アメリカ北西部ドライブ

9/7(金)

記     事 写   真
 翌朝Hertzからは電話は無かった。このままでは旅行はとても困難なので予定を変更してSpokaneの街まで行くことにした。ロスアンゼルスほどの大都会では困難だが、ある程度の都会ならば、カーナビがなくても何とかHertzの営業所へ行くのは可能である。都会の場合、分からない道を現在走っていても大抵行き先案内が出ている。またHertzの営業所は大抵空港のあるところにあるので空港を目指して行けばよい。空港近辺に到達すればRental Car Returnの案内に従っていけば大抵の場合、営業所に到達できる。ただし、これは見通しの良い昼の話。夜になるととても難しくなる。
昨日宿泊したモーテル
レンタカー変更

 エンジンをしばらく停止していて再始動するとカーナビが正しく動き出すこともあることは経験的に知っていた。少し期待したけれどもカーナビの画面は黒いまま。仕方がないので地図と道路標識を頼りにSpokaneまで行くことにした。大変な時間とガソリンの無駄だ。Grand CouleeからSpokaneまでは87マイル。昨日対応していたHertzの人間m50マイルと言っていた。いい加減なことを言っている。予定では訪問のはずだったLake Roosebeltを横目で少しみただけでUS−2を経由してともかくもSpokaneのHertz営業所に到着。
 SpokaneのHertz営業所のアシスタント・マネージャーの女性はすこぶる対応が良かった。しばらく電話の通訳を介して事情説明。カーナビ装備車はMAZDA LUX633しかないという。クラス・ダウンだ。また、この車はオーディオ・カセット・テープは装備しておらずCD装備車だ。日本からもってきた音楽テープは聴けなくなる。カーナビは必須であるため、この車にチェンジする。話し合うこと1時間位。車の障害状況を実演してみた。窓はやはりおかしな動きをした。カーナビは正しく画面表示した。カーナビについては自然復旧だ。こんなトラブルは本当に困る。もっと品質管理をしっかりしてくれなきゃいけませんよ、世界最大のレンタカー会社Hertzさん。

Hertz Spokane営業所
アイダホ州

Spokaneはワシントン州とアイダホ州の州境近くにある。I−90を東に進むとすぐにアイダホ州に入る。インターステートの最高速度制限も70マイルから75マイルになる。一般に都会になると制限速度を超えて走る車が多くなる。Spokaneでも結構交通量が多く相対的に走行速度は速い。SpokaneからI−90を通ってアイダホ州に入ると殆どの車が5マイル近く増速する。
 I−90を通ってアイダホ州に入るとすぐにIー90を下り、US−2で北上する。北上することおよそ50マイル。時間が昼時だったためか、周りの車を運転する人々はご老人が多かったようだ。殆どが制限速度以下でのろのろと走っている。当初、アイダホ州はスピード規制が厳しいのかなと戸惑った。

US−2 Sandpoin手前
Sandpoint
 
 US−2をおよそ50マイル走ったところでSandpointの街。ここに来る手前に大きな湖がある。南北40km、東西30km位に広がる湖なのだがとてもきれいな景色だった。US−2はこの湖を橋で渡るように通っている。橋の辺りで見る湖の景色が印象的。Sandpointで昼食。道路沿いのレストランに入った。私達日本人を珍しそうに好意的に扱われた。お昼はやはりハンバーガーとコーヒー。

印象的だった湖、Sandpoint
モンタナ州

 US−2をそのまま走り続けるとモンタナ州に入る。交通量が少なく真っ直ぐで信号が殆ど無いモンタナ州のUS−2を快適にドライブ。やや山間部を走るが、前に遅い車が走っていて余儀なくこちらの速度を落とされてもすぐに追い越し車線が用意されたところに出る(Passing Lane)。モンタナ州は人口密度が低い。カリフォルニア州のおよそ34分の1だ。土地が広いというのはいいですね。

