アメリカ北東部ドライブ旅行記

6/1(日)

記        事 写  真
出発

 4:30に目覚めるが堪らずまた眠る。6時半起床。前日もかなりのハードなスケジュールだった。余程疲れていたのだと思う。
 6:50モーテルを出発 摂氏17度、晴れだ。
 前日の夕方は大渋滞だったガトリンバーグの街も早朝だと右の写真のように閑散としている。人もまばらだ。
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早朝のガトリンバーグの街
Roaring Fork Motor Nature Trail

 ガトリンバーグの街の真ん中辺りを起点とする自動車で自然を楽しめる一方通行の道路がある。車1台がやっと通れる位の道幅で急勾配が多い。これが休日のお昼頃だと長い車列ができてとても運転が疲れるだろうと思う。車に乗ったまま森林浴もでき自然観察もできるというまことに都合のよいMotor Trailだが、ちょっと物足りない。途中、滝とか歴史的な古い建物などもあるが、殆ど朽ち果てたような古い小屋などアメリカの歴史を知らない私には全然関心がわかない。
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こんな感じがずっと続く
Gruho Falls Trail

 Motor Trail走行中駐車可能な場所があった。トレイル出発点となっているようだ。Gruho Fallsまで片道1.2マイルが手頃だ。ここを歩くことにする。
 往路は殆ど緩い上りばかりで景色も森の中だけでつまらない。やっとの思いで滝の見える場所に到達。落差5m程度の小さな滝。写真では水量が多いように見えるが実際はもっと少ない。シャッター速度が遅いためこのように見えるだけだ。
 このトレイル、労多くして実りが少ないトレイルと思う。

う〜ん、この程度の滝か〜と少し失望
Sugarlands Visitor Center

 グレートスモーキー山脈国立公園の本部が存在する大きなビジターセンターだ。いついものように本日の行動についてパークレンジャーから適切なアドバイスを受ける。

Sugarlands Visitor Center
きれいな景色だな〜

 パークレンジャーのアドバイスを元にLittle River Road、Laurel Creek Roadを経由してCades Coveに向かっているつもりだった。かなりの快適な上り坂が続く。景色もなかなか素晴らしいと思いながら走っていると、昨日駐車したNewfound Gapの峠に到達してしまった。この峠に到達するまで昨日反対方向に走行した同じ道路だったということには全く気づかなかった。要は道を間違えたのだ。天候、走行方向によって雰囲気は大きく変わるものだ。同じ道を引き返し、Cades Coveに向かう。

Newfound Gap Road(TN側)にて
パトカー

 公園内には時折パークレンジャーのパトカーが走行している。パークレンジャーのパトカーといえども普通のパトカーと同じように警察権を持っており速度違反などで検挙することができるのだ。前方を制限速度ぴいたりで走行している乗用車に追いついた。公園内の制限速度は通常35マイルだが殆どの車は10マイル以上の速度超過で走行するのが普通だ。が、後続の車がパトカーだとぴったりと制限速度で走っている。この遅く走行する雰囲気がとても面白かった。5分位続いただろうか。前方の車、堪らず近くの駐車可能エリアに逃げ込んでしまった。

後続の車がパトカーだと厭なものです
Cades Cove

 Cades Cove地区はグレートスモーキー山脈国立公園内でももっとも人気の高い地区らしく、ピーク時には大渋滞で悩まされる地区らしい。確かにここは景色も良く、いわば高原の雰囲気を醸し出している。車1台しか通れない一方通行の道路が渋滞の大きな原因のひとつではなかろうか。のろのろと自然観察を行いながら走る車が多く、長い車列ができてしまう。人気が高い地区故、駐車場の容量不足なども更に渋滞に輪をかけているのだろう。遅い車、適当なところで後続の車に道路を譲れと怒鳴りたくなってくる。どこの国にもいる、後続の車のことなんかまったく気にせず長い車列を形成して平気でノロノロ走る車。
 まったくぅ!日曜日なんて来るもではない。ストレスが溜まり疲れるだけだ。

ノロノロと走行する長い車列が続く
Abraham Falls

 パークレンジャー推薦のトレイルがこのAbraham Fallsを見にいくトレイルだった。トレイル出発点はCades Coveの一方通行の道路の途中から。日曜日でお天気が良いせいか既にかなり多くのハイカー達が歩いていた。小さな子供のいる家族連れも多い。往復5マイルのトレイルだ。途中見所は少ない。とても長く疲れるトレイルだ。白人は体力がある。何組かの白人ハイカー達に追い越された。やっと滝にたどりついた。多くの人達がこの滝を見ようとして歩いてくるが、今までの経験からすると苦労の割には感激度は少ない。この滝の近くでおにぎりが食べたい。だが、今回は弁当箱となるタッパーがないためおにぎりを持参できない。といっても今まで安モーテルばかりに宿泊しているので電子レンジが備えられていない。サトウのご飯を温めておにぎりを作れないのだ。
 それにしてもアメリカの子供達は強い。往復5マイル、8Km以上も歩きにくいトレイルを歩くのだから。
 帰り道、トレイル出発点に近い辺りで、サンダル履きの女性達とすれ違った。彼女達がこれから歩く先のことを思うとサンダルではとても無理と思うのだが・・・。多分滝には到達できず引き返してくるのだろう。ときたまいますよね〜、こういった若者、日本にも。私は日本の国立公園のとても楽なトレイルですがピンヒールで歩いて苦労している人を目撃しました・・・。

