アメリカ南部ドライブ旅行記

6/15(火)

記        事 写  真
どこへ行こう・・・

 ミシシッピー川の河口の大三角州地帯を見てみたいと思っていたが、ルイジアナ州の観光案内所で尋ねたところ車ではVeniceまでしか行くことができずそこからはボート・ツアー等に参加しなければならないという。それも1日コースだ。河口ではないが、ミシシッピー川により作られた大湿地帯でVeniceより西に位置するグランドアイル州立公園も景色が素晴らしいという。まずは、そこへ行き次にニューオリンズ郊外にあるジーン・ラフィット歴史公園&野生保護区へ行く。時間的に余裕があればVeniceまで行きミシシッピー川を直接見ることにした。
 5:30起床。最初の目的地グランドアイル州立公園までは遠い。早めにモーテルをチェックアウト。

I-10E,LA 180mp付近
ポントチャートレイン湖(Lake Pontchartrain)

 ポントチャートレイン湖と言えば今回の旅行での初日にこの湖を渡る世界一長い橋を渡った。I-10Eは一部湖上を通る。右側は湿原地帯でときおりいかにも南国らしい木々が見える。左側はポントチャートレイン湖だ。5,10Km程度湖上を走ったと思う。勿論対岸は見えない。まるで海のように広がっているのだ。

I-10E,LA 212mp付近
速度取り締まり

 I-310に入る。晴れていたせいもあり、とても景色がよい。カーブを回った直後に路肩にパトカーが停車しているのが見える。近づくと警官がパトカーの影に隠れてスピードガンで速度取り締まりを行っている。気を付けなければ・・・。

I-310,LA 速度取り締まり
ミシシッピー川橋

 前方に大きな橋脚が見えてきた。ミシシッピー川を渡る橋(Hale Boggs Memorial Bridge)だ。この辺りは制限速度は70マイル。気持ちよくドライブできる。

I-310,LA Mississippi River Bridge
LA−308

 I-310からUS-90Wに入る。US-90Wはマルチレーンで快適なフリーウエイだ。
 RacelandでLA-308に入る。左右に運河らしいのが見え隠れする。片側1車線で追い越し禁止が多い。いかにも田舎道という感じだ。先行車が地元の老人だといらいらする。速度が遅い。カーブになると更に遅くなる。

LA-308
大湿地帯

 LA-1Sに入る。しばらくして大草原地帯が広がる。黄金色に輝く草、この広さに感激。大きな橋を渡る。湖沼が広がる。道路の高さも水面と殆ど変わらない。集中豪雨でもあればすぐにでも道路は冠水してしまいそうだ。両側を水で挟まれたLA-1Sをドライブする。
 天気予報でも言っていたが「Scattered Thunder Storm」本当に局地的な集中豪雨が多い。

LA-1
グランドアイル州立公園

 湿地帯の先端に位置するGrand Isle州立公園に到着。有料の公園だ。公園内にはキャンプ場、釣り場、海水浴場などがある。メキシコ湾に面している。メキシコ湾はここでは茶色がかった色で余り美しくない。いかにもプランクトン豊富という感じだ。海岸も無数の海藻が打ち上げられ茶褐色の部分が多い。釣り人用の桟橋には多くの釣り客が楽しんでいた。釣り船も沢山集まっているようだ。

グランドアイル州立公園
高床式住居

 グランドアイルにもかなりの人が生活しているようだ。ちゃんとスーパーもある。建物は殆ど写真のように床がかなり上の方にある、いわゆる高床式住居だ。この辺りの標高はとても低い。湿地帯にあるのだ。恐らく標高は50cm以下だと思う。潮の干満やハリケーンが襲来してきた場合には大変だろうと思う。

Grand Isle,LAの住居
吊り上げ式橋

 ニューオリンズから南側は大湿原地帯で運河も多数ある。船の通行を考えて道路が吊り上げられる形式の橋が実に沢山ある。

LA-1N
大湿原

 グランドアイルからニューオリンズに向かうLA-1沿いには大湿原が広がる。その広さに感激してハイウエイであるにもかかわらず路肩に駐車して写真撮影。

LA-1Nにて
大渋滞

 ニューオリンズに戻ってきた。I-10Eに入る。間もなく渋滞にひっかかる。渋滞と言っても長く停車させられる程ではない。大阪とか東京の渋滞と比べれば軽いものだ。I-10とI-610の分岐点まで渋滞が続く。I-610の分岐点を過ぎると急に流れは良くなる。

I-10E,LA New Orleans
ダウンタウン

 ニューオリンズのダウンタウンが見えてきた。高層ビルが林立していかにも大都会的な雰囲気になる。車線が多く、通行する自動車も多く、かつ高速走行で必死でダウンタウンをカメラに収める。

