アメリカ北東部ドライブ旅行記

5/31(土)

記        事 写  真
出発

 5時起床。かなり生活リズムに慣れてきたようだ。この時期午前5時起床、6時前出発というパターンは効率よく各地を見て回ることができて理想的だ。
 午前5時45分、モーテル出発。気温12度、曇り。I−81Wに戻りグレートスモーキー山脈国立公園を目指す。早朝なので交通量は少ない。オートクルーズで制限速度+14マイルに設定する。今までの経験から14マイルの速度超過はまず検挙されない。田舎に行くと殆どの車は10マイル程度の速度超過で走行しており、14マイル超過だと大体殆どの車を追い越していくという結果になる。従来に比べて大人しい運転になったものだと思う。速度違反で検挙される瞬間はドキドキして興奮するが、やはり罰金払わされるのは馬鹿らしいし、もうこのドキドキ感は飽きてきた。
殆どの画像は写真をクリックすると新しい大型画像が表示されます。
早朝のI−81Sバージニア州
テネシー州

 途中マクドナルドで朝食。パンケーキとソーセージの朝食セットメニューだ。コーヒー・ラージを注文して確か4ドル弱だったと思う。今回の旅行では初めてのパンケーキの朝食だ。
 前夜の宿泊地Grahams ForgeからI−81Wをおよそ80マイル強走行してテネシー州に入る。テネシー州に入り、最初のレスト・エリアで休憩。ここのレスト・エリアには日本の高速道路と同じように道路状況を示すモニター・テレビが設置されていた。各地のインターステートを中心として天候などの状況が表示される。全米各地のお天気、気温なども表示される。今後行く予定の地域は寒そうだ。華氏50〜70度(摂氏10〜16度)程度だ。今日訪問する予定の地域は殆ど曇りか雨の模様だ。
 このレスト・ハウスから眺める景色がまた素晴らしかった。低く雲が垂れ込め、雲が地表から沸き上がったりもしている。まるで水墨画の世界のようだ。

テネシー州側のレスト・エリア
山道でのバトル

 テネシー州に入りおよそ80マイル走行してI−40Eに入る。アパラチア山脈越えの山道だ。時折小雨が降る。山道でカーブがきつく、やや交通量も多い。朝の出勤時かどうかはわからないが、皆飛ばす。ここで他の飛ばす車とバトル。ときどき雨が降ったりで緊張する。場合によってはタイヤが鳴り出すぎりぎり近くの速度でカーブに突っ込んでいく。かつ写真を撮りながら、たばこを吸い、かつコーヒーを飲みながらの運転だ。大変忙しく緊張もする。楽しかった。結果的にはこのバトル、私もかなり速く走った方だと思う。

I−40E、厳しい山道が続く
ノースカロライナ州

 アパラチア山脈の峠を境にしてノースカロライナ州に入る。雨は強くなってきた。カーナビの指示のままUSー276に入る。US−276に入ってすぐに給油。ガソリン補給時にコーヒーを購入。

US−276
US−19

 日本の場合、国道番号が2桁以内のものは1級国道、3桁のものは2級国道で2桁以下の国道はよく整備されているという先入観を持っている。アメリカの連邦道では必ずしもそうではないみたいだ。この辺りのUS−19は道幅も狭く曲がりくねっている。制限速度も20〜35マイル。実質的には50マイル以上の速度では走れない道路だ。それに景色も良くない。それに殆ど追い越し禁止だ。
 前方を遅い車が走っている。追いついてしまった。制限速度以下の速さだ。カーブになると極端に速度を落とす。運転が疲れる。遅くてもよいから一定速度で走って欲しい。一定速度だとオートクルーズが使える。こちらは長距離ドライブなのだ。いちいちアクセルに足を載せ速度制御しながら走るととても疲れるのだ。こういった車見通しの良い直線になると速度を上げるのでタチが悪い。短い追い越し可能区間、なかなか追い越せない。
 イライラしながら走っている途中、ブルーリッジ・パークウエイへの入り口があった。カーナビはUS−19を指示している。指示に従った。今から思うとParkwayを利用した方が早く目的地に到着できたと思う。