Abraham Falls
Hoothills Parkway

 前日見たフォンタナ湖に行こうと思った。Cades CoveからのParson Branch roadと呼ばれる未舗装道路経由が一番近道だが残念ながら通行止めとなっていた。仕方がないのでちょっと遠回りになるが、TN73→US321→Hoothills Parkway→US129→NC28経由で行くことにした。Hoothills Parkwayの入り口には「この先通行止め」の看板が出ていたが何台はの車がどんどん進入しているのを見て通行可能と思い私も進入した。景色もよくとても快適なドライブウエイだ。およそ15マイル走行したところのLook Pointと呼ばれる展望台付近で本当に通行止めになっていた。およそ30マイルの無駄だったがまぁ景色も良かったし「よし」としよう。カーナビもこの道路経由で行くよう指示している。仕方がないので引き返し更に大きく迂回して行く結果になってしまった。Maryvilleという街経由となった。最初に意図したルートと比べてこの道路を走行した分も含めおよそ100マイル近く遠回りになってしまったと思う。

Hoothills Parkway
少し離れているが、ここもグレートスモーキ山脈国立公園の管理下にある。
US129

 平凡なUS411、US129を経由した。しばらくは車内でコーヒーを飲みながらたばこを吸い、音楽を聴きながら退屈なドライブ。US129をしばらく走ると景色がとてもよくなってきた。右側にはCalderwood Lakeと呼ばれる湖が見える。この道路を境界線として左側はグレートスモーキー山脈国立公園だ。上り坂でカーブがきつくなってきた。とても60マイルの速度では走れないような道路だ。平均3,40マイルというところだろう。遅い車がいて長い車列に追いついた。しばらく後を追走。余りにも速度が遅くつまらないので景色の良いところで休憩。
 


Calderwood Lake、釣りを楽しむ人も多かった
峠族

 Deals Gapと呼ばれる峠に到着。テネシー州ノースカロライナ州との州境だ。峠には多くのバイクや乗用車が駐車していた。眼下に湖を見下ろすとても景色の良い場所だ。パトカーも何台か駐車しており、バイクに乗っている人達と何やら会話をしているようだった。
 峠を下りノースカロライナ州に入る。適度なカーブが続く。平均速度40マイル以下でしか走れないだろう。対向車線からは猛烈な勢いで走ってくるバイクの集団などが見えてくる。バイクを45度以上傾けてカーブをクリアーしてくる。う〜ん、そうか〜、先程の峠での警官達は峠族の取締をしていたのかな〜と納得。
 アメリカでバイクを乗る人達はとてもマナーが良い。一般道路ではまず制限速度以内でゆったりと走行する。交通法規をとてもしっかり守って運転するのが多い。勿論、一般道で猛烈な速度で追い越すのもいるが稀だ。
 この山道では彼らは決して対向車線にははみださない。私の後ろからも猛烈な速度でバイクが迫ってくる。私も飛ばしたいが、馬力の弱いこのレンタカーではとても無理。追いついたバイクは決して私を追い越そうとはしない。私に追走してくる。適当な地点で彼らは引き返し、また飛ばす。
 この道路は日本でいえば箱根、六甲山、生駒山などの飛ばし屋のメッカなのかもしれない。

何やら話しかけている警官とライダー
Fontanaダム底部

 US129やや平坦なところまで下りてきてFontanaダムの堰堤の下辺りに出てくる。遠くに水力発電所のようなものも見える。ここのレスト・エリアで少し休憩。先程のUS129、スポーツカーも猛烈な勢いで走り抜けていく。恐らく100マイル以上の速度だろう。あのカーブ私の乗っているレンタカーでは60マイル程度でしか走れないと思う。タイヤの悲鳴を出さない程度に高速でカーブを通過する2人乗りオープンカーのスポーツカー、かっこいい〜。

Fontanaダムの水力発電所
Fontanaダム上部

 ダムの作られたところ、殆どの場合、美しい景観が存在する。日本の黒部ダムもそうだ。
 ダムの上部に少し道に迷いながらも何とかたどりついた。期待通り美しい景色を見ることができた。う〜ん、このダムが前日見た湖を作っているのか〜と少し感動。
 大きなダムには必ずといっていい程ビジターセンターや博物館、レクリエーション施設などが整備されている。ここにも博物館などが存在したが、時間の関係上、立ち寄ることはできなかった。

Fontanaダム
今夜の宿泊先

 当初Fontanaダム近くのFontana Villageという街で宿泊しようと思ったがどうもモーテルらしきものは無い。高級リゾート地の雰囲気でどうも飛び入りでは宿泊しにくい。仕方がないのでNC28,US19経由で前日目撃したBryson City近くの安そうなモーテルのあるところまで行くことにした。
 NC28はときたまFontana湖を横に見ながらのとても景色がよく整備された道路だ。だが極端に交通量は少ない。ガソリンももう半分以下になってきた。少し心細い。アメリカ・ドライブのとき、私はガソリンが半分以下になれば必ず給油するように心がけている。この寂しいNC28、勿論ガス・ステーションは存在しない。お腹が空いてきた。ステーキが食べたい・・・。
 およそ50マイルのドライブでBryson Cityに到着。ここで給油。MACで朝食兼昼食兼夕食。この日は朝から何も食べずに動き回っていた。

NC28、快適なドライブウエイだ。
焦っては損

 前日この付近を走行時に30ドル台のモーテルがあるのを確認していた。そろそろ暗くなりかけている時間だ。モーテルが密集しているところまではまだ距離がある。
 途中にモーテルがあった。迷わずチェックイン。Teddy Bear Motel 55ドル、高い。電子レンジ、コーヒーサーバー、バスタブ無し。もう少し我慢して30ドル台のモーテルを探せばよかった・・・。
 

ちょっと割高な感じのモーテル

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