セント(約15円)で大量に購入したと友人は自慢していました。安い!
フィラデルフィアの友人宅

 友人宅の住所をカーナビに入力。もうこの頃になるとカーナビの使い方も慣れたものだ。日本のカーナビとは全然異なるが何とか使いこなせるようになっている。友人宅に公衆電話。でもつながらない。アメリカでの公衆電話まだかけ方の要領が理解できていない。故障の公衆電話も多く、いくつかの公衆電話で試してみたが全然繋がらない。ともかく友人宅の真ん前まで到着。時刻はもう午後11時。扉のベルを押す。鳴らない。故障だ。困った。近くの公衆電話を探しに行く。この辺りは閑静な住宅街。近くの公衆電話といってもなかなか見つからない。何マイルも走行してやっと見つけた。やはり、繋がらない。困った。再び友人宅の前へ。友人宅はアパートの2階。部屋に電灯が灯っている。すごく躊躇したが、日本的なリズムで深夜にもかかわらずクラクションを鳴らす。やっと友人気付いてくれた。お家の中に入れてもらいやっと一安心。
 友人と近くのレストランに食事に行こうとしたが、この時間になるとどこも開いていない。仕方がないので友人宅に戻りインスタント・ラーメンをご馳走になる。このラーメン、日清食品のラーメンで現地で1個13セント(約15円)で大量に購入したと友人は自慢していました。安い!
フィラデルフィア空港

 翌朝午前6時の飛行機に乗る予定。レンタカーの返却などもしなければならないので友人宅を遅くとも午前4時には出発しなければならない。友人宅で仮眠するのは諦めこのまま友人としばし歓談。友人は明日は朝からお仕事。友人には申し訳ないので午前2時に友人宅を出発。空港までは車でおよそ40分。レンタカーを返却し、レンタカー会社のバスに乗って空港のチェックイン・カウンターへ。まだ午前4時頃のため、カウンターには係りの人はいない。カウンターの前の椅子に座りしばらく仮眠。5時過ぎチェックイン。フィラデルフィア〜ヒューストンの国内線とヒューストン〜成田間の搭乗券を貰う。搭乗口まで行く。まだ離陸まで30分ある。しばらく腰掛け休憩。案内表示板に今から乗る予定の便は出発が1時間遅れるとのこと。きゃ〜っ、大変。1時間遅れるとヒューストンでの乗り換えが殆ど不可能。カウンターに行き説明を求めるが何を言っているのか殆ど分からない。ともかく空港入口のカウンターに行けと言っているらしい。大急ぎで入口カウンターへ戻る。
 コンチネンタル航空の提携会社のノースウエスト航空でフィラデルフィア〜デトロイト〜成田経由で帰ることになった。代替便離陸まで殆ど時間が無い。手荷物は既にコンチネンタル航空便の方に預け済み。手荷物が無事成田まで到着するか非常に不安。スーツケースの中には化粧道具などお店に出るための必需品が入ってるのよ〜。これ何日も遅れて東京に到着することにでもなれば大変なのよ〜!
 大急ぎでノースウエスト航空の搭乗口へ移動。空は白みだしとてもきれいな朝焼けだ。
デトロイト

 ノースウエスト航空に搭乗。フィラデルフィアからデトロイトまではおよそ2時間の飛行。私の席は窓側。空から地上がよく見える席だ。私は飛行機は相当乗ってはいるがいまだに窓側の席から地上を眺めるのが好きだ。今日は殆ど雲は無い。楽しみだった。 ノースウエスト航空は定刻に出発し主滑走路に向かいだした。この地上を移動している間に私は眠ってしまった。気付いたらデトロイト空港の滑走路だった。地上眺め損ねた、機内食食べ損ねた。
 デトロイトでの乗り継ぎ時間はおよそ3時間。出国審査とかお土産購入、手荷物の確認などで手頃な時間だと思っていた。フィラデルフィア〜デトロイトの国内線を降り、国際線側のゲートに向かった。途中出国審査の場所があるだろうと予想していたが案内それらしき場所には遭遇せずストレートに搭乗ゲートまできてしまった。おかしいな〜と疑問に思っていた。
 まだまだ離陸までには時間があるのでとりあえずノースウエスト航空の国際線チェックイン・カウンターへ向かう。そこで出国審査とか手荷物の行方などを質問した積もりだが全然通じない。離陸1時間前に日本語を話す係員が来るからその人に話せと言っているみたいだ。
 ともかくデトロイト空港見物、お土産購入、喫煙などで時間を潰す。煙草を吸うためには空港建物の外に出なければならない。喫煙場所から搭乗口までは途中セキュリティ・チェックのゲートをはさみおよそ200m。出国審査、税関もなくセキュリティ・チェックは搭乗券を提示しなくても通過できる。とてもABOUT。
 成田行きの便への搭乗が始まった。最後の煙草ということで再び搭乗ゲートから空港建物の外へ移動。もう13時間程度禁煙だ。まとめ吸いをする。この乗り換えのための3時間で煙草を吸うために何回セキュリティ・チェックを通過したことやら。
ノースウエスト航空NW0011便