US−2 Kalispell付近
グレイシャー国立公園

 Kalispellの街をUS−2経由で通過しおよそ30マイルでWest Glacierに至る。ここで左折。道路がとても快適でスピードが出過ぎ左折場所を見逃す可能性が高い。ここを左折するといよいよ世界的にも有名なGoing−to−the−Sun Roadに入る。もう少し暗くなりかけている。曲がってすぐに一見リゾート村のような雰囲気のところを通過する。料金所をGolden Eagle Passを提示して通過。料金所から約500m先の三叉路を右折するとGoing−to−the−Sun Road、左折するとApgar Visitor Centerだ。

Glacier国立公園入口
スピード違反

 しならくはLake McDonald沿いの林の中を走る比較的狭くて単調な道路。左側に木々の間からLake McDonaldが見え隠れする。料金所を通過するときに明示されていたのだがもうLogan峠の部分は道路閉鎖されているとのこと。でもそこまでの雄大なパノラマを見たいのでとにかく行けるところまで大急ぎで行こうということになった。Going−to−the−Sun Roadは制限速度40マイル程度でカーブが多い。助手席のNさんはしきりに「飛ばしすぎ」と言う。20マイル超過位で直線を橋っていたところ手前のカーブから対向車が出てきた。アッ!パトカーだ。スピード違反で捕まるかもしれないと思った。パトカーは通り過ぎた。ルームミラーで後方を確認する。やっぱり、パトカーUターンしてきた。まだ、赤と青の回転灯を点灯していない。私の後にピタッと追従してくる。制限速度以下で走っている。前に非常駐車帯が見える。ウインカーでそこに停車する意図をパトカーに明示する。パトカー回転灯をつけた。あ〜、捕まっちゃった。停車してハンドルに両手を添え、警官が来るのを待つ。従順さを示すのだ。レンタカー契約書、国際免許証、国内免許証、パスポートを提示する。11マイル超過。11マイル超過ならば多分許してくれるだろうと予想した。案の定許してくれた。「ほ〜ら、私が飛ばしすぎと言ったでしょ〜、だから捕まるのよ」とNさん。以降5〜10マイル程度の速度超過で大人しく走りました。

雄大な山々が見えてきた。
夕陽

左手にLake McDonaldを見ながら走っているとやがて小さな川になる。川沿いに走りカーブを曲がると突然雄大な山が目の前に出現する。見る者を圧倒する雰囲気だ。大急ぎで写真撮影して先を急ぐ。Going−to−the−Sun Roadは極端に狭くなり急勾配でカーブも多くなってくる。狭くなったGoing−to−the−Sun Roadをおよそ10マイル位走ったところで、私の今までの人生経験では最高に壮大な夕陽の光景を目撃した。西側の峻険な山々の下に沈み込んだ太陽が山並みと雲で壮大なショーを展開してくれた。

Glacier国立公園での夕焼け
Logan峠での夕焼け

Going−to−the−Sun Roadを走り続けるとやがて道路閉鎖された部分に到達する。この辺りにはある程度の駐車スペースがある。既に何台かの車が夕焼けの光景を見ようと駐車している。太陽に赤く浮き上がらされたそびえ立つ東側の山々、赤く染められた雲と品のある山容のシルエットの西側。とても美しい夕焼けの光景を目撃することができた。

Logan Pass付近で
宿泊

 壮大な夕焼けの光景を堪能して先程登ってきたGoing−to−the−Sun Roadを引き返す。もう辺りは真っ暗だ。グレイシャー国立公園を出てUS−2を西に向かってほどなくモーテルを発見。老婆の経営するモーテルだ。老婆は話し好きみたいだ。明日の朝食はxxxで食べればいいよとか話してくれる。案内された部屋は1LDKのコッテージ風。広いけれどもとても素朴な造りだ。寒い。古いガス・ストーブがある。点火の仕方が分からない。事務所に行き、老婆に点火してもらう。マッチを棒の先に付け奥の方で種火に点火する。こんなの客には操作できない。
 Nさんは別の部屋で寝た。Nさんの体調が異常だ。車で走っているときにはとても寒がるのに、このコテージでは暑がる。ちなみに持参していた温度計で温度を測ってみました。車の中24度、コテージ7度。ストーブを最弱にして寒さに震えながら寝ました。

Glacierでのモーテル
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