アメリカ大自然の旅

記         事 写   真
10月25日(水)走行距離252マイル、403km

 午前中、ヨセミテ国立公園トレッキング、午後サンフランシスコに向かう予定だった。早朝Yosemite Valleyに向かう。早朝なので交通量は少ない。Yosemite Villageで朝食。まだ開いている店は少ないので少々歩く。Yosemite Villageの中心部は車では入れないところもある。車が入れないところは無料のシャトル・バスが運行されているが、早朝なのでまだ走っていない。ショップのようなところでサンドイッチを作ってもらい近くで食べる。
 車でトレッキング開始地点に一番近そうな駐車場に移動。早朝なので一番便利なところに駐車。Nevada滝までの半日がかりのトレッキングだ。
 トレッキング開始。紅葉が美しい。殆ど人はいない。回りからは鳥の鳴き声も聞こえる。最初からコースを誤った。馬で行くコースに入ってしまった。道はそんなに厳しくないが馬糞がいたるところに落ちている。古い乾燥した馬糞は藁みたいでどうということはないが、新しい馬糞はいけない。そういうのを踏んづけないよう注意して自然の中に抱かれているのだと感じながら歩き続ける。
 同行者、ビデオ撮影などでどうも遅れ気味だ。私の方が大夫先行している。三叉路に差し掛かった。同行者に大声で声を掛けるが返事が無い。私はトイレに行きたかった。すぐ向こうにトイレがある。駆け込んだ。元の三叉路に戻りまた同行者に声を掛ける。返事が無い。三叉路で私は左側の道を行く。まずNarval滝見物の方向だ。すぐ近くにトレッキングの案内標識があった。右側を行くと大変な時間がかかりそうだ。同行者右に行ったかもしれないと少し不安になる。
 地図で見るとNarval滝まではすぐ近くだけど、山道はとてもつらい。Narval滝の音が聞こえてきた。昨日、Glacier Pointで見た排水溝のような滝だ。近くに行くと結構迫力がある。急な階段を上り滝の上に行こうとするが、途中で諦め。同行者が先程の三差路で待っているかもしれない。引き返した。いなかった。あ〜、多分、右側に行ったのだろう。私は来たときとは異なるコースを歩いて駐車場に戻った。
 車で同行者を待つ。色々と想像する。少し曇ってきた。風も強くなってきた。ヤバイ。でも同行者は戻ってこない。多分、厳しいコースを歩いてNevada滝の方へ行ったのだろう。4時間待った。同行者が帰って来なかったときの対策を考える。捜索願、英語が話せないのでうまく意志伝達できないかもしれない。同行者を残してサンフランシスコまで孤独なドライブ。同行者はお金とか航空券を車に置いたままだ、困るだろう。などとと不安がよぎる。そのうち泣きべそかきながら戻ってくるだろう。
 待つことおよそ5時間、やっと戻ってきた。長い時間待たされたイライラを表情に出さず疲れ切った同行者を暖かく迎える。同行者疲れ切った表情でしたが、案外ケロッとした表情でした。
 ヨセミテ国立公園は確かに素晴らしい風景を堪能させてくれるが、それぞれのポイントまで移動する間がつまらない。トレッキングなどの案内標識が不親切、観光客が多すぎる、などの理由で大感動したというような印象は残らなかった。でもそれぞれのポイントでの景色は確かに素晴らしかった。ヨセミテ国立公園を楽しむには本格的なトレッキングの準備をして4、5日滞在すれば本当の良さが分かると思う。
 ヨセミテ国立公園からサンフランシスコへは州道120号線、インターステート205号線、580号線を通る。今までのドライブと比べ、少しつまらないドライブ。今までが良すぎた。サンフランシスコ到着1時間前位、すごい風景を見た。風力発電機が林立している。その数見えただけで1000機位はあったと思う。見渡す限り風力発電機なのだ。日本の竜飛岬の風力発電所とは桁違いだ。さすがアメリカ、ヤルことがでかい。驚きました。
 サンフランシスコに近づくと交通量は急激に多くなる。高速道路の車線数も5,6車線になる。わからないまま橋を渡る。もしかすると金門橋と期待するが違った。橋を渡りサンフランシスコ市内に入る場合は3ドルの通行料金を徴収される。出ていくときは無料らしい。ニューヨークもそうだったがアメリカは合理的だ。橋に差し掛かる前で大渋滞。トイレに行きたくなる。我慢に我慢を重ね、橋を渡りきった辺りの出口で降りる。ガソリン・スタンドかファースト・フード店を探す。ガソリン・スタンドがあった。トイレは見当たらない。ガソリンを入れようとするがクレジット・カード受け付けてくれない。諦めて次の施設を探す。見当たらない。街中も交通量が多くいらいらする。暗がりに入った。レストランみたいだ。ここでトイレ!と思ったが駐車スペースが無い。しばらく、その区画を周遊。レストランの前に駐車スペースができた。殆ど我慢の限界。レストランに入った。トイレに駆け込む。鍵がかかっている。席に戻り、注文をしてから、ウエイターにトイレの鍵を借りる。う〜ん、外国ではトイレに行くのも大変な場合があるのです。
 明日はスナック「スワンの夢」のお客様のTさんと会う予定。TさんPacifica地区在住とのことでPacifica近くまで移動してモーテルを探す。何とか見つかった。インド人が経営しているモーテルみたい。料金の割に部屋は汚くて老朽化している。この近くにはレストランは無い。仕方がないのでファースト・フード店で質素な夕食。
 ホテルの施設はひどいものだった。シャワーを使うと水が止まらなくなった。係りの人に連絡して応急処置をしてもらう。応急修理のため深夜まで部屋に出入りする。明日、宿泊料金について交渉しようと思いつつ就寝。

トレッキング開始


紅葉がとても美しい


Glacier Point


Vernal滝


風力発電機群


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