US−19 まるで田舎道だ。前方に見えている車トロかった。
グレートスモーキー山脈国立公園

 途中、チェロキー族の居留地の街を通過する。グレート・スモーキー山脈国立公園のOconalufteeビジター・センターに到着。既に開館していた。いつものようにパンフレット入手、Passport Bookと呼ばれるスタンプ帳に押印、パークレンジャーからのアドバイスを受ける。一応アドバイスは受けるが通常、その通りには行動しない。アドバイスされた以上に色々なところを見て回るのだ。

Oconalufteeビジター・センター
Deep Creek

 パークレンジャーの助言はそれとして、入手したパンフレットの地図を見ながら、この日の行動計画を自分なりにたてる。
 US−441,US−19などを利用してBryson City方面に向かう。多くのモーテルがある。値段も安そうだ。今夜宿泊するかもしれないので、お値段などの相場を参考にしておく。
 途中の景色は美しいところも多い。

US−19の途中で。間の雲が印象的な景色を醸し出している
Deep Creek

 Bryson CityからDeep Creekへ行くのは少し道が分かりづらい。カーナビではDeep Creekは指定できない。勘などでたどり着くしかない。何度か道を間違えながらやっとDeep Creekへ到着。立派なレクレーション・エリアみたいだ。とてもよく整備されている。中を通る道路沿いでは釣りを楽しんでいる人も多い。このエリア内をしばらくウロウロ運転。トレイルヘッドがあった。0.4マイルで滝を見ることができるらしい。0.4マイルならば楽なものと早速ハイキング。雨も止んだし大丈夫そうだ。この0.4マイル、最初上り坂ばかりでちょっときつい。0.4マイルが1マイルもありそうな気がした。アメリカ人の距離感覚ってどうなってるのだろうと逆恨みしたりもする。やっと滝にたどりついた。密林の中の滝で日中でも薄暗い。落差は10m位だろうか。写真撮影に都合がよいように足場も作られている。雨が降ったばかりなので慎重に写真撮影ポイントまで移動。

絞りはF2.8だったと思うが暗くてこの程度の写真にしかなりませんでした。
何もないところ

 パーク・マップを見るとBryson Cityから公園内に延びる行き止まりの舗装路が示されている。途中には何も見るべきものも無さそうだ。でも、ここも経験してみる。快適な山岳道路だ。行き交う車も殆どいなくて快適に飛ばす。途中景色の良い場所があった。湖が見える。フォンタナ湖だ。地図を調べ後で湖畔に寄ってみようと思う。やはり国立公園の景観を作るにはには湖も必要なのだ。行き止まりになった。多くの車が路上駐車している。どうも絶好の釣り場になっているようだ。ここにこんな立派な舗装道路が造られているということは将来、この付近にも見所などを作ろうとしているのかとも勝手に想像してしまう。

後で遠くに見えるフォンタナ湖にも立ち寄ろうと思う。
チェロキー族居留地

 再びOconalufteeビジターセンターに戻り、グレート・スモーキー山脈国立公園のハイライトとも言うべきNewfoud Gap Roadに向かう。幸いにも天候は回復してきたようだ。
 途中チェロキー族の居留地の街を通過する。多くのモーテルやお土産店が存在する。土曜日というせいか街はかなりの観光客がいるみたいだ。さすがに全米第1位の来園者数を誇る国立公園だけはある賑わいだ。
 今まで多くのインディアンを見てきたがどうも好きになれない。私の勝手な思いこみかもしれないが、彼らは一般的に排他的で表情も暗く、何を考えているか理解しづらいのだ。彼らの経営するお土産店にでも入ると何かアジアの観光地のようにとてもつまらないものを高価で買わされそうな気もしてしまう。ということで車からは降りずそのまま通過。

チェロキー族居留地の村
Newfoud Gap Road

 この道路はグレートスモーキー山脈国立公園の真ん中を通りノースカロライナ州とテネシー州をつなぐ山岳道路だ。かなり急勾配もある。道路はかなり快適に飛ばせるのだが、急勾配になるとアクセルを目一杯踏み込まなければならない。とても疲れる。できればオートクルーズにして楽をしたい。が、どうして田舎のアメリカ人の運転は下手なのだろうかと思う。直線では飛ばすがカーブでは極端に速度を落とす。遅い車をなかなか追い越せず長い車列ができてしまう。大味な作りのアメリカ車をか弱い日本人がアクセルを目一杯踏みながら運転するのはとても疲れるのだ。日本人はアメリカ人ほど体力は無いのだ。長い車列に追いつくと途中駐車スペースがあるところで停車し景色を楽しみ車が少なくなった時点で再びドライブを再開することにしている。

