アメリカ北東部ドライブ旅行記

5/30(金)

記        事 写  真
出発

 前日18時に就寝したせいか早く目覚めすぎた。午前2時過ぎだ。再び寝て午前5時起床。
 5:45モーテルを出発。気温7度、やや肌寒い。今日は晴れている。このときまだ新しいカメラには慣れていなかった。やや薄暗い中でややズームを掛けて撮影したのが右の写真。F2.8のレンズだが、ズームを掛けるととても暗くなる。絞り優先になっているため、シャッター速度が遅くなってしまって手ぶれを起こしてしまっている。小さなモニター画面なので撮影時には手ぶれを起こしていることには気づかなかった。

この日宿泊したモーテル
まだカメラに慣れていない。

 再びUS−211Sでシェナンドア国立公園Thronton Gap料金所から公園内に入る。まだ早朝なので料金所には係の人はいない。無料で入れる。
 Skyline Driveを南下する。殆どの展望台で停車し写真撮影を行う。このドライブウエイ展望台の数がとても多い。車運転中にたばこを吸う余裕もない。といってもまだ早朝、たばこをくわえたまま展望台で停車し、車を降りて撮影。私は大体国立公園内では原則、車の中以外は禁煙することにしている。国立公園内にはビジターセンターなどを除いて殆どゴミ入れとか灰皿はない。吸い殻を公園内に捨てるといった行為はとてもマナー違反なのだ。
 展望台で撮影した右の2枚の写真。カメラの設定はどうなっているのかは分からないが、殆ど同じ方向を撮影しても太陽を視界に入れるのと入れないのとでは全然雰囲気が異なってしまう。実際の所は、空の感じは右の2枚の写真の中間位だったと思う。カメラの設定がより適切に行うことができればより見た感じの映像にできるとは思うのだが、なかなか勉強する気にはなれない。とにかく早朝に国立公園を訪問すると美しい光景や野生動物に遭遇する機会が多いのだ。

上下の写真、殆ど同じ時刻、同じ方向の撮影なのだが・・・。
早朝ハイキング

 展望台で停車しながら写真撮影をしているうちにSkylandと呼ばれる施設のある場所に到着。レストランもあるがまだ営業していない。仕方が無いので近くのトレイルを歩くことにする。
 Stony Man Horse Trailと呼ばれる1Kmちょっとのトレイルだが、どうもトレイルの案内標識が分かりづらい。コースを間違えてしまった。後で調べるとどうもAppalchian Trail、Passamaquoddy Trailと歩いてきたみたいだ。合計4Km近く歩いたことになる。どうもコースを間違ったみたいだと気づいたとき、引き返すのもちょっと面白くない。そのまま歩き続ける。どんどん下っていく。これはとても不安になる。とにかく駐車場まで戻らなければならない。下っていった分、後で上らなければならない。もう2Km以上歩いただろうか。コースも分かりづらくなってきた。やっと上りになってきた。もう今更引き返せない。何とか舗装道路までたどりついた。右に行けばよいのか左に行けばよいのかわからない。周りの状況とパーク・マップを見比べ、何とか現在地を推測する。何とか駐車場にたどりついた。

シェナンドア国立公園からの景色は、この霞がかかったような山並みの景色が特徴みたいだ。何となくほのぼのとした安堵感を覚える。
民間レストラン

 アメリカの国立公園内には通常民間施設は殆ど存在しない。それ故、国立公園としての風格とか品を保ってきているような気もするが、ここシェナンドア国立公園には民間施設があった。レストランも既に営業開始していた。ここで朝食を食べることにする。隣の宿泊施設に宿泊していた観光客が観光客達がすでに何組か食べていた。
 ここで朝食メニューを注文。コーヒーも注文。量はそれほど多くはないし、味もそれほどでもない。食べ終わってお会計をする。通常コーヒーは朝食メニューに組み込まれていると思っていたが、ここでは別料金、しかも1.8ドル。チップ込みで10ドルの支払い。どうもレストランでの食事は気が進まない。チップが面倒なのだ。請求される額もうまく設定されている。総計8.7ドルの請求。チップを考えると10ドルを支払わざるを得なくなっている。0.3ドルのチップでは余りにもみっともない。かといって、この程度のサービスでチップ1.3ドルというのは15%近いチップだ。私の基準ではチップとしては高すぎる。レストランでのチップは私の場合5〜20%なのだ。8.7ドルの請求に対してサービス・レベルを考えると7%、0.61ドルのチップというのは余りにもみっともない。結局10ドル支払わざるを得ない。

