アメリカ南部ドライブ旅行記

6/1(火)

記        事 写  真
出発

 さすがに昨日は疲れた。モーテルの部屋に入るなり、歯も磨かずすぐに寝てしまった。(23時CT)、午前7時CT(ニューメキシコ州では6時MT)に起床。カールズバッドのMACで朝食。カールズバッドの街には高層ビルは見当たらなかったが、市街化区域は広いようだ。モーテルなども沢山ある。

カールズバッドの街
州境

 カールズバッド洞窟群国立公園ガダルーペ山地国立公園は殆ど隣接しており、各ビジターセンター間は車で1時間以内でUS-62経由で行けるのだ。ところがカールズバッドはニューメキシコ州、ガダルーペはテキサス州でしかも時間帯の境界線付近に位置しているため時差が1時間生じている。
 右の写真はほぼ州境付近。この辺りにはよくハイウエイパトロールが速度違反を検挙しようと待ち受けていることが多い。制限速度は65〜70マイルだったと思う。3年前に走行したときにはこの付近にパトカーが隠れていて危うく速度違反で検挙されるところだった。

US-62W、テキサス州/ニューメキシコ州の州境辺り
Devil's Hall Trail

 ガダルーペ国立公園に到着。前日推薦されたトレイルの”Devil's Hall Trail”を歩く。水の流れていない河原にそって上流に向かって歩く。砂地になると歩きにくい。徐々に路面が悪くなってくる。岩場になってくる。また急な崖が迫ってくる。

Devil's Hall Trail
Stairscase

 National Geographics社の"Guide to the National Parks of the United States"という本に写真で紹介されている部分を実際に見たくて前日にパークレンジャーにその場所を教えてもらったが、やっとその場所に到着。意外とスケールが小さかった。階段状になっているのだが、本で紹介されているのと殆ど同じ構図で写真撮影。人物が写っているとよりスケール感が表現できるのだが、まだ誰もいない。
 この階段状の部分を更に歩く。すぐに垂直な崖に挟まれた部分を歩く。

Stairscase
トレイル終点

 切り立った崖の間を抜けるとトレイル終点だ。終点にはトレイル終点の案内看板が立っている。これ以上は大きな岩石の塊があり先に進むのはとても困難だ。
 往復4.2マイルのトレイルだが帰り道は道を間違えやや余分に歩きすぎた。とにかく猛烈に暑くまともに直射日光が当たるところでは汗が滝のように流れてくる。
 無事ビジターセンターに戻り冷房の効いた館内で休憩をして次の目的地に向かう。

Devil's Hall Trail終点
McKittrick Canyon

 ビジターセンターからはおよそ10マイル離れたMcKittrick Canyonに向かう。ここのInformation Centerにも3年前訪問したことがある。

McKittrick Canyonへの公園内道路、制限速度35マイル
暑い!!

 前日推薦されたトレイルを歩く。このトレイルは殆ど高低差がないが、殆ど日影もない。とても暑い。昨日の失敗に懲りて適度に唇を湿らせる程度に水分を補給しながら進む。両側に雄大に展開する山々が徐々に迫ってくる。

McKittrick Canyon Trail
Historic Pratto Cabin

 およそ2.3マイル歩いたところで写真のような廃屋に到着。誰も住んでいないし売店などの施設もない。木陰にあるベンチで横になりしばらく休憩。このトレイルを更に進むと前方に見えていた標高の高い山に登れそうだが更に3マイル程度歩かなければならないようだ。時間的な余裕は十分あったが、この暑さ、さすがに先に進む気にはなれなかった。ここで引き返す。

Historic Pratto Cabin
ベトナム難民

 往復4.6マイルのトレイルから無事Information Centerの建物に到着。ここには冷水器がある。冷たい水を大量に飲んだ。たまたま元ベトナム難民で今はアメリカで暮らしているという人物と話し合った。次の目的地、オクラホマ州のチッカソー国立保養地に行ったことがあると言う。「なかなか良いところだよ」と言う。まだガダルーペ国立公園を十分に満喫したという感じにはなれていなかったが、この暑さ、更にトレイルを歩く気力はなくなっていた。チッカソー国立保養地に向かうことにした。