Newfoud Gap Road
Clingmans Dome

 Newfound Gapと呼ばれる標高1538mの峠に差し掛かる手前で左折し、Clingmans Domeと呼ばれるグレートスモーキー山脈国立公園では一番高い場所(2024m)を目指す。結構快適なドライブウエイだ。景色も良い。道路は空いている。
 広大な駐車場に到着。トレイルヘッドに一番近いところに駐車。更に歩いて展望台を目指す。往復1Km程度、標高差30〜40m程度のトレイルだが結構上り坂ばかりが続くときつい。デブいアメリカ中年女性も上っている。息絶え絶えだ。軽く追い越して上っていく。頂上の展望台に上り360度の展望を楽しむ。景色的には今まで訪問したアメリカ国立公園と比べて少し見劣りするような気もする。どこに全米一の入園者数を誇るこの国立公園の魅力があるのだろうかと思ってしまう。

Clingmans Dome(2048m)の展望台
Appalachian Trail

 Newfoud Gapと呼ばれる標高1538mの峠の展望台に向かう。ここも広大な駐車場がある。駐車場は80%位つまっている。ここからの展望もなかなか良い。
 ここから今朝パークレンジャーが推薦してくれたAppalachian Trailをハイキングすることにする。往復8マイル程度のトレイルだ。駐車場の人数に比べハイキングに出かける人は極端に少なくなる。リュックを背負い、かなり本格的な準備をしてハイキング出発。視界が開けるところも少なく結構体力も必要とするトレイルみたいだ。片道4マイルはかなりきつい。時折展望が開け景色の良い場所もあるが殆どは森の中を歩くといった感じだ。つまらない。天候と時間が心配だ。一応雨具も用意はしているが土砂降りの雨ともなれば無事帰還できるか心許ない。もうかれこれ4,5Kmは歩いただろうか。何か避難小屋のような建物がある。建物は片側はオープンで多くの本格的なハイキング道具が吊されていた。レンジャー・ステーションだろうか? 横にテントが張ってあった。中から男女の話し声が聞こえてくる。彼らの今後の行動を勝手に想像する。トレイルはまだまだ続くが時間も気がかりでここから引き返す。トレイルを歩いている間に暗くなると大変だ。一応懐中電灯も用意はしているが危険だ。
 う〜ん、パークレンジャーの方、何を基準にしてこのトレイルを推薦してくれたのだろうかと思う。

Appalachian Trailの途中にあった小屋
ガトリンバーグ(Gatlinburg)の街

 再びNewfound Gap Roadに戻り今夜の宿泊地テネシー州側ガトリンバーグの街を目指す。Newfoud Gap Road沿いの景色はなかなか良い。快適なドライブウエイだ。
 ガトリンバーグの街に入る。土曜日といこともあってかすごい人混みだ。まるでラスベガスの繁華街並の雑踏ぶりだ。車の渋滞もひどい。とても宿泊できそうにも無い。少々道を間違えながらも町はずれに出た。さすがに町はずれまで通過すると人混みも車の数も減った。モーテル発見。Red Carpet Inn 39.74ドル、観光地にしては予想外に安い。
 

土曜日夕方のガトリンバーグの街
安モーテル

 Red Carpet Innに宿泊することに決定。一応プール付きのモーテルだ。Innといってもモーテルと全然変わりない。電子レンジ、コーヒーサーバーは勿論無し。
 近くにはレストランは無い。レストランは街の中心部にあるみたいだ。あの雑踏と渋滞のところには戻る気はしない。近くのガソリン・スタンド(アメリカではGAS Stationと呼ぶ)でスナック菓子を購入、これでカロリー補給する。
 お風呂に入った。バスタブ付きだ。バスにお湯を張る。洋式バスというのは殆どの場合私には中途半端な大きさだ。肩までお湯に浸かろうとすれば足を折り曲げなければならない。まず肩までお湯につかって暖まろうということはできない。石鹸で洗い、いざシャワーを出そうと思うとシャワーが出ない。とてもまずい。バスタブのお湯は石鹸の泡だらけ。かといってお湯を抜いて、再びお湯を張るというのもできない。確かそそくさと石鹸混じりの躰をバスタオルで拭いたと記憶している。やはり安いモーテルは色々と問題が多い。

Red Carpet Inn

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