前回訪問したときのシェナンドア国立公園のイメージだ。遠くの山々が霞んで見える。何となく落ち着いた気分になれる光景だ。
野生動物

 どうも朝は野生動物に遭遇する機会が多いような気がする。鹿は大体臆病な性格で近づくとすぐ逃げるみたいだが、この日は車でゆっくりと近づいても逃げなかった。車の中からだと鹿程度なら怖くはない。これがトレイルを歩いているときだとちょっとびびってしまう。今までの経験だとまず鹿の方が逃げ出す。野生のリスはアメリカにはとても沢山いるが撮影が難しい。近づくと逃げ、望遠で撮影しようとすると、動きが早すぎて露出不足になったり、ピンボケの写真になってしまう。

野生の鹿は今回は特に多く目撃した
Dark Hollow Falls Trail

 総延長105マイルのSkyline Drive沿いの展望台とかトレイルヘッドのある駐車場に片っ端から立ち寄って南下していく。途中で右のような写真のトレイルの案内があった。片道3/4マイル(1.2Km)、「うん、寄っていこう」とこの日は元気だ。このトレイルも往きは下りなので楽チンだ。そのまま引き返すのはちょっと物足りない、そのまま別コースを歩きループ状に歩く。この帰り道がつらかった。上りが主体で景色がつまらない。というので結局ここでおよそ3Km歩いた。

大体、この案内を見てトレイルを歩くかどうか決めるのだ。
Byrd Visitor Center

 Skyline Driveのほぼ中間辺のとても見晴らしがよく景色の良いところにあるビジターセンター。ここで今まで訪問したスポットと予定などを告げ、これからの見所などをきれいなパークレンジャーのお嬢さんと相談する。とても親切に相談に乗ってくれる。
South River Falls Trailを歩くのが良いと薦めてくれた(と思う)。きれいな愛想のよいお嬢さんだとついつい長く話したくなってくるものだ。

この周りは緑眩しい草原地帯が広がる
South River Falls Trail

 左右の展望台に停車しながら写真撮影し、教えてくれたSouth River Falls Trailのトレイル出発点に到着。最初下り主体、帰り上り主体。ループ状に歩いておよそ4Km。
 滝はかなり遠くから眺めるだけだ。今まで見てきたナイアガラの滝とかイエローストーンの滝とは比べものにならない程規模は小さいかもしれないが、この滝はシェナンドア国立公園内では比較的落差は大きい方だと思う。
 ほぼ平坦な往きは人生とか色々思索に耽ることができるが、帰りは上り坂が主体となりほとんど「1,2,3,4,5,6,7,8」とリズムをとりながら数を数えるばかり。
 かなり疲れてきた。もうこの日だけで12,3Kmは歩いていると思う。

ちょっと離れた展望台からの展望
Loft Mountain Information center

 ここにも民間施設がある。ここで昼食。メニューは限られている。ハンバーガー、コーヒーを注文、7ドル、まずくて高い。マクドナルドの方が断然安くて美味しい。
 ここでも案内係の人と相談。少しは元気が戻ってきたので再度トレイルに挑戦。お奨めのトレイルを教えてもらう。

レストラン、屋外でも食事できる。外人は特に屋外での食事が好きみたいだ。
Frazier Discovery Trail

 このトレイルは前半上りなので少しは安心だ。でも上り坂結構きつかった。途中苔むした岩を越えようとしたとき、すべって転倒してしまった。かなり上等なトレッキング・シューズのつもりだったが、既にこの靴でかなり歩いている。かなり滑りやすくなっているようだ。
 景色の良い場所に出た。そこには若いアメリカ人男性2人がいた。軽く言葉を交わして私は写真撮影をしてすぐに立ち去る。この外人達を見ると我ながら精神的貧困をちょっぴり情けなくなってくる。美しい自然を眺めながらボーッとした時間を過ごす時間を持ちたいとは思うが、とにかく私の場合、ガツガツしている。もっと精神的に余裕を持ちたいな〜。

