アメリカ北東部ドライブ旅行記

6/9(月)

記        事 写  真
出発

 4:50(ET)一旦目覚めるが眠り直し。
 7:20起床
 8:30モーテル出発 気温摂氏13度 曇り
 カーナビの目的地にミネソタ州のGrand Portageと入力。まだここからは60Km位離れているがカーナビはカナダの道路も含めてルートを指示してくれた。このときカーナビに普段指定している”Most Usage of Freeway”ではなく”Shortest Time”でルート探索させるようにした。

カナダのモーテル
カナダの道路は・・・

 Shortest Timeと探索条件を指定するとやはり幹線から離れた道路を進むようカーナビは指示してきた。一応州道らしいが、アメリカと比べるとまだどうも未整備な部分を感じる。例えば州道が真っ直ぐ延びていると思えば突然90度ターンしなければならない。真っ直ぐ走るのが優先道路かと思われる。何度行き過ぎて引き返してきたことか。アメリカの場合だと事前に案内標識があり曲がらなければならない箇所には実に分かりやすい表示がされているし、曲がるのが主道路ならば事前に速度規制をかけ、案内標識を見落とさないような配慮がされている場合が多い。カナダの場合、まだ大雑把な感じがする。

カナダの田舎道?
アメリカ再入国

 Pigeon Riverを越えるとアメリカとなる。
 アメリカ入国審査はいたって感嘆だった。ゲートの係員にパスポートを見せ、少し会話をするだけで通過。折からのトロントでのSARS問題でちょっとややこしいことになるのではと不安だったが全くそういったことには触れられなかった。

アメリカへ再入国
アメリカ側の道路は素晴らしい

 アメリカ側に入ると道路はMN61となる。今までのカナダ側の道路と比べ格段に良くなったような気がする。道路幅が広く、カーブも緩やか、起伏が少ない。何か国力の違いを見せつけられたような気もする。入国審査場を越えるとすぐにGrand Portage州立公園となる。とても景色の良い場所だ。そこでのミネソタ州の”Welcome”の看板がとても目立った。

ミネソタ州に入ったばかり
アイルローヤル国立公園

 アイルローヤル国立公園はとても行きにくい国立公園だ。訪問する手段が船か水上飛行機しかない。6月11日より日帰りの船が運行開始するというので事前調査のために、その船が出港するグランドポーテージ(Grand Portage)に来てみた。ビジターセンターは島にしかないのでグランドポーテージ国定公園のInformation Centerに問い合わせた。日帰りツアーの船の運行開始日は2週間遅れるとのこと。片道の船は6月11日から運航開始するが、島に上陸すると3日間は島で暮らさなければ戻れないとのこと。帰りの船が運航されないのだ。
 本来6月11日運行開始の船に乗り日帰りでアイルローヤル国立公園を訪問しようと計画していたが、諦めることにした。計画を大幅に変えなければならなくなった。
 アイルローヤル国立公園は2002年の入園者数が2万人弱ととても訪問が難しい国立公園なのだ。訪問しようと思えば本格的なキャンプを覚悟しなければならないかもしれない。ちなみに行きにくい国立公園の筆頭はアラスカのコブクバレー国立公園ではなかろうか。こちらの2002年の入園者数は4000人程だ。
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グランドポーテージ国定公園の情報センター
グランドポーテージ国定公園

 その昔、グランドポーテージという地は毛皮の集積地だったらしい。北米の毛皮をヨーロッパに輸出するための一大集積地だったらしい。その集積地が国定公園として保存されている。
 当時の建物、調度品、食べ物などを見学できる。施設の係員も当時の扮装をして当時を再現している。食事まで作っている。
展示室には輸出される色々な毛皮などもある。当時、毛皮がどの程度のお値段で取引されていたかの資料もある。
 グランドポーテージ国定公園はパスポートブックと呼ばれるスタンプ帳に右の写真のような構図で紹介されている。同じ場所で写真を撮ろうとしたがどうも少し異なるようだ。ブックのはもう少し高い視線からの写真だが、これは問題ない。ブックに写っている木が存在しないのだ。Mount Roseへのトレイル途上からの写真だが、全部トレイルを歩いてみたが、ここしか考えられない。多分ここなのだろう。或いはブックの写真のレンズの使い方による差かもしれない。
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グランドポーテージ国定公園 Mount Rose Trailにて
グランドマレーGrand Marais

 さて困った。道路地図を見ながら今後のスケジュールを検討する。一旦グランドマレーの街に行き、そこからの群道12号線で山岳ドライブと湖を見に行こうと思った。12号線はScenic Driveとなっている。
 グランドマレーに到着。12号線に入ろうとすると、通行止めになっていた。
 再びカナダに行き、カナダの自然を満喫しながらモントリオール辺りまで行き、そこから本来の予定であるメーン州方面に行くことに決定する。予定よりも早くメーン州に到着しそうだが、帰りのニューヨーク周辺の事情を考えると早いに越したことはない。