無事帰着
カーナビの指示

 カーナビに次の目的地として"Chickasaw National Recreation Area"と入力する。かなりの長距離で今日中に到着できる距離ではない。当然カールズバッドの街を経由してUS-62経由と思っていたが途中でTX-652に入れと指示してくる。1回目は無視、カーナビはルート再計算を行い、再びNM-396に入れと指示してくる。今度は指示に従う。
 ハーツレンタカーに備えられているカーナビはルート計算時に目的地までの全行程を概観しにくい。当面の走行すべき箇所だけが表示される。勿論目的地までの全行程を小さな画面で表示させることもできるが、1000Km以上も離れた場所に行く場合、詳細なルートは分からないのだ。
 横にナビゲータでもいればカーナビの指示するルートから地図を参照してカーナビの意図するルートを推察はできると思うが一人で運転しながらではそれもできない。

NM-396(US-62〜Malaga)
US−285S

 US-285Sに入った。この先どこに行くかさっぱり分からないがともかく指示に従う。大平原の中を真っ直ぐに進む。対向車も殆ど来ない。長い直線道路が続く。ずっと先は逃げ水や陽炎で見えない。オートクルーズで80マイルちょっとの速度で走り続ける。こんなに広くて真っ直ぐで交通量も少ない道路だとタイヤさえ持てば時速300Km近くでも走行可能とは思えるがさすがにできない。そんなことをすればアメリカで逮捕されかねない。

US-285S、制限速度75マイルだ。
ペコス(Pecos)

 US-285Sを約130Km走行してテキサス州ペコスの街に到着。ここでI-20Eに入る。

Pecos,TXの街
退屈なI−20E

 ペコスからI-20Eに入り約200マイル走った。できる限り次の目的地に近づきたかったのだ。この間の200マイルは実に退屈なドライブだった。ほぼオートクルーズで82,3マイルの速度で走行可能だが、交通量が増えてくるとときたま解除しなければならない。大平原の中をひたすら走るだけだ。起伏も殆どないので景色はつまらない。トラックが多い。沿線には小さな街がいくつもある。この辺りのI-20は産業道路として十分その役割を果たしていると思う。

I-20E(Pecos〜Sweetwater)
案内標識

 車を運転中によく写真を撮る。1回の旅行で5000枚以上もの写真を撮影すると後でどこで撮影したかが分からなくなる。ナビゲーターでもいればメモも可能だろうが一人だと無理だ。というのでできるだけ案内標識を撮影するようにしている。これも時速140Km程度で走行しているとなかなか後で解読できる程度に撮影するのは難しい。色々な地名が記された案内標識は低解像度で撮影していると文字が小さくて判読できない場合が多い。写真のような出口標識の文字が一番良さそうだ。写真の”207”の数字が一番はっきりと写るようだ。これだと後でここはI-20Eの207マイルポストということが分かり地図で場所がすぐに特定できるのだ。

I-20E、207マイルポストということが分かる。
モーテル6

 I-20E走行中Odessa辺りから今夜の宿泊先を探していた。できればモーテル6に宿泊したい。モーテル6は宿泊料金は比較的安く、それなりの部屋を提供してくれることは経験的に知っている。間違ってモーテル8の方に泊まってはならない。こちらはモーテル6よりも部屋のグレードはそれなりに高いが料金は大体5割程度高いのだ。
 Sweetwaterでやっとモーテル6の看板を見つけた。I-20Eを下りる。事務所に行く。30ドルちょっとだが、部屋は2階だと言う。沢山の荷物を持っていると2階の部屋はとてもつらい。諦める。もう暗くなりかけている。同じSweetwaterの街で別のモーテルに宿泊。45ドル。このモーテルには電子レンジ、コーヒーサーバー、ドライヤーも備えられている。久しぶりに頭を洗うことができた。備え付けのシャンプーの袋を開けようとしたが固すぎて開けることができない。ハサミも無いし、仕方がないので持参していたシャンプーで洗う。こういったところアメリカ人ってデリカシーに欠けると思った。
 ここで夕食としてステーキを食べる。焼き加減をメディアムレアで注文したのにウエルダムで出てきた。とても固いステーキだった。量も多く不味かったのでとても全部は食べきれない。
 24時就寝。

Sweetwaterで宿泊したモーテル

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