二人は無口で景色を眺め続けていました
Rockfish Gap(South)料金所

 それにしてもこのSkyline Driveというのは展望台が多い。展望できる景色はほとんど霞がかかったような柔らかな山並みばかり。そろそろ飽きてきた。この辺りまで来ると前回訪問時のコースがほぼ確実に判明してきた。前回はRockfish Gap(South)料金所から公園に入りUS−33Nに出てI−81Nに抜けたのだ。景色も何となく見覚えがあるような気がしてきた。今回とは反対のコースをドライブしたのだった。
 料金所にたどりついた。この料金所は確実に思い出した。初めての個人旅行でのアメリカの国立公園訪問地だった。「えっ!、国立公園に入るのに料金取られるの?」と驚いた記憶が蘇ってきた。

思い出した、この料金所
Blue Ridge Parkway

 料金所を出たところで次の目的地Great Smoky Mountaines National Parkをカーナビに入力。カーナビはI−64WI−81S経由でグレートスモーキー山脈国立公園に導いてくれるものと予想していたが、そのまま直進しBlue Ridge Parkwayを走るよう指示してきた。指示通りに走る。Blue Ridge Parkwayもアメリカ国立公園管理局の施設なのだ。総延長469マイルもあるハイウエイだ。途中の景色はシェナンドア国立公園のSkyline Driveと大差ない。
 しばらくするとInnformation Centerの案内が見えてきた。「お!これは、パンフレットと公園スタンプを貰えるかもしれない」と思った。実を言うと、このBlue Ridge Parkwayについては事前には全然調べていなかった。単なるハイウエイとの認識しかなかった。無事パンフレットとスタンプをゲット〜。
 この道路、インターステート程整備されていない。カーナビは右折してI−81Sに向かわせようとするが、ついつい出口を見損ない通過してしまう。そうこうしている内におよそ50マイル走行してUS−60Wに入りI−81Sに向かう。
 後でパンフレットを詳細に見るとこのBlue Ridge Parkwayはとても魅力的みたいだ。随所に見所がありそうだ。まだ全体の1/10しか走行していないが、この辺りにはウエストバージニア州といった未走行の州や未訪問のアメリカ国立公園管理局の施設も多く残っている。将来またいつか来ることはあるだろう。

Information Center
髭面の優しそうなパークレンジャーの方がいました。
I−81S

 US−60WでBuena Vistaという街を経由してI−81Sに入る。もう、かなり田舎に来たと思うのだが、ここも交通量が多い。オートクルーズが使いづらい。この辺りのI−81Sは右手にアパラチアン山脈を見ながら走行するはずだが、山脈らしきものは殆ど見当たらない。山脈自体の標高が低いのかもしれない。極平凡な道路だ。

I−81S。予想外に交通量は多かった
Grahams Forge

 I−81Sをおよそ100マイル走行してGrahams Forgeでインターステートを下りる。
 インターステート走行中にの「Lodging」の案内を見てインターステートを下りたのだがなかなかモーテルが見つからない。少し不安になってくる。およそ1マイル走行したところでモーテル発見。Trail Motel宿泊、40.45ドル、安い。やはり田舎に宿泊するのが正解か・・・。それにしてもここの事務所のおじさんはよく話す人だった。私は殆ど理解できていないが適当に会話を進める。宿泊カードに記入時「Do you know Tokyo?」と質問したら知らないとい言う。「ナヌッ!東京を知らないのか?」と思った。う〜ん、やはり東京という地名を知らない人もアメリカにはいるのだと実感。そういえば、アメリカでは殆ど日本に関する報道は行われていないような気がする。近くのレストランを紹介して貰う。せっかく紹介して貰ったのだが、面倒なのでマクドナルドでまたもやBig N’Tasty+コーヒーLargeで夕食として済ます。ホント、私の旅行というのは貧乏旅行なのだ。
 モーテルに戻る。お風呂に入る。途中でお湯が出なくなってきた。ヤバイ! 大急ぎでお風呂を出る。安いモーテルだとよくこういうことはあるのだ。
 23時就寝。

ホント、ド田舎のモーテルという感じでした

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