アメリカ北東部ドライブ旅行記

6/2(月)

記        事 写  真
予定変更

 いつも就寝前にはベッドで旅行計画書と道路地図などを調べ今後のルートなどを検討してから寝るようにしていた。グレートスモーキー国立公園はテネシー州とノースカロライナ州にまたがる公園であり、かつテネシー州周辺は州境が複雑なためとても道路地図が見づらい。
 予定にはなかったChickmauga and Chatanooga Military Parkに行くことにした。これは道路地図を眺めていて見つけた公園だ。Military Parkというのは今まで訪問したことがない。どんなものか後学のためにも見ておこうと思った。
 4時半起床。ふくらはぎが痛い。前日のハイキングで歩きすぎたか・・・。ともかくも出発準備。
 5時10分モーテル出発。気温摂氏11度。
濃霧

 カーナビに目的地の公園名を入力する。この辺り道路網が複雑なのでカーナビの指示通りに走る。US74→I−75S→I−24Wと走ったことになる。US74を走行時、濃霧に遭遇した。この辺りは山岳地帯で起伏が激しい。これを濃霧というのか低く垂れ込めた雲というのかは分からない。視界の良い高い場所から前方を見ると雲が低く垂れ込め道路の視界を極端に落としているのが分かる。こんな中を時速80マイルで走行するので結構スリリングでもある。

濃霧地帯を高速で通過することが何度も・・・
Lookout Mountain Battlefield & Point Park

 Chickmauga and Chatanooga Military Parkはテネシー州とジョージア州の2つにまたがって、2カ所に位置している公園だ。カーナビの指示通りに走ると住宅街を通りここに到着。小さな公園みたいだ。すぐ側にVisitor Centerがある。日本人の訪問は珍しく何となく好奇な目でパークレンジャーに扱われていたような気がする。眼下にテネシー川とチャタヌーガの街を見下ろす高台にある公園だ。昔の大砲が沢山陳列されている。公園中央には費用がかなりかかったような記念碑もある。整備された部分だけ一通りTrailを歩いて見物する。全長1Kmもない。この公園実はもっと広く、それなりにトレイルもあるみたいだが、とても歩く気にはなれない。
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テネシー川とチャタヌーガの街に向けた旧式の大砲
Chikamauga Battlefield

 テネシー州側のLookout Mountain Battlefieldからおよそ10マイル強離れたジョージア州側にあるChikamauga Battlefieldに移動。立派なビジターセンターだ。パークレンジャーのアドバイスを受けドライブしながらの見物だ。全長10Km位のコースだ。とてもよく整備された公園だ。あちこちに古い大砲とか建造費の高そうな記念碑がある。200年ちょっとの歴史しかないアメリカ、何か歴史的遺産を必死に残そうとしているような気がする。それにしてもこの数多くの記念碑、どこから費用が出ているのか不思議に思う。アメリカって本当にお金持ちの国なんだな〜と思ってしまう。
 古くなった兵器類、アメリカではとても有効活用しているような気がする。旧式兵器はアメリカ中に展示されている。この公園内だけでも大砲類は100以上は展示されていたと思う。ハワイの戦艦ミズーリNYの航空母艦インターピッド、各地の航空博物館、ミサイル博物館、Fort ***と呼ばれる各地の要塞など軍隊に関する博物館的なものは実に多い。
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このような大砲と記念碑が数え切れないほどある。
I−75N

 次の目的地Big South Fork NRRAをカーナビに入力する。Big South Fork NRAとカーナビに入力するといくつかの候補地が表示される。この目的地も予定外のもので全く事前調査をしていないNRA(National Recreation Area)で詳細な住所が表示されてもさっぱり分からない。一番上の候補地に決定する。予想通りI−75Nに導いてくれた。
 I−75もアメリカ東部の代幹線道路だ。ミシガン州のカナダとの国境からフロリダ州までを南北に走る道路なのだ。途中デトロイト、シンシナティ、アトランタなどの大都市を経由する。

I−75N
事前調査不足はツライ

 今回訪問予定の公園のパーク・マップは事前にインターネットで入手し印書して持っていった。アメリカの公園はとても広いのが多く、カーナビに公園名を入力しても複数の場所が表示されるため適切な目的地を選択するのにとても役立つからだ。ところがBig South Fork NRRAについてはマップがない。かつケンタッキー州とテネシー州にまたがる広大な面積の公園だ。適当に入力したのがいけなかった。一番遠いケンタッキー州側のビジターセンターまで行かされてしまった。途中そろそろ公園のはずだが・・・、公園の案内標識もときたま見えるし・・・、と不可解な思いで運転しながらずるずると一番遠いところまできてしまった。
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Big South Fork NRRA(National River and Recreation Area)
Steams Visitor Center

