アメリカ北東部ドライブ旅行記

6/7(土)

記        事 写  真
出発

 5:20(ET)起床。CT(Crntral Time Zone)では4:20だ。外はもう明るい。さすがだ。もう北緯47度近い。日本の稚内よりも北側なのだ。
 このモーテルには電子レンジがあるので「さとうのご飯」を暖めて持参していた食卓塩を振りかけて食べる。コーヒーサーバーがあればお湯を沸かしてこれも持参してきた味噌汁を食べることができるのだが、それはできない。梅干しかふりかけも持ってくるべきだった。お弁当箱を持ってきていなかったのでおにぎりを握るわけにもいかない。まだ風邪がなおらないみたいだ。多少咳き込んでしまう。
 6:10モーテル発。気温摂氏11度。晴れ。

宿泊したモーテル
ビルの壁画

  MI-28W、US-2Wをドライブしてウイスコンシン州に入った。峠のようなところを越えてウイスコンシン州に入る。州が変わると何となく雰囲気も変わったような気になるから不思議だ。次の目的地、アポスル諸島湖畔公園すぐ近くのアシュランド(Ashland)という街を通過する。右手にスペリオル湖のChequamegon湾が見える景色の良い街だ。この街のビルが面白い。多くのビルには壁画が描かれ、それが妙にリアルな感じがするのだ。写真のビル、信号機の右側に見える部分は壁画なのだ。壁画には建造物や人物が描かれていることもある。場合によっては錯覚して遠近感を失いそうにもなってしまう。

ビルの壁画が楽しい、錯覚しそうだ
メープルリーフ?

 アメリカ北部およびカナダをドライブして印象的だったのが写真の紅葉(?)の葉の色だ。時たま濃い赤茶の大きな木が見える。まだ6月というのに紅葉の時期ではないと思う。年中、この色の葉なのだろうか? 緑の木々の間にときたま出現するのでとても印象的だ。この木、正式名称は何というのだろう? ご存じの方、教えて下さいね。

メープルリーフ?
Apostle Islands NL

 WI−13Wでアポスル諸島湖畔公園ビジターセンターに到着。立派な建物だ。中に入り助言を受ける。ここでは遊覧船に乗る予定だ。この遊覧船の乗船券売り場などについて情報を得る。ここもとても親切なパークレンジャーのお嬢さんでした。
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ビジターセンター
カヌー、カヤック

 ミネソタ州とかカナダには実に多くの湖が存在する。この辺りからカヌーを楽しむ人々をよく見受けるようになった。自動車の上にカヌーを積んでいるのもよく見る。
 ここでもカヌーを楽しむ人々を目撃。実にカヌー人口が多いようだ。オリンピック種目としてにカヌーやカヤック競技があるが、どうも日本人選手の成績は振るわないようだったと記憶している。これもカヌーを楽しむ人々の人数の差が原因のひとつかもしれないと思う。この辺りを観光する場合、カヌーを操ることができれば、更に新しい楽しみ方が増えると思う。
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カヌーを楽しむ人が多い
Island Princess Grand Tour

 ビジターセンターに寄った後、すぐに遊覧船の乗船券を購入に行った。10時出港で料金は25.95ドル。出港までまだ時間があるのでできる限りこの公園の見所を見て回る。
 9:50頃ぎりぎりで港に戻る。私が最後の乗船客みたいだ。写真のIsland Princess号でおよそ2,3時間の観光だ。
 10:00定刻通りに出港。港付近は濃霧だ。厭な予感。時折、霧が晴れて島が見える。しかし、20分もすると霧はすっかり無くなり、視界もすこぶる良くなった。
 この遊覧船、飲食物は船内の売店で有料だ。もう少し乗船料を高くしても良いのでせめてコーヒーなどの飲み物は飲み放題にして欲しいものだ。
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遊覧船Island Princess号
星条旗がカッコいい〜

 このときの乗客は3,40名程度。最初は殆どの人が2階のデッキにいる。ずっと2階にいるととても寒くなってくる。ジャンパーくらいを持ってくるべきだった。
 アメリカではとてもよく目にする星条旗、船尾に掲げられた星条旗が風にたなびくのが何かとてもカッコよく思えた。ちょっと暇なので☆の数を数えてみた。1行に6個あるのが5行、5個あるのが4行、合計50個ちゃんとありました。この☆の数はアメリカの州を示すということは常識ですよね。
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2階デッキにて
ツアーの内容

 アポスル諸島湖畔公園内にある数10の島を眺めるツアーだ。それぞれの島はほぼ平面的だが湖岸線はそれぞれ特徴あるみたいだ。写真は多分このツアーのハイライト的な景色だと思う。浸食された崖、灯台。崖の高さはそんなに高くはない。
 日本でいえば山口県青海島の絶壁の浸食状況を上下に圧縮したような感じのが多い。島は殆ど平面的で山らしきものが見当たらない。島の密度は瀬戸内海国立公園よりは濃いが宮城県松島ほどは濃くない。瀬戸内海国立公園のようにとてものどかな感じのところもあるし、青海島のような迫力ある浸食された崖なども楽しめる変化に富んだツアーだ。見所になると遊覧船は速度を落とす。船の解説者が出港以来殆ど話し続ける。
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このクルーズで最大の見所?
ミネソタ州

 遊覧船の港のあるBayfieldの街からWI−13W、US−53Nを経由してミネソタ州に向かう。WI−13はScenic Driveとなっているようにそれなりに景色は美しい。US−13Nに入る。US−13Nに入って10マイル強走ればミネソタ州だ。
 写真の橋を渡ればミネソタ州ダルース(Duluth)の街だ。こちらのウイスコンシン州側の街はスペリオル(Superior)。