US-90 Bus. New Orleans Downtown
ミシシッピー川に架かる橋

 北米で最長の川、ミシシッピー川。今回の旅行では何度もミシシッピー川にかかる橋を渡ったがいつも渡る時は少し興奮する。前方にミシシッピー川にかかる橋が見えてきた。名前は後日調べよう。

Bus90,LA
ジーン・ラフィッテ歴史公園&保護区

 ジーン・ラフィッテ歴史公園&保護区はルイジアナ州南部の東西300Km前後に分散している公園だ。その中の一部Barataria保護区を訪問した。ビジターセンターで情報収集。推薦されたトレイル出発点まで車で移動。

Barataria保護区のビジターセンター
幻想的

 推薦されたトレイルを歩く。往復3Kmのトレイルだ。最初林の中のごく平凡なトレイルと思っていたが、なかなか面白いトレイルだった。湿地帯を歩く殆ど高低差がないトレイルだが、とても暑い。汗が滝のように流れ落ちてくる。
 トレイル途上には少し脇道に入り写真撮影ポイントが設けられている。緑の藻に覆われた沼に立つ木々。丁度上等なカメラで撮影している女性がいた。三脚を立てた自分のカメラのファインダーを覗けと言っている。覗いた。とても幻想的で幽玄の世界だ。同じようなところで私も撮影。ボロいデジカメでは右の写真程度にしか表現できない。

Barataria保護区にて
色鮮やか

 張り巡らされた運河は落ち葉か藻かは分からないがとてもカラフルだ。水面が見えないほど落ち葉などで埋め尽くされているところもある。すれ違ったハイカーが「ワニ」を目撃したと言っていた。私は目撃しなかったが確かにワニが棲息していそうな雰囲気だ。水面を眺めていると時たま泡が浮き上がってくる。しかも移動している。これって底をワニが移動しているのではないかと思った。

Barataria保護区にて
ミシシッピー川は見えない

 まだ時間はある。ミシシッピー川の河口の三角州を見るためにLA-23Sベニス(Venice)に向かう。カーナビの指示に従って走る。珍しくトンネルもある。地図で見るとLA-23Sはミシシッピー川に隣接しているのだが、ミシシッピー川はLA-23からは全く見えない。ミシシッピー川流域沿いの大三角州地帯の退屈なドライブだ。

LA-23S
ベニス(Venice)

 LA-23Sの終点ベニス(Venice)に到着。まだミシシッピー川は見えない。地図には出ていない道路を更に進む。少し高台に出た。脇道に入りやっとミシシッピー川を直接見ることが出来た。川の水は茶色っぽい。豊かな水量だ。大きな船が往来している。ここからメキシコ湾までは4,50Kmもある。

Venice,LA ミシシッピー川
冠水した道路

 地図にも出ていない道路を更に進む。湿原地帯だ。時々道路が冠水しているが通行不可能という程度ではない。野鳥が沢山いる。

冠水した道路
湿地帯

 写真のようにこの向こうの水位が10〜20cm程度高くなればたちまち道路が冠水してしまいそうだ。もしこの時局地的な集中豪雨に見舞われていたら危なかったかもしれない。

今にも冠水しそう・・・
LA-23N

 同じ道を通りニューオリンズに戻る。空港近くのモーテルを探さなければならない。LA-23Nの途中で大きな橋がある。そこの頂点辺りでミシシッピー川が見えるかもと期待したがやはり見えなかった。

LA-23N
ニューオリンズ国際空港

 ニューオリンズの中心部を通り抜けニューオリンズ国際空港に向かう。明日の早朝にはレンタカーを返却しなければならない。返却場所の確認のためにまず空港に向かう。

ニューオリンズ国際空港付近
US-61

 空港のすぐ側にBest Westernのホテルがあった。だが、モーテルのように車と部屋の入口が接近しているという形式ではない。今日は車から大量に荷物を部屋に運び込まなければならない。とても不便な形式だ。それに宿泊料金も高そうだ。
 もっと便利なモーテルを探し求めてUS-61を走る。日も暮れかけている。モーテルらしきものは全く無い。少し不安になってくる。

US-61,LA
最後のモーテル

 空港からおよそ20Km西、Laplaceという町外れでやっとモーテル発見。宿泊料40ドル。クレジットカードで支払うのだが、何か2枚にサインさせられる。説明を求めるがよく理解できない。「請求額は40ドルで安心しろ」と言う。どうも怪しい。2重に請求されているかもしれない。
 モーテルの受付の男性に勧められたレストランに行く。およそ2,3Km離れている。結構混んでいた。最後のステーキを食べる。チップ込みで23ドル。それなりに美味しかった。
 部屋に戻り、車の中のものをすべて部屋に持ち込む。23時就寝。

最後に宿泊したモーテル

次頁 

関連リンク
HOME アメリカ・ドライブ アメリカの国立公園 アメリカの道路網 インターステート USハイウエイ
ルイジアナ州