 カーナビに指示されるまま何とかビジターセンターに到着。建物に近づくと張り紙が張ってある。ただ今外出中。パークマップが入手できない。こういった広い公園ではパークマップは必須だ。諦めて道路の案内標識を元に巡ってくるかと行こうとしたとき運良くパークレンジャーが帰ってきた。早速パークマップ入手、パスポートブックへのスタンプ押印、適切な助言を得る。
 推薦された場所に行こうとした。公園内の道路はカーナビでは扱えない場合が多い。パークマップを頼りに行かざるを得ない。広い公園で曲がりくねった道が多いと方向感覚がさっぱりわからなくなることが多い。よく整備された公園だと実に適切な場所に案内標識があるものだが、ここはそうでは無かった。途中民家などがあると特に分かりにくくなってしまう。

やっとビジターセンターに到着、でも鍵がかかっている・・・。
Gorge Overlook

 しばらく道を間違えながら何とか推薦してくれた場所に到達。道を間違えたおかげでかれこれ30分近く浪費しただろうか。とにかく案内標識が少ないのと方向感覚が分かっていないのは致命的だ。地図を見ながらでもなかなか目的の場所には行けない。近くの見所を片っ端から写真撮影する。Blue Heron Coal Mining Communityというのがあった。駅がある。無人駅だが本当に列車が動いているのかあるいは単なる博物館となっているのかは分からない。

何かの博物館か?
Bank Creek Visitor Center

 明日の訪問予定地、マンモスケーブ国立公園に近づかなければならない。少し遠回りになるがBank Creek Visitor Centerに寄り道してから向かうことにする。途中の展望台などで写真撮影しながら向かう。ビジターセンターに到着。ほぼ閉館直前だった。女性パークレンジャーと少しだけ話をしてマンモスケーブ国立公園を目指す。

ビジターセンター
公園内に時刻変更線

 アメリカは広い。本土にも時間変更線がいくつも存在する。この線、南北に直線ではなく色々と曲がりくねっている。Big South Fork NRRAの真ん中にも時刻変更線が通っているのだ。東部時間(ET)帯から中央時間(CT)帯に入る。東から西に時間帯を越えると何か1時間得したような気がする。ETでは今は5時過ぎ、この写真の向こう辺りまで走ると4時過ぎになるのだ。
 ちなみにアメリカ本土には東部時間帯(ET)、中央時間帯(CT)、山岳時間帯(MT)、太平洋時間帯(PT)の4つがある。他にアラスカ時間帯、ハワイ時間帯がある。

TN297
早く走れ〜! このババア〜! ボケッ〜!

 何て口走ってはいけない。アメリカは車社会、高齢者でも車が無ければ身動きができないのだ。またアメリカは弱者を大切にもする国。心の中でこう思っても間違っても口走ってはいけないのだ。公園内を横断するTN297を通り右折してTN154(州を越えるとKY167)に入る。殆ど車が通らない寂しい田舎道だ。道路も結構曲がりくねっている。しばらく走ると遅い旧式の大きなキャデラックの後に追いついてしまった。この車が実に遅く走る。制限速度より10マイル位遅い、カーブになると停まるのではないかと思うほど遅い。この道路はほぼ全面的に追い越し禁止。イライラしながら後に続く。民家が見えてきた、前の車、そちらに向かうかな〜なんて期待するが向かわない。こういう期待を抱かせるケースが何度もあった。このように極端に遅い車は大体、高齢者のご婦人の場合が多い。「早く走れ〜! このババア〜!」と心の中で叫んだかどうかは記憶していないがおよそ2,30分付き合わされたと記憶している。この車がいなければKY167約40Kmを半分の時間で通過できたのに・・・。

前方の車本当にゆっくりと走っていました。
起伏のない道路はつまらない

 Louie B. Numm Parkwayと呼ばれる有料道路に入った。この道路をおよそ80マイル走ったが、この道路は殆ど印象に残っていない。疲れていたせいもあるかもしれないが、この道路殆ど起伏がないのだ。景色も単調で退屈。余り平面的だと景色も印象に残らない。右の写真が最大の起伏のある光景だろうか。これが先の殆ど見えない直線道路だと実につまらない絵になってしまう。

Louie B. Numm Parkway
宿泊

 もうかなりマンモスケーブ国立公園に近づいてきた。そろそろ今夜の宿泊先を探さなければと思いつつも全然モーテルが見つからない。おまけに雨が降り出してきた。本当に今回の旅行では雨によく遭遇する。日本の梅雨よりももっと雨が多いような気がする。マンモスケーブ国立公園のお膝元のPark Cityという街にまで到達してしまった。やっとのことでモーテルがあった。観光地の近くのモーテルというのは何かと割高なことが多いので気が進まなかったが仕方がない。Parkland Motel 38.21ドル。意外と安い。ここに宿泊。電子レンジ、コヒーサーバー無し、バスタブ無し、ベッド周りの電灯つかないなどと、何かと問題が多い。安いモーテルはそれなりに問題も多い。近くのレストランをチェックイン時に教えて貰ったが、なかなか見つからない。結局探すのを諦めて近くのGSで菓子パンとコーヒーを購入してモーテルで夕食。それにしてもアメリカの菓子パン、なぜこうも甘いのだろうかと思う。

この日、宿泊したモーテル

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