 成田行きNW0011便は午後1時出発の予定。搭乗口ゲートの日本語の話せる係員に出国審査や手荷物の行方について質問。出国審査については搭乗口でパスポートを提示しアメリカの入国カードを剥がすだけの処理とのこと。アメリカの場合、入国の場合、やや厳しいが出国の場合は「さ〜、行ってらっしゃい」と殆どノーチェックらしい。手荷物についてはここでは分からないとのこと。後は運に任せるよりしょうがない。とにかく、乗り換えが間に入ると手荷物が目的地に届かない可能性がかなり高くなる。ましてや、今回のように急遽、搭乗する飛行機が変更になった場合はなおさらだ。
 出発間際に搭乗。搭乗時に免税店で購入した品物を受け取る。ノースウエスト機は予定通り出発した。ジャンボ機で席は窓側3列席の真ん中、翼の上。最悪の席だ。窓側の乗客は中国人男性みたい。一生懸命すべて漢字の本を読んでいる。
 飛行機は水平飛行に移った。高度約10000m。離陸後1時間程度でミシガン湖の上空を通過する。最後尾の客室乗務員席に座りしばらく地上を眺める。ミシガン湖はさすがに大きい。10000m上空からでも対岸は全く見えない。まるで海だ。シカゴ周辺の大平原もすごい。地上10000mからだと殆ど起伏は感じられない平原が延々と広がっている。さすがにアメリカは広い。確か面積は日本の30倍近くあったと思う。 ノースウエスト機に振り返られたとき、厭な感じがした。以前ノースウエスト機に乗ったときの機内食、最低ランクだった記憶が残っている。また、お店のお客様のノースウエスト機の機内食は評判が悪かった。でも今回はそんなにひどくはなかった。エコノミー・クラスの機内食としては上から60%程度にランクされそうな内容だった。
 機内食についてはノースウエスト機、あまり評判は良くないが、客室乗務員の対応は良かった。上から20%辺り位に私はランク。ただし、機内はコンチネンタル航空と比べ、現在の飛行状況が画面に表示されない、各席にはゲームなどができるテレビ画面は無いなど最低レベル。
 デトロイトから成田まではおよそ12時間の飛行。機内設備はあまりよくない、というので退屈極まりないだろうと思っていたが、案外時間が経過するのは早かった。今までの睡眠不足のため殆ど眠っていたからだ。2回の機内食と中間あたりの軽食、トイレ・タイムのとき位しか起きていなかった。
帰国

 定刻に成田空港に到着。入国審査を受け殆ど諦め掛けていた手荷物を受け取りに行く。でもちゃんと届いていた。安心した。税関を通過して、駐車場の車を呼び出すために電話。割引券を持っていると8日以上は何日駐車していても4800円のUSAパーキング。3カ月連続で利用している。入庫のときとは異なる駐車場まで案内され自分の車に乗る。久しぶりの右ハンドル。不安だった。これから約2時間かけて新宿まで戻る。予想していた通り、ウインカーのレバーを間違える。右折のためウインカー・レバーを上げた積もりがワイパーが動き出してしまった。国産車はウインカー・レバーは右についているのを忘れていた。頭では分かってはいるが左手で操作するクセがついてしまったいたのだ。このレバー操作間違いは1週間程度で完全に元に戻った。