グランドマレー(Grand Marais)の街
MN61N

 MN61Nを走っているとカナダとの国境の手前3マイル辺りのところに展望台があった。とても景色が良かった。

MN61Nの展望台から
再びカナダへ

 カナダの入国審査場に到着。今後のカナダでの旅行計画を説明する。カナダ滞在期限を6月19日までとしてもらう。帰国便がニューヨーク18日なので、今後のカナダでの自由度が広がった。ここでの審査はFort Francesとは異なりすぐに通過できた。

カナダ側入国審査場
オンタリオ州トラベル・インフォメーション・センター

 入国審査場を越えてすぐのところにセンターがある。ここでモントリオール州の情報を仕入れる。係りの女性がとても親切に教えてくれる、が、適当に頷くだけで殆ど理解できていない。ここでは1メートル四方もありそうなオンタリオ州の道路地図をくれた。これがとても役立った。アメリカで購入した道路地図の情報よりも遙かに詳しい。
 この時点で手持ちのカナダ・ドルは15ドル程度。今後すべてクレジット・カードで決済できる自信が無かったのでここで両替を行う。両替に当たってもまた迷った。円→CA$とするか$→CA$とするかだ。円で両替した方が得だと思い、1万円札で両替しようとした。係りの人がお札について色々調べているようで、面倒なので米国ドルから両替することにした。確かT/C50ドル分と現金40ドルを両替したと思う。これだけで今後何日カナダに滞在することになるか分からないが何とかなるだろう。

オンタリオ州トラベル情報センター
トランスカナダ・ハイウエイ17号線

 情報センターのお嬢さんと相談した結果と当面はトランスカナダ・ハイウエイ17号線でスペリオル湖沿いにオタワ方面を目指すことになった。ここからオタワまではおよそ1500Kmある。オタワもオンタリオ州に存在するのだ。カナダは大きい。
 途中Thunder Bayの街を通過するが、ハイウエイは街の郊外を通っているらしくさしたる渋滞にも引っかからなかった。その代わりThunder Bayの街の雰囲気を知ることもできなかった。
 カナダのハイウエイは田舎では写真のように普通の道路と変わりない。追い越し禁止区間も多い。平面交差も多い。信号待ちすらさせられる。しばらくはカーナビも有効では無い。気持ちを引き締めてオタワを目指す。カナダのGSはセルフが原則だが大抵GSの係りの人が日本のGSのようにサービスをしてくれる。チップを上げなければならないのかな〜と思って恐る恐る尋ねてみる。チップは不要とのことだ。安心した。

トランスカナダ・ハイウエイ17号線
この辺りはまだ11号線と兼ねている。
Pukaskwa国立公園へ行き損ねた

 カナダに入ると道路上の案内標識などもアメリカとは雰囲気が異なってくる。どちらかというと不親切な感じがする。また道路標識もアメリカとは若干異なるみたいだが、でもこれは殆ど各国共通で何とか理解できる。
 やたらとオンタリオ州の看板が目立つ。17号線は右手に時折スペリオル湖を見ながらの景色の良い道路だ。地図を見ていると距離感がさっぱり分からない。今どこを走っているか理解できないのだ。カーナビは効かない。時折地図を見るがなかなか理解できない。Pukaskwa国立公園に行こうと思っていたが、どうやら行き過ぎたみたいだった。ここへの案内標識あったのかもしれないが全く気づかなかった。 

景色はとてもすばらしい。
寒さを想像しにくい

 ミネソタ州をドライブ時は冬の厳しい寒さを想像しながら走ったが、ミネソタ州より更に北のこの辺りではその厳しさがなかなか想像できない。雰囲気がどうも異なるのだ。実際はどうかは知らないが何か却って暖かそうな雰囲気がするのだ。

アメリカの田舎のインターステート並の交通量はある。ただし追い越し禁止区間が多い。制限速度90Km
カナダのトラックは大きい

 右の写真、大きなトレーラーを追い越しているところ。全体の半分しか写っていない。100Km近い速度で走っているこんなのを片側1車線の追い越し可能区間で追い越すのでとても緊張する。時折上り坂になると追い越し車線が現れるが大体長さ1Km以下。上り坂の場合、大抵の場合、トラックの速度は遅くなるので比較的簡単に追い越せる。
 写真のような道路の場合だと、対向車が見えてきたりすると160Km近い速度で追い越さなければならないこともある。速度は怖くないけれども速度違反で検挙されるのがもっとも怖い。

追い越し時の緊張する瞬間
宿泊
 
 White Riverというところで宿泊。 Continental Motel 52CAドル。電子レンジなし、コーヒーサーバー、バスタブあり。バスタブあるが栓が無い。コップで栓の替りにする。私はシャワー派ではない。バスタブにお湯を張り浸かりたいのだ。
 このモーテルにはレストランもあった。BBQを食べたと思う。骨付き肉の硬いやつだ。15.09ドルの会計に対して小銭がない。20ドル札を置いておくのはもったいない。向こうが気を利かしてかどうかわからないが20ドルを受取に来てお釣を持ってきた。チップ2.5ドル程度をおいて店を出る。
 21:45(ET)まだ明るい。北国へ来ているということを実感する。22:30さすがに暗くなった。
 24:00就寝。

この日宿泊したモーテル

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