橋の向こうはミネソタ州だ
あ〜、道を間違えた

 インターステートの場合、出口に130Aとか記されている。カーナビはこの番号で出口を指示して欲しい。130Aというのは130というのがマイル・ポストだ。そのマイルポスト間に出口が複数ある場合はA,Bと付け加えられる。これだと確実に出口を探せるのだが。カーナビは出口2マイル先で出口の警告、1マイル先で警告、0.5マイルでレーン変更の指示をしてくれる。だが高速走行、車の数が多い、車線数が多い、出口が密集している、見通しが悪いとなると、とても正しく出口に入るのは難しいのだ。
 本来ダルース(Duluth)の街からUS−53に入りTable Rock FallsかVermillion Fallsを見物に行く予定だった。橋を越えるとカーブが続きランプ間の距離も短くなる。カーナビが出口を指示するが、どの出口か分からない。高速で走っていると本当に分かりづらい。間違ったかなと思うとすぐにカーナビの画面を確認する。本来の道路と同じような曲線で並行に走る他の道路も沢山表示されているので、正しい道路を走っているかどうかわからない。本来走るべきピンク色で示されている道路と自車の位置表示が乖離してくるとやっと、あ〜、道を間違えたと認識できるのだ。認識できた頃、カーナビも誤りを認識し、すぐにルート再計算してくれるのだが、計算速度が遅すぎる。再計算の結果、指示された出口はもう通過した後ということがよくあるのだ。インターステートで停車する訳にもいかないので適当な出口でフリーウエイを抜けるが抜けた先がまたフリーウエイだともうどうしようもなくなってしまう。ホント、大都市なんか走りたくない。
 適当なところでインターステートを出たが、左折禁止とか一方通行などでなかなか元々走るべき道路に復帰できない。かといって停車する余地もない。仕方がないので車を流れにのせて走る。いつの間にか街の中心部に入ってしまった。交通量多く、停車余地が無い。ずるずると流れにのって直進するのみ。
 

予め通る道路番号を覚えていたら少しは楽かも

ダルース(Duluth)の街の中心部
予定変更

 ずるずると走りDuluthの街の北側の郊外に出てしまった。このまま走り続けScenic DriveとなっているMN61N、MN1Wを経由して次の主たる目的地ボエジャー国立公園に向かうことにする。
 ミネソタ州というのは冬はとても寒いという印象を持っている。ここよりも150マイル南のセントポール市でも寒いときはー40度にもなるという話を聞いたこともある。この付近は更に北、真冬の厳しい生活を自分勝手に想像しながら北上する。
 追い越し禁止が多いのを除けばMN61Nはとても快適なドライブ・コースだ。交通量が比較的少ないのが助かる。

MN61N、時折スペリオル湖が見え隠れする
道路のうねりが楽しい

 Illgen Cityで左折しMN1に入る。対向車も殆ど来ない上り坂の山岳ドライブウエイだ。田舎道だと道路のうねりが目立つ。このうねりを高速で飛ばすと楽しい。写真の道路で60マイル強程度の速度で走れば結構上下の加速度の変化を楽しめる。
 昔、デスバレー国立公園内の結構見通しの良いもっと長く連続でうねっている道路(CA190)で100マイル前後の速度で飛ばしたことがある。このときはジェットコースターに乗っているような加速度の変化を感じたのを思い出した。
 MN1、エリイ(Ely)までの道路はカーブがきつくて車の運転はかなりきつくなる。

MN1、道路のうねり
あれは何だ?

 アメリカ北東部、特にミシガン州以北の集落で必ずといっていい程存在するのが、右の写真の中央に見えている塔のようなもの。塔の上部は球体となっている。球体にはそこの村とか町の名前が記されている。今までのアメリカ・ドライブでは全く記憶にない。この地方に特に多いようだ。一種の流行みたいなものだろうか? ドライブする側にとっては街の名前が記されているのでありがたい。強いて言えばもっと文字を大きくして貰えると更にありがたい。でも一体、あれは何だろうかと思う。給水タンクみたいなものかしら?

Elyの街にて
No Vacancy

 そろそろ今夜の宿泊先を探さなければならない時刻になってきた。Elyの街には沢山モーテルやInnがあったが観光客でとても賑わっていたので別のところで探そうと思ってそのままボエジャー国立公園に向かって通過した。ところがモーテルが全然出現してこない。Elyの街から60マイル強走ったところでやっとモーテルが出現。Orrという街だ。No Vacancyと表示されている。今回の旅行はどうも曜日の巡り合わせがまずい。この日は土曜日だ。観光地にはかなりの観光客が出ていてモーテルも泊まりにくいかもしれない。
 仕方がないのでUS53Nを走り続ける。かなり薄暗くなってきた。対向車すらいない。とても寂しい。道路をときたま野生動物が横切る。夜間の高速走行は危険だ。まったくGSとかの建物すら出現しない。モーテル、モーテルと探し続けながら更に54マイルも走ってしまった。インターナショナルフォールズ(International Falls)という街だ。ここはボエジャーズ国立公園のお膝元の街だ。空室があるかどうかとても心配だ。一時は車中泊も覚悟した。もう21:30(ET)だ。ところが、この街のモーテルは殆ど空室がある。一番最初に見つけたモーテルにチェックイン。Falls Motel 45.99ドル。この街には中華レストランがあるという。早速行ってみたが場所が分からず引き返す。考えてみれば時間が遅すぎたみたいだ。もう閉店していた時刻だった。仕方がないのでGSで購入したパンとコーヒーのディナーをモーテルで。この辺りは北緯49度。午後10時頃まで明るい。
AM1:00 風邪薬のシロップを飲んで就寝。

US−53N
対向車すら来ない孤独なドライブ
時折鹿が道路上にいる。

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